genさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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火花(2017年製作の映画)

3.4

お笑い芸人を演じた菅田将暉さんの、解散ライブがめちゃくちゃ好き。泣きながらあんな暴言吐くなんて、本当にあの役を生きてなきゃできない。菅田将暉じゃなくて徳永がそこに立って見えた。

ドラマ版の評価が高い
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みんな〜やってるか!(1994年製作の映画)

3.0

久しぶりにこんな破天荒で型破りでめちゃくちゃな映画観ました。今の時代にこの映画は撮れないだろうなぁと思った。映画というか初めは何かのAVかと思って見てたけど。笑笑

タイトルコールから面白い。笑わせて
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僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.6

是枝監督作品と類似してるものがあるなと思い調べてみたら、やはり子役に脚本を渡してないとのこと。演技してるって感覚を持たせないで撮影することは簡単そうで簡単じゃないと思う。同世代の奥山監督の手腕にしびれ>>続きを読む

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.9

試写会にて鑑賞。

もっと戦争シーンが多いと思ってたが、海軍内での人間模様や意地とプライドのぶつかり合い、そして最後まで繰り広げられた心理戦。戦争の裏側がメインだったため、良い意味で「The戦争映画」
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.7

白石監督独特な描写の表現方が惜しみなく使われていて贅沢。そしてその演出に応えた蒼井優と俳優達。こんなにも落ちぶれた人間を人は演じられるんだなと面食らった。

松坂桃李の誠実な雰囲気をうまく出し引きして
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泣くな赤鬼(2019年製作の映画)

3.5

柳楽優弥が演じる斎藤、通称ゴルゴは生意気で頑固。しかし憎めない愛嬌があり、周りから愛されるキャラクター。その難しいバランスを演じたのが柳楽優弥でよかった。主観ではあるがとてもはまり役。
彼が持つ特有の
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.5

2人の新人役者を起用した意味が少しだけわかった気がする。役柄が強烈で繊細で、しかし不器用で上手く生きれない役だった。だからこそ変な固定概念が無い2人だった。演出も含めてスッと入ってきて観れたが、最後の>>続きを読む

去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.4

展開は終始ハラハラするからサスペンス系が好きな人にはオススメ。
って当たり前か、なんてったってあの中村文則の小説が映画化されたわけだから。

中村文則の小説はほとんど読んでいて大好きなのだか、「去年の
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(2018年製作の映画)

3.6

予告を観て想像した青春映画とは異なった作品だったが、しかしこの裏切られ方はなんとも斬新で面白いと思えた。

とにかく桜田通と福田麻由子の演技、普通の人の役だからこそ、怖く見せたりイかれてる様な描写を演
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.7

本木雅弘さんの演じた不器用だけど愛のあるキャラクターが本当に本木さんってこんなパパなんじゃないかって思わせるくらいリアルだった。内田家の子供達はこんなパパと楽しく幼少期を過ごしたのかなと勝手に想像。>>続きを読む

ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

4.8


両親を亡くした子供達の、めちゃくちゃな破天荒で、けど実は繊細でストイックなようにも感じる描写。物語の生きる気迫に面食らった。

ヒカリ演じた二宮慶多は、是枝監督作の、「そして父になる」で福山雅治の息
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エリカ38(2018年製作の映画)

3.8

浅田美代子演じるエリカが崩れていく人生とそれを取り巻く家族や性、金、欲望などの生々しいテーマを写した作品。樹木希林さんが、どうしても浅田美代子に主演をしてもらいたかったから、と希林さん自ら企画を考えて>>続きを読む

ルーム(2015年製作の映画)

4.2

ただの脱出映画じゃないところに好感が持てた。母親目線よりも圧倒的にジャック目線の映像が多かったことで、より観ていてハラハラさせられたし感情移入していた。かといって生々しすぎる事なく5歳のジャックの子供>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.7

難しそうな印象だったのだが、蓋を開けてみると感情移入してしまうシーンが何度かあって夢中で観ていた。これが実話なのか、、凄まじい。

天才が故に周りから理解されない彼の姿や、時に可愛らしい彼の人間らしさ
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.2

臼田あさ美のダメ男好きがなんとも不甲斐なくて観ていてもどかしい。

あなたのために仕事をしてるんだから、あなたは曲を作っててって!ってさ、結局は自分の想いを押しつけてるだけだった。そんな2人はやがて溝
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キングダム(2019年製作の映画)

3.7

キャストは豪華だし制作費も高そうだし、面白いに決まってんじゃん、とか思ってた自分が情けないくらいに、とにかく心を揺さぶられた。
様々なジャンルの映画がある中で、臨場感やスケールの大きさだけで言ったら過
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.5

友達以上恋人未満の2人が12年にわたって近づいたり離れたり、、とにかくもどかしい!


