ぴょんさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

いろんなテーマがてんこ盛りの映画なので頭を使ってとても疲れる。科学者と政治家、核の抑止力、大衆と天才、女性の人生、友情、喪失、罪悪感、ユダヤ人であること、物理学への情熱、国への忠誠、誠実とはどんなこと>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.0

かわいくって楽しかったー!ギャグ多めでテンポもいいし、オールスターで見どころもみんなにあってとてもよかったです。平次と和葉、キッドとコナン、平次とキッドとか、それぞれのペアの出す空気感がそれぞれ違って>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

怖くて、優しくて、悲しくて、狂気を感じさせる男を撮る(演じる)のがうまいというか、こんな人いるんだな、すごいなこんなもの撮って。
悲しくて暴力的なのに美しい。
相撲のシーンで終わって欲しかったくらいだ
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.0

こわかったーー。こわかった……。「首」から先に見たけど、首現代版というか、首が「その男〜」のエンタメ版だったのかなとおもった。その男〜は「全員キチガイ」で、首は「みんなバカ」(だったか?)というセリフ>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

心からIMAXでみてよかったと思えた初めての作品。もう一回砂の惑星に行きたい(劇場に行きたい)。
長尺だと聞いていたけど、テンポよく見せ場があって長く感じなかった。いや確かに長いけどもっと見てたい感じ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.8

松村北斗よかった。髪を切るシーンとか二人のやり取りで声出して笑ってしまう。二人の間の空気感がすごく心地いい。
もっとコッテリ作ることもできただろうけど、音楽も控えめで淡々とつくられていたこと、それから
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怪物(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

3部構成の1部が緊張感あってすごい不穏でおもしろくて、このあとどうなるのかと思ったら2部でだいぶ弛緩したようにかんじて拍子抜けしてしまった。1部と打って変わって先生がずいぶんコミュニケーション可能な人>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.3

きたねぇ人間をかくには実写が一番だなと思った。種類の違う狂ったバカがいっぱいいてすごい。狐の里?のところ気持ち悪かった。戦国時代をこういうふうにみれる脚本家であり映画監督、すごいなかっこいい。皮肉と風>>続きを読む

グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

2.9

SSSSグリッドマンはとても面白かった、でもあんまり覚えてないくらいの印象でみたので知らないヒーローいっぱい出てきてイマイチ乗り切れず。止め絵のメカはかっこよかった。

劇場版 Gのレコンギスタ V 死線を越えて(2022年製作の映画)

3.6

戦争なんてアホらしいよねってスタンスなのが良かったな。戦いたい人それぞれの理由があってバラバラな(だいたい戦う必要はないくらい自己本位)なこと、それぞれのドラマの断片がおもしろかった。「私にはできない>>続きを読む

劇場版 Gのレコンギスタ IV 激闘に叫ぶ愛(2022年製作の映画)

3.7

ケレンみ溢れる戦闘シーン追加されててよかった。めっちゃかっこいいすごい。

マーニィの「私が決めた。誰のせいにもしない」のセリフがすきだったから劇場版でなくなってて残念。
新兵器のシナリオめっちゃいい
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劇場版 Gのレコンギスタ III 宇宙からの遺産(2021年製作の映画)

3.3

テレビ版でよくわからなかった心情部分の説明を出してくれたことでだいぶドラマがはっきりしたと思う。補足が光る総集編。

劇場版 Gのレコンギスタ II ベルリ撃進(2020年製作の映画)

3.3

シリーズ前半のなかで、ベルリの気持ちを描く重要回。テレビ版9話のハッパさん!の箇所痺れるなー!
戦闘の組み立て方も面白い。教官についての会話が出されていたのがよかった。

劇場版 ガンダム Gのレコンギスタ I 行け!コア・ファイター(2019年製作の映画)

2.8

テレビ版見る前に視聴。むずい!固有名詞わからん!話の展開早い!!!って思っているうちにおわった。キャラはすき。
テレビ版みたらわかった。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

映像かっこよかった。荒川って絵になるな。BGM一切無しでもおもしろい。ケイコほんとになに考えてるかわかんないけど、そこがよかった。不意に笑うところがすごくいい。帽子かわいい。

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

4.0

吹っ切れててよかったです!これがSEEDシリーズだったんですね!と思ってスカッとしました。それにしても、なんだったんだ……!?!?

