ricoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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登場人物が多く、語り口も入り組んでいてピンとこなかったな。決定的に好きな場面もないが、画面は相変わらず面白い。

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

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食事と睡眠が苦痛になってしまったヴィゴが臓器取り出し手術という擬似セックスばかりしてるエロい映画。なによりレア・セドゥの裸体がエロすぎる。
食事、睡眠描写もヴィジュアルが面白すぎる。なんだよあの椅子。
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

5.0

登場人物が多いのに会話相手の名前を毎回呼ぶことで混乱させない親切演出。照明の使い方が冴えているし話も面白い。
タバコの火うつしシーンが良すぎる

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

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一話完結のシリーズかと思いきや、前作で手に入れた呪具を活用してて笑う。呪いに呪いをぶつける発想が貞子vs伽耶子。
想定外の展開だらけで、一作目よりかなり面白かった。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

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普通に面白いアクションと、位置関係が全くつかめなくてつまらないアクション(砂漠のところ)が混在してた。ストーリーも掴みにくくてどうでもいい感がすごい。
原作があるわけでもないのに無駄に長くて前後編に分
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バービー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

バービーの発売元、めっちゃ批判にされてるのに、よくこんな脚本を許可したな。
アメリカのコメディ映画が苦手なのもあってイマイチ楽しめず。
2001年オマージュがあるって情報は完全にネタバレだろ…知らずに
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

5.0

不倫騒動でなかなか見る気が起きなかった映画をようやく見た。
良かったところは東出の演技。棒だ大根だと言う人も多いけど、あんな得体の知れない薄気味悪さを出せる俳優なかなかいないでしょ。
身長差を活かした
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囚われの女(2000年製作の映画)

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歪な恋愛映画で見入ってしまう。序盤は人間関係が特殊すぎて戸惑った。
ひとつひとつのショットが強い。2000年台の映画とは思えない映像の質感だった。撮影監督のサビーヌ・ランスランはオリベイラ組の人みたい
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

5.0

フリードキンが亡くなったので見た。数年前に再評価されるまでリメイクされてたことすら知らなかったのだが面白すぎる。なぜ埋もれてたのかわからないレベル。
吊り橋のシーン凄すぎ。どうやって撮ったのかわからん
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イノセンツ(2021年製作の映画)

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団地サイキック子供バトル映画。
残酷で嫌な映画だった。見ていて辛い。
嫌な気持ちになりたい人にはおすすめ。
演出力はあるが楽しくない。

不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

5.0

ダグラス・サークもファスビンダーも見たことないけど、美術と無表情の人々の感じがめっちゃアキ・カウリスマキぽかった。

ドッグ・イート・ドッグ(2016年製作の映画)

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オープニングのデフォーのシーンとか面白い。妙な演出ばかりしてる。
デフォーとニコラス・ケイジともう一人は見たことない役者の3人が主演という妙な組み合わせだった。

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

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面白い。ニコラス・ケイジのキャリア総決算映画。トムクルーズでいうところのトップガン2。
大作に出てくれなくなったけど、なんやかんやでニコラス・ケイジは大好き。
色んな意味で丁度いい映画だった。退屈もし
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

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暖色の映像の瑞々しさで成り立ってる映画。中庭から屋内の人々を映すカメラワークが面白い。サイレント映画的な演出もあって結構好み。

緋色の街/スカーレット・ストリート(1945年製作の映画)

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オープニングから必要以上に葉巻の煙がモクモクしてて面白い。終盤の畳み掛けるような演出が最高

ロスト・イン・ラ・マンチャ(2001年製作の映画)

5.0

10年ぶり2回目の鑑賞。
映画制作ドキュメンタリーのなかで一番面白いかも。本編内のラッシュを見た印象だど、仮にドンキホーテが完成していたとしても、『ロスト・イン・ラマンチャ』より面白くなったとは思えな
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ニック・オブ・タイム(1995年製作の映画)

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20年くらい前から気になってた映画をやっと見た。
上映時間と劇中での経過時間がリンクするタイプの映画。95年の映画らしいがもっと古臭く感じる。傷痍軍人絡みのシーンだけは面白い。

アメリカの影(1959年製作の映画)

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これが即興演出だとしたらセンスがすごい。ストーリーはたいしたことないし、女の子を口説こうとして失敗してるだけなのになぜこうも面白いのか。

スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

5.0

美術、撮影、脚本とハイレベル。
ダイアナのアクセントが特徴的だった。離婚前のクリスマス休暇の3日間に焦点をしぼる構成。幽霊を出したり、幻覚を見たりと〝寓話〟だと宣言して大胆に脚色してた。
撮影監督は『
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

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カタルシスのない暴力がひたすら続く胸糞悪い映画。暴徒の群れにはゾンビ映画のような気味悪さがある

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

手堅いドラマ。撮影が好き。
デュポン社が悪質すぎてドン引き。従業員にテフロン入りタバコを与えて人体実験するなんてひどすぎ。戦時中のソ連かよ。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

超面白い。最近は個性的な映画がなくなってきてるなかで、作家性の塊のようなわけわからん映画が、全国で大々的に上映されていることが嬉しい。ネタバレとか気にするタイプの映画ではないと思う。
炎や風への異様な
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

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映像面は様々なタッチの絵柄が混在してて楽しいのだけど、ストーリーが全く面白いと思えなかった。ダラダラと140分もあるのに、次作に続くとかなめてんのかと思った

Pearl パール(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

良い。前作『X』ほどではないが、それでも今年の暫定ベスト。
カラー映画初期の色彩、演技の演出のパロディが面白い。ミアゴスの顔芸はシャイニングのジャックニコルソンみたいだった。希望を持たせて、夢を絶たせ
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To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

美しくない自分を見せることができる女優さんは好き。ただラストが蛇足だというか、好みじゃないというか、強引にハッピーエンディングにしているのが納得できなかった。モーテルを飛び出してバーに行き、優しい青年>>続きを読む

1秒先の彼(2023年製作の映画)

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変人役の岡田将生はいつも良い。リメイク元は未見。清原果耶の役柄はストーカー気質のヤバいやつだけど、透明感と演技力でなんとか恋愛映画になってる。構造が入り組んでるけど、わかりやすく整理されてて見やすい。>>続きを読む

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

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室内劇だけど、切り返しとかピントの合わせ方とか演出が工夫されていて、単調にならない。面白い。ちゃんと終末映像も見せてくれる。

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

DCは単発ものとユニバースが入り乱れているが、この映画は一応ユニバースもの。最近のアメコミはあまり見てない自分でもギリギリ話についていけて楽しめた。
歴代のバットマンとスーパーマンの役者たちを並べるフ
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忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

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微妙だった。SFと呪いは相性が悪い。演出は相変わらず変なことばかりしてて良い。一応今回もアッキーナ出てた。
回路の終末感には及ばない

小さな泥棒(1988年製作の映画)

5.0

シャルロット・ゲンズブールが映画映えしすぎている。最強。編集のテンポがかなり好み。唐突に手榴弾が出てきて爆笑した。

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

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序盤寝た。ディズニーアニメの実写版って全ての映像が嘘っぽくてルックが統一されてて凄い。良くも悪くも監督の個性があまり出ない感じ。アニメ版より50分も長くなってるのは意味わからん。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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神戸で見た。拍手ok上映なのに誰も拍手してなかった。映画館の問題だと思うが会話シーンや日常音ですら不快に感じるほどの爆音で辛かった。映画の後半になると耳がなれたのかさほどうるさくかんじなくなった。
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