ちーくんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.2

これ面白かった。まず全体を通して観た時に今から20年以上前の作品であるにも関わらず、これだけ細部まで徹底した作り込みがされてあるんだと驚きました。ストーリーも一概に子供向けというわけではなく、大人の視>>続きを読む

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.3

ホラーとして観たら駄作だけど、コメディ映画として観たらけっこう面白い。ツッコミだしたらキリがないくらい気になるところしかないけど、青鬼みたいな爆発CGとか元気玉喰らったような爆破CGとかは滑稽すぎてめ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

M:Iシリーズ7作目。本作でシリーズを通して初めて映画館で観ましたが、このシリーズは映画館で観なければ魅力があまり伝わらないということを思い知らされました。大音響の音楽と大スクリーンで観るスピード感の>>続きを読む

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.1

観ていて物悲しい気持ちになりましたね。観終わった後も不安を感じてしまう。こういうの本当にダメだ〜(いい意味で)。リアルな会話や空気感が自分にとっては重くて、特に樹木希林さんと夏川結衣さんの嫁姑関係は観>>続きを読む

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

3.3

ラース・フォン・トリアー作品。実験的手法や人間の本質を突くような演出はやはり上手いなとは思ったけど、いかんせん自分は映画に関しては「本」より「画」を重視するタイプだから、全体を通してあまり変化がない画>>続きを読む

汚れた血(1986年製作の映画)

3.2

デヴィッド・ボウイで疾走するシーンだけよかった。

木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

3.8

エリック・ロメール作品。前半30分くらいまでの都会と田舎の対立話を草原や木などの緑で囲まれた中で語っているところは興味深くて面白かったんですが、そこからの政治談義が少し退屈に感じて中弛みしてしまったよ>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.9

再鑑賞。最初観た時はあんまりでしたが、もう一度観直してみると、初見では思わなかった感情や面白さに気付けて名作と呼ばれる所以を少しだけ理解したような気がしました。その一例として、孤独を貫き通してきた一流>>続きを読む

アンチクライスト(2009年製作の映画)

3.0

ラース・フォン・トリアー作品。後から調べたらこれはトリアー自身の精神状況が作品に影響されていて、うつ治療のために作ったということらしいから特に感想も言わなくていいかな。個人的には面白味に欠けた印象でし>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.9

観ているだけで楽しいとは本作のことを言うんですね。エンターテイメントを徹底的に追求するスピルバーグは凄い。面白かったです。

友だちの恋人(1987年製作の映画)

4.0

エリック・ロメール作品。これは普通に面白かったです。今のところロメール作品で一番ですね。話に嫌悪感を抱くこともなくサラッとしていてよかったし、なんといってもロケーションの素晴らしさですよね。街中のアー>>続きを読む

イディオッツ(1998年製作の映画)

3.6

ラース・フォン・トリアー作品。題材からして不謹慎でエグさを感じる作品なのかなと思いきや、個人的には割とあっさりとしていた印象で肩透かしを食らいましたね。もっと乱交しまくってもっと醜態を晒しまくっても面>>続きを読む

バックドラフト(1991年製作の映画)

4.2

午前十時の映画祭にて。「タワーリング・インフェルノ」に続いて観に行きました。感想としては、本作は割とエンタメ要素が入っていて娯楽映画の部分が強い映画だと思いますが、これもこれでしっかり面白かったですね>>続きを読む

愛、アムール(2012年製作の映画)

3.4

ミヒャエル・ハネケ作品。この気持ちは分からないなぁ自分には。長年寄り添った夫婦か最低でも妻や夫がいる身じゃないとこの気持ちは分からないんじゃないのと思ったけど、案外皆さん高評価で理解できるんだなぁと思>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

4.1

ラース・フォン・トリアー作品。直接的な性表現や性描写こそ多い作品ではありますが、自分はそれらを数学や数式、ピアノの音階、釣り、動物などに置き換える表現が真新しいというか斬新に思えて面白かったです。後半>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

3.6

ニンフォマニアックは一応Vol.1とVol.2で分かれていますが、基本的に本作は一部作でまとめてある中の続きという位置付けですね。これは正直言って要らなかったんじゃないかと自分は思う。やはり自分はVo>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.3

自分の理解能力が乏しいのと、仮面ライダーの知識も全くないから特有の言語が難しくて最初で見る気が失せてしまいました。アクションやCGはどう考えても巨大化して街をぶっ壊しまくる「シン・ゴジラ」、「シン・ウ>>続きを読む

満月の夜(1984年製作の映画)

