げさんの映画レビュー・感想・評価

げ

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.0

誤解を恐れずに言うと、つまらなかった。
この作品を良かったと評価している人は、つまらないと言うとセンスがないと思われるから世間体を気にして良かったと言っているだけなのではないかとすら思った。

しかし
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

弁が立ち優れた才能とルックスを持つ少年が、小切手偽造に始まり身分を偽造しながら財産や地位を得ていくのだが、それをFBIのベテラン刑事が粘り強く追いかけるという話。

残り20分ほどになるまでの間は、鮮
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.2

主人公の弁護士ブライアンが正義と強い信念を持って悪しき時代に対抗する様子には、感動するとともに自分自身もそのような気持ちを持たないといけないと考えさせられた。

日本に住んでいると黒人差別が現実味を持
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奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ(2014年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

落第生の烙印を押された高校生たちが、先生からの信頼と熱い指導やアウシュビッツの生存者の話を聞いたことなどがきっかけとなってコンクールに真面目に取り組むようになって最後は賞を取ることができ、とても感動的>>続きを読む

燃えあがる女性記者たち(2021年製作の映画)

4.1

主人公の女性記者の優秀さや思いの強さには目を見張るものがあった。
今のインドでも農村部では差別的な思想が根付いていたり法治国家とは思えない出来事があったりと、信じられない現実があった。
メディアについ
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.9

気難しくて頑固で堅物だが愛情に溢れたオットー。
そんなオットーの心をときほぐすマリソルの大らかさ。
正反対にも見える2人が親子のような関係性を築いていて、見ていてとても微笑ましかった。

図々しさとい
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.7

閉塞感のある時代にも希望を捨てずに生きることの大切さを学ぶことができる作品。
何度も見返したくなる魅力に溢れていた。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

感動的だった。
純粋な心を持つことの美しさと尊さを感じられた。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.2

名作。
レオンとマチルダの純愛がすごく綺麗に感じられた。
今の時代に見ると2人の関係性に問題があるように感じられることも事実だが、大人びたマチルダと精神的に未熟なレオンの2人が等身大で仲を深めているよ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

黒人差別、性的マイノリティなど考えさせる点がいくつも含まれた映画だったが、重苦しく描くのではなく最後は前向きになれるような締めくくりになっていて非常に良かった。

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

ようやく鑑賞。
ドリスの底抜けの明るさと前向きさ、心優しさに心を打たれた。

いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46(2019年製作の映画)

4.1

ファンのための映画。ファンであるからこそのこのスコアなのは間違いない。

開始して間も無くからウルウルし始めて、涙が溢れるところもちらほらあり、終始ウルウルしっぱなしだった。

『好き』で溢れていて幸
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.4

非常に良かった。これまでのマーベル作品の集大成として素晴らしいものを観ることが出来た。前評判を聞かずに、何の先入観もなく観ていたら、満点に近いスコアを付けていたかもしれない。

周りから聞くエンドゲー
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世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

当時の話題作を今更ながら、初めてフルで鑑賞した。

悪くはない。
しかし深く感情移入することは出来なかった。
その理由は何だろうか。空港で叫ぶシーンが有名すぎて既視感があったからか、長澤まさみが病人に
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

徐々に信頼を積み重ねていく過程がとても良かった。
吃音の演技が素晴らしい。
とてもいい映画だと感じたが、想像を上回るほどの感動は覚えなかった。

君の名は。(2016年製作の映画)

4.4

初めて映画館で複数回観た作品。
月並みの感想だが、やはり音楽が素晴らしい。ストーリーの展開にぴたりとハマる音楽に、見事にやられてしまった。
これを観た当時の思い出と共に胸に刻まれているため、正当な評価
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

すごい。とにかくすごかった。
狂気の音楽。ラストのシーンは鳥肌が止まらなかった。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.1

とても良かった。
歌に力強さを感じずにはいられなかった。
ラストの終わり方が大好き。自分の当時の境遇も相俟って、思い出深い作品となっている。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.5

テンポ感が早くて純粋に楽しむことができた。
ここは好みの問題かもしれないが、ミュージカル映画だけに、内容が薄く感じてしまった。観終わった後の余韻を楽しんであれこれと場面場面について考察を深めていくタイ
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

静かに流れる時間が心地よい。
世界から自分が消えたなら、世界は何か変わるのだろうか。悲しむ人はいるのだろうか。
世界から何かが消える度に、この問いについての思いを募らせていく。どんなに小さなものであっ
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.5

お涙ちょうだいもののイメージがあったが、違った。明るく振る舞う主人公に心を打たれた。忘れられない作品になるだろう。
何度見てもまた泣いてしまう自信がある。

やはり、タイトルが秀逸すぎる。
2人に合う
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

先行上映にて鑑賞。
家族とは何かについて深く考える機会になった。