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結末は他に無かったのかと思うけれど、一々台詞が素敵だし、カウリスマキ独特の映像が綺麗。アンリの考えていることは分からないけど、個人的にはそこも面白くて良かったかな。
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元いた場所に戻る物語とか、悪役が味方につく展開とか、総じてベタだけどすごく好みだった。無機質な世界と、そこから逃走した先の外の世界が気持ち悪い程コントラスト効いてて印象に残った。15歳程度の精神年齢か>>続きを読む
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共感できるから面白い、できないから面白くないみたいな見方は好きじゃなくて、この作品も、テルコや中原が抱く恋とか愛とかを超越した気持ちに共感することは難しいけど、そういう感情があるということはすごく分か>>続きを読む
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子どもの頃に親と観たこと、ウィリアム・テル序曲に心躍らせたのを思い出して懐かしくなった。所々挟まれる語りのシーンがテンポを崩しているようにも感じるが、最後のシーンがあるだけであれはあれで良いように感じ>>続きを読む
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狙っているんじゃないかというくらい粗すぎるともう笑ってしまう。こういうエンタメだと思うしかないのではないか。僕は映画を作ったことがないし、もちろん何かを作って世に出す人には須く尊敬するが、この作品に関>>続きを読む
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映像とか構図がアリアスターっぽく感じた(メタファーとか裏のテーマとかがない点は似ていないが)。結末は読みやすかったし怖いシーンの手数も少なかったのは残念だったけど、雰囲気と「目が笑っていない笑顔の人間>>続きを読む
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ミニマムで最高のコメディだと思った。あっさり飛行機でアメリカに行けているところとか、英語やロックンロールを本を読んだだけで習得しているところとか、都合が良いといえばそうなのだが、別にフィクションなんだ>>続きを読む
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普通に良い話だったな、という印象なのだけれど、アンディが変わったのが突然すぎて、あれだけランウェイやそこで働く人を馬鹿にしていただけに、ファッションやそれに携わる人のことを理解して変わったのか、そうで>>続きを読む
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とてもアメリカ的だなと思った。
まだダッチボーイがアメリカのものであるうちにアメリカ人の、しかも仲間内のゴタゴタで何百万人もの人が死に、数えきれないくらいの財産が消滅したのだから、どちらにせよこの後大>>続きを読む
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アニメのような感じ。部隊のコミュニティのシーンは「怒りのデス・ロード」みたいにしたかったのかなという印象を受けた。
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結構好みだった。主人公が治療薬を見つける訳ではなく、擬態する方法を見つけた展開は、出来過ぎだとは思うが、あまり無いものだと思った。
イスラエルのシーンは印象的だった。歌を歌うことが自らの破滅を招いてし>>続きを読む
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こういうのだけを観ていたいタイミングにうまく合致していたが、それでも好みな作品だった。ケヴィン・ハートのことは演技でしか知らないが、良い奴なんだろうなと思ってしまう。
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クローバーフィールド・パラドックスは「
何が起きるか分からない」という点で都合が良すぎるとも思うが、その中での不可解なシーンの演出は好みだった。
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シリーズのようで、別物として見るべきなのだろうな。その場合、面白いのだが無理やり感が強いような。後はここでそういう行動をする?と疑問に思う場面が幾つかあり、気になってしまった。
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「行動」については多く描かれていたのだが、その背景になる「思考」があまり描かれていないような気がしたため、彼らがやったことや信奉したことはわかるのだが、どうしてそれをやろうと思ったか、については腑に落>>続きを読む
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原作小説未読、キューブリック好きだけど個人的には好みだった。期待せずに観たからかもしれない。超能力バトルになっていた感はあるが。バーのシーンがとても張り詰めていて、心に残った。
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こういった類の作品にしては観ながらでも繋がりが分かる平易なもので良かったが、一方で、早い段階である程度の結末が分かってしまった。ifではあるが、爆弾魔が別人で存在するストーリーも見てみたかったなと思う>>続きを読む
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ストーリーも色々と粗いのだが、個人的には好みだった。過剰演出な作品はあまり好みではないのだが、ダニー・ボイルの作品っぽくもあって好きな類のものだった。電話のコール音が頭に残る。
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展開もキャラクターも凡庸に感じた。仲間想いだからとか、一般人から金は奪わない義理堅さとか、それっぽい理由はあったが、デリンジャーがどうして銀行強盗として成功したのか(ひいては、どうして主人公たりえるの>>続きを読む
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特に前情報を入れずに観たので、最初はああ、得体の知れない人間によるよく分からない呪術の話かと思っていたが、途中からのストーリー、構造の急激な流れが面白かった。所謂ホラー的な場面は少なく、それを意図して>>続きを読む
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粗いことによる怖さも多少はあったのかもしれないが、限定的だった。細部に着目すると中々無理があるし、彼自身が憑かれているのか、場所によるものなのか、説明が放棄されている印象だった。
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終わり方については、それで本当に良いのかと腑に落ちなかったが、それで良いと思わせたいのか、あるいはその困惑まで計算されているのかよく分からなかった。
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ストーリーに多少腑に落ちない点や粗さを感じる点はあったものの、とても印象に残る作品だった。一番腑に落ちなかったのはボーイフレンドを家に招くシーン。それまで彼のことを友人以上に思っている様子は描かれてい>>続きを読む
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コソ泥がパパラッチで成り上がるも、結局は支配欲の強い滅茶苦茶な奴のまま、ただ、おそらく受け手の予想に反して、ニーナとは(描かれている限りでは)上手くいき、事業も拡大する。アナウンサーだかニュースレポー>>続きを読む
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極めて伝記的ではあったけれど、心動かされた。今でこそ野球に限らず、どの国のリーグにも様々な人種の選手がいるが、最初はやはりこういう苦難があったのだと改めて受け止めると、メジャーリーグの選手の42という>>続きを読む
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途中までてっきり奴隷制時代と現代がリンクしているのかと思っていたら、全くそうではなくびっくりした。もっと直接的だった。少し現実離れしている気がしなくもないが、作り手がこうでもして直接的に見せたいものな>>続きを読む