かくわさんの映画レビュー・感想・評価 - 37ページ目

かくわ

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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.7

現実と過去と空想(小説)が入り混じる復讐劇。
観る側に解釈を委ねる作品は、結構当たり外れがあると思っているけどこれは当たりな方。

残虐的なシーンもあるけど、もう世界観がヤバい(冒頭から)

2018
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世界の果てまでヒャッハー!(2015年製作の映画)

3.8

くだらねぇ。まじくだらねー
けどちゃんとアホさに極振りしているので面白い。
ハングオーバーのノリ。

自然探索に出かけたっきり消息を絶った奴らの手がかりは、置き去りにされていたカメラ。
カメラに残され
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平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER(2018年製作の映画)

4.0

記憶にある限り仮面ライダー存在する。
ヒーローとは何か。

予告編にもある「仮面ライダーはテレビの中の絵空事」という禁断のネタをどう使ってくるか。ここが注目ポイントでした。

結果としてはストーリー的
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ラスト・ワルツ(1978年製作の映画)

3.0

映画というよりライブを観ている感覚。
爆音映画祭in松本のクロージング作品。

予備知識なしで観たので思っていたのとは違ったけど、普段観ない作品を観るのも映画祭の良いところ。

劇場で観るために作られ
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.3

これがCG無しってどういう事ですか。。
吊り橋のシーンや山越えのシーンすげえ。。

ニトロをトラックで運ぶ命知らずの4人。
もうね、臭いまでしそうなんですよ。
それほどリアル。CG無しってのはこうい
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.8

南極に“thing -いきもの- “襲来。
SFホラーの金字塔と言われる作品。

thingの造形すごい。。
30年以上前の作品だけど、このクオリティできるのか。。
いろんな意味で、寄○獣が見れなくな
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.2

むずむずしない青春ストーリー。
惚れた女にMVに出ないかと誘ってからバンドを作る所からもう青春ロック。
これが日本ならコメディーになりそう。。

そして曲1つひとつが良い!
最後の校長に捧げた曲とか最
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.3

突然失踪した娘を探すために、娘のPCと、SNSを駆使して見つけ出そうとする父親の物語。

Twitter、Instagram、Facebook、tumblerなどなど、、そこで見つかる娘は、父親の知ら
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アーティスト(2011年製作の映画)

3.8

映画の日なので映画を題材とした作品を。

2011年に作られたサイレント映画。
白黒だろうかサイレントだろうか面白い作品は面白い。

フィルムが燃えやすいことは、「ニュー・シネマ・パラダイス」が教えて
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.0

好きなタレントさんが出演しているとの事で観たんだけど、、、プライムビデオなのかカットされてる?(泣
時間短いし。。。
ググると出てくるシーンが見当たらない。。

と言うわけで普段あまり見ないSF物を鑑
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

これは、“映画ボヘミアン・ラプソディー新規“が出てくるんじゃないか。。

始めに言っておくと、クイーンの事はあまり知らないです。
10年ちょい前にドラマの主題歌か挿入歌になったなーって程度。

・・・
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いつも月夜に米の飯(2017年製作の映画)

3.8

これはグルメ映画ではない。食を通じて成長する少女を描いたヒューマンドラマだ。

「同じものを食べて、私たちの身体は同じものでできているのかもね」(要約)
このセリフは良いのはもちろんのこと、それへの返
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.0

20年ぶりに帰ってきたヤツら。

俺は前作の方が好きかな。
方向性は変わりつつも、クズっぷりは変わらない。

前作を交えた映像や、音楽がセンスいい。
1,2セットでどうぞ。

2018-114

耳かきランデブー(2017年製作の映画)

3.3

上田慎一郎監督の奥様の脚本監督作品。
これは中々のフェチ映画ですぜ。。

これを女性が撮ってる映画がというのがポイント。
女同士の下ネタはエグいとはよく聞くもんだが、本作を見るとそれもあながち間違いで
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たまえのスーパーはらわた(2018年製作の映画)

3.0

どこかで見た「女子高生版カメラを止めるな!」という売り文句は綺麗さっぱり忘れて見た方が良い。

ただ別につまらないという訳ではなく、本作は本作の面白さがある。

人情物というと臭くなるけど、どっちかと
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Last Wedding Dress(2014年製作の映画)

3.9

ーあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいましたー

70歳の老夫婦、余命短い妻の願いを叶えるため奔走する。

普通にいい話だったが、結末に至るまでの出来事が上田監督らしい。

『Last』には
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あさつゆ(2015年製作の映画)

4.0

紫陽花の葉っぱって、毒があるんだよ。

「好き」という感情を上手く持てない女性。
だけでも「好き」に近づこうとし、また引っ込んでしまう。
この感情は分かる気がする。

ブルーを基調としたのが印象的。
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彼女の告白ランキング(2014年製作の映画)

4.5

プロポーズされた彼女が、彼氏への隠し事をランキング形式で17位から発表するが・・・

17位からぶっ飛んでいるw
途中で1位が読めたと思ったら、それをも裏切る展開。

このテンポの良さ、最高です。
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ナポリタン(2016年製作の映画)

