RunRunRunさんの映画レビュー・感想・評価

RunRunRun

RunRunRun

野球少女(2019年製作の映画)

3.7

すごくスッキリした構成。起承転結ってやつですね。でもこの主人公、高校野球のパッとしない選手にしか見えない。そんなパッとしない選手が突然、小手先でプロのトライアウトに参加するのは強引だし女子のハンデを跳>>続きを読む

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.4

人をイラつかせる目的で制作された映画なんだね。ピアニストの監督さんか。この人すごい世界を斜めから見ていて大衆に迎合する気ないし。そういう監督がいて良いんだけど、そのモチベーションの源泉ってなんなの。フ>>続きを読む

アオラレ(2020年製作の映画)

3.8

ラッセルクロウデカくなってる。ナチュラルであれなのか、役作りか。いずれにせよ威圧感あって良いよ。あおり運転以上の連続なんだけどこれだけ突き抜けてくれると面白いんだけど、車という縛りを自ら課してカーチェ>>続きを読む

ピアニスト(2001年製作の映画)

3.7

変な映画だけど意外に観れたという印象かな。性的欲求を手紙に書いたらいかんぞ。恋愛は文学ではないからイケメン君が困惑しとる。そんなチグハグなマインドが若くないなぁと思ってしまいました。

ブリット=マリーの幸せなひとりだち(2019年製作の映画)

3.7

女子力ならぬ、おばちゃん力を観たかな。家事全般はおばちゃんなんですよ。寿司職人は男なんだけどおにぎりはおばちゃんに握ってもらいたい。部屋掃除や洗濯はおばちゃんにやってもらいたい。そんなほっこりした映画>>続きを読む

サムワン・インサイド(2021年製作の映画)

3.5

ハイスクールの同級生たちが次々に惨殺されて、次に主人公たちが狙われてっていう、もうなんかこの辺は様式美なのでしょう。でもアメリカのお金持ちの家でのパーティーや背の高い広大なとうもろこし畑は絵になる。や>>続きを読む

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.8

あぁぁ、この子がどこかで傷ついてしまう、なんというか傷ついてしまうオーラがすごく伝わってきて、グッチ〜も寒々しくなるくらいの心を締め付けられるエピソードがくるじゃないかハラハラしたよ。そこに父親とか、>>続きを読む

ケイト(2021年製作の映画)

4.0

主人公の放射能に侵されている刹那的な状況とどこか二次元世界なヤクザ親分の姪との交流が面白かった。それが東京の路地裏カオス空間で死闘を繰り広げるのだから面白かったけど評価低いね。なんで?

生きちゃった(2020年製作の映画)

4.0

男として元夫として父親として悲劇的で理不尽なエピソードが続く。これは本音を言えないキャラをフォーカスするためなんだけど、ちょっとやり過ぎ。ラストは娘のキョトンとした描写と親友の早まった感からコントのよ>>続きを読む

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

2.7

黒人のキレキレのイケメンラッパーが限界突破していくストーリーを期待してたら、この主人公全然ダメ。何がダメってカリスマ性がない。文学青年って感じの草食性に未練がモチベーションになって勝手にリフォームしな>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

体臭ってのは自分では気付かないんですよ。取り繕っても見透かされてるあの感じ、寄生する先に己の社会的位置付けを確信させられるあの卑屈さにジワジワくるものがあるね。でもね、そんなのどうでも良くて晴天の美し>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.8

血まみれ赤ちゃんと母に会いたい娘の情景描写に先入観は入りまくってからの、自分の娘の投影があって、映画の中は電話だけでも電話の向こうが修羅場ってのを観てる側に連想させるのはチョー簡単って感じで、製作者側>>続きを読む

21グラム(2003年製作の映画)

4.1

人の魂が21gで、そもそも魂って物質なのとかツッコミを入れつつも魂なるものに重さをつけたい心情があるわけですよ。三者三様の絶望は重さでは測れないんだけど人が耐えられるような重さではないと言葉の概念に当>>続きを読む

オールド・ガード(2020年製作の映画)

4.0

海底で溺死し復活して溺死してを繰り返すってとんでもない闇オチキャラが誕生しちゃうわけで、続編のためのプロローグ的な立ち位置ならすごく面白いシリーズになりそう。アクションが面白いからボーッと観てても楽し>>続きを読む

明日の食卓(2021年製作の映画)

4.4

この映画はよかった。息子は母からすると小さい恋人なんだろうけど、ここまで母性と殺意のボーダーラインを見せられると、いやこのミスリードはずるい、ハラハラしてもうハッピーエンドにしてってなったよ。それにし>>続きを読む

ビバリウム(2019年製作の映画)

4.0

カッコウの托卵は冒頭で出てくるんだけどおぞましいね。親は子供を殺されて殺した側を育てるんだから。ヒナが親よりデカいっていうのも気持ち悪い。そんな鳥の生存戦略をテーマにしてるから非常に不気味だ。とにかく>>続きを読む

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

3.8

クリーシーとピタの関係にほっこりしつつ誘拐映画てっいうね。クリーシーがちょっとアル中でやさぐれてて、人懐っこいピタと仲良くなる工程が至高なんですよ。それ以外はちょっとパッとしないかな。

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

4.1

いやいや、銃を手にボルトでとめられるって絶対痛すぎて身動き取れないだろ。それにしてもニックスのスター性がすごい。なんというかハーレクインのようなインパクトがあったな。ラドクリフはほんと情けない男役がハ>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.4

