Gentaramoneさんの映画レビュー・感想・評価

Gentaramone

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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.6

もう何度見たかわからないが、いつ見ても面白い。タランティーノ作品はストーリーや構成もいいけど、やっぱりセリフが魅力的!

残虐で暴力的な内容の映画だけど、登場人物のユーモアやラジオDJ、BGMといった
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.3

100分の映画の中に、干支が一回りするくらいの時の流れが凝縮されているけれど、茶道の落ち着きのある所作や、雨や雪、正月の挨拶といった四季の移り変わりが繰り返し描写されていて、とてもゆったりとしたいい雰>>続きを読む

湯道(2023年製作の映画)

3.8

銭湯を舞台にし、風呂をテーマに繰り広げられる笑いあり涙ありの人情ドラマ。邦画らしい個性的で誇張された登場人物のキャラクターや演出は、漫画のようで面白おかしく安心して楽しめた。

橋本環奈さんがとにかく
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白鯨(1956年製作の映画)

3.5

命を賭けての白鯨との戦いはまるでゴジラ映画のような迫力があった。勇ましく荒々しい船乗りたちの葛藤も描かれているが、船長の悪魔のような執念に圧倒されました。

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.0

ミュージカル仕立てのドラマチックな恋愛ロマンスと思いきや、とても現実的な結末なのが妙に面白かった。

ワンピースや自転車、壁紙、とにかくビビットでカラフルなフランスの街が印象的だった。それから音楽も少
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SING/シング(2016年製作の映画)

4.0

イルミネーション製作なので、描写や世界観はやはりすごくよかった。やっぱり好きだな、イルミネーション。

見始めはキャラクターの印象が弱いと思ったが、歌のインパクトで見事に覆されそれぞれのキャラクターに
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.5

どのシーンを切り取っても絵画のようにデザイン的で、アート作品を見ているような美しい映画でした。

今だったらCG技術でもっと表現の仕方が変わっていたかもしれないけれど、当時の撮影技術やフィルムでできる
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.4

執着からは残念な結果しか生まれないことを強く感じる映画でした。どんなにお金を持っていても、いくらハンサムでも、何かに執着し出すとどんどん魅力を失っていくし、大体うまくいくことはない。これは生まれ持った>>続きを読む

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.5

約20年ぶりに見たがやっぱり可笑しかった。基本的に全編バトルシーンばかりのエンタメ作品だが、細々と散りばめられたエピソードシーンもインパクト大。例えば、千葉真一演じる服部半蔵と主人公ブライドの沖縄での>>続きを読む

トータル・リコール(2012年製作の映画)

3.6

近未来を描くデストピア的な作品。人間社会の未来がどのようになっていくのかを自分なりに予測したり、実際の映画の描写と比べてみたり色々な楽しみ方がある作品だと思う。

なんとなくトータルリコール社の記憶を
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

ひたすらなカーアクション、あっ危ないっと思わず息を飲むシーンの連続ですごくエキサイティングな映画。

マッドマックスシリーズはいつもストーリーよりスタントに心奪われてしまう。今作は旧作より30年ぶりの
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Disney's クリスマス・キャロル(2009年製作の映画)

3.8

クリスマス前に子どもとクリスマスらしい映画見ようということで一緒に鑑賞したが、描画が思ったよりリアリティが強く怖かったようで、息子は途中でやめてスマブラを始めた。

私も正直なかなか絵に馴染めなかった
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.4

迫力のある映像と人情味溢れるドラマ展開で、興奮と涙が交互に訪れ最後まで楽しめる映画だった。

まずはゴジラの描写。これは本当迫力満点でIMAXの巨大スクリーンと音響で観たせいもあるかもしれないが、臨場
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2

演奏シーンの躍動感がすごく、アニメなのに本当にライブしているような臨場感があった。

バンドメンバー三人の友情と、三者三様の音楽を追求する姿にも熱いものがあり、それをライブでぶつけられるとグッとくるも
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.8

子どもと一緒に鑑賞。ドラゴンボールはだいぶ久しぶりに観たけれど、懐かしのレッドリボン軍を物語の中心に扱っているということで、親世代も楽しめる設定。作画も鳥山明ワールドらしいポップでコミカルな世界観で好>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.2

NIKEがマイケル・ジョーダンと契約しエアジョーダンが誕生するという話。実話をもとに作られていると思うが、一筋縄ではいかない展開が熱く面白かった。

結果がわかっているものの、ストーリーや演出がドキド
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

レトロな現実描写から始まり、ノスタルジックな内容かと思いきや、アレよあれよという間にファンタジックな世界が止まることなく広がって行く。宮崎ワールドのジェットコースターに乗ってるかのような圧巻の作品だっ>>続きを読む

ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

3.6

なぜか人生にしくじってしまう、そんなキャラがよく似合うベン・ステラー。今作でも見事にマッチし主人公としてはぴったりだった。

ホームアローンのようなドタバタエンターテイメント劇。大人から子どもまで楽し
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アトムの足音が聞こえる(2010年製作の映画)

