ぐりこさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

わたしたちの家(2017年製作の映画)

2.6

新文芸座オールナイトにて。

“家”を舞台に絡み合う2つの世界。
パラレルワールドのようでいて、いくつかのアイテムや声を介して影響し合う。おもしろい仕掛けを考えるなぁ…
ストーリー的には展開は少ないけ
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あみこ(2017年製作の映画)

3.4

新文芸座オールナイトにて。

拗らせメンヘラ女あみこの恋の始まりから終わりに至るまで。
あるいは“魂の会話”とLotas Flowerから、「いや、俺サンボマスターが好きだよ」に至るまで。

レディオ
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劇場版『えいがのおそ松さん』(2019年製作の映画)

2.4

いつものおそ松さんを映画の尺でやればいいと思うのだけど、おそ松さんで深みを出そうとすると、、、ねぇ?
ということで、うまくノれなかった方の人です。

ふさふさちび太からの巨神兵とかポイントポイントおも
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.6

完全におもろかった!
小ネタ連打でそれを楽しめるかに尽きるんやけど、自分は楽しめた。

個人的には、ヌーの大群の移動で常磐線が止まるくだりと千葉解放戦線に身体中の穴という穴にピーナッツを詰め込まれて来
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

2.5

前作の下の句で京女無双して広瀬すずを食った(個人的感想)松岡茉優がほとんど出てこない上に、周防さんのキャラが大ぶれしちゃって、、、まぁ原作からそうなんだけど。演出とかはけっこう好きなんだけど、仕方ない>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.2

スクリーンにもってきてくれてありがとう、
ようやく観ることができた2018年きっての佳作。
(3/27観賞)
一言でいうとすごかった!二言でいうと何かすごかった!
ぐっと心をつかまれて感動したりなどし
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サヨナラ COLOR(2004年製作の映画)

2.3

スーパーバタードッグの大名曲「サヨナラCOLOR」に着想を得たという作品。
最後のクライマックスでサヨナラCOLORが流れてわんわん泣くための壮大な2時間MVになっているのだろうと思って観たのだけど、
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なっちゃんはまだ新宿(2016年製作の映画)

2.5

大変もやっとした感じの作品で映画としての完成度は高くない。雑というか荒削りで「?」がいっぱい残った。

前半は恋する秋乃の瑞々しい学校生活を描く。岡田と付き合うに至る過程、特に下校中の半ば怒ったような
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.7

アカデミー賞を受けて観てきたその2。
1960年代の南部アメリカを白人のドライバー兼用心棒トニー(ヴィゴ・モーテンセン)と黒人のジャズピアニストドク(マハーシャラ・アリ)が旅をする、実話ベースのロード
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.4

アカデミー賞を受けて観てきたその1。
映画史上最も哀れに描かれた英国女王アン(オリヴィア・コールマン)とその寵愛を奪い合うアビゲイル(エマ・ストーン)とサラ(レイチェル・ワイズ)、主演3人のドロドロし
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.3

重いリウマチを患い家族からも邪険に扱われてきたモードと、孤児院育ちで日々を生きるのに精一杯で人間嫌いのエベレット。二人の奇妙な共同生活の中で、不器用な二人の間に育まれた愛が心を打つ作品だった。

偏屈
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ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.1

“TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2015”で準グランプリを獲ったオリジナル脚本が映画になった、のだそう。


なんとも力の抜けたハートウォーミング(?)な作品だった。そ
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.5

(極々狭い範囲で)話題になってたので借りてきました変態仮面。
いや、これはヤバいわ。
何がって安田顕の配役がハマりすぎ!バッキバキに身体仕上げてきた鈴木亮介もすごいけど、安田顕、作中の誰よりも変態、エ
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劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

3.5

30分アニメみたいなスピード感であっという間の2時間だった!
お話そのものはいつもどおり、かわいこちゃんからの依頼→悪の陰謀に巻き込まれる→成敗する、というお決まりパターンなんだけど、それでいい。それ
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.6

センセーショナルなカニバリズム作品だった。娯楽ではない。
ジュスティーヌが着実にカニバリズムに目覚めて獣になっていく様が描かれていて、ぞっとする。

理性の下にこういう衝動は確かにあるのかもしれない。
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ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE(2008年製作の映画)

1.9

300均雑貨屋でみつけたDVD。観てしまった。
いやー…

ジャガーさんの破天荒さこそがマンガの肝なのに~、なんでそこをすっ飛ばしたのか。ポギーもなんで出したのかわからないくらい、意味不明になってたし
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管制塔(2011年製作の映画)

2.7

Galileo Galileiの曲が旭川の雪原にハマる。
それに尽きる。

チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.5

気鋭の若手俳優をうまくはめ込んで、岡崎京子の退廃的な世界観を、うまく今に焼き直してたと思う。かなりよかった。

“ゴールドラッシュのように”現れて去っていき、そして死んだチワワちゃんこそが、彼らの青春
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.2

ブロリー3
やっと観た(前回最序盤で寝落ちしたリベンジ)

