かくわさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

かくわ

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ブラック・ムーン(1975年製作の映画)

3.6

“美少女と動物が出てる映画は大体やばいやつ“🤔

奇妙な世界に迷い込み見えているものが信じられなくなるが段々と受け入れていく少女と摩訶不思議な“生き物たち“が個性的で、次は何が起こるんだろうと夢中にな
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.0

言わずとしれたクレヨンしんちゃんの名作。
普段アニメ作品を観たい自分がなぜこれを鑑賞したかというと、フリーペーパーの「DOKUSOマガジン」の連載「中田青渚の大切なひとり時間」で取り上げられていたかで
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鼓動を高鳴らせ(2015年製作の映画)

4.4

夫婦仲が破綻し子供たちも問題を抱えつつも表向きは順風満帆な夫婦の結婚30周年記念のクルーズ船旅行。
約3時間、船と旅先で降りた名所で色々なことが起き、それをコメディ要素を入れつつもやっぱインド映画の家
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.3

高齢者から資産を踏んだ括る悪徳後見人マーラ。
身寄りのない資産家を見つけ無理矢理施設に入れて財産を整理しようとするが、実はその資産家が…!というここまでは予想できる範囲なんですが、マーラ行動が中々読め
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バジラーオとマスターニー(2015年製作の映画)

3.3

歴史大作ものと思いきやどちらかというと宗教と愛の物語。
それぞれ守るもの為に戦う姿がカッコいい。

そしてマスターニが美しすぎる。。
時代背景を理解していないととっつきにくい(地名とか何が何だか)のは
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心のままに(2019年製作の映画)

3.3

色と音楽で表す恋愛映画

結婚する意思が見えない彼と、それを試そうとあと行動をした彼女、割って入るまともな男のもつれるような、もつれないような、何とも言えない恋愛相談ドラマ。

ダメンズに惹かれる女性
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皮膚を売った男(2020年製作の映画)

3.0

シリア難民の男が大金と自由と引き換えに、背中にタトゥーを入れ「アート作品」となる。
衝撃的なタイトルが印象的ですが、中身はもはや何をどこまで売ってしまったのか分からなくなる切ない物語でした。

202
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ファイター、北からの挑戦者(2020年製作の映画)

3.0

脱北者が韓国で暮らし、生活のために働くボクシングジムで清掃バイトをし、有るきっかけからリングに立つ。

北朝鮮を扱った作品としては「愛の不時着」が記憶に新しいですが、言われればあまり脱北者を扱った作品
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.0

どちらかと言うと平和主義者なのでホラー作品はあまり好んで観ないんですが、ネオンを使った作品好きなんです(笑)

オープニングでは「ホラーじゃ無いじゃん😊」と油断させておいて2回ほど心臓がドキドキしまし
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悪なき殺人(2019年製作の映画)

2.0

すごいのは分かった。でも肝心のストーリー薄すぎませんか???

なんかもう伏線回収というか、構成先行でストーリが後付けされた感じにしか思えませんでした。
そんなことするか?と思ってしまう謎の行動も多い
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ECHO/エコー(2019年製作の映画)

3.5

クリスマスから年明けまでの数日間を全56シーンワンカットのオムニバス。
79分の作品なので1シーン1〜2分ほどか。

無名の俳優を起用したとのことですが、演技とは思えない、悪く言えば監視カメラで撮った
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カナルタ 螺旋状の夢(2020年製作の映画)

3.8

エクアドルのアマゾン熱帯雨林に住む先住民族シュアール族を追ったドキュメンタリー。

唾液を吐き作る口噛み酒や薬草、蟻の巣に手を突っ込み手の痛みを採る。
薬草を飲んで「ヴィジョン」という幻覚を見て生き方
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草の響き(2021年製作の映画)

4.5

大人3人と若者3人の迷いと支え

評判良くて待ち侘びていた作品。ようやく長野で。最高ですね。

主人公の和雄が若者3人と初めて交わるシーンが鳥肌ものだった。縦と横の構図の交わりというか。
あと恵美の手
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ディル・ベチャーラ(2020年製作の映画)

3.5

『きっと、星のせいじゃない。』のボリウッドリメイク。

オリジナル版は観たことがないので比較できませんが、基本的な設定はそのままに主人公がラジニカーントの大ファンというインドならではの設定が付加されて
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.8

おじさん2人のスローロードムービー。

もうすぐ父親になる友人を温泉があるという山に連れ出す。
父親になってしまったらなかなかできないであろうことに誘ってくれる友人。寂しさすら感じてしまうが、こんな友
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台風クラブ(1985年製作の映画)

3.5

相米慎二監督作品初鑑賞。

生まれる前に撮られた作品を観ると色々と衝撃を受ける。中学生はタバコを吸ってるし、教師は生徒を叩く。
それに加えて、今では撮れないろうと思われるシーンの数々。文化芸術分野にお
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ジャンヌ(2019年製作の映画)

3.8

ジャンヌ・ダルクの生涯を描く2部作の2作目。

『ジャネット』は旅立ちまでを描きましたが、『ジャンヌ』は異端審問となります。
つまり直接的な戦時下の戦闘シーンはどちらの作品でも描かれていません。
また
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ジャネット(2017年製作の映画)

