goliathさんの映画レビュー・感想・評価

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不滅の女(1963年製作の映画)

4.0

イスタンブールのモスクや遺跡が美しかったです。

個人的には「去年、マリンバードで」の方がより好みでした。

メトロポリス(1927年製作の映画)

4.1

レンタルで観たのですが、淀川長治さんの名作映画解説集版だったらしく、本編に入る前の特典映像?で淀川さんが本作の人造人間の美しさについて熱く語ってたのですが、ヒートアップしてきて終いにはかの大作『スター>>続きを読む

アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

4.2

オリヴィエラ監督初観賞は100歳を超えて完成させた本作から。

ストーリーは、若くして亡くなった富豪の娘アンジェリカの遺影撮影を依頼された青年カメラマン,イザクが、亡霊となって現れるアンジェリカと恋に
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去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

5.0

溜息が出るほどの素晴らしい様式美…

デヴィッド・リンチのマルホランドドライブが攻略指数「ノーマル」モードだとしたら、本作は「エキスパート」モード。

しかも映像のインパクト強めなマルホランドドライブ
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北の橋(1981年製作の映画)

4.2

ヌーヴェルヴァーグとシュールレアリズム。

パリの街を双六で巡るガールミーツガールな推理?サスペンス。

撮影用の照明もなしに、純粋にビデオカメラだけを使って撮影された映像がこれほど美しいものか。
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地獄に堕ちた勇者ども(1969年製作の映画)

4.5

昼ドラよりドロドロの権力争い劇。

ナチスが政権を掌握した頃のドイツを舞台に、製鉄王のエッセンベルク男爵家における勢力争いを描く。

特に序盤しっかりとストーリーを咀嚼できるように巻き戻しながら進めた
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マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

4.1

若い頃に鑑賞しました。

ジャケットとタイトルだけ見た段階ではゲイ映画とも認識できます。

シュールで面白かったです。

ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

4.0

この映画が日本で公開された直後に、ドリスの会社が身売りされたニュースがありました。

ドリス・ヴァン・ノッテンはお気に入りのデザイナーだし、ドキュメンタリーの作中にもインディペンデントならではの魅力を
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誰のせいでもない(2015年製作の映画)

2.6

ヴィム・ヴェンダース監督もシャルロット・ゲンズブールも好きですが、本作はちょっと微妙に感じました。

夜と霧(1955年製作の映画)

4.0

アウシュビッツ強制収容所の壮絶なドキュメンタリー映画。

あまりにも残酷…

しかし、ドイツ人はこの時のことを今も反省し、教訓にしている。

それが一番大事。

反撥(1964年製作の映画)

4.1

若き日のカトリーヌ・ドヌーヴ演じる主人公の徐々に精神崩壊していく演技力と、その様子を少ないセリフで視覚的に観る側に恐怖を加速させていくポランスキーの手腕が光ってました。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.6

自分はスケーターでもなく、青春時代にヒップホップも聴かず、怖くて不良グループに近づく度胸もなかったですが、本作と同じように90年代に学生時代を過ごした世代だったからか、青春時代カルチャーに心を奪われて>>続きを読む

サスペリア(1977年製作の映画)

4.7

リメイク版を先に観ましたが、さすがのオリジナル版でした。

ホラー界のヒッチコックや〜〜

ニーチェの馬(2011年製作の映画)

4.3

モノクロームの圧倒的な映像美に魅了されました。

ニーチェの逸話をベースに、寒村に住む貧しい父娘と疲れ果てた馬の最後の6日間を描いた物語。

長回しのカメラでゆっくり丁寧に映し出される父娘の質素な日常
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欲望という名の電車(1951年製作の映画)

4.1

ヴィヴィアン・リーの迫真の演技は、「ブルージャスミン」のケイト・ブランシェットよりも哀しい年増女でした。

マーロン・ブランドは本作が映画デビュー作らしいです。

とても面白かったので、ノーカット版で
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

3.8

壊れてるのは女だけではない。

夫婦とも根はいい人で、愛し合っているが、3人の子供を抱える両親としてはあまりにも不安定。

しかし子供達にとっても母親は、やはり母親。
どんな深刻な問題を抱えた母でも、
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人生タクシー(2015年製作の映画)

2.5

イラン政府から20年間の映画制作禁止を言い渡されたパナヒ監督自身が、これならどうだと工夫を凝らし、タクシー運転手に扮して車内カメラの映像で製作した作品。

乗客とのやりとりからイラン人の実情がありあり
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セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974年製作の映画)

4.7

リンチのマルホランド・ドライブを観た時は、ノーランのメメントとはまた違った難解さを感じましたが、マルホランド・ドライブは本作に影響を受けたのかなと思います(ファンタジーの要素はインランドエンパイア寄り>>続きを読む

愛の嵐(1973年製作の映画)

