genさんの映画レビュー・感想・評価

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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.2


いや〜最高に面白かった!3人と佐々木の関係は見えてる部分と見えていない部分で描写の描き方が全く違くて、そこの違和感みたいなものが最後にはしっかりと回収されて見応え満点だった。

きっと僕らの中にも佐
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僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46(2020年製作の映画)

4.0


欅がどこから変わったのか、なぜこうなったのか、本人にしか本心はわからない。憶測でなんでも言えるし書けるこの時代に、輝かしい舞台の裏側を、真実を、エンタメを、まざまざと見せられた。

改めて秋元さんの
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死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

3.4

 
死ぬ直前までこんなに他人のことを考えれるのか、いや、死ぬからこそ、自分以外の大切な誰かの事を考えたいんだね。

結局さ、美味しいご飯とかブランド物とか家とか、たしかに生きてたら良いものを欲しくなる
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Red(2020年製作の映画)

3.4

妻夫木聡さん、大人の色気がだだ漏れです。身体、眼、指、体毛、細かい仕草の全てが僕にはエロく見えた。(エロなんて言葉で片付けれないですが、語彙力不足ですね、すみません)


こんなに愛おしくて悲壮感溢れ
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劇場(2020年製作の映画)

3.8


共感出来なくても面白い作品ってあるよね。今の時代って共感=面白いになってる事多いけど、この作品僕は永田の心情に共感は出来なかったけど面白かった。又吉さんの頭の中の片隅を覗き見できた事でより謎が深まっ
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君が君で君だ(2018年製作の映画)

4.1

ここまで人を好きになった事ないな。愛する事への熱量、執着心、変態度が異次元レベル。とんでもないどぎつい作品。まさに愛と革命のために生まれてきたような男たちのクソ暑い熱い恋物語。めっちゃ好きです。>>続きを読む

スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.7

列車の中に社会の縮図を見たような作品。
まずカースト制度を列車の中の位置で表す設定が面白いし、そしてポン・ジュノ監督らしいグロテスクな描写や緊迫感ハンパないアクションも見ものです。


誤った歴史を教
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明烏 あけがらす(2015年製作の映画)

3.4


佐藤二郎とムロツヨシが出てればハズレ無しという偏見のもと鑑賞。ゆるーく笑わせてくるし、ツッコミどころ満載で笑えました。

菅田将暉の演技力が圧巻で、ツッコミのセリフが多かったこの作品だが、テンポ感、
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.2

社会性の強い作品をエンタメとして人の心に届けるプロ、ポン・ジュノ監督のNetflixオリジナル映画。

前半から後半にかけての温度差の変化に衝撃を受けた。

崖でのオクジャとミジャの緊迫感溢
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.7

久しぶりに見たから内容はあんまり覚えていなかったので、純粋に楽しめた。やっぱり最高。

未来への夢や希望が詰まってる。特にあの空飛ぶボードは死ぬまでに絶対乗りたい笑

個人的には未来シーンがもっと多く
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セブン(1995年製作の映画)

4.2

自分的に過去に見た作品の中でも一二を争う後味の悪いバッドエンド映画。

バックサウンドが余計怖さを引き立てる。パトカーのサイレン音や誰かの怒号、悲鳴、常に何か起こるんじゃないかっていう緊張感と犯人の理
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mellow(2020年製作の映画)

4.0


ともさかりえさん夫婦と田中圭さんのやりとりのとこ最高でした。よくある笑わせにくるコメディ感は無いのにめちゃくちゃ面白い。
田中圭さんの困惑した表情や仕草は必見。
ともさかりえさんの必死に愛を語る姿は
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坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.3

行動も言動もがさつな面が多くて不器用だけど、真っ直ぐで素直で思った事を口にしたり行動に移せる勇気がある千太郎と、繊細でいつも相手の事を優先して考えて何かと遠慮しがちだが、相手の感情を汲み取る事ができ、>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.5


何度目かの鑑賞。

初めて過去にタイムスリップする時の、
あのドキドキハラハラしてくる感じがたまらない。音楽や服装、小道具、全てに時代を感じさせてくるから、常に見どころである。あっという間に見終わっ
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陽だまりの彼女(2013年製作の映画)

3.6



監督は「ソラニン」や「僕は明日、昨日の君とデートする」の三木孝浩監督。

とにかく情景描写が綺麗で吸い込まれていく感覚になる。海や自転車のシーンでのカメラワークや映像美はもちろん素敵だが、部屋での
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13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

4.0


今回のアメリカでの事件をきっかけに、ちゃんと過去の人種差別の歴史を知りたいと思いこのドキュメンタリーを鑑賞。

まじで知らないことだらけだった。

アメリカの人口は世界全体のたった5%に過ぎないが、
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フラガール(2006年製作の映画)

4.2


舞台となったのは福島県いわき市の炭鉱町。

ダンス素人の彼女達が人を魅了させる踊りを踊る。それだけを切り取るとありがちなのだが、親に反対されるシーンや落盤事故のシーン、そして駅のホームでのシーン、心
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虹色デイズ(2018年製作の映画)

3.2

滝藤賢一さんのキャラが好き。適当に振る舞ってるように見えるけどいい事言ってたり、先生らしからぬ服装の所も良かった。

思っていたよりも単純な恋愛映画ではなくて、仲間内での様々な問題や平凡な日常のようで
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となりの怪物くん(2018年製作の映画)

