かくわさんの映画レビュー・感想・評価 - 29ページ目

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映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年製作の映画)

3.7

ドラえもんの映画を鑑賞したのはいつぶりだろう…
劇場鑑賞なんて20数年ぶり…

別作品目当てで、イオンシネマ ワンデーパスポートを購入し、せっかくならと鑑賞。

50周年記念作品で、恐竜モチーフにした
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8日で死んだ怪獣の12日の物語(2020年製作の映画)

4.0

このコロナ渦で誕生したリモート映画の可能性は無限大🦖

コロナと戦ってくれるカプセル怪獣を育てる男とその仲間のなんだか愛おしい日常。

「時間稼ぎ」という役割を持ったカプセル怪獣の成長の結末は…!
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

4.0

闇が深い作品😇

思っていたストーリーと全然違いましたが、思っていた以上に楽しめました。
大学生特有のノリがもう痛い。

大学生活を経験した者からすると「居場所」にこだわる気持ちもなんか分かるし、それ
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.0

1人の政治家を追った17年間のドキュメンタリー。
民主党から初当選、政権交代、昨今の野党解結党の中で、まっすぐすぎる政治家の生き様。

家賃4万7千円の賃貸にする政治家がいるのか…
確かに政治家として
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ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

4.5

自然と共存する循環型農業を営む“家族“のドキュメンタリー。

自然ってすごい。
もうこんな言葉しか出てこないけど観れば分かる。

全ての植物、動物が役割を果たしていて人間の出る幕なんてないのではと思っ
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.7

正真正銘のウディ・アレン作品。

開始直後からのこの世界観。
美しいニューヨーク。
皮肉なセリフな数々。(一番好き)

監督自身の過去の騒動で未だに本国では未公開な作品。日本で観れて良かった。

80
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はちどり(2018年製作の映画)

4.5

大人でも子供でもない、本当に繊細で、だけれども目まぐるしく動く多感な「中2」の少女の長いようで短い1年。

物語は突然始まって突然終わる。
終始、何が始まって何が終わるんだろうという、まるでガラス細工
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劇場版ごん GON, THE LITTLE FOX(2019年製作の映画)

4.0

ストップモーションアニメで表現する「ごんぎつね」

彼岸花が美しく切ない。。
ごんの造形の使い分けも秀逸。

子供も大人も心奪われる作品。

2020-160-068

今宵、212号室で(2019年製作の映画)

4.3

恋はいっぱい。愛は一つ。

魔法にかかったような作品。
「もしもあの時」とふとした時に思うことはあるけど、なんだかんだその時の選択が正しかったと思えてくる。

音楽もいいなーと思ったのでSpotify
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暗数殺人(2018年製作の映画)

4.0

恋人を殺害した罪で逮捕された男が「全部で7人殺した」と自白する。
その言葉を信じた刑事との心理サスペンス。

韓国で実際に起きた事件をベースにした作品。
“暗数“という言葉を初めて知ったけど、コロナの
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ピンパン(2016年製作の映画)

3.3

試合に出ないかという誘いに、「これ(練習)で大丈夫です」と返答する
このやりとりに、卓球をやる理由が込められている気がする。

セリフは少なめだけど、球の打ち方やその表情に全てが込められている

20
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お名前はアドルフ?(2018年製作の映画)

3.6

赤ちゃんの名付けを巡った家庭内バトル

舞台の映画化とあって90分ノンストップの掛け合いが面白い。
一つのテーマだけだと飽きるんじゃ…って思っていたのは杞憂だった。

2020-156-066

ハニーランド 永遠の谷(2019年製作の映画)

4.2

「半分はわたしに、半分はあなたに」

…これがドキュメンタリーなの?…嘘だろ…
ってレベルの展開とある種の“深入り“さ。

ナレーションなし。
BGMは蜂の羽音。

自然ってすごいわ。。🐝

2020
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.4

気になりつつも死体が道具のように使われるようなあらすじをみて何となく敬遠…
『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』の半ば予習の感覚で鑑賞。

なるほど、これは発想の勝利。
とんでもない設定と、現実的に
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君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

4.5

なんとなく長く退屈に感じる時間。
田舎のショッピングモール。
秘密。
夜。

誰かに出会って世界が変わる。
雨が降って水たまりができて世界が映る。

夜中から明け方にかけて観たい、そんな作品。
個人的
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ひかりの歌(2017年製作の映画)

3.7

4首の短歌を基にした4つのオムニバス作品

意図してか図らずか、後半の作品になるにつれ、キャストも内容も大人なっていく。
個人的には2、3本目が好み。

①反対になった電池が光らない理由だなんて思えな
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.9

騙されてなんぼの作品。

テレビをほとんど観ないのでドラマ発というとも知らず、最近映画館の予告編でよく見るなー程度の認識でした…
そこに三浦春馬さんの件があり調べてみたら、ドラマを知らない人でも楽しめ
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.5

インドで実際に発生した無差別テロの実写化。
占拠された高級ホテルからの脱出劇。

家族、仲間、大切な人がいながら客を守ろうとする従業員がメインとなりつつも、客やテロリストにも焦点が当たっている。

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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.6

