いづみさんの映画レビュー・感想・評価

いづみ

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枯れ葉(2023年製作の映画)

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ドラマチック、だけど限りなく現実に近いすれすれのところにある話!

途中すごく眠くなったけど、薄日をまとってるみたいな恋の中にいられて幸せだった

自分も元アル中で断酒した経験があるから、ホラッパの本
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ポエトリー アグネスの詩(うた)(2010年製作の映画)

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ここ1,2年でベストかもしれない
余計な感想とかあんま言いたくないくらいよかった
配信にないんだけど、ヒューマントラストシネマで9/6(水)までやってるからぜひ観てほしい...

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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詩的映像群... 映画として優れてるかどうかはこの際あんまり関係なくて、一人の人間の生き様、命への真剣さみたいなものが込められていること、それがすべてだなと思った

あくまで考察ではなく私的な感想なん
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憂鬱な楽園(1996年製作の映画)

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チンピラの諍いばかりなのだけどなぜか観ているとすごく落ち着く

キャラクターではなく人間を見てる感があって、最後まで誰が誰のなんなのかわからないまま終わる(ホウシャオシェンあるあるらしい)

電車とか
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

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離婚って愛がなくなったから終わらせるとかそういうことじゃなくて、どちらかが共に人生を歩んでいける自信がなくなったときに選ぶ手段なんだなあと、夫婦どちらの気持ちにも共感しつつ、学べました

争いたくない
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怪物(2023年製作の映画)

1.5

普段はスコアはつけないのですが、怪物に関しては絶賛されてる流れに違和感があるのでつけます

是枝監督の演出と坂本裕二の脚本が完全に不協和音になっているなあと思いました

扱ってるテーマの繊細さに合わせ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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ストーリーやキャラの深み、CGアニメーション?にアラはありつつも、しっかりと演奏シーンに魅せられました泣

ジャズは感情だ、というセリフ通り、音楽ってこういうことなんだと再認識させられるような音の洪水
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万引き家族(2018年製作の映画)

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食わず嫌いせずもっと早く観ればよかった

生存のための共犯関係というのは、案外誰の生活のなかにも組み込まれているよなあと思う
(ちょっとした誰かの悪口、ちょっとしたズル、ちょっとした逸脱の共有...)
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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他に似てる映画観たことないかも
海底のトンネル抜けるみたいなかんじで、観終わったあと、何の装飾もなかった自分に戻る感覚があった

時間設定も2020年12月からなので、わたしが地元に戻ってうろたえてた
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

バトルに持っていかないといけない以上、ストーリーに物足りなさというか浅さみたいなものを感じつつも、水中都市に対する閉塞感からの美しさに突き抜けていくかんじとか、ククルカンの民を思うゆえの暴力性よるある>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

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東京を離れてから見ると、あの憂鬱さ陰気さも含めていい街だったのかもしれないと思ってしまう!
クソみたいなことばかり起きていたけど、何かが起きるっていうのは案外そんなにないことなのかもっていまは思う
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パリ13区(2021年製作の映画)

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原作気になるな〜
アンバースウィート(ジェニーベス)の素顔感がタイプ

海炭市叙景(2010年製作の映画)

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佐藤泰志原作の映画でいちばん原作に忠実というかあの寂れたものは寂れたまま放っておいて輝くのを待つというスタンスがそのまま活かされていたような気がする

『きみの鳥はうたえる』も『そこのみにて光り輝く』
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

泣かせシーンが多すぎるけど胃もたれもせずふつうに泣けてしまうという不思議な塩梅の映画でした
自分の人生についてもめちゃくちゃ考えてしまった

冒頭のほうでシェイクスピアが詩と大衆劇を融合させたことにつ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

おそろしい映画でした...
見終わったあと2日間は音さんがわたしに乗り移っていて "「残されたものは生きていくしかない」なんて開き直って、芸術やテキストや罪の共有によって、生きることのしんどさや人間に
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