>>>二回目みる
めちゃくちゃいい映画やんけ!!!アツイ!!ありが
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機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 自由の代償 HDリマスター(2007年製作の映画)

2.4

モヤっとした感じで終わってしまった。
なんのために戦うかをテーマにして、一番その答えがはっきりしていたのがデュランダル議長だったので。
ラクスやキラたちがどうするのかは、この作品ではずっとペンディング
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機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションIII 運命の業火(2006年製作の映画)

2.8

戦況がひどくなりすぎて、劇中の言葉が軽く感じることが増えてきた。
ラクスの「まず決める、そしてやり通す」はテーマを表した意味ある言葉だと思って印象に残った。(前回だったかもしれない)
あとは「軍が決め
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機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションII それぞれの剣(2006年製作の映画)

2.9

「あんなに一緒だったのに夕暮れはもう違う色」ふたたび。
カガリが可哀想すぎ、シンがちょっとうるさい、アスランがくどいテレビシリーズより、総集編の方がスッキリ話が追えたきがする。
18歳で一国の首長とか
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機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕かれた世界 HDリマスター(2006年製作の映画)

3.3

テレビシリーズ、リアルタイムで一回とリマスターで1回しか見ておらず、なんかバタバタしてて悲しかった印象があったんだけど、第一弾おもしろかった。
SEEDで勢いで押し切ったところを書こうとしている感じが
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.2

マイケル・ジョーダンが出ないのはなんでなんじゃろう

機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション完結編 鳴動の宇宙(2020年製作の映画)

3.2

「僕たちはどうしてこんなところに来てしまったんだろう」
これにつきる。見終わったあとは和平への兆しがあるように見えるが、ただただ殺しまくって疲弊して終わっただけなので、なんともむなしい。虚しいのに、映
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機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディションII 遥かなる暁(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

カガリとアスランのやりとりが可愛くて好き。

泥沼化していくところは見応えある。フェンス越しの再会なんてめちゃ名シーン。こういう人間関係の構図作りと画面表現のうまさが光る。

キラ立ち直りから最終局面
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機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場(2019年製作の映画)

3.4

懐かしい、、、。改めて見返して、この後絡んでくるキャラクターが一気に出てくるテレビシリーズ第一話、勢いとスピード感ある始まりでいいなと思った。
主題歌もよかったし、ストーリーは初代をなぞりつつも、とこ
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崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

3.5

映像が素晴らしかった。音楽も。
前半の映像だけでもっと高い点をつけたいのに、ストーリーのなにこれ?感がつよすぎてそうさせてくれない!!!
最後の方全然わかんなかったので、短編アニメのほうが素直に楽しめ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.2

ノスタルジー、エスニック、丁寧な暮らし映画かなと思いつつ途中まで見ていたけど、見終わってみると平山の人生の映画だなと思えた。
平山の人物像を端的に伝える冒頭のシーンや、渋滞する方向とは逆方向に走る平山
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

5.0

絵や動きそのものから、原作と人間へのリスペクトが感じられる素晴らしい映画。トモエの精神をトットちゃんが受け継いで、それをこの映画そのものが受け継いでいることが端々から感じ取れる。本当に素晴らしい。思い>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.4

カメラワークと背景(特撮的な)がおもしろかった!話が全然わかんなかった!!

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.6

三島由紀夫がとても魅力的に見えるドキュメンタリー。見た目がよく、わかりやすくユーモアを交えて喋り、討論相手へのリスペクトを感じさせる。演技力もあって、劇場的なことがすきで、語る言葉をもち、なおかつ強い>>続きを読む

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.2

衣装や小道具が素晴らしかった!14世紀ヨーロッパにいる気分。血生臭くて暗くて暴力的な世界と、強い男が権力を握る社会というものは、わかちがたく結びついているんだなと、辛い気持ちに。

その社会が押し潰し
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