CCCさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

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作家、本当のJ.T.リロイ(2016年製作の映画)

3.3

話としては面白いけど、映画としてはちょっと退屈。自己弁護の激しい自分語りが、なんだかな、という感じ。随分監督に編集の要求したんじゃないのかな、って思っちゃった。

オーケストラ・リハーサル(1978年製作の映画)

3.6

よかった。
滑稽、人間臭さ、楽器の個性、皮肉、音楽の良さ。

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.8

基本的にとても好き。
ただ、リアルなだけに、リアリティに欠けると思った。なんだろ、ああはならないよ。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.1

凄かった…
吹奏楽の音が止むシーンと、医務室で銃を撃つ真似をするシーンがめっちゃ好き。
小四、ハニーの表情がとてもよく、そして小猫王のプレスリーが最高。
ズキズキズキズキ来る映画。凄い。

サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ(2014年製作の映画)

3.6

よかった。現地サクロモンテで観た時よりも理解が深まった。
大衆演劇的な魅力と、イスラムの影響と、フラメンコ発祥の地の誇り。そんなものを感じた。ヌスラット・ファテ・アリ・ハーンのような、つまりカッワーリ
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アルジェの戦い(1966年製作の映画)

4.0

素晴らしかった。
音楽が素晴らしく、誰だ?民家爆破のシーンはマーラーか?と思ったら、エンニオ・モリコーネ師匠。巨匠は若い頃から、ええ仕事してはる。

ゴールキーパーの不安(1971年製作の映画)

3.0

ヴェンダースっぽくてつまらないけど、これは悪いつまらなさ。ヴェンダースって、つまらなくて面白いけど、これはつまらなくてつまらない。この違いは何だろうな。

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.6

声に出せないけど、ゲラゲラ笑いながら観てた。韓国人による日本語長ゼリフは応援した。

ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(2016年製作の映画)

3.6

ナタリー・ポートマンに始まり、ナタリー・ポートマンに終わる。45%が彼女の表情。様々な感情を表現した。

マーティ(1955年製作の映画)

3.8

面白かった。アメリカでもこういう映画が撮られ、支持される時代があった。ある意味、今の日本でも観られるといいかも。

映画としては、
大丈夫か、マーティ!?
おい、マーティ!?
どうした、マーティ!?
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カルテル・ランド(2015年製作の映画)

4.1

いやはや、すごい。
「自分だったらどうするか?」を否応なしに突きつけられる。

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

3.6

好き。でも、同じような撮り方では寺山のほうが好きかな。終わり方とかも、ちょっと構成としてはつまらないと思った。
ジャズ評論家の相倉久人さんがどこで出演してたか、分からなかった…(それほど注意もしてなか
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さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

3.8

好き。
カフェでチーズを温め直させるシーンとか、日蓮正宗の会合にいるシーンとか。何度も出てくる南無妙法蓮華経が笑える。最後もいい。

「A」(1998年製作の映画)

4.0

森達也監督がオウムを内側から描いたドキュメント「A」のなかで、明らかな警察による不当逮捕のシーン(信者に名前を聞いても答えないから、答えろと警察が身体で押して、信者は抵抗もしてないのに、そのまま押し倒>>続きを読む

ウイークエンド(1967年製作の映画)

3.5

ゴダールのギャグ映画。
笑いながら観た。クソだったなぁ(褒めてる

フィッシャー・キング(1991年製作の映画)

3.9

好き。アマンダ・プラマーが可愛い。テーマとなってる曲「 How about you? 」はシナトラが有名だけど、エンディングで流れるハリー・ニルソンの歌がめちゃいい。

ロープ(1948年製作の映画)

3.8

面白かった。技法は割とどうでもいい。別にワンカットではないしね。ワンシーンではあるし、長回しは多用されているけれど。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.5

デミアン・チャゼル監督の好きな(思い描いている)ジャズと僕の好きなジャズとはだいぶ違うけど。これは「セッション」でも感じた。チャゼルは日本人だったら落語も好きだろうけど、僕は談志が好きだが、彼は歌丸が>>続きを読む