田中元さんの映画レビュー・感想・評価

田中元

田中元

ウルトラセブン(1968年製作の映画)

3.3

「東映まんがパレード」の一本として劇場公開された第18話。アマギ隊員とソガ隊員が珍しくフィーチャーされたり、林や沼などのロケにかなり手間がかかっていそうだったりと見どころは多いが、映画館で観るならキン>>続きを読む

ウルトラQ 1/8計画(1990年製作の映画)

3.7

『ウルトラQ ザ・ムービー 星の伝説』のおまけで劇場公開された第17話。アイデアのみならず、1/8に分割されるタイトルバックとか役所のカウンターを延々横移動する長回しとかの意欲的な演出もあり、第一話か>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

過去作を復習してからと思ってテレビ版第1話から見直していたら時間がかなりかかり、昨夜、というか今朝方『Q』まで見終えてギリギリどうにか上映最終日に間に合った。よくぞここまでネタバレ回避できたものだと思>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.6

再見。公開当時、内容を理解できないからと何度も劇場に足を運ぶ知り合いがいましたが、そもそも理解させるための説明がされないままなので何度見てもわからないところはわからないままだと思います。誰一人きちんと>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.7

おそらく再々見。テレビ版のストーリーをベースにしながら本格的に逸脱し始めつつ、エンターテイメントとしてもばっちりの、破綻しないのにエヴァンゲリオンとしての体裁も保つシリーズ屈指のまともで完成された作品>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.5

再々見か再々々見。安定の出来だがエヴァンゲリオンに求められるのは安定からの逸脱と思われるので、そういう意味でやや物足りない。とはいえあくまでもエヴァンゲリオンだし『序』なわけで、この後逸脱していくこと>>続きを読む

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.8

公開時以来の通しての再見。とにかく作画クオリティが異常に高く、それだけで観ていられる。が、後半の「まごころを、君に」パートはテレビ版の映像も使っているため絵的な魅力がちょっと落ちてしまうのが残念です。>>続きを読む

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生(1997年製作の映画)

3.4

フィルマークスに『DEATH(TRUE)2』単発データがないので『REBIRTH』と併映時の『シト新生』のデータで記録。唐突につづく!で終わって「魂のルフラン」が流れる『REBIRTH』も観たいんだけ>>続きを読む

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

3.3

軽妙だが他愛のない話という印象で観ていたが、そうかこれコッポラ父娘のことか。

邪願霊(1988年製作の映画)

3.4

別冊映画秘宝『恐怖!幽霊のいる映画』を読んでいたら本作がJホラーの起源と紹介されていたので鑑賞。この手のフェイクドキュメンタリーとして最初から完成されていてなかなか良いが、クライマックスの見せ場が見せ>>続きを読む

バスケット・ケース(1982年製作の映画)

3.3

清潔感がカケラもない中、叔母さんの存在が一服の清涼剤。

哺乳瓶(2016年製作の映画)

3.3

ことごとく置き場所を間違えていることに連鎖的に気づいて遡って修正していった結果ホラー。ブラックコメディのつもりなんだろうけど自分だったら半狂乱になると思います。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.6

映像的に見どころは多く、物語的にもこうなるしかない展開ではあるのだが、しかし期待していたよりは薄口。バットマンに繋がるエピソードも嬉しくはあるけどややファンサービス過多なのではないかとも思う。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.8

数十年ぶりに再見。大雑把なあらすじしか覚えてなかったけどこんなに痛々しい話だったのか。ラストも痛快なようで切ない。ジェリー・ルイスの映画を何本も観ていればもっと大御所ぶりを感じられてさらに面白かったん>>続きを読む

アウト&アウト(2018年製作の映画)

-

出演者に知り合いがクレジットされてたんだけどどこだかわからん。

【2021.6.7追記】
本人に聞いて確認、発見、解決。

レディー・ガガ:Five Foot Two(2017年製作の映画)

3.3

スキャンダラスになることなくスターの裏表を描くドキュメンタリーとして極めて模範的な作りの作品といえるのではないでしょうか。

アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.2

観ている間は楽しいけどゾンビ映画史に残る新たな一作ではなかった。同じザック・スナイダー監督の『ドーン・オブ・ザ・デッド』が非常に面白かったのはザック・スナイダーの演出力よりも、本家『ゾンビ』のリメイク>>続きを読む

