ぎんまちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

ぎんまちゃん

ぎんまちゃん

神が描くは曲線で(2022年製作の映画)

4.0

面白かった
信頼できない語り手系
パラノイアなのか、合法的な誘拐なのか
二転三転以上に転がされた
どっちなんだろうを楽しめるのはもちろん、「物事の整合性のとれてる度」とか「どちらの側面も筋が通ってる度
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

また皮肉の効いたメッセージ映画か...と観ながらも、アートなお料理とアートな人死にに楽しめてたんだけど
アーニャちゃんの「お腹空いてるんだけど」でトキメいた
チーズバーガー作ってるときのレイフファイン
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.5

原作と違うシーンがいくつか足されてて、その部分が特に良かった
人は睡眠とって歯磨きしてご飯食べなきゃな
手紙読んでる永野芽郁ちゃんも良い
私の感情的にはグッとくるとか盛り上がるとか一切無かったんだけど
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.4

うーん、良くも悪くもクラシカル
愛の為なら何でもする人たちのお話

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.2

タイトル通りグラスオニオンなので考察なんか必要としないアッパー系なのが最高
なのにクラシカルなミステリもきちんと踏襲してて素晴らしかった
前作との共通点はブランはあくまでも良き人の導き役であるというこ
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.5

特殊お仕事女子日常系で引っ張ってバキバキアクションの大団円で楽しかった
2も決まったそうでめでたい
ある用務員に繋がるんだなと思うとちょっと泣ける

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

-

美女と野獣のダンスシーンは気持ちの移り変わりが丁寧であるからこそだったんだなと。鑑賞中気持ちが置いていかれることが多々あった。
被虐待児の描き方も対処も雑だし、友達やらコーラスおばさんやら何してたの?
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

宇宙戦争するでも逃げるでも言語を理解しようと接触するでもなく「撮る」なのがメタで面白い
ナホム書にあるように見世物にするためには観客である私達もこの物語には含まれてる

目を背けてもやり過ごすことしか
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

イェーイって観るやつ
原作は昔読んだけどあんまり覚えてないくらいのレベルだと楽しい
トンデモニッポンが雑音にならなければのれる
福原カレンちゃんもっとやれますけどー、出番終わりかよーとはすごく思った
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ほんとに怖かった
なんでそんなことするのー!やめたげてよー!の連続
ただ赤ちゃんとワンちゃんは親戚に預けような
監視カメラにバンッて出てきたときなんか私一瞬召されてたと思う

バヤン信仰
信仰の使い方
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呪詛(2022年製作の映画)

3.6

これは皆観なきゃだめ
そして一緒に唱えなきゃだめ
必須だからまじで


ネタバレ↓














みんなで唱えないと呪い弱くならないからね(迫真)

まさかのPOVだった
そして視聴者巻
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.9

フッテージ大好きだから楽しみだった今作
超えてきたとは言えないけど(そもジャンル違)面白かった
人間怖いとオカルト怖いの合せ技
亡くなった子供たちからのヒントを元に脱出ゲーが始まる
設定が良いと尻つぼ
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

超主観的私的感想
是枝素人の私が僭越ながら申し上げますが、是枝作品の「感性」の部分は場面が変わっても流動的であることで作品全体のまとまりや美しさに繋がるのが良いところかと思うのですが、今作は場面ごとに
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ある用務員(2020年製作の映画)

3.3

なんとなくメランコリックのガンアクション思い出した
殺し屋が一堂に会する設定は最高なのでもっと欲しかった
対JK戦は上がった
逆に言えばそれ以外はあんまりかな...
前野朋哉が怒鳴ったときが一番怖かっ
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.8

平手でも拳でもなく掌底って「ヒェッ
」ってなりますよね
完全に好みの問題ですが、ヤクザものでも銃器より手斧とかハンマーとか使ってくれるの有り難い
主人公に可愛がられてる子供危ない目に会いがち

続編が
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そこにいた男(2020年製作の映画)

3.1

例の写真ありきのショートムービー
不謹慎だけどあの写真は確かにドラマチックよな
実際の事件からの着想だからホストと客っていうイメージが強くて、わざわざ設定変えても「事実のほうがすごそう」感が拭えなかっ
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特捜部Q 知りすぎたマルコ(2021年製作の映画)

