Shingoさんの映画レビュー・感想・評価

Shingo

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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

2.6

なんだろう、これが今どきのプア充の青春なのかな、という印象。
お金がなくて、就職もままならなくて、趣味は細分化されていて、他者との差異というノイズを嫌う。たぶん、Z世代のこの感覚に自分を重ねられる人は
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.0

7/20の孤狼祭(コロフェス)にて鑑賞。
オープニングのs**t kingz(シットキングス)のダンスは圧巻。
映画公開前なので、ネタバレしない範囲でレビューする。

前作「孤狼の血」は、大上(役所広
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.5

細田守監督が、これまで手掛けてきた作品のすべての要素が詰まった、集大成とも言える映画。
主人公・鈴と幼馴染のしのぶ、カミシンの3人は「時をかける少女」のようだし、高知の田舎町や、仮想世界<U>は「サマ
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.6

なんか、15日以降の上映が空欄になってるので、とりあえず14日でチケット押さえました。せっかく公開したのに、まさかの1週間で打ち切りとかないよねー?
観に行ったらレビューします。→ 観てきました。
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「今日は、このくらいで勘弁しといたるわ」とばかり、悠然と去っていくゴジラと、「アニキには、かないまへんわ」と白旗をあげるコング。殴り合いの中から生まれる友情とリスペクト…だったらいいが、ゴジラの爬虫類>>続きを読む

Arc アーク(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

予告で見た感じでは、もっとSFなのかと思っていたが、どちらかと言えばアート寄りで哲学的。ストーリーも、そんなに起伏やツイストがあるわけではなく、あっさり淡々と進む。映画慣れしてない人が集中力を切らさな>>続きを読む

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

予想以上に面白かった。2作目ということで、主人公ファブルについて説明する必要がなくなり、その分、ストーリーとアクションに尺を割くことができている。前作以上に、ファブルの「只者じゃない感」が増していて、>>続きを読む

夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

良くも悪くも、予定調和という言葉がよく当てはまる一本。SFとしては、かなり初級編。「TENET」が難易度10だとすれば、本作は1~2くらいだろう。時系列シャッフルや叙述トリックなどもなく、順繰りに出来>>続きを読む

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「音を立てたら超即死」の映画を、最高の音響のDolbyCinemaで見るという無駄遣い。それはさておき、前作「クワイエット・プレイス」は、アイデアは秀逸ながらも、脚本は穴だらけでヒドイなと思っていて、>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

2.9

前半は「ジョン・ウィック」、後半は「ランボー ラストブラッド」。それくらいざっくり紹介できるほど、単純明快でスカッとする映画。
ただし、よく見ると決して勧善懲悪モノというわけでもない。むしろ、バケモン
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キャラクター(2021年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

ワンデーパスポートでの鑑賞3本目。

漫画の影響で殺人事件が起こる…。そんな漫画を描いて許されるのか?という社会的テーマも含んでいないわけではないが、あえてそこは気づかないフリをしているとも言える。
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ワンデーパスポートでの鑑賞、2作目。こちらはファッション界の「表現者」が、己の存在を懸けて火花を散らす。

「101匹わんちゃん」のヴィラン、クルエラ・ド・ヴィルの誕生譚だが、それを知らなくても問題は
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HOKUSAI(2020年製作の映画)

2.6

イオンシネマのワンデーパスポートを初めて利用しての鑑賞。意外と利用者は多いみたいで、ここのレビューにも5本立てで観賞したと思われるツワモノがいた。
偶然ではあるが、鑑賞した3本がすべて、「表現者」を主
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シドニアの騎士 あいつむぐほし(2021年製作の映画)

2.5

TVシリーズが面白くて、弐瓶勉の独特の世界観もいいし、ポリゴン・ピクチュアズの3D描写も新しかった。それだけに、期待値は高めだったのだけど、どうしてこうなった感は拭えない。
脚本のせいなのか編集のせい
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.2

これにて最後、すごく綺麗に終わったな、というのが第一印象。The Finalと順番が逆じゃない?という声もあったが、本作をラストに持ってきて正解だったと思う。

The Finalはアクションエンタメ
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

2.6

大山鳴動して鼠一匹。
正直、ネトフリ配信じゃなかったら見てなかった…。
監督ザック・スナイダー、主演デイヴ・バウティスタに、真田広之共演という座組は、興味がひかれるところではあったけれども。

エンド
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リトル・ジョー(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ハナガ…サイタヨ…。
SFスリラーとして、かなりの異色作。
オーストリアの作品というのも珍しいが、妙に日本リスペクトなのも風変りだ。全編に流れるサウンドには、主に日本の伝統的な楽器が使用される。オープ
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陰陽師: 二つの世界(2021年製作の映画)

2.8

中華ファンタジーが好きな人にはオススメ。昨年は「羅小黒戦記」で中国アニメの底力を見せつけられたが、実写ファンタジーもかなりレベルアップしている。何より、チャイナマネーを惜しみなくつぎ込んで、全編にわた>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

