怨念大納言さんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

怨念大納言

怨念大納言

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となりのトトロ(1988年製作の映画)

3.9

今さら語ることもない名作。

トトロに会った経験は勿論ないが、子供の頃に感じていたあらゆる物への高揚は、まさにトトロや猫バスのようだったなぁ。

田舎の不思議な魅力が詰まった素敵なアニメ。

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.5

ジブリで最も好きな映画。

それぞれにそれぞれの生き場所があり、生き様があり…。

もののけ姫に描かれる自然から私が感じた感情に、最も近いのは畏敬という言葉。

自然は雄大で底知れず、敬いつつもやはり
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

3.9

同じファンタジーでも、千と千尋が幻想的であるのに対してラピュタは神秘的。

空から美少女が降ってくる、飛行船で雷雲に突っ込む、ロボに平気に秘宝に空飛ぶ島に。

ワクワクする設定の目白押し。
キャラクタ
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.3

日本版不思議の国のアリス、だろうか。

建物、登場キャラクター、全てが世界観にマッチしていて、まさに千と千尋の世界。

日本的幻想感の中で、しっかりと成長する千尋。

文句なしに大好きな名作です。

からくりの君(1999年製作の映画)

3.0

古い映画だが、中々面白かった。

両手両足を使って人形を操るというのはビジュアル的にも魅かれたし、自身の皮を材料に自身の父が作った人形を破壊するという動機も、生々しくて面白い。

子供が喜べる程度のエ
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甘い鞭(2013年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

SMの極致としての殺人を描く時に、壇蜜の淡々とした演技はどうも…。
ソドム程やれとは言わないが。

マゾヒストであったはずの壇蜜が感じた甘味な興奮は、サディズムの極地である殺人であったというオチは面白
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ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

4.2

人種差別との戦いの映画。

このテーマを扱うと暗い作品になる事が多いが、この映画は辛い現実を描きつつも、基本的には明るい。

見下し、隔て、除け者にする黒人に子育てを任せるという矛盾。
いずれ自分達を
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劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー(2009年製作の映画)

3.2

『全てのライダーが横並びに終結する』という感動の名シーンの為に鑑賞。

いや、もうストーリーとかじゃないんです。
上記のシーンの感動たるや。

撮って頂いてありがとうございます、といった感じ。

以後
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スティーヴン・キング 痩せゆく男(1996年製作の映画)

3.4

古き良きドロドロホラー。

強欲な白人VS呪いを操るジプシーという構図は、食人族なんかを彷彿とさせる。

登場人物は軒並みロクデナシ。
唯一情に熱いのがマフィアという有り様。

誰も幸せにならない展開
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麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

2.7

凄くいい話だったけど、ミステリーよりも人間ドラマが優先された印象。

初めからそのつもりで見れば、印象も変わったかもしれない。

ヒッチャー(2007年製作の映画)

3.0

執拗とはこのこと。
これは怖いわ…。

犯人は異常なタフネスと精神力の持ち主。

ヤバい奴には関わらないに限ります。
特に路上は。

シャーク・ナイト(2011年製作の映画)

2.6

鮫鮫鮫鮫だらけ!

鮫が46種類!
46種類…?
見逃したかしら。

お約束に次ぐお約束。
ケータイ対策、別荘、いけすかない若者達。

おバカ系鮫ホラーの中では比較的リアルな、お気楽鮫ホラー。

着信アリ(2004年製作の映画)

2.7

ケータイをテーマにしたのは、時代と相まって非常に怖かった。

常に手元にあるし…。

あの有名な着メロは勿論素晴らしい。
心底不安を煽る。

時代にマッチし過ぎている分、スマホ世代だと怖さが薄れる気が
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スクリーム(1996年製作の映画)

3.3

13日の金曜日を見るよりも先に本作を見た為、恐ろしいネタバレをくらう。

何てことしてくれたんだ…。

ホラー映画の様式美が盛り込まれたサービス映画。

終始ニヤニヤしながら鑑賞出来る。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.1

狂気に満ちたサイコスリラー。

やりたくない仕事をやる時、自分が別人になってゆくような気持ちはわかるなー。

理想を捨てた人間と、現実を見ない人間は、どちらが偽物なんだろうか。

絵柄も音楽も凄く不穏
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ディセント(2005年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

レビュー150本記念にお気に入りのホラーを!

女のドロドロ洞窟ホラー。

この映画の冒頭、交通事故のシーンがショッキングに描かれる訳です。
これが素晴らしい。

ホラー映画のショッキングシーンを極端
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処刑山 -デッド・スノウ-(2007年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

この映画はですね、美しい雪山で赤黒い臓物と鮮血を巻き散らかしたいだけなんです。
本当にそれだけ。
あ、あと脳ミソもか。

雪山に遊びに来た若者達が、復活したナチスのゾンビに襲われる。

アホである。(
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オープン・ウォーター(2004年製作の映画)

2.5

ディープブルーやジョーズに比べると非常にリアル。
シャークネードよりも当然リアル。

リアルだけど、ここまでリアルだと最早地味に感じました。

映画一本撮るには題材として弱かったのか、もう一工夫必要だ
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ヘルレイザー ヘルワールド(2005年製作の映画)

2.8

地元のTSUTAYAにはヘルレイザーシリーズがきちんと揃っていなくて、確か1から4はなかったんじゃないかな?

