CCCさんの映画レビュー・感想・評価

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(2023年製作の映画)

3.8

戦国BLアウトレイジ。この題材も割とたくさんお笑い入れるのね。とてもエンタメ。中身はないけど、面白かった。

ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅(2022年製作の映画)

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点数は付けない。
ロイのことは、もっと好きになる。
ロイの音楽は最高だ。

しかし、この映画は、監督の私情を挟んだ、フェイク映画だと思う。ロイのマネジャーのことが嫌いな監督が、彼を貶めようとしているだ
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アル中女の肖像(1979年製作の映画)

4.0

見逃してたのをstrangerで観た。最高だったな。空港とドラムとサックスのシーンが特に好き。

メイキング・オブ・ドッグヴィル 〜告白〜/ドッグヴィルの告白(2003年製作の映画)

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こんな撮り方してるのか。告白室は、それなりにリップサービスだけど、ベタニーだけは本気で苛ついてそうだ。
どれほどの監督の狂気と演者の狂い方かと思ったら、それほどではなかったという感想。

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.0

やっと観れた。実に強烈。描き方が狂ってる。人間の業の深さを描いて、エグい。エンドロール、胸が痛くなるからやめてくれ。

JAZZ GODFATHER(2023年製作の映画)

3.0

もっと描き方あると思う。オマさんの凄さが出てない。

共謀家族(2019年製作の映画)

3.7

面白かった。
舞台をタイにしてるのも、中国で撮れないという証左で生々しいな。

十九歳の地図(1979年製作の映画)

4.0

Amazonプライムに上がっているのを知らなかった。板橋文夫さんによるテーマ曲、「アリゲーター・ダンス」「グッドバイ」が聴ける。実にかっこいい。

沖山秀子がいいし、何より蟹江敬三の映画だな。弱くてダ
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DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

3.5

庵野自身が演じるウルトラマンのビジュアルが良すぎる。庵野岡田その他が楽しんで作ってる感じをニヤニヤしながら観る映画。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.5

フィンチャー好きだしファスべンダー好きだし、ちょっと期待しすぎたかも。十分に面白いけど。

ヨーロッパ新世紀(2022年製作の映画)

3.8

状況の複雑さを字幕の色を変えることで分からる手法は、画期的かも。熊とルーマニアの知識があると、理解が増す。

主人公マティアスが終始みみっちくて、イライラするw

悪い子バビー/アブノーマル(1994年製作の映画)

4.2

いやー、すごいわ。
最初の5分でしんどさMAXやけど、ある種のファンタジーで、めちゃくちゃ映画やんってなる。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

映像作品としては面白いし、子どもの演技もとてもいいけど、根底にある思想やストーリーはちょっと単純かも。ストーリーだけで評価するわけじゃないけど、もう少し欲しかったな。ラスト(の表情)も好みじゃない。

ママと娼婦 4Kデジタルリマスター版(1973年製作の映画)

4.0

ジャン=ピエール・レオ演じるアレクサンドロがクソでダサくて薄っぺらくて最低なのが最高で、2人の女性が際立つ。空虚な言葉と空虚なやり取りだけど、なんか憎めないし、ダッサいラストだけど、それもいい。

ママと娼婦(1973年製作の映画)

4.0

ジャン=ピエール・レオ演じるアレクサンドロがクソでダサくて薄っぺらくて最低なのが最高で、2人の女性が際立つ。空虚な言葉と空虚なやり取りだけど、なんか憎めないし、ダッサいラストだけど、それもいい。

略称・連続射殺魔(1975年製作の映画)

4.1

音楽監修・相倉久人、演奏・富樫雅彦と高木元輝。

富樫さん、車椅子になる前のラストの音源のはず。

映像はひとつひとつが写真のように瑞々しいし、2人の演奏が凄まじい。

アンヴィル!夢を諦めきれない男たち(2009年製作の映画)

4.0

最高だった。本人や周りもいろいろアレだけど、なんだか、頑張ろうと思える。日本のシーンもいいな。

監督のサーシャ・ガヴァジは『ターミナル』の脚本家だけど、その前にアンヴィルの追っかけやってた筋金入りの
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PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

3.9

ゲラゲラゲラ。スケールデカすぎのてんこ盛り2時間半、あっという間。

いきなり日本語で「キンツゥギィ(金継ぎ)」とか言うからびっくりした。

ABYSS(2023年製作の映画)

3.9

好き。『逆光』と同じく、光と影が、表情に息を吹き込んでる感じ。今の渋谷の、加えてコロナ禍の痛々しさ、ヒリヒリ感、どうしようも無さなんかが好き。あっこで死ぬのが映画的に美しいけど(作り手もそんなことは分>>続きを読む

オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

3.9

ジーナ・ローランズは、ヘルツォーク映画のキンスキーのように、本当に壊れているのかと思うほど、『こわれゆく女』と本作は壊れていく。ラストのカサヴェテスの気持ち悪さとローランズの対比がいい。

どうでもい
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熊は、いない/ノー・ベアーズ(2022年製作の映画)

4.0

自らにも矢印を向けるし、タイトル含めて複層的で、ハッとさせる映画を作る。ずっと戦ってる監督だ。

ナショナル・シアター・ライブ「ベスト・オブ・エネミーズ」(2023年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃ面白かった。
テレビ初の選挙前討論番組となった右派左派の2人の激論(というか段々と罵り合い)をベースに描いた作品。メディアの功罪など、いろんなことを描くのだけど、かなりの時間が割かれる2人
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エリザベート 1878(2022年製作の映画)

3.9

しんどいなー(好き)。
かっこいい。

歌曲の使い方がストレートなんだけど、魅せる。

時代考証的にツッコミ入れたくなる部分があるけど(特にラスト)、予算もあると思うし、中指立てられそうだしで、まあい
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.3

単純ではなく、複層的な内容なのは分かるけど、いかにも、という感じもして、それほど好きではない。

タブロイド紙が映したドリアン・グレイ(1984年製作の映画)

3.8

割と好き。ナンセンスの洪水は、得てして退屈になるけど、ハイセンスなナンセンスで、飽きずに楽しい。

ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.5

プロモか?みたいなツッコミどころありつつ、楽しめた。なぜああなったのかが描かれないから、共感はできないけど。終始マキタスポーツがいい。ほぼ主役。母親のシーン怖いなー。あと(ツッコミどころだけど)両親が>>続きを読む

天使の影(1976年製作の映画)

4.0

面白い。そして、わからない。
個性の強いやつばかり。
ポスターの構図(逆反りの女性を抱く男性)が、2回出てくるのが印象的な見せ方。その他、かっこいいカットがたくさん。

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.5

狂ってるし面白いけど、評価がバブルな気がする。コロニアディグニダ事件を知った上で観ると怖い。

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