3.3

破天荒で常に唐突で突拍子もない春だが、実は他人思いでめちゃくちゃピュアで感情の起伏が激しい、なんだかゲリラ豪雨のような、そんな青年を演じきった菅田将暉の演技力には脱帽。彼の演技はずっと見てても飽きない>>続きを読む

ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

3.1

洗礼された風貌からサラッと煙草を吸う姿はとても美しくエレガント。黒の衣装が周りの女性とのコントラストにもなって一層引き立つ。

当時の男性社会の中、自分の力で未来を切り開いていった彼女の芯の強さや、ブ
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0


キャスト陣の何気ない仕草が渋い。そこに立って煙草を吸ってるだけで絵になる。

タランティーノの処女作だが既に彼らしい演出で、拷問や乱射での惨く夥い血の演出と、ただただ長い会話論争劇はこの頃から健在で
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.9


前半のややぐだってる感じからどう密室ミステリーとなり展開していくのか期待して見ていた。いや〜面白かった。
後半にかけての個性溢れる癖者揃いの8人が繰り広げるスピード感と緊迫感溢れる展開に、気付いたら
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.1


石橋静河の大人びた表情から急に飛び出てくる無邪気な笑顔や、クラブでほろ酔いになりながらノリノリで踊る姿、そして時折垣間見えるアンニュイな表情がなんとも言えないエモさを感じた。


言わずもがな染谷将
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アメリカで最も嫌われた女性(2017年製作の映画)

3.3


政府や信仰者、様々な力を持つ権力者、そんな強い者に媚びない無神論者婆さんは破天荒で粗暴。しかし彼女無しでは、きっと今の宗教の自由は無いのだろう。実話ってのがまた凄いスケール感で感慨深い。


彼女を
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.8

己の正義を常に貫く姿、そして圧巻のスピードとあらゆる物を武器に変える知的な戦闘。多少惨いやり方すらもデンゼル・ワシントンがやる事で正義に見える。笑

ホームセンターで金と指輪を奪われるシーンの描写が彼
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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.6


序盤はやや世界観についていけなかったが、コリンとスカヨハの動向を追っていくにつれて、気づいたら色彩の映像美や2人の心理描写に目を奪われていた。
コリンのかっこいい髭と長髪姿は色気ムンムン。そしてスカ
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レッドブル(1988年製作の映画)

3.1

シュワちゃんの筋骨隆々な姿は必見。とにかくでかい。でかすぎる。筋肉フェチな女性のみならず、老若男女問わず感激し衝撃を受けるのではなかろうか。

性格が180度異なる2人のコンビも良い。時にシュールで、
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16ブロック(2006年製作の映画)

3.3

たとえどんな過ちを過去に犯したとしても、そんな自分を正す為にもがきながら生きていく。それが人生のように思える。
人は自分が決意した時から変われる、そう思える映画です!

どんな役であれやっぱりブルース
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.1

それにしてもスピルバーグ監督は、見えない恐怖、を人に感じさせる演出が本当に上手い。もはやこの人が怖い。

何よりも見えない巨大生物をどう魅せるかがこの映画の鍵。巨大な影、人の喰い方、樽を使った演出、そ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.2


レクターの最初の登場シーンから既に溢れ出る威圧感と、不明瞭だがこの人に気安く話したらきっと何かが狂い洗脳されるのではないかと思わせる眼力、話術、佇まい、全てが半端じゃない。そして己の内面を全て見透か
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.5


キャストは好きな方々ばかりで、特に菅田将暉さんの真面目にふざける熱量とユーモアはずば抜けてる。

ストーリー設定が単調過ぎず、けど複雑すぎないから丁度いいというか、見易かった。コメディでありがちなご
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.8



役所広司さんの最初の山での木を切るシーン、ほぼ喋らないでこんなに尺取って、しかも面白いと思わせるのが凄いし、絶妙な表情や間が堪らない。この時点で既に良い映画だと思った。

自信なさげな役柄の小栗旬
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

4.0


善と悪の境目がわからなくなる。善悪なんてあってないようなものかもしれないって、初めて思った。そんな映画。

誰かの為にやったことが誰かを傷つけてしまう。目の前で大切な人が他人に傷つけられてたら、あな
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ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.4


次々と襲いかかる見えない恐怖、死という運命に抗おうと奮闘する青年と仲間達。
「見えない」「わからない」ってのがやはり1番の恐怖ですよね。
死のカラクリ、シチュエーションが予定不調和で個人的には純粋に
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妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ(2018年製作の映画)

3.6

史枝がへそくりを盗まれてしまったことで激情してしまう幸之助の器の小ささが露わになる。妻が家庭での仕事をしてくれて、家の秩序を守ってくれてるから仕事ができている。それを忘れてしまったら、もうどうしようも>>続きを読む

ウォルター少年と、夏の休日(2003年製作の映画)

4.6

ストーリーに大きな起伏があるというわけではないのだが、こちらの心は大きく揺さぶられた。
自然豊かな場所で、一風変わった2人のお爺さんとの生活は、ウォルターにとって非日常的なことが起こり彼の価値観を大き
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