3.7

エリック・ロメール作品。まぁ案の定自分としては何一つ共感するところも無かったし得るものも特にないのですが、これもまた不思議と観れる作品でしたね。いつもに比べて喋りこそ多いけど、全体的に物静かで落ち着い>>続きを読む

隠された記憶(2005年製作の映画)

3.8

ミヒャエル・ハネケ作品。これもまた初期のセブンス、べニーズのような解釈全任せのいかにもハネケらしい作りで、最初は少し味気がないなと思っていたけど、だんだんこの雰囲気が癖になってまんまとハネケの術中にハ>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明(1991年製作の映画)

3.6

ジェット・リーの過去の作品を観たことがなかったので、まずはこちらから。この頃のカンフー映画といえば自分はジャッキーチェン一択で、それ以外のカンフー映画はあまり観たことがなかったんですが、ジェット・リー>>続きを読む

エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

3.9

大好きなシリーズの3作目ということで、アクション映画としては面白かったんですが、エクスペンダブルズとしては少し物足りなかったと思いました。やはり自分としては前半の新メンバーでのミッション部分が盛り上が>>続きを読む

タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.5

午前十時の映画祭にて。映画自体の面白さに加えて娯楽性などにも優れている作品である反面、火災現場の怖さ、恐ろしさ、そして消防士さん達の命さながらの果敢な消火活動に火災の危険性を目の当たりにしたような感じ>>続きを読む

エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ面白い。前作からアクション、スピード感、爆発、カメラワーク、何もかも超パワーアップしていて、シュワちゃんやブルース・ウィリスも一緒に混じってアクションしてくれて最高でした。スタローン、シュ>>続きを読む

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.5

サメ映画5作目で一旦区切りにしようと思い最後に選んだのはサメ映画の元祖、サメ映画の名作、サメ映画の殿堂入りである「ジョーズ」ですね。やはり今観たらかなり粗削りでそこまでの面白さはないですが、本作がサメ>>続きを読む

エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

4.2

普通に面白かったし楽しかったです。もうぶっちゃけ自分にとってはスタローンとステイサムが一緒になってやってるだけで最高ですし、その他にも豪華なアクションスターたちが名を連ねているのでその時点で文句なしで>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ずっとシリアスで重苦しい雰囲気が漂うなかで、ピエール瀧の「最近出が悪くてな、3日ぶりに出た」って喜びながら言ってたのめちゃくちゃ笑った。やっぱりピエール滝好き。

ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

3.9

夏だ!サメだ!お祭りだ!ということで早くも四作目まで突入してしまいましたが、これは面白かったです。こういうサメ映画を期待していたのかもしれません。もう初めから怒涛のノンストップアクションが続いて、観て>>続きを読む

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

4.0

結構好き。もう自分なんかはピアノの旋律を聴いているだけで満足なので作中ずっと耳が幸せでしたね。特に海をバックに砂浜でピアノを弾いている画は美しすぎて、個人的にはこの時間が永遠に続いてもいいくらい心地良>>続きを読む

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

2.2

夏のサメ祭り第三弾ということでこちらを選びましたが、これは全く面白くなかったです。まず最初に前フリ長すぎ。時間が86分しかないのに25分くらいまで全くサメが出てこない。これじゃサメ映画じゃなくてサーフ>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

NPBもMLBも毎日チェックしている自分にとっては今回のWBCは楽しみで仕方がなく、なんといっても今回は大谷翔平やダルビッシュを筆頭にメジャーのスーパースターたちも続々と参加表明をして、より一層本気度>>続きを読む

海底47m(2017年製作の映画)

3.4

「MEG ザ・モンスター」を観てからサメ映画を一通り網羅してやろうという謎のムーブが自分の中で起こってしまったので、まずはこちらから鑑賞。途中までは特に派手さも新しさもないしつまらないなと思っていたん>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.5

ステイサムが出ているということで鑑賞。まず、内容としては勧善懲悪、単純明快、よく分からない自己犠牲、ハピエンなど笑っちゃうくらいアメリカ映画の特徴が詰まった作品でしたね。大人も全員落ち着きのないアホガ>>続きを読む

緑の光線(1986年製作の映画)

3.4

エリック・ロメール作品。自分にとっては全く興味のない会話が永遠に続いてすぐに飽きたから映像のみを追っていたけど、特に好きな映像もなかったので微妙でした。あとこれは全くもって意味が分からないと思いますが>>続きを読む

トランスポーター3 アンリミテッド(2008年製作の映画)

4.0

こちらも再鑑賞。やっぱり2回観ても女の身勝手さと鬱陶しさで、もう窓から放り投げぇと思ってしまったけど、スーツとシャツとネクタイを上手く使って無双するステイサムとチャリ爆走ステイサムが観れたので満足でし>>続きを読む