じょんごさんの映画レビュー・感想・評価

じょんご

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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

討論の中身については理解できないところも多かったし、会話になっているかすら理解できないこともあったが、その熱量は伝わってきた。単身で敵対勢力1000人がいるところへ乗り込み、言葉の力を信じて説得しに来>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

4.3

え、予想外におもしろかった。
芥川龍之介の「藪の中」が原作で、「羅生門」のエッセンスもある。
原作が面白いってのもあるけど、その先の展開も個人的には引き込まれた。
原作に答えを与えるって意味でも素晴ら
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

3.4

ちょっと展開が早すぎないでしょうか。。。
設定としてはベンジャミン・バトンを狙いにいってうまくいってない。。。というか、映画の尺が足りてなさ過ぎる。。。
たぶんこの映画のストーリーの骨組みに、自分の人
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.8

おもしろい。
アニメだけじゃなく、映画とかドラマを観るたび、制作者の顔を思い浮かべて、感謝を言いたくなると思う。
あと吉岡里帆かわいすぎる。
ストーリーはまあありきたりだけど、そこに至るまでの過程が結
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正欲(2023年製作の映画)

3.5

この手の話って、何がメッセージになってるのかわかんないんだよな。
あらゆる差別って、マイノリティであることが起因してるけど、それぞれについて語ったって、また別のマイノリティが出てくるイタチごっこ。
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

あらゆる面において最高でした。
【テーマ】
マンハッタン計画自体が題材として興味深い。あんな短期間で更地からスタートして目的を達成するなんて、プロジェクト推進という側面でみても歴史的偉業。原爆という日
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

人間関係が二転三転するのがおもしろかった。最初はどんな話かな〜と思ってると、途中からおやおや?ってなって、段々全貌が見えてくる。
エマ・ストーンのキャラいいねぇ〜〜

天気の子(2019年製作の映画)

3.9

クライマックスシーンで感動的な音楽を流されるだけで感動してしまうおじさん「感動した」
小栗旬に共感できたなぁ

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと気になる点が多すぎて感情移入できなかった。。。
大部分がシベリア抑留編だけど、ここの話が微妙。
戦争の凄惨さをドキュメンタリー風に演出していたが、セットがチープ過ぎる。主人公のキャラも好きにな
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

良い映像体験。難聴になった主人公がもがいた先にカタルシスを感じる。
メッセージはなんだろう。切り取り方によるけど、直接的には、今耳が聞こえる幸せを実感せよ、かな。深読みすると、聞こえないことでわかるこ
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.8

原作未読ですが、良かったです。
原作だともっと7人全員にスポットライトが当たるようですが。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

斬新さはないね笑
これ実話なの?
自分の周りの人が取り憑かれたら、ラッセル・クロウに助けを求めたい。安心感があるね。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.3

野菜炒め食べながらめっちゃ涙流しました。ずるいって。映画って同じ作品でも自分の気分で全然印象変わるけど、たぶん今回は、タイミングとか環境とかがバチッとハマっていた。

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.8

芦田愛菜さんの雰囲気とキャラがぴったりでした。
途中、すべてを持っている同級生にずるいって言ったシーンがハイライトかなぁ。

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.3

前作が面白かったけど、それを超えてきたなぁ。ちなみに前作とは全く関係ない独立した映画。特徴はやはりディスプレイの中だけで物語が完結すること。
前作同様、ITツール知識フル活用で情報を引き出す手際の気持
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

4.2

シリーズ8作目から3部作で作るといって、その3作目。だが、3作目は3部作になるみたいで、その1作目。もう訳がわからん。キャラの退場と復帰が激しすぎて相関関係忘れるわ。
それはさておき、原点回帰がテーマ
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地上の星たち(2007年製作の映画)

4.2

子どもを持つと自分ごととして観れますねぇ。ディスレクシアの子が主人公の物語。アーミル・カーン出てくるまでが長すぎて、流石にテンポ悪すぎだけど、後半は良いですね〜
テンポ悪いと感じるけど、インド映画的に
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

北アイルランドで起こった、カトリックとプロテスタントの抗争の中での物語。環境に振り回される家族の悲哀が伝わってきて良い。
推しはおばあちゃんになってしまうなぁ。

パディントン 2(2017年製作の映画)

4.0

おもしろい。パディントン、ロンドン生活も大分慣れてきているのに、やらかし行動多すぎて笑った。あんなにしっかり地域に溶け込んでるのに、やらかすのは確信犯としか思えなくて、名探偵コナンと同じ空気を感じる。>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.3

ちょっと良さが分かんないや笑
コメディだと聞いてたけど、まったく笑えない。。。ドイツなのに英語なのは違和感があり、何かの伏線かと思いきやそうではない。。。コメディというより感動ドラマ寄りな気がする。
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.9

マリオよりピーチのほうが活躍してたな。ルイージお騒がせキャラで解釈相違なし。細かいネタがたくさん入っていて良い。スマブラマリオの空前、マリカで後ろに緑甲羅投げるあるある、カロンが出す音にテンション上が>>続きを読む

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.8

半沢直樹の監督が映画デビュー。久田家の父母がいい感じ。竹原ピストル演技上手くね?あとは全体としてBGMがいい感じ。いい感じという言葉がピッタリの少年らのエピソード、長崎の雰囲気。約束されたハッピーエン>>続きを読む

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

3.9

マレーシアの多様な文化の中の青春群像劇。ミュージカル映画として見る感じかな。みんな歌うまいし、曲ものれる。
ストーリーはちょっと期待しすぎたかも。。。自分がそもそも群像劇そんなに好きじゃないのもある。
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.1

フォードvsフェラーリのフォード側の物語。
まじかーそんなラストかーでも史実がそうなんだね
これみたらフォードのこと嫌いになる笑
ベイルの演技がかっこいい

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

良すぎる。。。玉田と雪折、推しです。主人公も良いキャラではあるけど、映画では挫折を味わっていない天才みたいな印象がしまして。。。

Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.8

薔薇の蕾、の由来がわかって良かった〜〜
全体としてはそんなに大きく動くような展開はなかったけど。

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.1

子供が育っていくとこんな感じなのかなぁ。大人は完璧じゃないし、言葉ですべての気持ちを表現できるわけじゃないし、自分の子供だからといって完全に理解できるわけじゃない。それでも本気でぶつかって、ただただ進>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.9

女性指揮者の葛藤を描く。カリスマとエゴは表裏一体で、人によって主人公ターを見る目が変わりそう。個人的にはスッキリしない展開だなぁと思ってしまった。それが監督の狙い通り(=投げかけた問題)なのかもしれな>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

面白い。。。のか?スター・ウォーズみたいな世界観だったー

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.0

ピクミン作るときに、勉強のために観たそうだけど、ピクミンが大分良心的だということがわかりました。。。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.6

ちょっと退屈、と思ってしまった。スピルバーグの自伝的作品。画はきれいだし、よくもここまで小道具を集めたもんだ、とは思う。
スピルバーグは絵画を描くように映画を撮っているのかもな、というのはストーリーの
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.4

ひょんな事からヴィーガンを殺してしまい、食べたらうまかった。
というところから始まる物語。出落ちかと思ったけど、そうではなく、キチンと展開があって良かった。美食の国フランスの映画という皮肉ももはや面白
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頭文字D Third Stage(2001年製作の映画)

4.0

地元スペシャルの空中に描くラインはズルすぎ。でもアツい。
オヤジがクリスマスにノリノリなのかわいい。

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