雪崩式ジャーマンさんの映画レビュー・感想・評価

雪崩式ジャーマン

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泥棒役者(2017年製作の映画)

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伏線があからさまではなく、些細なことが後に重要な意味合いをもって回収される快感。笑いも自然で、最後は感動できる。良い物語でした。主演の丸山隆平(関ジャニ∞)さんの表情はなんだかいいですね、この映画で好>>続きを読む

グッドモーニングショー(2016年製作の映画)

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視聴率のためならなんでもするマスコミに批判的な目線を向けながら、それを享受する視聴者に強烈なカウンターをお見舞いしてくる映画でした。全方位に喧嘩を売るこのスタイル、嫌いじゃありません。物語に込められた>>続きを読む

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

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何度も見てますがやっぱり怖い。もはやコメディではなくホラーです。作品をめちゃくちゃにして、「それでもあなたの作品だ」なんてよく言えたものです。聞けば三谷さんの経験から生まれた物語のようで、その怒りが伝>>続きを読む

本能寺ホテル(2017年製作の映画)

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織田信長×本能寺×タイムスリップという極上の素材を揃えながら、なんでこんな出来に……とがっかりしました。印象に残ったのは、綾瀬はるかの揺れる胸だけ。最後は演出で泣かせにかかってましたが、それまでの内容>>続きを読む

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

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大人の経験値をもったまま、子どもに戻りたい。この映画はそんな夢を描いています。30代の男が、17歳に戻って再起をはかるお話。大人になって得たものもあれば、無くしたものもある。それを拾いにいきたい。そう>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

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三谷作品ということでハードルをぐんと上げてましたが、正直それを越えてきませんでした。小さな山があるだけで、大きな山がなく、最後まで予定調和に淡々と進む印象です。予定調和の安心感はあれど、物語としての味>>続きを読む

大空港2013(2013年製作の映画)

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105分のワンシーン・ワンカットドラマ。完成版を見てるのに、後半になるにつれ、ここで誰か間違ったら最初からやり直しかと謎のドキドキ。でもさすがプロですね。台本の力もあると思いますが、誰もがここぞとばか>>続きを読む

大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)

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コメディ作品ながら、日本の美しき風景と、北林谷栄さんの演技(声)に、ただただ感動。たぶん子供の頃に見ていますが、事件の真相を理解できていなかったのか、オチをすっかり忘れてました。ただ、深く考えずに、頭>>続きを読む

リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

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派手なアクションシーンはほとんどなく、言葉と言葉の争いが主なのに、まるで銃撃戦を見ているかのような緊迫感の連続でした。クライマックスは胸がすく思い。悪いことはできませんね。けど、悪いことをしなくても、>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

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見終わったあとにコーヒーを飲みながら内容を思い出し、そこに自分の人生を重ねて涙が止まらなくなる映画でした。あのときこうしていれば違う道にいたかもしれない。けど、今の道を選んだのは自分で、未来もまた自分>>続きを読む

海にかかる霧(2014年製作の映画)

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起承転結で言うところの「転」が、物語の雰囲気をがらりと変えるぐらいの転で、そこから怒涛の展開が押し寄せ、最後まで一気に見せてくれました。極限状態での人間のたくましさと愚かさと、ちょっとのおかしさ。そし>>続きを読む

七つの会議(2018年製作の映画)

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原作を省略して、その省略個所を出演者の演技(顔芸)に頼ったのは評価が難しいところ。内容全部を鵜呑みにするのではなく、野村萬斎さんの演技含め、「いや~それはないよ」と突っ込みながらも、役立つ部分を吸収す>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

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まさか、こんなにもピュアでストレートな12歳の少女とおじさん(めちゃくちゃかっこいいけど)の物語とは思わなかった。ストーリーはもちろん、登場人物が悪役にいたるまで、みんな魅力的。マチルダの幼さと艶やか>>続きを読む

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

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登場人物のキャラや物語の起伏で、エンタメ作品としても楽しく見れましたが、作品としての重苦しいテーマが、そのエンタメの裏から常にザクザクと心を突き刺してきます。見終わったあとにどっとため息。勉強したで終>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

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余命半年。自分も、いつこうなるかわからない。そのときに、最高の人生だったと言えるのか。そこから最高の人生を見つけられるのか。うなるほどのお金があっても、幸せとは限らない。今から後悔のないよう、幸せを感>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

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複雑な物語内ルール(設定)を理解する前に、いろんな情報や場面が錯綜するから、途中で混乱。でも最後まで飽きずに見れる物語のパワーに圧倒されました。ちゃんと設定踏まえてもう一度見よう。あと、賛否あるという>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

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いわゆる世間一般が思う「良識」から外れたふたりだからこそ馬が合い、絆が生まれた。でも、これがすべて正しいのではなく、あくまでひとつの結果。こういう幸せの形もあるんですね。ドリスの飾り気なしのまっすぐな>>続きを読む

ラーメン食いてぇ!(2018年製作の映画)

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この物語の主人公は「ラーメン」です。人間ドラマは浅く、正直、おもしろくはなかった。でも、見終わったあと、「ラーメン食いてぇ!」と叫んでしまったから、まんまと製作者の手の平。ドラマを薄くして、主役のラー>>続きを読む

ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

「ドラゴンクエスト」を見て、感じて、楽しんでいたのに、最後に「現実」を見せられた。それに尽きます。

ゲームをプレイしている最中、そのキャラに、「これ作り物だよ?」と言われたら、そこで一気に冷めます。
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

良い作品を見たあとは、人に語りたくてしかたなくなります。ここがよかった、ここで感動した、ここを見てほしい、などなど。

でも感想のすべてが「ネタバレ」に繋がります。見た方ならわかると思いますが、この映
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貞子(2019年製作の映画)

2.0

貞子こすりすぎましたね。怖がらせる存在なのに、人を笑わせる(人に笑われる)マスコットとして、公式が貞子を使いだした時点で、ホラーキャラとしての貞子は終焉しました。

この映画はその成れの果てです。かつ
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

4.5

おもしろかった!の一言に尽きる。頭からっぽで楽しめる映画でした。生き残るためのルールが終始良い味をだし、最高のクライマックスに繋がる。感動しました。かっこ悪いけどかっこいい主人公はもちろん、登場人物の>>続きを読む

28日後...(2002年製作の映画)

4.0

ゾンビ(感染者)、超こえぇー!あんな元気いっぱい走ってこられたら絶望感しかない。でも、状況は地獄の一言なのに、あまり恐怖心にかられることなく、最後まで見ることができました。要所要所の映像が美しかった。>>続きを読む

ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

4.0

「ナイト・オブ~」が凄惨で陰鬱な描写が続くなかで、今作はコミカルなタッチが印象に残る。軽快なBGMで見るゾンビはどことなく儚い。絶対に会いたくないけど……。結局、人間が一番怖いということか。希望がある>>続きを読む

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

4.0

ゾンビ映画の記念碑的作品とだけあって、ゾンビと聞いてイメージするゾンビがわらわら出てくる。暗闇の中で光る眼が夢に出てきそう。1968年の映画にネタバレも何もないが、ラストが一番の恐怖でした。

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.5

タッカーとデイルがとにかく良い人。ホラーやスプラッター要素はあるが、このふたりのコメディ部分でうまく中和できている。とはいえ、残酷な描写もあるので、それを笑えるかどうかは見る人次第。自分は、笑えるとこ>>続きを読む

曇天に笑う(2018年製作の映画)

2.5

原作未読。女っ気は(ほぼ)ゼロ。イケメンのオンパレード。そしてかっこよく演出するために、怪我ですら“なかったこと”のように話が進む。そんな話の齟齬がいくつか気になるものの、そのかっこよさは十分に堪能で>>続きを読む

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

3.5

原作未読。犯人はだれだ!と躍起になるのではなく、ひとりひとりの人間関係にスポットがあてられ、最終的に真犯人が浮かびあってくる内容。嘘はつくもんじゃないですね。と教えてくれる映画でした。
で、ガッキーが
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モールス(2010年製作の映画)

4.0

ホラーに分類されていたが、話の筋は自分が大好物の「ボーイミーツガール」。12歳の少年少女の淡い関係とその行く末に心を揺さぶられた。ホラー要素はあれど、それを凌駕する美しさがある。なにより主演のクロエ・>>続きを読む

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.5

シンプルなストーリーながら、モノクロでも存分に伝わってくるオードリー・ヘプバーンの可憐さに目が離せなくなる。「真実の口」のシーンが有名だが、ラストシーンでの周りに気取られないよう感謝の言葉を伝えるシー>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

5.0

1957年公開。密室劇の金字塔として高く評価されている映画。思い込み、偏見、差別によって真実は姿を変えてしまう。そして人は一度信じた真実をなかなか変えられない。真実はたったひとつなのに。デマが横行する>>続きを読む

パージ(2013年製作の映画)

2.0

「1年に1回、すべての犯罪が合法化される夜(パージ)」の話。おお、おもしろそうだ!それに深いぞ!でも残念なことに、印象に残る場面はなく、ただ暗いシーンが延々と続く。敵(?)の出落ち感もひどい。ただ、こ>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

4.5

衝撃のラストシーン。後味は非常に悪い。すかっとする終わり方では決してない。けど、このエンディングはずっと忘れないだろう。それだけのインパクトをもって心に刻まれた。お化けや幽霊に絶叫するようなホラーでは>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

3.5

誰にでもありそうな普通の風景。物語ならどこかで山場を作りたくなるがそれもない。演出じみた起伏ではなく、自然に人生の一場面が切り取られている。だから沁みる。目を向ければすぐ側にあるお話。改めて「家族」っ>>続きを読む

震える舌(1980年製作の映画)

3.0

トラウマ映画として有名な本作。いわゆる怪奇やスプラッターではない。内容は「医療ドラマ」だが、「オカルト・ホラー」の趣向で製作されたらしい。確かに怖い。底なしに怖い。でもこの怖さを知ったことで、心が強く>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.5

衝撃のラスト、大どんでん返し映画の傑作。もうね、「最後何かある!」とわかってるのに、ラスト5分は口あんぐりでした。全身の毛穴が一気に開く感覚。ラストシーンはあまりのかっこよさ(この言葉でしか表現できな>>続きを読む

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