すし郎さんの映画レビュー・感想・評価

すし郎

すし郎

ダレン・ブラウン -サクリファイス-(2018年製作の映画)

3.5

ここまで人の心操れたら世界のならず者たち壊滅してくれ

白人が命引き換えに偏見抱えてた人種守るまでに人を操るって、そんなとこまで人間いけるんだと素で驚ける。

すべてが操られてたドッキリの打ち明けが思
>>続きを読む

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ゴキブリ喰うシーン、震える人いるだろ

アンバー・ハード見てると法定の顔がよぎって、映画が頭に入ってこない。

国連加盟の式典、
By overcoming our prejudices, we’ll
>>続きを読む

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.9

ジョニー・デップかわいいぞ

普遍的な悲しさを、ジョニー・デップが軽やかに演じててどうしてか嫌な気がしない。

To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

4.3

宝くじ当てたら原則不幸になるの一例

使い方知らずに大金手に入れ、そもそも買う人は金融リテラシーが怪しかったり。

クズ母の親子再生ストーリーで再起を図るって構成分かりやすいけど、もはや主演女優の独壇
>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

4.0

製作者の意図思う存分感じたってくらいただただ不快感を受け止めるしかない、全身で。

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

巨人がひとおもいにラストで息を止めてあげるのバッドエンディングだけど、それが最適解なんだろうな

愉快なエンディングなんてこんなのに期待していない

邦題のつけかたミスってるけどそれっぽい例

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.6

ガイ・リッチー、ジェイソン・ステイサム、そりゃアクション凄いわ

ジェントルメンの方が全体的にハラハラ度高いし面白かった、とか比べてしまうが、
期待通りのを提供してくれた感

結構さっぱりめ。濃いのは
>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.6

1971年のチャーリー作品に紐付いてること、みんなが知ってる最近のチャーリー映画と関係ないこと、
そんなの知らなくてもティモシーがええ感じなので見ごたえはある

キャピキャピワイワイ、どのキャラもたっ
>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

評価低くてびっくり、全然どんなもんか知らんかったけど単純に面白かった

内容全然知らずに見たけど、出てくるキャストも強者、内容も見ごたえある

最後に
純粋な子どもが生き延びる展開
皮肉混じりつつも、
>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.7

オーストラリア、スリラー、A24って気になる要素だらけ


Everything nowの主演ソフィーワイルド、病的な役が評価されまくってるのでは。

ジュリア(s)(2022年製作の映画)

3.5

もしも展開がもりだくさん

大人気マルチバースに似てるようで、人気集めに走ってなさそうなフランスムードの面白さ

キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2020年製作の映画)

3.9

予算を抑えた中で勝負のワンシチュエーション作品だけど、実際の事件を基にしてる、唆られる組み合わせ

モーガン・フリーマンが指揮を取らざるをえないくらいのことなので気になって見て、やるせなさで未消化して
>>続きを読む

フォーカス(2015年製作の映画)

3.9

ここまで二転三転してもグダらないのは、ウィルスミスとマーゴットロビーのW主演は画角が強いからなんだろうな

ガチのスリ師が作品の監修してる時点で製作陣の気合いが伝わる

マーチンゲール法でウィルスミス
>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.9

企業同士だったり、職場内だったりでバチバチしてるのを部外者(ナイキより)視点で見られる

エアジョーダン爆誕という結果が分かってても盛り上がれるのすごい

キャストが良すぎて作品に厚みマシマシ、それだ
>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.1

数多の脚色賞を掻っ攫ってるのは納得のストーリー

ストーリーが複数展開して遊びに遊びまくって、現代社会を皮肉る脚本はたまんない

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.2

親子ふたりで楽しもうとしてるのに、ずっと切ない。

いちいち映像がノスタルジックで、ビデオテープに映るふたりはもう本物の家族すぎるだろ。

無駄に状況説明しないで見てる側に委ねてる感じも上手くハマって
>>続きを読む

オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

4.3

自然のジャンルは中々見る機会ないし、エンタメ作品になれた自分の脳みそは序盤、

「、、、」

だったが、数十分後、

「これがまさに没頭感」てなる

自然の壮大さを実際に体験して畏敬の念でも感じとくべ
>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

舞台が 日本 から パリ と世界を羽ばたくジョン・ウィック。

イケオジの真田広之は、どんなハリウッドにも"日本といえば"で出演してるけど、出で立ちがすべてハマってるんだよなぁ。

キアヌの狙撃の作法
>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.2

感動系なんだろう、分かってる、。と舐めてかかったら、しっかりなだめられた。

実際は、物語の構成が前々からありそうなのものもあって、新鮮味はそこまでないけど、役者への適材適所は120点

マッケナ・グ
>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.5

ピクサーは大人に刺さるの作っても、さすがとしか言いようがないクオリティ。

自分の人生見つめ直してみろ、って単に言われても響かないけど、ピクサーの魔法によって染みてきて困る。

自分が求めてるものは、
>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

4.0

キャピキャピのエンタメ全振り作品かと侮ってた。

わりと味が出てくる年齢の主演2人が、キャピキャピして本格的に演じてるの、やっぱ凄えなプロは。

女性優位社会のバービー世界と、その逆の現実世界の2軸。
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.2

予告編で ドカッ と目玉の映像を流しちゃうくらいの自信に満ち満ちた今作。

トムクルーズが歳を取るにつれて、製作陣もアクションを激しくしてる?逆じゃない?