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

タイトルのフレーズが出るタイミングがつらすぎる。こんなに明確な悲劇を前にしてもなお銃規制反対!と力を誇示したがる連中はほんとに正気の沙汰とは思えません。その問題に限らず、子を先に亡くした親にはつらすぎ>>続きを読む

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.2

事実に着想を得たブラックコメディSFのつもりで軽い気分で観始めたら全然軽い気分でいられなくなった。「BLMは悪」と言う連中がいるけど本気でそう思っているなら信じられないほどのバカとしか言いようがないし>>続きを読む

日本沈没(1973年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

特撮クオリティはなかなか高く、ミニチュアなのはわかるけど絶望的な気分が味わえる。しかし肝心のドラマ部分における未曾有の危機と個人の物語(藤岡弘といしだあゆみのパート)がどうにもうまく噛み合っていない印>>続きを読む

暴行切り裂きジャック(1976年製作の映画)

3.3

にっかつロマンポルノだが途中からエロそっちのけのスラッシャー展開でタイトルに全くの偽りなし。特集上映「桂千穂 血と薔薇は暗闇の映画」での鑑賞でこの変態性は完全に桂千穂御大によるものかと思いきや、上映後>>続きを読む

大きな春子ちゃん Am I too big?(2014年製作の映画)

2.3

Amazonプライム・ビデオってほんとによくわからない品揃えですね。

Mank/マンク(2020年製作の映画)

4.0

20年ぐらい前にマリオン・デイヴィス主演作を2本ほど観てハーストの愛人ってことで優遇されてはいたけど作品に恵まれるようなレベルではないよなーと思い、一昨日ハーストとマリオンをモデルとした『市民ケーン』>>続きを読む

市民ケーン(1941年製作の映画)

4.3

おそらく20〜30年ぶりに再見か再々見。とにかく隙がなく豊かな映画といった印象だが、初見時にバラのつぼみの正体がよくわからず観賞後に親に聞いて理解したものの、今回もやっぱり知ってるからわかるという感じ>>続きを読む

赤ん坊の食事(1895年製作の映画)

3.3

本当に赤ん坊なのかな? もうちょっと年齢いってないかな? という疑問が湧く。

ラ・シオタ駅への列車の到着(1895年製作の映画)

3.3

映像は駅のホームから斜めに撮られており、つまりは列車が真正面からこちらに向かってくるようには撮られておらず、であれば噂に聞くように観客がぶつかると思って逃げたというのはにわかには信じ難い。

工場の出口(1895年製作の映画)

3.3

【2017.7.6】
ウィキペディアによれば本作には3バージョンあるとのことで、今回観たのはそのうちの3つめの「馬がいない」版と思われる。

【2021.4.19】
犬いるじゃんと思ったがいないのは馬
>>続きを読む

M・アーウィンとJ・C・ライスの接吻(1896年製作の映画)

3.2

【2017.7.5】
映画史的にはおそらく記念碑的映像だろうとは思う。

【2021.4.19】
キスしたいんだかお話ししたいんだか。

アヴェ・マリアのガンマン(1969年製作の映画)

2.6

マカロニウエスタンは映画としてはちょっと下手なくらいが標準という印象なんだけど、本作はそれよりもうちょっと下手。具体的には登場人物全員がいちいち隙だらけにしかみえなかったり(演出面の下手さ)、ただあら>>続きを読む

退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

淡々とした描写の中に突如突拍子もないことが起こるのが魅力で、そういう意味で清田ハウスでの「ゴー!」が最高。だがそれがかなり頭の方にあるため、以降またそういう突拍子もない感じが出てくるのを期待しちゃって>>続きを読む

英雄は死なない(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

妄想的な出来事をきっかけに見切り発車でサラエボに行ってしまうフランス人ドキュメンタリークルーの迷惑極まりない珍道中を喜劇的ではなく描くフェイクドキュメンタリー、という解釈でいいのだろうか。最後まで顔を>>続きを読む

ウルトラQ 五郎とゴロー(1990年製作の映画)

3.2

【2016.9.1/hulu】
『ウルトラQ ザ・ムービー 星の伝説』のおまけで劇場公開された第2話のデータがあったので記録。子どもの頃にウルトラシリーズの主題歌や挿入歌を集めた『ウルトラマン大百科!
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キャプテン・フォックス 反逆の芸術家(2015年製作の映画)

3.4

話の立ち上がりは遅いけど主人公が自分の表現すべきテーマを見つけてからはなかなかに爽快。

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