怨念大納言さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

怨念大納言

怨念大納言

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ブラッディ・バレンタイン 3D(2009年製作の映画)

3.0

ツルハシ&ガスマスク。
素晴らしいビジュアル!

ツルハシアクションもグロかっこいいです。

この際ストーリーは二の次三の次で。
優秀なスプラッターモノでした。

源氏物語 千年の謎(2011年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

源氏物語ではなくて、高山由紀子の「源氏物語 悲しみの皇子」が原作。

絢爛豪華な平安ムービー!

序盤は退屈です。

雰囲気も、なんか昼ドラみたいというか、よくてNHKの大河。
いや、セットも衣装も豪
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オープンウォーター・サバイバル(2011年製作の映画)

1.7

このレビューはネタバレを含みます

あれ?
鮫は?
鮫ちゃんどこ?
鮫ちゃん🦈…。

やりやがったな邦題。
何がオープンウォーターじゃ!

そこそこのグロと、まずまずのアクションと、顔は可愛くないけど巨乳のセクシーショットを装備した一般
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

映像の美しさが全て!

例えば三島由紀夫の金閣寺、例えばICE BURNの越冬、例えばレーサーXのSUPER HEROES。

文章力だとか、押韻だとか、早弾きだとか、表面的で芸術の本質からは遠そうな
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はだしのゲン(1983年製作の映画)

3.8

コレガ人間ナノデス
原子爆弾ニ依ル変化ヲゴラン下サイ
肉体ガ恐ロシク膨脹シ
男モ女モスベテ一ツノ型ニカヘル
オオ ソノ真黒焦ゲノ滅茶苦茶ノ
爛レタ顔ノムクンダ唇カラ洩レテ来ル声ハ
「助ケテ下サイ」
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プリズンアイランド 血みどろ女刑務所(2007年製作の映画)

1.1

アホ!
この映画アホ!

中年鬼看守の半裸で喜ぶ人類おるんか。
なんだそのスーファミボンバーマン以下の爆破のCGは!

もうアホ!

ギョ(2012年製作の映画)

2.4

ギョ!魚!GYO!
世界一臭いアニメ!

カサカサ動くもの→キモい!
ヌルヌルしたもの→キモい!
ゾロゾロいるもの→キモい!
臭い生き物→キモい!

よってこのアニメ超キモい!

画力はショボいものの
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ビリギャル(2015年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

伊藤淳史の演技が臭すぎて…。
少女漫画の実写化を見ているよう。
あんな、子供に都合のいいだけのニセ爽やかなのだろうか、実際の先生も。
なんか、どのセリフもどっかで聞いたことあるんですよね。

ただ、肯
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ANTIPORNO アンチポルノ(2016年製作の映画)

4.0


終戦後、我々は自由を許された。だがあらゆる自由を許された時、人は自らの不可解な限定とその不自由さに気づくだろう。人間は永遠に自由では有り得ない。なぜなら人間は生き、死なねばならず、そして人間は考え
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脳男(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

羊達の沈黙と非常に良く似た展開だけど、脳男とレクター博士を比較するのは脳男にとって大きな損。
どっちがいいというより全くの別物(敢えてどちらが聞かれればレクター博士なんですけど)

原作は未読ですが、
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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年製作の映画)

3.8

音楽、キャスト、映画みたいな映画の基礎能力がやっぱ高いんですよね。
巨額をブチ込んだアメリカ映画は。

シリーズ物の真ん中という事で、ストーリーはどうしても中途半端なんですけどね、なによりデイビージョ
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こどもつかい(2017年製作の映画)

2.5

Just like the pied piper
Led rats through the streets
We dance like marionettes,
Swaying to the symp
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ザ・コクピット(1993年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

「成層圏気流」
渋いドイツ人パイロットのお話。
『これを最初に人類の頭上に落とした者は、悪魔に魂を売った血も涙もない鬼』とのこと。
ルーズベルト、トルーマン、お前らの事だぞ。
葛藤と共に夜空を飛ぶライ
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バクマン。(2015年製作の映画)

3.0

「ジャンプ流」というDVDが発売されていて、その中でジャンプ作家の作画が見られたりする。

本作バクマンの作画、小畑健のカラー作画も見られるのだけど、まさに神業。

何か、彼にしか見えない正解の線が見
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カンニング・モンキー/天中拳(1978年製作の映画)

1.9

蛇拳と酔拳の間に作られたジャッキー映画。
どちらも大好きだけど、これはあんまり面白くない!

やり過ぎてるくらいにコメディ要素が強くて、カンフー映画なのかコメディなのか…。
なんだあの師匠のビジュアル
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紙の月(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

桐島部活やめるってよ、の吉田大八監督の映画。

宮沢りえが横領しまくる話なんだけど、もう息をするように横領する宮沢りえが恐ろしい。

劇的でも大袈裟でもなく、横領へ向かう過程をうんざりする程リアルに描
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オリヲン座からの招待状(2007年製作の映画)

3.0

設定としては「ニューシネマパラダイス」に似ていて、そして遠く及ばないなという印象。

私にとって一番決定的だったのは、ニューシネマパラダイスが街中の人たちに愛されていたのに対して、オリヲン座が愛される
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寄性獣医・鈴音 EVOLUTION(2011年製作の映画)

1.8

ダメ映画再び!
前半がダメなら後半もダメだ!