仕方がないので、私のヘルレイザーデビューは本作。
今考えると、入り口としてはどうなんだこ
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少林寺三十六房(1977年製作の映画)

3.3

深夜、テレビでやっていたのをたまたま視聴。
同時タイトルすら知らなかったが、伝説的な少林寺映画だったのね…。

これほどまでに修行をしたくなる映画があるだろうか。
近代的なトレーニングと違い、『これ意
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タイタンの戦い(2010年製作の映画)

3.0

異世界アクションムービー。
リメイク前は未視聴。

基本的に、アクション映画は誰が見ても面白いと思うんですよ。
その分差別化の図り辛い分野だとは思うし、本作もギリシャ神話をベースに神々と人間とが争うな
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ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005年製作の映画)

2.8

こういった異世界冒険ファンタジーは大好き。

荘厳な雰囲気と、同時としては圧倒的なCGでワクワクしながら見た記憶。

ただ、賢者の石が2001年で以後シリーズ化。
本作が2005年。

ハリーポッター
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

2.9

山崎まさよしのPV…、ではなく君の名は。の大ヒットで時の人となっている新海誠監督のアニメ映画。

これはなー…。

確かに繋がっていた感情が、時間とともにすれ違う。

距離も時間も関係なく、桜の落ちる
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ムカデ人間3(2014年製作の映画)

2.5

ムカデ三部作の完結編。
いや、よくぞこの題材で3本も映画を…。

1や2のようなゾッとする変態ではなく、コメディタッチで分かりやすいキ○ガイ主人公の暴走喜劇。

怖さや気持ち悪さを捨て、ノリと勢いを手
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ブルース・オールマイティ(2003年製作の映画)

3.3

聖お兄さんが大好きな私は、この映画の神様ネタも大変にツボ。

神様と、神様の力を得て調子にのる主人公を違和感なく演じられてしまうモーガンフリーマンとジムキャリーは素晴らしい。

大いに笑え、ちゃんとい
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セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)

3.7

思い付く限りの鬼畜と残酷を詰め込んだおぞましいホラー。

終始救いがなく、悪趣味かつマニアック。

やっていることの残酷さはファニーゲームやムカデ人間2にも勝るが、両作品のような陰鬱な雰囲気は少なく(
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サプライズ(2011年製作の映画)

3.2

最初の展開は団欒中の家族が殺人グループに襲われるよくあるホラーだが、ヒロインが非凡な戦闘力を発揮する点が斬新。

ワナオトコ未満、ホームアローン以上のトラップで犯人グループへ対抗。
ガッツリ反撃します
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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

3.9

ゾンビ映画の原点。

ノロノロと歩き、人肉を食らい、噛みついた者を同族にする。
復活する死者というブードゥーの怪物に、ドラキュラ的ニュアンスを注入し、世界中で愛されるようになったゾンビ。

食欲に忠実
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.3

探偵物、というよりはアクションムービーと言えるくらいに二人とも武闘派。
ホームズはともかくワトソンまで武闘派。

超人的な洞察力を戦闘に活かすシーンは非常にかっこいい。
クロックアップばりにスタイリッ
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グレイヴ・エンカウンターズ(2011年製作の映画)

1.4

POVは…。
やっぱり合わないなー。
気になってみちゃうんだけど。

過激過ぎるCGに現実味を損なわれた印象で、あまり怖がれなかった。

スプライス(2008年製作の映画)

2.8

TSUTAYAにてホラーの棚にあったDVDを借りるが、これはSF映画だろう。

科学者としての倫理観も親としての倫理観も崩壊した外道二人組が、自ら産み出した生命の尊厳を蹂躙する。

陰鬱な不安と不快感
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映画ドラえもん 新のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜(2011年製作の映画)

3.2

オリジナル版が大好きで、こちらも視聴。
小さい頃にドラえもんはほぼ全作見て、流石に詳細を記憶してはいないが鉄人兵団が最も好きだった。

作画に関しては流石。
原作とは比べ物にならない。

人物は筆のよ
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私はゾンビと歩いた!(1943年製作の映画)

3.0

ロメロ前の貴重なゾンビ映画。
何故か、DVDを保有している。

とにかく雰囲気がよい。
怪奇的なのでも猟奇的なのでもなく、幻想的。
耽美的、とまではいかないかもしれないが。

ロメロのもたらしたゾンビ
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ラウンドヘイの庭の場面(1888年製作の映画)

-

世界最古の映画であり、恐らく世界最短の映画。

およそ3秒。

因みに最短の曲はナパームデスのyou suffer。
you sufferよりは少し長め。

どんな名作も駄作も、ここからうまれたと思え
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

2.6

お気に入りの作品の続編、というのは楽しめない傾向にあるのだろうか…。

悪い映画ではないのだけど、『じゃあ死霊館でいいわ!』と思ってしまう。

あ、今見たら監督さんも違うのね。

GOAL! ゴール!(2005年製作の映画)

2.4

非常にストレートなサクセスストーリー。
自身もサッカーをやっていたので、興奮ぎみに鑑賞。

サッカー映画って意外に少ないのではなかろうか。

あ、少林サッカーはカンフー映画です。