3.5

こいつら誰だよ問題は置いといて
汚職が発端となる事件だからか全体的に地味に感じる
前作のカルテ番号64が良すぎたってのもある
重厚ゴリゴリサスペンスなのは変わらないし、点が線になっていく過程も面白かっ
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さがす(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

楓(娘)、山内(指名手配犯)、智(父)のそれぞれの目線3つのパートからなる構成
「こちら目線ではこうでした」的叙述ミステリのような構成に期待した私が全部悪い
実を知る面白みはあるものの驚きはさほど無く
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フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)

3.7

最初のパージに比べて高尚なものになっちまった感はある
ヘイトクライムとか戦争やってる国とか思い出しちゃうし
マスクかっこいー!キャー!とか言ってた頃には戻れない時世になってしまいましたね
最初から社会
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

そら造詣が深いほうがいいに決まってるけど、すごく有名なセリフとすごく有名な怪獣しか知らない状態で観てきた
イケます!と言い切っちゃいます
面白かった(シンゴジラほど夢中にはなれなかったけど)
撮り方も
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.7

冤罪証明のミステリ感も良くて俳優も良い
1番好きなのは支配者と被支配者を描いたところ
特に被支配者に関してすごく丁寧だった
支配者側の心情とか描かれなかった幼少期とか気になるところだけどこれで良かった
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

見世物小屋を撮るって言ってた時からもうピッタリじゃん!と思って楽しみにしてたらピッタリだった
ノワールを混ぜてデルトロ流大人向け絵本の出来上がりな感じ
ナイトメアなだけに“ゆめうつつ”的雰囲気はさすが
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

ナイトオンザプラネット見てるとニチャァできます

伊藤沙莉ちゃんの間が良すぎて笑ったり泣いたりしてきました

私ったらちょっとどころかだいぶ思い出しちゃったよね

モータルコンバット(2021年製作の映画)

3.6

生れつきの痣が選ばれし者の証とか魔界と人間界の戦いとか、午後ローでやってたら最高の映画(残酷描写で無理ですが)
殺陣とVFXと血の量(血液サラサラか)が素晴らしかった

回路(2000年製作の映画)

3.8

心霊描写が異様にツボで怖くてしょうがないけど、何がなんだかわからん癖に定期的に観てしまう
ゆっくり歩いてくるよく見えない女とかさ、滅茶苦茶怖いのによく見えないからしっかり見なきゃいけないの、そういう撮
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悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

1の正当な続編として観ちゃうとちょっと残念
1の話の通じない人間の怖さとか不気味さは無くなってハロウィンのマイケルマイヤーズみたいに人ではない者になってた
どうしてもそうなっちゃうんだな

ただリブー
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

私には感想を書くの難しいので印象に残ったことを徒然と

·字幕、通訳(手話含む)のコミュニケーションは信頼を伴う
セックスはディスコミュニケーションなのかな
·家の前、車で緑内障(見えない又は見ようと
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前半はバレ怖一辺倒なのにあんまりハラハラできなかった
クロエが強い子で、最後も引くほど強くなってて好き
サーチの監督だから観たけど断然サーチのほうが好み

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.3

最初と最後で満足できるんだけど、ミスリードにもならないあの人たちの出来事はなんやったんや
楽しみにしてただけに観終わると中盤なんだったんや感
剛腕でラストかましてきた感じ嫌いになれない

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.8

ウォーレン夫妻キレッキレ
ジェームズワンが撮ったのかっていうくらいちゃんと死霊館だった
悪魔祓いのガラスが割れて風が吹き込む中でも負けずに儀式が続くあのお払いシーンは素晴らしかった、悪魔系の醍醐味よね
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.0

コンニチワーサイキンドウ?
特に何が面白かったのかって言われたらよくわからんのですが只々ずっと面白かったです
もうアルパチーノのサインの書き方とか大人の大ふざけで大好き

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

割とブラザーフッド的な要素の多いイメージのあるエドガーライトがこれ撮ったかーな作品
十八番のジャンルミックスが途中まではすごく面白かったのにお話がツイストしてからはうまく機能してなかったように思う
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