3.6

音響効果技師、大野松雄氏の足跡を辿るドキュメンタリー。あまり聞き馴染みのない音響効果師という仕事、この作品を通して普段自分が観ている映画やアニメにおいて、音という要素がいかに重要な役割を果たしているの>>続きを読む

場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

3.8

旅先でたまたま見つけたカフェやレストラン、街角の書店や雑貨店、ガイドブックや口コミで評価されてなくても、そんな自分だけの特別なお店に出会った瞬間、その旅はとても鮮やかな記憶を刻み始める。

まるでエッ
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リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

3.6

スタジオ機材やポスター、ギターのチューニングをする音など、細かい所でバンドや軽音愛が伝わる作品だった。

シンプルでストレートな青春ストーリーに、ブルーハーツのこちらも直球なロックンロールがよく似合う
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.2

どんなに貧しくても、何度も苦難に見舞われても、夜が明ければ笑いが生まれ、またその日その日を生きていく。主人公のすずをはじめ、呉の田舎の人々のそんな健気な姿に心打たれ、とてもいい作品だった。

すずは絵
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.0

素朴な風景描写と生活感溢れる人々の様子が伺えて、あまり馴染みのない昔のイランの村の雰囲気がよくわかった。

間違って持ってきたノートを返さなければと、友だちの家を必死に探す主人公。日常の不満が表に溢れ
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.8

いい意味でライトで爽やかな青春映画。最後まで飽きさせない展開で、あっという間に見終わった。

主役から脇役まで登場人物のキャラクターがわかりやすく、気楽に楽しめるところがよかった。ラブストーリーを否定
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

子どもの頃はもちろん、今だに十分楽しめるスーパーマリオシリーズ。世代も国境も超えて活躍するキャラクターを生み出したニンテンドーは本当に誇らしく、そんな思いを抱きながらお馴染みのマリオワールドに酔い知れ>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

4.4

エルビスの曲は色々知っていても、その生き様についてはあまり知らなかった。ずっとスター街道を走っていたと思っていたが、こんなに挫折と栄光の繰り返しだったとは。このストーリーを踏まえての最後の演奏シーンに>>続きを読む

映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

3.2

さすが国民的アニメのドラえもん。ストーリーもしっかりしていて、泣けるところもある。宗教問題がテーマにみえたが、わりとタイムリーな題材で少し驚いた。

個人的にドラえもんの映画は昔から、序盤の冒険の始ま
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

3.4

思ったより人間味のあったキャプテン・ジャックスパロウ。盛りだくさんの内容をギュッと詰め込んだ感じで慌しかったが、おかげで飽きずに見れたと思う。

一人ひとりのキャラクターが分かりやすく設定されていて、
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トムとジェリー(2021年製作の映画)

3.2

テレビで放送されてたので鑑賞。あのイラストのタッチが好きなので、そのままの感じで合成していたのはほっこりして安心感があった。

ストーリーは少し薄く感じてしまったが、ニューヨークのおしゃれな街、ラグジ
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「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ(2023年製作の映画)

3.8

六本木ヒルズの大スクリーンで鑑賞。白熱の戦闘シーンを大きなスクリーンで観ると迫力がまたすごい。無限場の細かい描画にも驚いた。

妓夫太郎に追い込まれた炭治郎が危機一髪のところで、最後の力を振り絞って復
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.6

さんざん笑ってさんざん泣いた。寅さんは満男にとって、人生の道標となる唯一無二の大事な大事なおじさんだが、ファンにとっても同じくだ。
寅さんのお墓でもあるのなら、メロンを供えに行きたい🍈

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃわかりやすい王道のストーリー展開、それでもしっかり泣ける熱い映画。

飛行シーンはどこを取っても緊張感に溢れて、時間が経つのがあっという間。トムクルーズも戦闘機も車もバイクもヨットも全てハ
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.2

ハイム姉妹と70年代ハリウッドの雰囲気がバッチリ合っていた。車やお店、音楽、映像の色のトーンもレトロな雰囲気がしっかり表現され、流して見ているだけでも心地よい。主役の脇を固めるバイプレイヤーたちも個性>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.2

何となしに観に行ったら、涙溢れる映画だった。

家族で映画館に足を運び鑑賞。予備知識なく席に座り、ファンタジックな恋愛ものかと思って観ていたのだが、思わぬ展開に心打たれてしまった。

一緒に観に行った
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.8

兵士や指揮官、立場関係なく人それぞれ様々な思いを持ちながら戦っているということが伝わる作品。

戦争映画なので、一つの志に向かい自分を捨て、仲間と共に戦うところで感動するものを想像していた。ところが二
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

アメリカの農園というリアリティのある描写から、だんだんとSF的な想像世界に引き込まれていき面白かった。最初と最後の本棚の印象がこんなに変わるとは!

ドローンの登場からSFの世界に入っていくなと感じた
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