3.3

ナポリタンが夢に出てきそう。。

聞く言葉全てが「ナポリタン」にしか聞こえなくなる男の物語。
この状況下で彼女の実家に挨拶に。。w

字幕や副音声やらで本当は何と言っていたか分かればなお良かった。
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

月曜が憂鬱な日曜の夜に観るべき作品。

何となく女性向け映画の気がしていて見送っていたけど、なんで早く観なかったんだ。。

こんな紳士憧れる。。
身なりだけでなく、経験に裏付けされた自信と言葉遣い。
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恋する小説家(2011年製作の映画)

4.5

「私の言葉は、あなたの言葉」
全モノづくりに携わる方に観ていただきたい。

小説家志望の男の元に、執筆中の小説のキャラクターが登場。
あれやこれやと注文をつけてくるのが、面白い。
しかも結構的を得てい
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僕とカミンスキーの旅(2015年製作の映画)

3.0

人生は大半が浪費で気づかずに災難にあう

架空の芸術家カミンスキー。
普通に実在していたんだと思ってしまう、序盤と挿入される絵画。

少し変わったロードムービー。
海を知らないまま死ぬ所だったよ。
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マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

3.0

オシャレなドロドロ作品。
略奪婚からの元妻への夫の返却。。

やってる事、割と人としてクズなのに、全体的に漂うオシャレな雰囲気がそれをかき消すw

2018-104

木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

3.0

政治ネタの外国映画は観てはいけないんだった。
人種問題もそうなんだけど基本的に本質を理解しきれない。

7章に成り立つが、序章の“条件“についての授業と、6章の少女と市長の討論が見どころ。
7章の流れ
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川と自転車(2018年製作の映画)

3.0

セリフなしの40分。
3つのオムニバス作品。

きっとこの夫婦にとってこの自転車には思い出が詰まっているのだろう。

そして若いカップルにはきっとこの川での思い出が残る。

第40回 ぴあフィルムフェ
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.5

湖に刺さってる足やスケキヨ。
有名すぎるが一度も観たことがなく、プレミアムシネマで録画してあったので鑑賞。

うん、普通に面白い。
ストーリーも面白いし、血みどろのシーンや回想シーンの描写が独特。
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最期の星(2017年製作の映画)

3.0

小川紗良 脚本監督作品。

地に足ついているようでそうでもないなんとも不思議な作品。
けれどどこか遠いところに行きたいと言った思いは、このぐらいの年頃の子は思うんだろうなぁと。

家に帰宅するシーンが
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シャシャシャ(2018年製作の映画)

3.0

恋人と別れた時、引きづるのはやっぱ男の方なのかもしれない。

第40回 ぴあフィルムフェスティバル
「PFFアワードの2018」入選作品

2018-099

テイク8(2015年製作の映画)

3.3

「カメラを止めるな!」の上田監督の作品。

「カメ止め」に通じるものがあります。
言わば爽やかなカメ止め🤔

青山シアターで無料で観れるので是非。

2018-098

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

なんだろこの居心地の悪さというと、違和感。
だけどゾクゾクくる。面白い。

ずっと気になりつつも、結局観れずにいた本作。
もっと早く観れば良かった。。

黒人差別といったテーマもありつつ、(その本質は
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ミックス。(2017年製作の映画)

3.5

すまん、ガッキーかわいすぎんか?

ザ ラブコメ邦画なので散々映画館で予告編観た時もまぁ観ることは無いだろと思ってたけど、
期間限定で加入したWOWOWでやってたので鑑賞。

吉田鋼太郎のユニフォーム
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ミクロの決死圏(1966年製作の映画)

3.5

潜水艦ごと小さくなり、人体に入って手術する。
これを50年以上前に作られたんだから凄い。

どんなに医療が発達して人の内部が分かったとしても中に入ることは出来ない。
当時としては映像共に画期的だったと
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

やっと観れた。。
予告編をはじめあらゆる前情報をシャットアウトする生活からやっと解放された。

ネタバレを避けるギリギリで一言で言うならば「これはゾンビ映画ではない」。
言うならば映画映画。(誤字じゃ
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パディントン(2014年製作の映画)

3.5

劇場予告とかで散々見つつも、こんなん子供向けやろって思ってたら普通に面白かった。

ゆるいファンタジーものとして観つつも、“クマが人間界に来たら“の視点、例えばエスカレーターに怯えるシーンや、セロハン
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奇跡のリンゴ(2013年製作の映画)

4.0

りんごの無農薬栽培に挑戦した農家の方の実話を元にした話。

阿部サダヲが演じる苦労人、それを支える妻役の菅野美穂。
このキャスティングが全て。

最後に報われるのは分かっていても、虫のは中々エグいし、
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.5

人として堕ちていた女の這い上がり。(サクセスストーリーとはなんか違う)
予備知識無しに観だしたら、思っていたのと違ってびっくりした。

安藤サクラの役作りすごい。
どんだけ増量して減量してトレーニング
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