視聴者に寄り添いすぎてるよね。

アシスタント(2019年製作の映画)

4.2

営利会社はお金儲けとボスが中心!

でも、社員をぞんざいに扱ったら、いずれはボロでて、崩壊するよね。

主人公のような、それっぽいキャリアの有望な若手は、実情と裏腹に、周りの人たちにおだてあげられ、
>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.3

一体、映像の表現に限度はないのか

映画は、横長のスクリーンはほとんど昔から変わってないのに、その画面内での進化には前作同様に震えた

スパイダーマンがボロボロと大量発生して、まるで少年の夢を詰め込ん
>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.5

色んな題材を取り上げてるのに、たった一つの家(ほぼ一部屋)で完結するというエグさ。

アカデミー主演男優賞のブレンダン・フレイザーと、セイディー・シンクの融合召喚により覇気のある作品に昇華される事態に
>>続きを読む

Untold:架空の恋人(2022年製作の映画)

3.0

騙された最もな被害者のマンタイさんが、トンデモ事案をなかなか寛容に受け止めちゃうのが、'騙されやすさ'と関係しちゃう誠実さなのかなと。

ふくよかななりすまし詐欺師が堂々と出演し、被害者との関係を平然
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

なにも深いこと考えずに、純粋に子供時代を思い出しながら見るやつ

ゲームのあの画面上を表現したり、スーパーマリオブラザーズといえばのキャラ・アイテムが総出で、遊び心が凝縮されてる

あえて強い女性像と
>>続きを読む

The Son/息子(2022年製作の映画)

4.0

専門家の話には基本従うべきで、素人の勘を高く見積もりすぎると結果が伴うという人生教科書の第一章を学べる。

ピーターは周りから支持の厚い父親になろうと努力し、そんな役を演じるヒュー・ジャックマンが適格
>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

まだ貫禄が薄く、初々しいオーラのアン・ハサウェイ、エミリー・ブラント。すでに女王の座のメリル・ストリープ。

仕事に恋愛、キャリアウーマンのエンパワーメント系で、最近のエミリーインパリスも系統としては
>>続きを読む

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

死を宣告されてから、その後の人生を改める一人の公務員男性。

周りの人から見た彼がどうだったかによって、彼の人となりが見えてくるラストにはグッとこないわけがない。

本家である黒澤明作品を観てないので
>>続きを読む

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

4.1

クリスマスに家族とおうちでみれ、、ないやつ。

主演のサンタはデヴィッド・ハーバーで、富豪と悪党の揉め事に巻き込まれるバイオレンスアクション、ちょっぴりほっこり。

ホーム・アローン好きであろう制作陣
>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

色々とタイミングが悪く重なって、人生けちょんけちょんにされるリディア。

ケイト・ブランシェットが演じたリディアの高尚で洗練されたキャラクターはシンクロ度120%。

ちょこちょこ貞子みたいなのが写っ
>>続きを読む

スタッツ:人生を好転させるツール(2022年製作の映画)

3.3

俳優ジョナ・ヒルが、自分で受けてた精神科医のスタッツさんの考えをみんなにも知ってもらいたいと布教活動しちゃう作品。
こんなんできるのがまさにアメリカ風味だなぁと。

人間の気持ちに関しての言語化が(精
>>続きを読む

ローズ島共和国 ~小さな島の大波乱~(2020年製作の映画)

3.7

権力を持つ者たちが都合の悪いものを消そうとするのがよく表れてる。

自国が嫌になったら海外行く。
とりあえず居心地のいいコミュニティに属す。
が通例だけど、まさかの国家を建立してすべてを自分のコントロ
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.3

マルチバース世界で圧倒的なカオスを浴びせられる。

アカデミー賞並びに数々の賞を大量に掻っさらう、久々にエグいことする作品が現れたのは、観たら納得の圧倒的独創性と存在感。

選択によっては別の素敵な人
>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーに全く関係ないけど、
馬車の揺れる音、吹雪の音などなど、会話を邪魔しないが、いかに雰囲気が極限まで高まるバックグラウンドを作成するかって凄いんだなぁと。

コーヒーで血をスプラッシュ、銃の乱
>>続きを読む