ricoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

枯れ葉(2023年製作の映画)

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カウリスマキ久々すぎて、こんなにポップだったっけ?と思ってしまった

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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面白い。映画館満席だった。体感3時間くらいあった。日本人監督だと恥ずかしくて、ここまで日本にしかない風景を一本の映画に詰め込むことは難しいだろうな。海外ウケを狙ってるとか言われそうだし。
役所さんの部
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

5.0

10数年ぶり2回目の鑑賞。料理を楽しもうとしない客たちが、旨そうに食べる晩餐会が良すぎる。

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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見れると思っていなかったので、ゴジラを見に行ったら上映していて驚いた。こんなミニシアター向けの作品が30館ごえで公開されて、近所のシネコンでも上映されているのがありがたい。
地味でこじんまりとした話だ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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全然期待してなかったけど良かった。ゴジラ登場時の下から仰ぎ見る長回し気味の場面とか良いね。
山崎貴の曲を泣かせようとする悪癖も抑え気味でいい塩梅。『ダンケルク』みたいなシーンでは山崎貴で初めて泣いた。
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犯罪王リコ(1930年製作の映画)

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前半の展開が早すぎるなと感じたが、まあ面白い。スコセッシ映画を短くしたような話だった。
教会の階段での襲撃シーンとかは既視感があって、オマージュ元がこの映画なのかなと思った。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

5.0

今まで以上にスコセッシの気合いが伝わってくる傑作。最近少なくなった〝アメリカ映画〟を見てるなという気持ちになった。
リリー・グラッドストーンの堂々とした演技大好き。
出番も多くて活き活きとしてるデニー
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コシュ・バ・コシュ/恋はロープウェイに乗って(1994年製作の映画)

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多分タジキスタン映画を見たのは初めて。クストリッツァぽい。ロープウェイ内の俯瞰やダンスの仰ぎ見るようなアングルなどのカメラワークも面白い。

グレートウォール(2016年製作の映画)

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アイデアが豊富で意外と面白い。だけどストーリーに尺が足りてなくてドラマ部分が省略しすぎてる。エンドロールが長くて実質90分の映画だったけど、2時間くらいにしてよかったと思う

伯爵(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

序盤のマリーアントワネット斬首までのテンポの良さ。ギロチンについた血を舐めるシーン面白
全然歴史に詳しくないけど、登場と同時にサッチャーだとわかって、サッチャーのアイコンとしての強さを感じた。やりたい
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

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コンエアー的な映画を想像していたら、モンスター映画だった。
警官役のチョンソミンと看護婦のホンジユンが可愛い

オオカミの家(2018年製作の映画)

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見たことのない映像表現。あっという間に終わった

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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登場人物が多く、語り口も入り組んでいてピンとこなかったな。決定的に好きな場面もないが、画面は相変わらず面白い。

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

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食事と睡眠が苦痛になってしまったヴィゴが臓器取り出し手術という擬似セックスばかりしてるエロい映画。なによりレア・セドゥの裸体がエロすぎる。
食事、睡眠描写もヴィジュアルが面白すぎる。なんだよあの椅子。
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

5.0

登場人物が多いのに会話相手の名前を毎回呼ぶことで混乱させない親切演出。照明の使い方が冴えているし話も面白い。
タバコの火うつしシーンが良すぎる

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

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一話完結のシリーズかと思いきや、前作で手に入れた呪具を活用してて笑う。呪いに呪いをぶつける発想が貞子vs伽耶子。
想定外の展開だらけで、一作目よりかなり面白かった。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

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普通に面白いアクションと、位置関係が全くつかめなくてつまらないアクション(砂漠のところ)が混在してた。ストーリーも掴みにくくてどうでもいい感がすごい。イーサンと因縁がある悪役が出てくるが、過去作のどこ>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

バービーの発売元、めっちゃ批判にされてるのに、よくこんな脚本を許可したな。
アメリカのコメディ映画が苦手なのもあってイマイチ楽しめず。
2001年オマージュがあるって情報は完全にネタバレだろ…知らずに
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

5.0

不倫騒動でなかなか見る気が起きなかった映画をようやく見た。
良かったところは東出の演技。棒だ大根だと言う人も多いけど、あんな得体の知れない薄気味悪さを出せる俳優なかなかいないでしょ。
身長差を活かした
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囚われの女(2000年製作の映画)

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歪な恋愛映画で見入ってしまう。序盤は人間関係が特殊すぎて戸惑った。
ひとつひとつのショットが強い。2000年台の映画とは思えない映像の質感だった。撮影監督のサビーヌ・ランスランはオリベイラ組の人みたい
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

5.0

フリードキンが亡くなったので見た。数年前に再評価されるまでリメイクされてたことすら知らなかったのだが面白すぎる。なぜ埋もれてたのかわからないレベル。
吊り橋のシーン凄すぎ。どうやって撮ったのかわからん
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イノセンツ(2021年製作の映画)

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団地サイキック子供バトル映画。
残酷で嫌な映画だった。見ていて辛い。
嫌な気持ちになりたい人にはおすすめ。
演出力はあるが楽しくない。

不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

5.0

ダグラス・サークもファスビンダーも見たことないけど、美術と無表情の人々の感じがめっちゃアキ・カウリスマキぽかった。

ドッグ・イート・ドッグ(2016年製作の映画)

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オープニングのデフォーのシーンとか面白い。妙な演出ばかりしてる。
デフォーとニコラス・ケイジともう一人は見たことない役者の3人が主演という妙な組み合わせだった。

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

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面白い。ニコラス・ケイジのキャリア総決算映画。トムクルーズでいうところのトップガン2。
大作に出てくれなくなったけど、なんやかんやでニコラス・ケイジは大好き。
色んな意味で丁度いい映画だった。退屈もし
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

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暖色の映像の瑞々しさで成り立ってる映画。中庭から屋内の人々を映すカメラワークが面白い。サイレント映画的な演出もあって結構好み。

緋色の街/スカーレット・ストリート(1945年製作の映画)

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オープニングから必要以上に葉巻の煙がモクモクしてて面白い。終盤の畳み掛けるような演出が最高

ロスト・イン・ラ・マンチャ(2001年製作の映画)

5.0

10年ぶり2回目の鑑賞。
映画制作ドキュメンタリーのなかで一番面白いかも。本編内のラッシュを見た印象だど、仮にドンキホーテが完成していたとしても、『ロスト・イン・ラマンチャ』より面白くなったとは思えな
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ニック・オブ・タイム(1995年製作の映画)

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20年くらい前から気になってた映画をやっと見た。
上映時間と劇中での経過時間がリンクするタイプの映画。95年の映画らしいがもっと古臭く感じる。傷痍軍人絡みのシーンだけは面白い。

アメリカの影(1959年製作の映画)

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これが即興演出だとしたらセンスがすごい。ストーリーはたいしたことないし、女の子を口説こうとして失敗してるだけなのになぜこうも面白いのか。

スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

5.0

美術、撮影、脚本とハイレベル。
ダイアナのアクセントが特徴的だった。離婚前のクリスマス休暇の3日間に焦点をしぼる構成。幽霊を出したり、幻覚を見たりと〝寓話〟だと宣言して大胆に脚色してた。
撮影監督は『
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

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カタルシスのない暴力がひたすら続く胸糞悪い映画。暴徒の群れにはゾンビ映画のような気味悪さがある