ぼぞさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.5

なんかよく分からん感じに始まって、嵐のように色んなことが過ぎ去って、気付いたら終わってた。
総括するとみんなわりとクズだった。
ノリも世界観も振りきってて清々しかったし、よく分からんけど面白かったなと
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ヘルボーイ(2004年製作の映画)

3.3

私の中にあるデルトロ作品のイメージとはちょっと違ってて新鮮でした。
ファンタジーな世界で重めなストーリーを繰り広げるイメージだったので。
こちらは結構エンタメな感じで、アメコミ感あった。
かわいかった
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セサミ・ストリートへ愛を込めて ~エルモに命を吹き込んだ人形師(2011年製作の映画)

4.6

最初から最後までずっと半泣き状態で観てた。
こんなに優しい話が現実であるのかと。
そもそも「カーミットラブに電話してほしい」と言って電話できるっていうのが凄すぎない?そういう時代?
両親の理解もあって
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

悪魔祓い映画で定番の「名を名乗れ!!」というのがあるけど、この映画は「“エクソシスト”の名を名乗るな!!」という感じでした。
たぶんフリードキンのエクソシストが好きな人には向いてない。
シンプルにスト
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.7

MCU、DCUを観ている人ほど楽しめるコメディ映画だった。
色んな名シーンがめちゃくちゃしょうもない感じで再現されてて終始ニヤニヤしちゃった。
ストーリー自体も普通に面白くて楽しかった。
フランス映画
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エクソシスト(1973年製作の映画)

4.7

記憶してた以上に面白くて、気づいたら正座して食い入るようにみてた。
歴史に名を残すのも頷ける。
悪魔祓い系のホラーって気付いたらバトルものみたいになりがちだけど(それはそれで好き)、いい意味でコミカル
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マーベルズ(2023年製作の映画)

4.3

面白い云々以前にこういうヒーロー映画の存在がありがたい。
今までこんなに女まみれのヒーロー映画あった?て感じで最高でした。
小学生くらいの時に出会いたかった。
なんか分かんないけど、序盤の3人が入れ替
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

主人公が主役じゃないタイムリープものって、私が知ってる中ではありそうでなくて発想からめちゃくちゃ面白かった。
主人公が自力でがんばる訳じゃなくて、周囲の人間が一生懸命勇気づけるというのも新しくて面白か
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

時間が合わず劇場に行けなかったやつ。
シャマラン大好きだし、演出が好きすぎて画面に張りついて観てたのに、ラストに近づくにつれて雲行きが怪しくなり、残念なラストだった。
めっちゃ楽しみにしてて、めっちゃ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

怪獣映画というよりは戦争映画だった。
ゴジラに関しては初代とシンしか知らないので、原爆のメタファーとしてのゴジラは良かったと思う。
原爆の破壊力が凄まじいように、ゴジラの破壊力も半端なくて殺意に満ちて
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スマイル(2022年製作の映画)

3.5

トラウマは克服なんてできないし、一生消えないんだぞという話だった。
ルール的にはイットフォローズだった。
もう植え付けられてしまった以上どうすることもできなくなり、死ぬしかないというのは致し方ないけど
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.4

ラキーススタンフィールドみたさで。
ホーンテッドマンションはナイトメア〜バージョンしか乗った事ないけど、なんかこんな感じのところあったな〜というのがちょこちょこあって楽しかった。
お子さま向けではある
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.8

これって笑っていいやつ?みたいな事の繰り返しでかわいかった。
めちゃくちゃカッコつけたスミス大好きな殺し屋のコントって感じ。
めちゃくちゃかっこつけて殺しの流儀を語るのに全くその通りにいかなくて、想定
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ムーラン(1998年製作の映画)

4.0

これも小中学生くらいの時にザッピングしてたらディズニーチャンネルでやってて、気付いたら夢中になってたやつ。
当時はなんも考えてなかったけど、今みるとめっちゃいい。
全女児にみせたい。金ローでやってほし
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クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

2.8

タランティーノの作風が形成されたあれこれを知れるドキュメンタリーと思ってワクワクだったけど、ワインスタインの犯罪には関わってませんよという弁明ドキュメンタリーにみえた。
ミラマックスと決別してソニーと
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エリザベート 1878(2022年製作の映画)

3.5

エリザベートという人の話が度々演劇や映画化されているとは全く知らず、なんとなく観にいって調べて「へえ〜〜〜」となりました。
ダイアナのもしも話の「スペンサー」みたいな感じで、エリザベートのもしも話らし
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ストリートギャング セサミストリートにたどり着くまで(2021年製作の映画)

4.3

大好きなセサミストリートの誕生秘話。
パペットたちと一緒に話したり歌ったりしてる子どもたちが羨ましくてたまらなかったのを思い出した。あの仲間に加わりたかった。
いまだにYouTubeとかで動画をみては
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.5

本来移民であったことを忘れ去り、アメリカをさも“白人の国”のように主張するのは違うぞと釘を刺すような作品だった。
ことの全てが白人により持ち込まれたものが原因で、先住民にとって害でしかない。
便利にな
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死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.8

