CCCさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

知らない話がたくさんあった。これをアメリカで描き、撮り、賞を獲ったかと。
前評判ほど、難解ではない。時間軸が3つほどあり、それがうまく組み合わされて、引き込まれる。モノクロなシーンの理由も徐々に分かり
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メロスたち(2023年製作の映画)

4.0

走れ!ののちの進路。

曽田さんの今後を応援したくなる。だってもう別人になってるじゃないか。

それ以外のメンバーがまた集う瞬間に立ち会いたい。照明の佐藤さんも、とてもいい味。

この映画の中のインタ
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走れ!走れ走れメロス(2022年製作の映画)

4.1

リバイバル上映で下北沢トリウッドで鑑賞。

やばい作品に出会ってしまった。島根の70人の分校の、たった4人の演劇部を追ったドキュメンタリー。ボロ泣きした。

教員に火を点けられた高校生達が、監督はじめ
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アッシャー家の惨劇(1960年製作の映画)

3.8

ロジャー・コーマンのプロデュースは何作も観てるけど、監督作は初めてかも。低予算、当時の技術ながらの工夫が面白かった。

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

2.8

飛行機機内で観られたので観たけど、なんだか煙に巻かれた感じ。あと、これは仕方がないのかもしれないけど、どうしても「あのポアロ」のイメージを期待してしまい、こんなに陰鬱なポアロには、洒脱さ不足を感じてし>>続きを読む

我、邪で邪を制す(2023年製作の映画)

3.9

いい意味で、思ってたんとちがう展開で、面白かった。わはは。

ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争(2023年製作の映画)

3.0

相変わらずよく分からんかった(笑)
本人がもし生きてて語ったとしても分からんと思う(笑)そして、分からんでいいと思う。

音楽の使い方とか間の使い方が、どえらいな。そして、そこで終わんのかい。

現代
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暖簾(1958年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白かった。前半のテンポの良さと後半の人情。

一人二役で親子を演じる森繁久彌。大阪弁じゃなくて、「なにわことば」がわんさか出てくるので、聞き取れて、ニュアンスまでがわかると、より面白い。
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

ラストの泣かない泣くシーンは、実に好きな演技。泣くシーンは泣かないでほしい。
アケルマンの『…ジャンヌ・ディエルマン』と同じく、台詞や説明のないルーティン映画は大好きなフォーマットで、もちろんただのル
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.5

原作ありつつも、WAの世界でサクサク進んで楽しいし面白い。と言いつつ、相変わらず好きではない。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.8

飛行機機内で視聴。面白かった。面白かったけど、映画館で観たら、それなりに怒るかもってくらい、今までに比べて、荒唐無稽なストーリーだった。
旧作もそれなりだけど、ここまで行くかw

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.8

ホテルのVODで期待せずに観たけど面白かった。すごい実話だな。

π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

3.8

いやー気持ち良くはない。意味は分からんけども、面白かった。塚本晋也好きなんだろなとは思いつつ、塚本みたいなセックスや情愛が無いので好き。音楽もかっこいい。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.8

皮肉たっぷり。ラストの音楽がベッタベタなマイルスの「枯葉」なんだけど、妙にマッチしてて最高。

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

-

やってることは終始ダサくて最高。音楽も最高。だから、最高のショー。久しぶりに観たけど、間違いなく映画館がいいね。

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.2

多くを語らない映画。語彙力が無く、なんとも表現が難しいのだけど、すーんげぇよかった。最後の静かな、そして大きな感動で震えた。

劇中のテレビやラジオの英語は聞き取れるけれど、アイルランド語はまったく別
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.3

素晴らしい。安易なドラマを作らないところも信頼できた。2時間半と長めだけど、あっという間。

一粒の麦(2016年製作の映画)

3.0

機内でショートフィルム。横浜市制作なので、そりゃねって感じの収まりのよい作品で、中身は特に触れることもないのだけど、トランペットがかっこいい。誰かと思ったら、黒田卓也だった。そりゃかっこいいわ。

オー!ゴッド(1977年製作の映画)

3.9

面白かった。歌手のジョン・デンヴァー、初の映画出演作かな。

彼方に(2023年製作の映画)

3.9

つらい。1人で生きていくつもりで選んだライドシェアサービスでも、社会の中にいることを痛感させられる。でもそれを受け入れるしかないと悟ったラストの表情なのかな。わからないけど、ショートフィルムらしく端折>>続きを読む

アウトフィット(2022年製作の映画)

3.9

面白かった。ワンシチュエーション好きだから、観ていて嬉しかった。大オチは序盤から想像ついたけど、そこまでの流れは実に巧妙で面白い。

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.8

何が面白いかって言語化しにくいんだけど、間や沈黙、表情で、微妙な距離感を絶妙に描いてるのかな。その距離感って、当事者だとしんどいけど、側から見ると、なぜか面白い。

眠りの地(2023年製作の映画)

3.9

いい。タイトルの意味がわかるシーンに、ゾクっと来る。そこからの展開が痛快。弁護士ウィリーの奥さんが、かっこいい。

TOKYO FIST 東京フィスト(1995年製作の映画)

3.6

しょうもない三角関係からの、意味不明な展開は好き。ブレインデッドみたいになるし。やはり独特の世界観。この人、そんな好きじゃないけど笑

石川忠の音楽かっこいいよなー。

グロリア(1980年製作の映画)

4.2

最高だ。映画だ。
ジーナ・ローランズがかっこいいし、カサヴェテスの脚本がいい。ラストは夢か現かわからない感じもいい。アンソニー・オルテガのアルトサックスも実にいい味付けだな。

恋の第一歩(2014年製作の映画)

3.0

これが90分だったら怒り狂う(笑)
しょうもないけど、20分程度ならちょうどよく楽しめる。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0

味わい深かった。ずっと静かなので、前半寝そうになったけど、中盤からじわじわと来る。アナ役のアナは、「ミツバチのささやき」のアナ役のアナだ!マックスも味がある。「カール・ドライヤーが死んでから映画で奇跡>>続きを読む

新しい神様(1999年製作の映画)

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迸る何かと真摯な何かを感じた。左翼の監督が右翼のバンドを撮る。そこに何かが生まれたし、その後雨宮が左翼に転向したのも興味深い。

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