ゆったりとした空間
美味しそうなご飯
暖かい人たち
…なんだこの心が満たされる作品は…

すごく良い。こんな素敵な作品を今まで知らなかったよ。。
こういう場所欲しいなぁと思ってしまう。

2020-1
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凱里ブルース(2015年製作の映画)

-

ずっと他人の夢を見させられている感じ。

好き嫌いが分かれるタイプの作品かと。
正直自分は…って感じでした。。。

本当は『ロングデイズ・ジャーニー』も鑑賞する予定でしたが、本作と似てるらしくたぶん自
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その手に触れるまで(2019年製作の映画)

3.5

どこにでもいる13歳の少年が、イスラム指導者に感化され教師を敵とみなす。

人の心って簡単に変わらないようで、実はそんなことなかったり。
よく「自分の本当の気持ちに気がついた」みたいなことあるけど、ま
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新喜劇王(2019年製作の映画)

3.3

もしかしたら初めての香港映画かもしれない。
役者を目指しつつもなかなか芽が出ず気がついたら30代…
良くありがちなこのテーマを、ユーモアに明るく描かれています。

諦めなければ夢は叶う!
みたいな精神
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

4.3

封印された傑作、ようやく鑑賞しました。
終始、😇😇😇って感じで観てました(伝わるかな…)

“本国では1週間で上映打ち切り“
“アメリカでは配給会社が逃亡“
などという宣伝文句があり、さぞグロい映像ば
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劇場(2020年製作の映画)

3.9

夢を追うことで居場所を見つける人
夢を追う人を応援することで居場所を見つける人

原作未読。
序盤はナレーションが多くまるで小説を読んでいるよう。
時間を追うにつれてまるで劇場に連れてこられたような錯
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WAR ウォー!!(2019年製作の映画)

3.8

優秀なスパイが裏切り、彼を慕う後輩が疑念を持ちつつも後を追う。

各国を股にかけ、カーアクション、フライトアクション、肉弾戦なんでもござれ。

リティック・ローシャンのダンスシーンは個人的インド映画N
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.0

「なんか未来に引っ張られてない?」

モニター越しに2分後の自分に話しかけられ、2階の自室と1階の職場であるカフェのモニターが2分の時差で繋がっていることを知る。
仲間達も巻き込み、2分後の未来を知る
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夜、逃げる(2016年製作の映画)

-

逃げ場があるのは幸せなのかもしれない。
海は全てを受け止めてくれる。

舞台女優の舞台裏を見せられているような作品。
女ってめんどくさいな!!

ミニシアターエイドのリターン「サンクスシアター」にて鑑
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ幸せになれる作品。
日曜の夜に観て良かった…

家族の中で英語が話せないことを馬鹿にされ、夫からは“料理だけ“は上手いと言われる。
そんな彼女が単身訪れたニューヨークでこっそり英語教室に通
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屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.0

実在した連続殺人鬼フリッツ・ホンカ。
殺人描写はほぼなく、ただただ酒を飲んで女を連れ込んでの繰り返し。
ただ、とにかく汚い🤢

まだ24歳のイケメン俳優が特殊メイクと、歩き方や仕草の名演によって、廃人
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SKIN/スキン(2019年製作の映画)

3.8

身も心も変わろうとした男の物語。
短編と直接関係はないけれど、要所でセルフオマージュしたシーンがあります。

一見、怖そうに思える作品ですが、人は変われると言うことを、レイシスト集団の視点で描かれた作
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恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)

4.3

「未来は思い出で一杯だ」

生き物はいつか死ぬことに気がつき、孤独に慣れる訓練をするサム。
そんなサムがちょっぴり年上で背が高い女の子テスに出会う。

子供版 一夏の恋。
年上のお姉さんに惹かれる気持
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.8

“プレイリスト・ムービー“という新たな体験と美しい映像。
最後のA24ロゴまで見逃せない…

“プレイリスト・ムービー“がどんなものか知らしめるオープニング。
(360度回転するシーンは円盤を感じる)
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魚座どうし(2020年製作の映画)

4.0

子供のときに感じた大人への理不尽感が詰まってる。
今思えば子供のときの“大人“って、親や学校の先生がほぼ全てであって、そんなことを思い出された映画は初めて。

子役(もはや子役って表現が失礼なレベル)
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TOKYO TELEWORK FILM(2020年製作の映画)

4.2

2020/7/5
以下3本立てで鑑賞
① COMPLY+-ANCE コンプライアンス
② HOME FIGHT
③ COR●NAPLY+-ANCE

②と③が本オムニバス作品収録作品。

#3 HOM
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.9

人種差別や保守的な父親へ鬱憤を募らせるパキスタン系の少年が、友人から借りたカセットテープによって人生が変わる。
実話に基づくストーリーですが、単なる成功物語では無いのが◎

音楽の力と家族や仲間との絆
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ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

3.9

寮を守りたい学生vs寮を取り壊したい大学

京大吉田寮をモデルにしたNHKドラマの劇場版。
ドラマの事は知らなかったけど、それを知ると確かにNHKさを感じる(俳優からも)

あらすじを見るになんとなく
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