これまでで一番バランスのいいブロリーだった!強くて無垢で、やっぱ魅力的なキャラクターだなぁ。
前作は強すぎたけど、今回はゴジータの超サイヤ人
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

2.4

ハンソロの名前の由来、チューバッカとの名コンビ誕生、ミレニアムファルコン、とハンソロファンに訴求する内容。
あとは権利を主張する女性ドロイドがでてきたり、、、とどうしても枝葉の部分のレビューになってし
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太陽の塔(2018年製作の映画)

2.6

雑多なドキュメンタリーだった。
色んな視点から、色んな人が、太陽の塔を、岡本太郎を語る。

岡本太郎を崇拝してるのか「我々はまだ太郎に追いつけていない」と言う学芸員もいれば、Chim↑Pomみたいな前
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

2.3

富山で高校時代を過ごした、まだ何者にもなれていない人々の群像劇。
…になっちゃってるけど、「私」橋本愛と「あたし」門脇麦がメインじゃないのか。フォーカスを絞れてないような。
原作を映画化するにあたって
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脱脱脱脱17(2016年製作の映画)

2.8

なんとも勢いのある作品だった。
そして、peggiesの楽曲がいい、
というかボーカルにして主演のひとり北澤ゆうほの声がすごくいい。

お話はちとハテナなとこもあるし、34歳のおっさん高校生とか画的に
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普通は走り出す(2018年製作の映画)

3.5

自ら演じるとにかくクズな映画監督を通して描くのは、監督の自虐なのかそれとも映画界へ投じる一石なのか。

とにかくエッジのきいた作品だった。
きっとそういう人なんだろう、渡辺監督という人は。おもしろかっ
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来る(2018年製作の映画)

3.1

『告白』『渇き』でシリアスな作品で評価を得ている中島哲也監督の“最恐エンターテイメント”で2018年映画納め。

観る前、果たしてホラーなのかエンタメなのか、なんてことを考え、僕はホラーあんまり観ない
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.0

2018年の映画納め。
何度か映画になっているという“A Star Is Born”、初めて観た。

才能を埋もれさせてきたアリー(レディ・ガガ)が国民的ミュージシャンのジャック(ブラッドリー・クーパ
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ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない(1994年製作の映画)

2.4

ブロリー2

初作からブロリーの強さが大暴落してるしてる気がするけど、親子3人かめはめ波は胸アツ。

ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦(1993年製作の映画)

2.5

ブロリー初登場。

ブロリー強すぎわろたwww
復活のFの情けないフリーザみた後だから「悪役はこうでなくちゃ!」てなった。

しかし、強すぎて最後の5分までブロリーに傷ひとつつけられないという、違う意
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ドラゴンボールZ 復活の「F」(2015年製作の映画)

1.9

フリーザ様が弱すぎて…ツラい。

悟空、ベジータはそれぞれ一人でゴールデンフリーザを圧倒するし、唯一生き残った部下の助太刀はのんびり観戦組の仙豆でなかったことになり、起死回生の一手は神のチートで文字通
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.5

ミュージカル映画はこうでないと!
ぶっとんだストーリーも多少雑な細部も気にさせない“い き お い”(笑)
ABBAの名曲たちがエーゲ海の島に映える映える♪
ハニーハニーからマニーマニーマニーの流れと
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17歳(2013年製作の映画)

3.6

17歳はまじめじゃない

ひたすら儚くて、脆くて、不安定で、、
重ねる援交はお金のためより自己承認欲を満たすためなのだろうか。
マリーヌ・ヴァクトの美しさが出色だった。

バレて事情を聞かれたときに言
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異類婚のエスノグラフィー(2016年製作の映画)

2.2

地球人と異星人とのファーストコンタクトは、不幸なものではなく友好的なものだった
というテーマは示唆的というかおもしろいのだけど、昔語りとして説明しちゃうのもったいなかった。

テイク8(2015年製作の映画)

2.8

ほんと公私混同(笑)
カメ止めで知った上田監督だけど、なんとなく上田節てのがわかってきたかも。

でも、いくらなんでも父親はむちゃくちゃだ。ストーリーは少し無理があったかな。
芹澤興人は情けない男役ハ
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コールドプレイ:ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ(2018年製作の映画)

4.0

愛が詰まってた!
Coldplayの結成以来20年の歩みを振り返る音楽ドキュメンタリー作品。

何が良いって、ずーっと内側から見てきた監督(というか友達)が撮影してるから、絶対に繕えない素の姿が出てい
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.5

僕が封切り直後の混んでる時期にいくのは珍しい。それくらい楽しみにしてた。

フレディ・マーキュリーの人生にスポットをあてて、モンスターバンドQueenの軌跡を描いた作品。
フレディの人生とはすなわち、
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.8

グッドな失恋映画だった。

恋をして世界が輝くボーイミーツガールな序盤はとても楽しい。IKEAデートや公園ミュージカル(映画版モテキのパロ元だ!)、肩で風をきって歩くトム、窓にうつる自分はハンソロ♪笑
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