あ、何故か目玉が飛び出るシーンあり。
何故飛び出させたんだ(笑)

寄性獣医・鈴音 GENESIS(2011年製作の映画)

1.8

吉井怜は老け過ぎ。
木下ほうかはいいオカマ。

いや、吉井怜が老け顔という意味ではなくて、原作の恐らく10代後半から20代前半であろう主人公に対して、年齢的にキツい。

あのテカテカ半裸に白衣のコスプ
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PとJK(2017年製作の映画)

1.6

土屋太鳳が可愛い映画でした。
女性にとっては亀梨和也がかっこいい映画でよいのかと。

なんか、丁寧にやって欲しい所が雑だったり淡白だったり…。

これは、私が男だからダメなのだろつか?
女子高生ならキ
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ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)(1985年製作の映画)

3.0

ドラマの役をやっただけで、したり顔で教育に関してアレコレ口出す武田鉄矢とかいうおじ様は大嫌いなのですが、この歌は凄い!
めっちゃいい歌!悔しい!

ラジコンを改造して小さな宇宙人と戦うというロマン溢れ
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ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記(1997年製作の映画)

2.4

藤子先生が携わった最後の大長編ドラえもん。
基本的にドラえもんはビデオで何度も見ているけど、あの「種まく者」は今考えると藤子先生本人なんでしょうね。

生みの親の死後も、ドラえもんは生き続ける訳ですね
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.9

リメイク版を始めに見たので、これを見た時にほぼ変わりなくて絶句しました。

手抜きだからではなく、コレを二度も撮れたことに衝撃でしたね。
何を考えてリメイクしたのか…。

感想もそれほど変わらないです
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頭山(2002年製作の映画)

4.3

田舎医者、年老いた鰐、からの頭山。
落語だから成立する、と思われていたような荒唐無稽なストーリーを渾身のアニメ化。

ケチ男の視点と頭の花見が入り交じるシーンと、男が自分の頭の池で溺れてしまうシーンが
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年をとった鰐(2005年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

本能と理性を天秤にかけながら、年老いた鰐は生きるし、私たちもそう。

この鰐程取り返しの付かない事はしないだろうけど…。

1000年生きる鰐は、孫を食べてしまった為に群れで孤立し、ナイルを出ていく。
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カフカ 田舎医者(2007年製作の映画)

3.5

歪む、滑る、揺れる、膨らむ、捻れる、ズレる。

ゆらゆらと安定しない画面と、気味の悪いナレーション。

このナレーション、有名な狂言師だそうな。凄まじい迫力。

ストーリーどうこうよりも演出と絵柄が独
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チェンジリング(1979年製作の映画)

3.7

古き良きホラーの名作。

恐ろしいモンスターも、痛々しい人体破壊も、音や光のビックリ攻撃もないのにきちんと怖い。

音楽と演出、それから演技のなせる技でしょう。特に音楽がいい。
大家のおばちゃんが二階
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.3

私に「満島ひかり」と「ゆらゆら帝国」を教えてくれた偉大な映画。

ゆらゆら帝国はこの「空洞です」によって完成し、満島ひかりは本作の怪演によって大きく羽ばたく。

新約聖書コリント使徒への手紙第十三章、
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江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間(1969年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

身体障がい者を「奇形人間」、精神障がい者を「キ◯ガイ」と堂々と断言しまくる過激ムービー。
タイトルからしてもうダメ。
他、「裏日本」「傴僂」「近親相姦」「片◯者」などこの映画以外で耳にすることはあり得
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ホワイトリリー(2016年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

呪怨の清水監督からのリングの中田監督(ラビットホラーと本作で両監督を並べるのもどうかと思うが)。
ロマンポルノリブートの一作。

尊敬する陶芸家の先生への偏愛から、都合よく利用されまくる家出少女。
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ラビット・ホラー3D(2011年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

序盤、「姉・弟」「悪夢」「絵本作家」という点で恐ろしい既視感が…。
これは、神の左手悪魔の右手と要素がピタリ!
パロディとかパクりとかではなく、まぁベタベタなホラーの定番要素なんでしょう。

清水崇監
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ピカドン(1979年製作の映画)

4.0

終戦記念日の前日ということで。

端的に言えば「広島に原爆が落ちる」だけの映画。
本当にそれだけの映画で、時間も10分足らず。

実際の原爆もそうだったんだろう。
何の前触れもなく、突然眼前に現れる死
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ひぐらしのなく頃に(2007年製作の映画)

1.3

天才テレビ君のテレビ戦士、前田公輝くんの初主演であります。
微妙なビジュアルと、残念な演技を見せてくれます。
こ、今後を応援いたします。

あ、それから後のクレイドールドーパント飛鳥凛さんもいらっしゃ
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殺し屋1(2001年製作の映画)

2.6

な、長い!そしてグロい!

原作からグロシーンを大量にピックアップしてきて、最低限ストーリーが成立するようにぎゅうぎゅう詰めにした映画。
それが二時間!

とはいえ、妙なエネルギーに満ちているのも事実
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オリバー ニューヨーク子猫ものがたり(1988年製作の映画)

3.6

この作品の翌年から、リトルマーメイド、美女と野獣、アラジン、ライオンキングと、伝説級の長編アニメを連発するディズニーですが、私は本作が凄く好き!

というか、子供の頃繰り返し繰り返し見てたんですよね。
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トリハダ 劇場版(2012年製作の映画)

2.8

幽霊の出ないジットリホラー。
短編なのでダレずに見られる。

大衆向けというか、いや私も大衆なんですけど、ホラーマニアでない大学生が深夜に集まって見るのに色んな意味で調度いい。

石橋杏奈可愛い!
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