4.0

ジャンヌ・ダルクの生涯を描く2部作の1作目。

劇場公開前の作品ですが、爆音映画祭でプレミア上映。
…なので事前情報もなく、苦手なフランス映画で知識があまりない歴史もの。観るかどうか割と悩みました(笑
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MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

3.4

戦時中であることと、ゲリラ部隊に属していることは分かるがそれ意外の設定・背景が掴めない。
起きることの一つ一つは分かっている(気でいる)がそれをうまく解釈できないのが残念(単純に自分の教養の無さ)
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小石(2021年製作の映画)

3.5

暴力的な父親が家を出て行った母親を連れ戻しに行くが入れ違いに。
帰り道、ある理由でバスに乗れずに炎天下の中荒野を歩くことになる。

大体父親が喧嘩してるか、息子を叩いているかそのどちらかなんですが、野
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くじらびと(2021年製作の映画)

4.5

日本から約5,000km離れた場所に位置するインドネシアのレンバタ島ラマレラ村。
そこで今も行われている鯨漁を行うラマファ(銛師)に密着したドキュメンタリー。

正直にいうと本作については知らなく別の
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Our Friend/アワー・フレンド(2019年製作の映画)

4.0

余命宣告を受けた妻とその家族の物語…というと散々見尽くした設定で、御涙頂戴ものが多く期待しては騙されてきましたが、これは良かった…

本作はガンと戦う家族に手を差し伸べる聖人のような友人が本当に良かっ
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

ドラマーの男が突然難聴となり、難聴者コミュニティに参加するー

自分の身に起こったら正気ではいられないこの設定。
今回この作品をバリアフリー上映されるのでという形で劇場で鑑賞できました。
本作は配給A
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白い鳥(2021年製作の映画)

4.0

見えている人より見えている

※鑑賞当時、Filmarks未登録でしたが気がついたら登録されていたので当時のメモを記載。

美術品って見方が自由でかつ答えがない分、見た気になっていたり、後になってもあ
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囚人ディリ(2019年製作の映画)

4.0

「刑務所に入っていたことは話したが、その前の話は知らないだろ?」

突如劇場上映が決まった本作品。
『ミッション・マンガル』『ダルバール』『ジャッリカットゥ』に続くインド映画3作目です。(IMWやID
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Shari(2021年製作の映画)

4.0

映るものすべて、生きている。

ほぼドキュメンタリーな作品。
「赤いやつ」以外は北海道の斜里町に住むひと・ものが登場します。
いや、「赤いやつ」も住んでいるのかも知れない。

子供が泣き出しそうな真っ
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人と仕事(2021年製作の映画)

4.0

志尊淳と有村架純が俳優としてではなく、1人の人として様々な仕事をしている人に会い、話を聞く。

当初2人が保育士をテーマに主演を務める予定の作品が、コロナの影響で中止に。
その後ドキュメンタリーとして
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

4.0

割とメジャーなインド映画なのに観てなかった作品の一つ。最近本作について触れる機会があったので鑑賞しました。

内容は、スラムに住む青年がラップに出会い、“路地裏の男“(गल्ली बोय)を名乗りラッ
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アンテベラム(2020年製作の映画)

4.2

「絶対にどんな情報も入れずに観てください」

スリラー系はいつも優先度が低く、もともとスルーつもりだったんですが近くで上映されるので一応レビューを見てみたら、口を揃えるように前情報を入れずに観てとある
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恋する寄生虫(2021年製作の映画)

3.4

林遣都と小松菜奈の組み合わせが見たくて鑑賞。
音楽が多用されているのが割と新鮮というか珍しいなと思いましたが、その音楽が良い感じ。映像も綺麗で芸術作品のよう。

マスクやヘッドホン、帽子が精神的に身を
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ダ・カーポ(2020年製作の映画)

4.0

音楽留学から戻り、新曲作成に行き詰まっていたときに、音楽教室で教師をしているかつてのバンド仲間とその生徒に出会い、初心を思い出す。

プロのミュージシャン2人が主演を務め劇中の音楽も担当する説得力と、
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.0

2020年から1995年へ遡る25年間。
自分以外の誰かのために生きようと思えた彼女との出会いを振り返る。

当方33歳。95年は子供の頃の記憶として残っていてノストラダムスとかあったなぁと思ったり。
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カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

3.7

盗聴のプロが“深入り“した為に巻き込まれていくスリラー。

1973年制作の本作は盗聴に終始しているけど、盗聴だけでなく盗撮、監視(検閲)などに晒されている2021年に見ても、見応えある作品でした。
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.0

刑事×ヤクザvs連続殺人鬼

ヤクザの組長が何者かに刺さるも一命を取り留め報復のため犯人探しをする。
一方捜査にあたる刑事は、その犯人は連続殺人犯であると睨み、事件の被害者で唯一の生存者であり目撃者で
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ひらいて(2021年製作の映画)

3.6

好きな男性を手に入れる為に行動する闇深い女子高生を山田杏奈さんが演じています。
「原作:綿矢りさ×脚本・監督:首藤凛」
これが発表された時から楽しみに待っていました。

男友達も多くモテる女子高生が、
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サルカール 1票の革命(2018年製作の映画)

3.6

アメリカ在住の富豪スンダルが、投票の為にインドに帰国したが何者かによって不正に投票されていた。
これを受けスンダルはある行動に移す…!

自分で国や社会を変えられると思うか問うアンケートで、83%を超
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