ellecinemaさんの映画レビュー・感想・評価

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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

4.5

高得点だけどオススメでもない。自分に、そして自分のまわりで起きたあんなことこんなことを映画が媒介となって自ずと色々と考えてしまう強力な誘導っぷりへのごく個人的な評価であり、加えて神宮前交差点でのWAV>>続きを読む

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.8

さすがシネマート心斎橋!上映に感謝!自分、偶然タイミング合って観ることができたけど、なにこれ、素晴らしすぎて余韻が凄いんですけど。できることならまた明日も観に行きたいくらい。現地公開は5年くらい前みた>>続きを読む

デカローグ デジタル・リマスター版(1989年製作の映画)

5.0

2作ずつ5日間かけて映画館のスクリーンで初完走!30年以上経っても今後もきっとアップデート不要な普遍的な作品であることの凄みを感じました。人間賛歌ここに極まれりですが、今は1,4,7,10が特に好き。>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

5.0

2021年どころか21世紀の音楽映画最高峰確定と言い切りたい。そして本当に心からありがとうと言いたい。一人のアーティストが世紀を跨いで37年の間隔で歴史に名を残す作品を出した方って他にいますかね?今は>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.8

曲はかからないけど、Marvin Gaye! Barry White! で、ピッチはないけどエミレーツでアーセナル観戦!和牛グリルしてまたいつか自宅でゆったり観たいねえ。

ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

4.8

当時スプリング・ブレイカーズに★4.3付けた自分とハーモニー・コリンとの相性は最高なので、今回はさらに0.5プラスで。コロナ禍でこういうのに完全に飢えてたのかも。次こそ5.0付けちゃいそう。コリンさん>>続きを読む

SLEEP マックス・リヒターからの招待状(2019年製作の映画)

5.0

すばらしい。夜から朝までの8時間ではなくともお昼に転寝4時間程度でもいい、日本でも擬似体験できないかな。そんな機会を作ってみたいとも。リヒターを観たら次はヨハン・ヨハンソンの映画『最後にして最初の⼈類>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.7

これまで毎年一年をまとめられない自分ですが、2020年のマイ最優秀作品賞は本来オスカーなこのタイミングでこの作品にゴーズトゥとしました。ついでに中盤の祭りでのスピリチュアルなチャントは最優秀楽曲賞に値>>続きを読む

大頭脳(1968年製作の映画)

3.9

名古屋〜京都〜元町と3ヶ月かけてジャン=ポール・ベルモンド傑作選、全8本中7本観た。なぜか住んでる大阪ではスケジュールが合わなかった。ちなみにコンプリートできなかった作品は「危険を買う男」。でも、もう>>続きを読む

死者との結婚(1960年製作の映画)

5.0

最高!フィジカルで欲しいくらい!
個人的にラストの締め方だけが好みではないけど、そこが最高なら200点あげたいのでそこを引いても満点!

宣伝マン楽だったろうなあ。スチールならどこを選び取っても絵にな
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

時代はずっと前だけど、二人が終電を逃した駅の最寄の大学で2年過ごし、歩けなくはないだろうが歩いてそこまでは行かないと思う調布エリアの馴染みのヘアサロンに何十年前から今も通い、持家も新宿寄りではあるが京>>続きを読む

ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

4.0

ドアタマからラストまでずっと背筋をゾクゾクさせてもらえるいや〜な映画。でもまた観たい。改めて、ラストでルドガー・ハウアーに合掌して心からの感謝とともに祈ってしまいました。REST IN PEACE.

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.9

昨秋にすでにノムコレ2020で一度鑑賞済みではあったが、もう一回は観たかったので大変嬉しい。ギャスパー・ノエ好きには必修作品。何度も観たい世界観とアイデアは大好きだけど、大好き具合は前作CLIMAXが>>続きを読む

燃えよデブゴン/TOKYO MISSION(2020年製作の映画)

3.8

正月爆上げ!のコピー通り、とにかくなーんにも考えず楽しめてしまう新春映画は最高。こういう自然と笑いが漏れてしまう作りって今では珍しいのかもなあ。こんな世の中だけど観ている間はいい意味で現実逃避ができて>>続きを読む

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

4.7

この狂い方、笑えてクセになりそうで個人的なツボなのか凄く好みです。多分万人向けではなく人を選びそうですが。自分は年末年始で二回観て、一回目より二度目の方が楽しかった。そろそろ劇場で観られなくなりそうだ>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

