かくわさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

かくわ

かくわ

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バンド(2021年製作の映画)

3.0

いかにもバンドやってますって感じや、センパイ風なキャラがじわじわくる。

大学生って良いよね。

2022-211

幽霊がいる家(2022年製作の映画)

4.2

虚実の境目が曖昧ですごくクセになる。好きなタイプなので30分くらいで観たい。

劇がすべて嘘なんて誰が決めた?現実世界が全て本当じゃ無いしね。
、と感じた。

PFF2022 審査員特別賞

2022
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J005311(2022年製作の映画)

3.6

人生に絶望した男が、偶然目撃したひったくりをした男にある場所への運転を頼む。

自分に合うかどうか半々のタイプのやつ。
…結果的言うと長く感じてラストもこれかーって思ってしまった。。
ただ、言葉に出さ
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瀉血(2022年製作の映画)

4.0

再生した瞬間、「瀉血」ってなんで読むんだ?どう言う意味だ?と思ったらすぐに

ー瀉血(しゃけつ)ー
と意味の説明が。ありがたい。

見るからにヤバそうな雰囲気(ビジュアル)と、“半自伝的映画“というあ
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スケアリーフレンド(2022年製作の映画)

4.0

フォンシーものかと思ったら色んな意味でホラー寄り🧸
だけど結構好き。

最初のシーンこそいかにも自主映画という感じでチープ感感じだけど、ぬいぐるみのキャラクターがかわいいし、独特の世界観に引き込まれた
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

4.2

聞こえるものと見えるもの

飛行機が墜落し、航空事故調査局が調査を始める。ブラックボックスを分析し、一度は結果を報告するが…!

全国上映は1月。直後Twitterなどで評判を見聞きし、ようやくみるこ
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掘る女 縄文人の落とし物(2022年製作の映画)

4.3

タイトルそのままのドキュメンタリー。
これは面白い。ロマンに溢れている。

普段何気なく生活している場所の下に、はるか昔に住んでいた人の痕跡がありそれを掘り起こすことで、歴史を取り戻す。それをライフワ
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.5

親友を“救う“ため、遺骨を両親から奪い、旅に出る。

直筆の手紙は言葉と同じくらい力があるんだなと思った。字の形やその人の癖や色使い、時には書き間違い。そんな人となりが、たとえもういなくなった人だとし
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ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド(2020年製作の映画)

3.7

失恋の傷を癒しに訪れたインドで偶然ビートルズのメンバーに会い、瞑想を学びながら共に過ごした時間を追体験。

ビートルズあまり知らないけどせっかく時間かけて県外の劇場に来たしインド舞台だから観るか、程度
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ハーティー 森の神(2021年製作の映画)

3.5

リゾート開発によって住処を追われたゾウを守るため、先祖代々見守ってきた「森の神」、そして森の民達が立ち上がる。

…途中から「これ、『平成狸合戦ぽんぽこ』じゃん」って思ってから、ゾウ達が狸に見えるよう
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REVOLUTION+1(2022年製作の映画)

-

安倍晋三元首相暗殺犯の山上徹也容疑者を描いた作品。

国葬儀に当てた一夜限りの上映とのことで、豪雨の中車1時間走らせて鑑賞。

一部の劇場ではTwitterが炎上したりして、正直劇場に怖い人が来ないか
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私のはなし 部落のはなし(2022年製作の映画)

4.3

何かとタブー視される「部落問題」を語り尽くした205分。

驚くことに、関係者が実名・顔出しで話す話す。そして聞けば聞くほどこの差別問題が何故今も残っているのかが分から無くなった。
劇中でも、「どこま
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.9

「旦那デスノート」という世にも恐ろしい(私感)ブツを発端としたブラックラブコメディー

中田青渚ちゃん目当てで鑑賞(正直)
はい。小悪魔やらせたら中田青渚ちゃんの右に出る役者さんはいませんね。
かわい
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プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

4.1

旅の終わりから新たな物語へ。

カセットテープの使い方が完璧すぎますね。。

余命宣告を受けた男の最後の頼みとして「元カノを訪ねる旅」に出るロードムービー。

『バッドジーニアス』の監督最新作、ウォン
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

3.5

花様年花<かようねんか>
…なんて綺麗な響きなんだろうか。

距離感を保つ大人の関係性。
タバコは映画のために存在するといっても過言では無い(自分は禁煙者!笑)

2022-197-152

スーパー30 アーナンド先生の教室(2019年製作の映画)

4.5

「ゴー、ゴー」「ノー、ノー」

「親ガチャ」というここ数年の中で生まれた言葉で一番嫌いと言っても過言ではない単語。
もちろん、生まれた環境によって格差が生まれてしまう現実はあるけど、「努力しない」こと
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.2

熱々の風呂と、暖かい炊き立てのご飯の良さを忘れかけていた気がする。

思っていたよりも重い、というか生死観強めではあったけど、働いて、食事して、寝て、人と会話して、、、そう言った生きることの根本的なと
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よだかの片想い(2022年製作の映画)

4.3

取り繕うことへの肯定

顔にあざがあるために、遊びや恋愛を諦めていた女性が、あることをきっかけに映画監督と付き合うが、仕事第一の彼との距離が徐々に…

人物描写が丁寧で良い作品でした。
元々、『わたし
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ある役者達の風景(2021年製作の映画)

3.7

おじさん俳優達がコロナ禍でどうやって役者を続けるか、笑い歌いながらもがく。

良い意味でコロナを“ネタ“に出来つつあるんだなと感じた。
めちゃくちゃ地味なんだけど、結構楽しめました。
後半の演劇パート
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時代革命(2021年製作の映画)

4.3

光復香港!時代革命!