4.5

ナチス親衛隊とユダヤ人収容所に収容された少女とのある種究極の禁断の愛とも言えるイカれた恋愛映画。

シャーロット・ランプリングのナチス軍パンとハンドグローブ姿で歌う有名なダンスシーンも格好良かったです
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女は女である(1961年製作の映画)

3.7

とてもチャーミングな映画でした。

ゴダールがアンナ・カリーナをどれだけ可愛いと思ってたのかが伝わってくる演出でした。

ミュージカルがあまり好きではない僕でも最後まで観ることができました。

夏の嵐(1954年製作の映画)

3.9

西洋絵画のような映像が素晴らしかったです。

物語はイタリアに侵攻してきたオーストリア兵の将校と、イタリア人公爵夫人の不倫話ですが、こちらも男女関係の醜い部分をドロドロに描いてて、さすがのセンスでした
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.9

映画とはこうも美しいものなのかと感心させられる程の素晴らしい映像美。

ベニスを舞台にしたストーリーは初老の中年男が美少年に一目惚れし心を奪われるという、映像の美しさとは対象的な気色の悪いもので、その
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魔術師(1958年製作の映画)

3.8

ベルイマンによる喜劇。

色々とツッコミどころ満載なのだが、喜劇と知らずに観てるもんだからベルイマンだし素直に笑っていいのか、いやそこに奥深い意味があるのではと戸惑いながら観ましたが、そんな一歩下がっ
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スモーク(1995年製作の映画)

4.0

その嘘は、自分を守る為のものなのか、相手を傷付けない為のものなのか、はたまた他人を欺いて自分を利する為のものなのか。

タバコの煙と共に語られる、じんわりと心温まるストーリー。

三重スパイ(2003年製作の映画)

3.7

第二次世界大戦前夜の1930年代パリの実際にあった事件をもとにしたサスペンス。

政治的機密活動に従事する夫と、夫の仕事内容を詳しく知ることができない嫁の夫への不信感と信じたい思いとが葛藤する心境が、
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.7

リンチにしてはマトモな映画で、展開に難なくついていけます。

ワイルド・ケイジちゃんの歌うラブミー・テンダー、素敵でした。

(1963年製作の映画)

3.5

鳥の俯瞰アングルから写す、怯えながら逃げる人々の様子は、地球上で我儘に生きる人間に対する神の意思による鳥を使った戒めのようにも思えました。

これからの時代、こういうことは実際に起こりえることでもあり
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リミッツ・オブ・コントロール(2009年製作の映画)

4.1

若い頃観て内容をあまり覚えてない気がしていてこの度再鑑賞。

内容は、冒頭のランボーの詩のように、文化的に寄せてる分、やはりわかりにくい。

その分、映像は抜群にカッコイイ。

地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.5

当初ジョージ・ルーカスが監督を務める予定がベトナム戦争中で企画が通らず、その後ルーカスがスターウォーズを制作することとなった為に本作の権利をF.F.コッポラが譲り受けることになる。

マーロン・ブラン
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めまい(1958年製作の映画)

4.2

主人公と同じ高所恐怖症持ちなので、高所から地上や地面を映し出した映像はブルッとしました。

ストーリーは一風変わった恋愛サスペンスで、美しい映像やカットアングルも大変良かったです。

野いちご(1957年製作の映画)

4.8

ベルイマンによる、地位も名誉も手に入れた高齢老人の1日を描いたロードムービー。

高齢になってくると長い年月をかけて凝り固まり切ったように人柄や考え方は形成されていますが、人間いくつになっても改心した
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欲望(1966年製作の映画)

3.9

映画のストーリーはあいまい(わざとでしょうが)で、正直うまく理解できなかったですが、60年代後半のロンドンカルチャーを体現した内容は面白かったです。

劇中のライブシーンは、ヤードバーズが実際に演奏し
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

3.3

日本が誇るインダストリアル・ノイズ映画。

コロナと同じで、体調の悪い時や気分が優れない時は、観ない方がよい。

できごと(1967年製作の映画)

4.2

タイトルの〝できごと〟は、冒頭のある車事故を指しています。

その車に乗っていたのは、大学教授である主人公の教え子たち。

嫁が妊娠中の主人公の中年男は、教え子の美人学生に惹かれており、その子とどうに
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ジャンヌ・ダルク裁判(1962年製作の映画)

4.8

ドライヤーの『裁かるるジャンヌ』も観ましたが、ブレッソンの描くジャンヌ・ダルクの方が個人的にはより好みでした。

裁判官もジャンヌ・ダルクも冷静で淡々としており、それが逆に引き込まれました。

パリの灯は遠く(1976年製作の映画)

3.8

原題は「Mr.Klein」

日本のコピーライターは、こと映画に関しては脳の機能が1/100くらいにしか働かなくなるDNAが植え付けられているのかと思うくらい悲惨な邦題を今までたくさん見てきましたが、
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