gentlylifeさんの映画レビュー・感想・評価

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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

4.0

取り憑かれた男

町山智浩さんの解説にもあったが、
キャスリン・ビグローの作品はどれもリスクテイク(せざるを得ない)者達の物語だ…

ジェレミー・レナーも過酷なミッションに取り憑かれて平和な世界に居場
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レスラー(2008年製作の映画)

4.5

「こうとしか生きようのない人生がある」
幼い頃に聞いた歌の一節を心にとめて生きてきた

この作品を観た時、人には生命を賭しても守るべき美学が必要だと感じた…自分を自分足らしめる何かが必要だと

どう
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ウィンターズ・ボーン(2010年製作の映画)

3.0

救いようのない物語が好きだけど、最後の最後に一条の光が射し込むような物語はもっと好き。

目を覆いたくなるような日常に立ち向かい、現実をブチ破ろうとするヒロイン=ジェニファー・ローレンスの意志の強い眼
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.0

この映画、女性はどんな気持ちで観るのだろう?
誰の、どんなところに感情移入するのだろう?

公開直後、映画館の暗がりで笑いを噛み殺していたことを思い出す…
登場する男性一人一人にいちいち感情移入できた
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カンパニー・メン(2010年製作の映画)

3.5

何のために、誰のために働くのか?
会社は誰のためにあるのか?

この究極の問いに対して爽やかに答えてくれた主人公(クリス・クーパーは例外ながら)

挫折を知らず、現実を受け入れられないベン・アフレック
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ザ・タウン(2010年製作の映画)

4.0

現代版の「ヒート」

全編に渡って漂う寂寥感、冷たい空気感と映像が本作をグッと締まった硬派
なものに仕上げている印象。

ベン・アフレックにジェレミー・レナーと、最高の役者を配して 生まれた街の呪縛か
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.0

最近はベン・アフレックから目が離せない…

もちろん期待値が高かった本作も、
観る者をグイグイ引き込むことで伏線
をうまく隠し、後半は前半の展開を
裏切りつつ、最後の最後に見事なまでに伏線を回収…
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

追い掛けられて
戻って来る…

一作目から全くブレないコンセプト。
退廃的で、洗練された世界観とビジュアル

ラストを飾るマックスとフュリオサの静かな純愛を含めて全部好き

主人公は僕だった(2006年製作の映画)

3.0

余計な説明もなく どんどん物語
が進行していき 途中からあれ?
あれ?と話が転がっていく快感

君の名は。とかザ・コンサルタント
なんかもこんな感じで観る者を
気持ちよく裏切ってくれる映画
だった
(
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.0

期待もなく、なんとなく観はじめた
ものの、いつも能面みたいなキアヌ
にぴったりの役回りとアクションに
びっくり

特に銃器と肉体をミックスした戦闘
はキングスマンやアジョシにひけを
取らない白眉の名シ
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

過日、地元シネコンの「爆音映画祭」でリバイバル上映の機会を得た…

スパイ映画ファンがクスリとする台詞やキャスティングは洒脱で、(堂々とこれは映画ではありませんよと)宣言せんばかりの007イジリには大
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