4.4

大阪で住まいや職場付近もふんだんにフィーチャーされればエモすぎて点数甘くなるのは致し方ない。鬼滅の刃にまったくハマらず置いていかれた自分にも優しい親切設計に美しさ。ここ一年くらいで一番涙腺崩壊したかも>>続きを読む

ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

4.8

全ての面で最高。個人的に「バッド・ジーニアス」を超えてくるのはなかなか難しいのではと観る前は思っていたが軽々超してきた。あと、チュティモン・ジョンジャルーンスックジンはずっと観ていきたい。セリフがなく>>続きを読む

エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.9

ブラジル音楽が好きな自分にはそれだけで観る価値ありな一作でした。
シェフ役のセウ・ジョウジが音楽は言わずもがなですけど、温かい眼差しと人柄を感じさせる演技は素晴らしかった。で、音楽監督はジャケス・モレ
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

1.0

ネガティブなレビューするくらいなら書かないがポリシーですが、あまりにもなんで敢えて。後日お目汚しで嫌になったら削除するつもり。
で、あくまでも個人のボヤキだけど、本当にA24?な残念さ。というかここま
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ロシオ・モリーナ LIVE-カイーダ・デル・シエロ(2016年製作の映画)

5.0

圧巻。自分にとっての2020 年音楽もの最高峰はもう決まった。明日も明後日も何度も観たいしBlu-rayもあればほしい。東京まで観にきた甲斐があった。コロナ禍で3月の来日中止が残念だけど未来に絶対生で>>続きを読む

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

5.0

2020年のオスカーに何か受賞してほしいくらいの、ヒューマンクライム法廷社会派映画の最高峰で、すべての面で神クラスの映画であり、何度落涙したかってくらい完璧で感動的。近年たくさん映画観てるけどこれほど>>続きを読む

フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて(2019年製作の映画)

4.6

ジョン・カーニーの音楽映画好きにはもれなく響く作品ではと思ったし、ジョン・カーニーの音楽っていいなあって思わせてくれるあの感じ、久々だなあなんて観ながら思ってました。公開終了前に劇場で観ることができて>>続きを読む

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

5.0

21世紀最高峰のハリウッドラブコメって言い切れる全てが完璧な最高傑作!あの「プリティ・ウーマン」へのオマージュと同時に、30年経ってようやく今の時代に相応しいアップデートがなされて、丁寧なバトンの受け>>続きを読む

T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

4.5

大穴。めっけもん。不謹慎だが何度も爆笑痛快爽快。全要素てんこ盛り全方位対応とは。本日5本目なのにこれが一番一瞬も眠くならなかった(笑) 5年半以上ぶりのレビューを思わず衝動的にしてしまう素晴らしさ!

愛の渦(2013年製作の映画)

2.5

【ネタバレです】感想、長い。ダレる。以上。作品全体の印象は「中途半端」。原作知らないし、監督への思い入れもない。観終わった後、劇中の「高度なジョークだから」よろしく当方も斜に構えてしまったほど、消化不>>続きを読む

スティング(1973年製作の映画)

4.5

大傑作だから勇気がいるんだろうけど、改めて観て思ったのは40年を経過した今、新しいスティングも観たいなぁと。

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

5.0

映画の神が憑依したような神々しいほどに絶好調、アカデミー賞主演男優賞受賞のマシュー・マコノヒー主演作は完璧な傑作。
この話が実話ベースだということにも驚く、笑いあり感動ありのヒューマンドラマ。
酒と女
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アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)

3.5

ホッコリ。BS録画だらり鑑賞。ロンドンって感じでいいよね。Badly Drawn Boyの劇伴他音楽いいし、レイチェルの息子アリがガナサポってのもいいし、ウィルの家にはインテル好きってのもいいし。ラス>>続きを読む

17歳(2013年製作の映画)

3.2

フランソワ・オゾンの傑作「危険なプロット」に続く新作なので相当な期待で赴いたが、感想は「悪くはないんだろうな」という煮え切らない中途半端さ。
ヒロインのマリーヌ・ヴァクトの魅力は認めるものの、最後にす
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

-

期待して観に行ったんだけど自分にはダメだったし退屈だった。
パーティーシーンでかかるHouse of PainのJump Aroundには驚いた…
★2.5未満についてはスコアなしということで。
20
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メイジーの瞳(2012年製作の映画)

3.7

よく出来ているし、いい作品であること自体は間違いないと思うけど、それ故少々キレイにまとまり過ぎている嫌いを感じたのも確か。
この作品の最重要ポイントは兎にも角にもメイジーの可愛さは無敵であることとその
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