ぎしおさんの映画レビュー・感想・評価

ぎしお

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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.1

荒川・足立の空気感。下町の喧騒とケイコの静寂。昭和漂う原風景と圧倒的役作り。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

自己の矜持を曲げられない人ほど、社会に適合するのは難しい。
みないい塩梅をつけて、自分を折り曲げて、社会に折り合っているのだ。
不器用でまっすぐな人間を演じる役所広司が素晴らしい。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.8

フィンチャー作品なのでサスペンスなのかと思った。自分語りで暗殺者の教訓めいたものを再三暗唱していたのに、初手で失敗してアワアワするのが面白かった、

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.8

過去2作と比べて派手さは無かったが、ベニスの街の優雅さが見て取れた。ホラーとの対比になっている。

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

宗教戦争とアイルランド人(プロテスタント)で家族を養う父親としてイギリス(カトリック)に出稼ぎに行く葛藤

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.7

とにかくずっと不穏、ミスリードも多い。週末と終末

座頭市(2003年製作の映画)

3.7

久しぶりに見た。「おい、今サイコロの音、変わったなぁ」は覚えてた

(2023年製作の映画)

3.9

加瀬亮による信長怪演。本能寺の変以降はちょっとグダグダと。備中高松城の戦いは笑えた。

バビロン(2021年製作の映画)

4.1

ディミアン・チャゼルなので、映画の畳み方がラ・ラ・ランドとほぼ一緒だった。
音楽も同じ人なので、渋くてかっこよかった。
トビーマグワイアが狂気。

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.6

事件のトリックは希薄、湯川はいつものように閃かずに解ける謎、容疑者Xの献身は超えない

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.0

マフィアのドンに「仇討ちに行くぜ!待ってろよ!」と言われても、「3週間前なら出会わなかったし、死ぬ運命に無かったのにな…(相手が)」と処刑確定の相手を憂いてしまうマッコールさんの安心感。

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.8

1ほど戦闘シーンが無く消化不良。マッコールさんの自身の哲学を語るシーン多め。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

4.1

ウェス・アンダーソン×カンバーバッチのタッグというだけで眼福。らしい劇中劇

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.0

アクションシーンのCGはややチープか、ストーリー展開はライダーシリーズをリスペクトしている感じがあった

バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

3.9

コーエン兄弟で豪華キャストだけど全員頭おかしい。コーエン版アメリカンビューティー。

ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.6

内容はチープ。情報を制すれば世界を制するというありふれた世界線。

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