不条理からスタートすると観ている側が疑問を感じてしまう。だっていきなり囚人となり、勝手なヒエラルキーの中で優位性を決められてしまうんだから。ただ人間の性善説や囚人のジレンマの基本構文のようなもので捻り>>続きを読む

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.8

面白かった。かわいい女子高生が怖いシリアルキラーの大男と入れ替わる設定。売線って感じなんだけど正直面白かった。殺し方のエグさの裏に友情、家族愛を必ず入れてくるね。ラストも解決したと見せかけて緩急つけて>>続きを読む

ある画家の数奇な運命(2018年製作の映画)

3.7

ガス室送りにされた叔母さんの復讐劇ですね。それにしても復讐の仕方が画家ならでは。幼い少年の記憶に強烈に残る美しい叔母さんとの記憶。ちょっと頭がおかしい叔母さんが好きなバスのクラクションも勝利のファンフ>>続きを読む

ジェシー・ジェームズの暗殺(2007年製作の映画)

3.4

ここまでロバートを承認欲求高めの情けないキャラに描いたのか不明だな。ジェシーが英雄視されるエピソードも少ないし一目置かれる説得力が大切なのに。そこら辺も含めてロバートの情緒不安定っぷりが全面に出ちゃっ>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

3.4

ホームルームであんな吊るしあげられ方されたらトラウマになるわ。それにしてもそれ公園の水道の水ですよってやつやりたいな。あのシーンもホームルームのシーンも心えぐられるものがあるな。

SKIN/スキン(2019年製作の映画)

4.0

タトゥーを入れるのは相当な覚悟が入りそうなんだけど、ひとつ入れるとやめられなくなるそうですね。顔に入れるとなると尚更リミットが外れるのかな。どれも落書きのようなのばっかり。生命力豊かでヘイト精神の塊の>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.8

永遠に続くタイムループをどう落とし所をつけるのかを観ていたけどそういう感じ。この映画は雰囲気が凄くいい。カリフォルニアの砂漠地帯っていうかあのカラッとした気候とプールが凄く映える。こういうの観ると自分>>続きを読む

バルーン 奇蹟の脱出飛行(2018年製作の映画)

3.3

あまり東の生活が悪くないんだよね。東から西へのモチベーションが生死を賭けてまでやる意味があったのかなって思ってしまった。それにしても気球が派手。なんでレインボーカラーなんだ。バルーンはカラフルでありた>>続きを読む

ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

3.9

実話ですか。ブラックメタル黎明期の邪悪なパワーがすごい。それにしてもデッドは狂ってる。すぐに自殺しちゃうんだけど、このグロさは見てられなかった。デッド亡き邪悪なチキンレースにはゴールがないこともありエ>>続きを読む

オール・マイ・ライフ(2020年製作の映画)

2.8

なんか雰囲気でハッピーエンドになっちゃった感じか。ラストすごい晴れ晴れした爽快感が強引なんだよな。もう少し立ち直れない慎ましさが欲しいところだ。結婚式をクラウドファンドしてモチベーションがウェディング>>続きを読む

シチリアーノ 裏切りの美学(2019年製作の映画)

3.6

イタリアの裁判好きだなぁ。対決とかあんのか。単なる言い争いで口喧嘩が強い方が断然に有利じゃん。この映画はただただ裁判の異様さを楽しんだ感じで、ちょっと登場人物が多すぎ問題とマフィアの掟を破る動機の正当>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.6

花とアリスのように少女の儚く淡いエモーショナルな描写もあったり、それだけなら岩井俊二なんだけどね。シンクロ自殺とか乳首見えたりオムツだったりちょっと攻めてるね。バレエをテーマに持って行ったのは非常に良>>続きを読む

ソワレ(2020年製作の映画)

3.9

衝動的に起こした事件と稚拙な逃亡劇は、ひと夏の和歌山の田舎を舞台に行われるんだけど、このシチュエーションがのんびりしていて緊迫感とはいい対比になっていた。梅農家でお情けでバイトさせてもらうとか田舎はい>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.1

兄のストーリーは順風満帆な将来を予感させたけど、どうしても若さの危うさが近くにつきまとって、最悪な展開を経て後半妹にバトンタッチする。この二部構成にどういう意味を持たせていたのかはよく分からなかった。>>続きを読む

群がり(2020年製作の映画)

3.3

イナゴが血液を食べて凶暴化し大量繁殖。その後人類をことごとく食い尽くすパニックホラーとまでは行かなかったか。いたって登場人物周辺の範囲で完結するスケール感だった。稼がなくてはいけない母が子供達との生活>>続きを読む

マイ・スパイ(2020年製作の映画)

4.3

コレは大当たり。百戦錬磨のCIAの大男が、カーリーヘアのキュートな少女に手玉に取られる様が面白い。転校してきて友達のいないソフィがJJに懐いている様が微笑ましかった。アイスを叩かれ股間を蹴り上げられる>>続きを読む

ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

4.0

お母さんの癇癪持ちは発達障害気味でそこに重ねて薬物中毒で、うわぁ〜ってなる引いてしまうところも親子だからね。その微妙な他人には理解できない描き方が非常よかった。ばぁちゃんの肝の座った孫のしつけも、そこ>>続きを読む

ザ・ウェイバック(2020年製作の映画)

3.5

弱小チームを熱血コーチングによって引き上げる監督の裏の顔は、息子を亡くしアルコールに依存するダメ中年。チームの一体感が増して勝ち進む様は熱くなるね。でも弱小チームを強くするサクセスストーリーなのか、息>>続きを読む

>|