スタイリッシュお化け屋敷って感じの映画だった。
Gが苦手な方は一部お気をつけくださいという感じ。
演出がいちいちおしゃれで、雑誌が捲れるとことか崩れた壁がヴァラクにみえるとかめちゃくちゃおしゃれだった
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M(1931年製作の映画)

4.5

1931年の作品だけど全然今でも通用するストーリーでめっちゃ面白かった。
データや記録から犯人を割り出そうとする警察に「使えねえ!」と組まれた自警団的な組織。
「事件は会議室で起きているんじゃない!現
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ久しぶりにみたけど、記憶してたより面白かったし、全然みえ方が違って驚きだった。
世間知らずな当時大学生だった私はよくわからないままトラヴィスかっけえくらいに思ってた。
この映画を語る時“狂
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悪魔の沼(1976年製作の映画)

3.5

絶叫と金切り声が鳴り響き過ぎててめちゃくちゃに疲れた。
泊まりに来る客もクセ強すぎて、情報が大渋滞だった。
もしかしてPearlはこの作品の影響を多少なりとも受けてたりする…?と思ったとした。
大型犬
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.0

色々考えてたら「違う!」となったので書き直しを…
(いいねくださった方々すみません)

たぶん最初から1時間半くらいは全部前フリで、ダミアンが出てからが本編だったのかも。
児童ポルノの加害で引け目を感
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プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃ音楽がいい。
見かけにとらわれず、努力することを辞めないで的なメッセージが素敵。
黒人プリンセスという要素により、より意味合いが強まるような気がした。
ルイスめっちゃかわいかった🐊

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.2

のぼってものぼっても転がり落ちる、やられてもやられても立ち上がる。
めちゃくちゃかっこよかった。
でも「犬を愛した男」の方がいいんじゃないかなとか思っちゃった。
キングの言葉が伏線でありますように。
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ビアンカの大冒険(1977年製作の映画)

2.8

邦題から“勇敢な女性”的な作品だと思ってたら全然関係なかった。
ウォルトディズニー時代の引くほどの作画も特になく、ストーリもなんともいえぬ感じでちょっとがっかり。
なんなら色が暗すぎて。
ペニーはあれ
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わたしたち(2016年製作の映画)

4.5

古傷が痛みすぎる。
というか古傷を切り開いて中身ぐちゃぐちゃにかき混ぜられるような気持ち。
心臓が痛い。
最初の数分だけでも胸が痛かった。
やったらやり返す、まさにドッジボール。
だから私はドッジボー
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

難しすぎず気軽にみれるアメリカ版金田一。
トリックは分からんけどたぶんこいつが犯人だろう、というのが当たってしまった。
でも予想外の展開が次々起こるので飽きずに楽しめた。
クリスエヴァンスはキャップの
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ミュンヘン(2005年製作の映画)

3.4

ミイラ取りがミイラになるというか、復讐は何も生まないなと再確認する作品でした。
めちゃくちゃしんどかった。
世界史が苦手すぎるので、全然知らない出来事だらけだったけど、映画としてちゃんと観れたのはきっ
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戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-02 暗黒奇譚!蛇女の怪(2015年製作の映画)

3.5

キモすぎてコワすぎ。
今回は投稿映像が長すぎる。
不法侵入は咎められないのに、着替えの盗撮はめちゃくちゃ怒られるの謎すぎ。
どっちもダメだからな!
盗撮発覚した後市川さんと工藤Dに問い詰められる櫻井が
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.9

行間を読め、背景を想像しろってこと?と思ってめっちゃ調べたけどぜんっっっっっっぜん分からんかった。
あんまり難しく考えずに世界観を浴びるのがいいのだろうか。
前作が結構合わなかったけど、今回はそれなり
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

4.0

スコセッシが総指揮と知って滑り込みで。
カジノの話と思いきや、ウィリアムの贖罪のお話。
主人公の名前のとおり、ウィリアムテルの逸話に近しいストーリーだったなと思う。
彼自身も強迫性障害なのか、異常なほ
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戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-01 恐怖降臨!コックリさん(2015年製作の映画)

4.0

超コワすぎ!からは初見。
ホラー描写のクオリティめっちゃ上がってません!?
投稿映像の出来が素晴らしすぎた。
フジロックの怨みはでかい。
でもフジロックに行きたい高校生って、だいぶ珍しいというか。
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ラン・ラビット・ラン(2023年製作の映画)

4.0

面白かった〜と思ったらめっちゃ評価低くてびっくり。またこのパターン。
キューブリック版ではなく、原作版のシャイニングを母娘に置き換えたような感じだったなと思った。
過去の罪悪感と、アリスにした事をミア
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

エドワードノートン若え!!!と思ってみはじめたのでしっかり騙された。
エドワードノートンのナヨナヨな笑顔がかわいい…とか思ってたのでしっかり騙された。
どうせ二重人格とかでしょって思って見抜いた気でい
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シーズ・ガッタ・ハヴ・イット(1985年製作の映画)

3.4

みんな欠点があって、みんな自分のことばかり考えてて、めっちゃ人間だなって思った。
突然カラーになる所綺麗すぎた。