不覚にも、二度ほど涙を流すことに。
普段なら、「キミスイ」と略されるようなティーン向けの青春映画はあまり見ないのだが、「青くて、痛くて、脆い」がかなり良かったので、同じ住野よる原作ということで観賞して
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.4

前評判も上々で期待した通り、いい映画だった。
昨年は「鬼滅の刃」が社会現象となったが、やはり剣客バトルといえば「るろうに剣心」。少年ジャンプ黄金期の名作が、令和に蘇る。
冒頭の汽車内のアクション、無限
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

B級映画には違いないが、その中でも良くできた方。
正直、ラストシーンを見るまでは「まあまあかな」という感想だったが、最後に親子3人で殺人鬼を仕留める場面が最高で、評価が爆上がりした。

設定としては、
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ノマドランド(2020年製作の映画)

2.6

本作はドキュメンタリー原作であり、映画としても半ばドキュメンタリーのように作られているのだが、個人的には主人公ファーンが夫との死別から立ち直るまでの過程を描いた物語として鑑賞した。
「ノマドランド」と
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フェアウェル(2019年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

コメディっていうほど、笑える映画じゃないなーと思いつつ見終わったら、エンドロール直前で「告知から6年後…」ってカットが入って、「死んでないんかい!」と突っ込むことになった。なるほど、最後にこのオチで笑>>続きを読む

モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

モンハンをプレイしたことがない私が本作を選んだ理由は、ひとえにポール・W・S・アンダーソン、ミラ・ジョボビッチの映画だから。
決してA級作品とはいかないまでも、確実に及第点は出してくるコンビ、というか
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ビバリウム(2019年製作の映画)

2.5

何がテーマだったのか、観客に何を見せたかったのかがわからず、レビューを書けないまま放置していたが、少しだけ思ったことを書いておきたい。

冒頭からカッコーの托卵が提示され、人間の夫婦に育てられる謎の子
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ついにと言うか、やっとと言うか…。四半世紀の歴史に幕が下りた。
とにかくまずは、この作品に携わったすべての人たちへ、お疲れ様と言いたい。ありがとう、そしてさようなら。

かつてのエヴァファンが、TV放
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.0

私の中では、「ハリー・ポッター」の…というよりは「スイス・アーミーマン」の…になっているダニエル・ラドクリフ。もはやどんな役を演じても驚かない心構えはできていたが、両手にネジ止めされた二丁拳銃で戦うク>>続きを読む

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.2

青春時代をどう過ごしてきたか、良い思い出なのか黒歴史なのか。それによって評価の分かれそうな作品。学生時代が人生で最高の時期だったという人は少なくないが、本作は過去をなかったことにしたい人に向けて作られ>>続きを読む

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.2

「ヤマメ~!後ろ、後ろ~!」

勝手にドアが開いたり、赤い服の女が現れたりするたび、ラストまでずっと心の中でツッコミまくっていた。さあ、次は何が起きる?と、まさかホラー映画でこんなにワクワクする気持ち
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

2.6

「♪つばめよ 高い空から 教えてよ 地上の星を」

本作のタイトルから連想するのは、中島みゆきの「地上の星」。主人公の名前が「つばめ」であるのは、偶然ではないだろう。
学校内の授業シーンでも、夜空に見
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チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(2020年製作の映画)

2.8

オリジナル三部作から30年あまり、「倩女幽魂」のリメイク作。オリジナルの副題はパート2が「人間道」、パート3が「道道道」だったが、本作は「人間情」。パート1のリメイクではあるが、パート4と位置付けても>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

これまでにもソリッド・シチュエーション・スリラーはいくつも見てきたが、本作が一風変わっているのは、この環境から脱出するのではなく、どうすれば全員が生き残れるのかを模索する点だ。
生き残りをかけたデス・
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.4

元ヤクザが社会復帰を目指す物語に、「すばらしき世界」。なんて皮肉なタイトルをつけるものだと興味を引かれての鑑賞。
大方の予想は、最終的に三上がなにかやらかすという結末であったと思うが、それを見事に裏切
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.5

今では押しも押されぬ大スターのジョニー・デップだが、おそらく当時はまだ新人枠。ウィノナ・ライダーとの共演で、スターへの階段を上り始めた。
私も、「ギルバート・グレイプ」や「妹の恋人」でようやく名前を知
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.4

善行とは、常に善良な心から生まれるのか。悪行とは、常に悪意から生まれるのか。必ずしもそうではないことは、実際に起こる数々の事件をみれば、おのずと明らかだ。
愛するがゆえに罪を犯す者もいるし、悪によって
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スペース・スウィーパーズ(2021年製作の映画)

2.8

予告を見た時には、韓国版のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーなのかなと思ったけど、どっちかと言えばカウボーイ・ビバップだった。
軌道上に散乱する宇宙ゴミを回収して、金に換える宇宙掃除人。何かとやりすぎ
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