カンヌ国際映画祭でサプライズ上映された話題となった作品をようやく。

映像全てが衝撃的すぎて劇映画とすら思ってしまう。
特に警察の横暴っぷりがすごい。
デモ隊も中々ではあるんだ
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起業家リトゥ/Ritu Goes Online(2020年製作の映画)

4.0

インドの女性企業家リトゥのドキュメンタリー。

RITU KAUSHIK という方で2016年にネットでバッグ販売を始めた方で、賞も受賞されたとのこと。

インドで女性が企業することの難しさは想像に容
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デモンズ(1985年製作の映画)

4.2

街で配られた招待状を手に訪れた映画館。
そこで上映されたホラー映画と同じことが起こる…!

これ、最高ですね。。
“映画内映画“が写ることで、映画(デモンズ)の観客(デモンズに写る観客)と同じドキドキ
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ニューヨーク1997(1981年製作の映画)

3.7

州全体が刑務所となったニューヨーク。そこに取り残された大統領を救うべく、恩赦と引き換えに札付きの男が潜入する。

まず、音楽がカッコいい。冒頭からワクワクするサウンドデザイン。爆音という上映環境が尚更
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ベルリン・天使の詩 4K レストア版(1987年製作の映画)

-

子供が子供だったころ…
この哲学的なセリフとは裏腹に、難解さはなくただただ安息を感じる作品。

観て良かった…
これを観た人の横には天使がいたはず。

モノクロって本当に綺麗だけど、カラーの使い方も印
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ヤマト探偵日記 マドカとマホロ(2022年製作の映画)

4.3

「ニンゲン3部作」

『I’ll Be Your Mirror』
監督・脚本:宮崎大祐
出演:廣田朋菜、芦那すみれ、永山竜弥

『VIDEOPHOBIA』のBD特典作品として制作。
「『VIDEOP
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MADE IN YAMATO(2021年製作の映画)

4.0

宮崎大祐監督が縁ある監督たち4人と撮った大和市を舞台とした 5本のオムニバス。

宮崎大祐監督作品は、松本爆音の常連で、自分も数年前の爆音で監督の存在を知ったので自分の中で、松本爆音=宮崎大祐監督の図
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裸足で鳴らしてみせろ(2021年製作の映画)

3.8

“音“の世界旅行。

音が主役の作品は爆音にピッタリ。目を閉じて聴いてみたり。こんな“旅“もあるんだなぁと。

印象的なのはメインビジュアルにもなっている青々としたプールでボートにのるシーン。
プール
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

4.2

見えるものだけが存在する。見えないものは存在しない。

基本的に前情報を入れずに観るスタイルなので、磯村勇斗主演の無人島サバイバルもの🏝だと思い込んでいざ観てみたら、新興宗教モノだし、北村優衣さんかわ
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暗くなるまでには/いつか暗くなるときに(2016年製作の映画)

3.0

シンプルに相性が悪いのかもしれない。
大枠の内容や言いたいことは分かる、が、それをごちゃごちゃになっていて説明が下手くそな人の話を聞いているよう。。

なぜか眠くはならなかった。

劇場未公開作

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野火(2014年製作の映画)

4.0

誰と何を戦っているのか、もはや戦争の理由すら分からなくなる戦争映画。

毎年見るタイミングが合わず、公開から8年目の今年、爆音上映にてようやく鑑賞。
噂に聞きしの映像。観ているこっちまでメンタルがやら
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

ドラマ「ガリレオ」シリーズの映画第3弾。
ドラマはもちろん、劇場版も観ている珍しいシリーズ作品。

複数の事件が絡み合い、それを紐解く。長尺の劇場版だからこそできるストーリー展開。
何よりメインキャス
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響け!情熱のムリダンガム(2018年製作の映画)

4.5

数年前の東京国際映画祭で上映され、あまりの面白さにインド料理店を経営される方が買付け配給するという界隈で話題の作品。
この度、クラウドファンディグ特典のオンライン試写で鑑賞。

いやぁ…これは最高の推
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映画はアリスから始まった(2018年製作の映画)

4.0

「アリス・ギィ?知らない」
映画関係者が口々にするこの言葉が印象的。
うん、リュミエール兄弟は知っているけど、アリス・ギィは初めて聞いた。
そんな歴史に埋もれた人物を追ったドキュメンタリー。

リュミ
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母へ捧げる僕たちのアリア(2021年製作の映画)

3.3

歳の離れた3人の兄と少年。
なんとなく映画ではよく見る兄弟構成な気がします🤔

意識が無い母親を自宅介護する兄弟。
中学生のヌールも介護をするが、夏休みの奉仕活動でオペラと出会う。

なんとなく物足り
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花椒の味(2019年製作の映画)

4.5

父親の死をきっかけに異母姉妹と出会う。
割とよくある設定なんだけど、3姉妹のやりとりや、それぞれの父親との思い出がとても良い。
こういう作品大好きです。

加えて、葬儀(道教)や舞火龍の神秘的な“火“
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なまず(2018年製作の映画)

4.5

この世界観唯一無二。
セリフ・語彙、映像、音楽のセンスがすごい。(語彙については、字幕だけど)

ようやく長野県の劇場にやってきました。
謎のタイトルと、ポスターデザインから「これ、絶対好き」と確信し
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