恋愛に正解はない。しかしこの作品にはクリスチャン・ディター監督の想いが感じられる。恋愛とはどのようなものなか、ど
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

3.3


原作未読で観ましたが、賀来賢人や新井浩文の演技で何回かプッと笑わされました。
コメディとしては良かったと思うけど、
映画としては雑というか、最後のほうは飽きてきてしまっていた。

ただ、橋本環奈や賀
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.6



年齢によっても、男性が見るか女性が見るかによっても本当に評価が分かれます。

僕はこの、ストレートな純愛とは180度違う薄っぺらいような、けど、過剰な愛のような、愛がなんだかわからなくなるこの作品
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.4


ここまで狂ってる映画は初めて。

貧困、障害、風俗、いじめ、暗いことばかり。しかしこれが現実に起こっていることでもあるのかとおもうと胸に突きささる。
松浦裕也と和田光沙の演技は、嘘がなく役を生きてい
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.4



録画していたのを視聴。

とにかくコナン君は映画になると空を飛ぶわけです。車も飛びます。安室さんも飛んじゃいます。

けど、僕は好きなんです。これがコナンの映画だから。アクションをごりごりにねじ込
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パーフェクト・レボリューション(2017年製作の映画)

3.7

清野菜々の人格障害役は、上手いとか下手とかの物差しでは測れない、役への情熱を感じた。イカれ狂った少女を嘘なく生ききったからこそ、魅力的なリリーフランキー演じるクマと心からぶつかり合えたと思うし魅了させ>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.9

オープニングの景色が最高に綺麗。夕日に照らされているボートと真っ赤な情熱的な河。なんだかゾクゾクしてくる!!

初対面からノアは距離感近い。近いぞ!
しかし敢え無く撃沈。。ざまーない笑

そしてこれを
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アメリ(2001年製作の映画)

3.2

久しぶりにはまらなかった〜〜

好き嫌いがハッキリ分かれそうな作品、というか、一回観ただけじゃ評価するのは正直僕には難しいです。

途中から何を観ているのかわかんなくなってアメリの世界に迷子になりまし
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デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

2.9

前作の大ファンとして2度目の鑑賞。

否定的な意見が多いけど、、各演者さんごとの演技力は率直に凄いと思う。特に、
池松壮亮の演技の引き出しの広さたるや!感服致します。


圧倒的に前作よりも天才同士
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.8


人間の妬みや嫉妬の怖さを映画で表現するのはデヴィット.フィンチャー監督は本当に長けていると感じた。

初めはニックがただの女たらしのクズ野郎だと思って観ていた笑
が!だんだんとエイミーの不可解な言動
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.6

「コメディ」×「ミステリー」=鍵泥棒

って言えるくらいの面白さとドキドキを兼ね備えてた。


売れない役者と殺し屋が入れ替わるって、最初からずっと面白い!常に何か起こってるからリズムが一定じゃないの
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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

4.3

赤鼻のアダムスが降臨した時、その場にいる人全員が笑顔になって病室の雰囲気がカラッと晴れた。

他の医師や学生からすれば、自分よりも患者を笑顔にさせていたり、勉強してないのに成績が良いなんて認めたくない
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阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

3.5

深夜に見るのはオススメしないです、確実に翌朝目が腫れますね。笑

人は誰しも悩みを抱えていて、死ぬほど辛いわけではないけど、どうにもならない想いを抱えて生きている。本当その通りだけど、それをふっと吐き
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.1

殺人が起きるシーンや、過去に被害にあった女性が話すシーンの雰囲気やカメラワークがめちゃめちゃ怖い。
そんなシーンが多いなかで、たまに垣間見えるユーモアがホッとさせてくれた。「あそがつるつるのやつが犯人
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.5

若き日のレオナルド.デカプリオ作品。一挙手一投足がイケメンで品がある。
出会ってもうキスするの?!ってくらいの早さだったけど、それくらい2人が同じくらいに深く恋に落ちたってことなんだろう。朝起きてクレ
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遥かなる山の呼び声(1980年製作の映画)

3.8

今まで見た高倉健さんの映画では1番好き。
親子2人で牧場をやっている家庭に健さんがやってきて、生活が徐々に変わっていく。健さんも自分の過去に負い目を感じながらも、2人の優しさに包まれて幸せそうに暮らし
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ケンタとジュンとカヨちゃんの国(2009年製作の映画)

3.1

後味悪くてこんなにもやもやしたまま終わる映画は久しぶりな気がする。
カヨちゃんは結局捨てられるが、はたしてケンタとジュンにとって都合のいい存在だけだったのか。ケンタとジュンの国ではなく、ケンタとジュン
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かぞくのくに(2012年製作の映画)

3.5

北朝鮮の事をそれほど深く考えたことはなかったが、この家族こように日本に住んでいても北朝鮮との関係を切れない家族が沢山いると思うと胸が苦しくなる。

25年ぶりに息子と再会した母のシーンは、宮崎美子さん
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ディアスポリス DIRTY YELLOW BOYS(2016年製作の映画)

3.1

ストーリーはあまり面白さがわからなかった。よくありがちなチンピラとの争い話で、最初からずっと騒がしかったなという印象。

ただ、松田翔太はクールなイケメン役からアフロ田中のような三枚目、そして今回のデ
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

潜入捜査という設定で、しかも警察側にもいるという時点で面白い。
個人的にはレオナルド.デカプリオが生き残ってエンドを迎えて欲しかったので少し残念。設定がとても面白いだけに、お互いのモグリの存在を知って
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