ヒロヤさんの映画レビュー・感想・評価

ヒロヤ

ヒロヤ

ゲーム(1997年製作の映画)

3.9

主人公の心広すぎんか?自分があんなことになったら間違いなく人間不信になる!

そんな感じでツッコミどころは満載だけど、設定が壮大で面白いから普通に楽しめた。

観終わってから知ったけど、監督デヴィッド
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アンテベラム(2020年製作の映画)

4.1

予告編見なければ良かった〜!
これは前情報一切なしで見て欲しい映画。

現代においてもあそこまで陰湿な差別が残ってるんだな。日本に住んでるとああいった経験をすることがないからリアリティを持って観ること
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.4

安定のブラムハウスクオリティ。

イーサン・ホークが主役かと思ったらそんなことはなかった。





物語:1.4
演技:0.7
音楽:0.7
映像:0.3
美術:0.3

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.5

派手さはないけど、お洒落な映画。

マイケル・ファスベンダー演じる主人公、相手を苦しめながら情報を吐かせるつもりがあっさり殺してしまうところとか、こういう映画でありがちな「完璧な暗殺者」ではないところ
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.5

夢や目標が無い人生。それは決して無意味な人生じゃない。

人生の一瞬一瞬にきらめきが散りばめられている。だからこそ今この瞬間をまずは楽しむことが大切。

地に足つけて、今を楽しむ!足元をちゃんと見なが
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.8

広島・長崎の悲劇が繰り返されないことを願うばかり。

原作読んでから観ると理解度1000倍になるからオススメです。


物語:1.8
演技:1
音楽:1
映像:0.5
美術:0.5

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.7

ラッセル・クロウによって評価が爆上げ〜

異端審問とかそこら辺に詳しくないもんで、途中からボッーと見てたけど、ラッセル・クロウのおかげで楽しく見れた。

ラッセル・クロウ×スクーターの可愛さたるや!フ
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.1


理解できたようで理解できてないような、そんな映画だった。

女性の地位とか、ネットリテラシーとか、その他諸々の社会問題について色々と考えさせられる。正直、主人公がただただ精神崩壊していくサイコホラー
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.6

ミーガンちゃんがもっともっと大暴れするのを期待してた。

ミーガンちゃんの殺戮シーン、予告編と特別映像でほぼほぼ出揃ってる感。もっとブチ切れて欲しい🔥




物語:1.4
演技:0.7
音楽:0.7
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カラーパープル(2023年製作の映画)

4.0

やっぱりミュージカル映画からしか得られない栄養があるよね。

抑圧された人間が解放されていく過程を描いているからテーマ自体は重め。しかしご安心を。圧倒的歌唱力と一糸乱れぬダンスパフォーマンスでスクリー
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.7

相変わらずの変態映画(褒めてる)

変態映画なのに映像・美術・音楽、すべてが美しくて、感情ぐちゃぐちゃになる。




物語:1.8
演技:1
音楽:0.9
映像:0.5
美術:0.5

355(2022年製作の映画)

3.5

テンポよい!みんなカッコよい!

スパイ映画なのに複雑な設定ないから、細かいこと気にせず、スカッとしたい時に超絶オススメ!

逆にゴリゴリに頭使うスパイ映画を期待すると肩透かし食らうかな…


物語:
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます


幼い頃、テレビで放送されるたびに食い入るように見たインディ・ジョーンズシリーズ。

彼の勇姿をはじめて劇場のスクリーンで観ることが出来て感無量。

賛否両論ある理由も分かるけど、個人的には、インディ
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.6


映画の素晴らしさを伝える作品かと思ったら、映画の怖さ、残酷さでぶん殴ってくる作品だった。

作り手次第でフィクションがノンフィクションになり、ノンフィクションがフィクションになる。
「一方聞いて沙汰
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.9


人生は思ったよりも寂しくない。自分のことを思ってくれる誰かがきっといる。

愛する人を亡くし、生きる意味を見出せないオットー(トム・ハンクス)が、人間味溢れるご近所さんたちと接する中で次第に人生に輝
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.9


「物語が持つ力」が現代では希薄になってるけど、「物語」って実はすごい力があるんだよっていうことは理解できた。

邦題のミスリードが過ぎる。何も考えずに観られる千夜一夜物語の映画かなと思ったら違った。
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.8


日本で暮らしていると宗教の存在を感じることがあまり無いから、今作のような作品はものすごく非現実的なものを感じる。

自分の感性が無さすぎて、「宗教ってすごいね〜」っていう並の感想しか出てこない。悲し
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5


親近感の湧くマルチバース映画

カオスofカオスからの感動。脳の処理が追いつかない。疲れた。でもやっぱりA24好き。

誰しもが持っている「あの時違った選択をしていれば…」という経験。でも、後悔した
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.5


真っ暗闇でもいつかは一筋の光が差し込む。その光を頼りにまた新たなスタートを切ればいい。

傑作でした。ここのところ「映画の力を再認識させてくれる作品」の上映が多いけど、今作もまさにそう。

映写機が
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ワース 命の値段(2019年製作の映画)

3.7


犠牲者の数だけ人生がある。

マイケル・キートンにスタンリー・トゥッチ、『スポットライト』の制作陣。というわけで、雰囲気は『スポットライト』。

命の価値に優劣はない。そうは分かっていても、どこかで
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.9


皮肉に皮肉を重ねた皮肉だらけのブラックコメディ!

人間、金や権力を持つと腐ってく。ヒエラルキーが逆転して、それまで苦しんでいた人がトップに立ったとしても、結局はその人も腐っていく。
「人類皆平等」
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

4.0


量子世界とかマルチバースとか頭が混乱するようなお話は苦手だから深く理解しようとせずに、純粋に世界観を楽しんできた。(世界観がまるでスター・ウォーズ)

カーンが登場するって時点である程度のダークさは
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対峙(2021年製作の映画)

4.1


怒り、憎しみ、悲しみ、後悔、赦し、ありとあらゆる感情が渦巻く様を会話のみで表現した傑作。

直接的な描写は一切ないけど、まるでその場にいたかのように、凄惨な現場を想像することができる。それを実現させ
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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

4.6


“The Ship Of Dreams"

まさに夢のような195分。

いつかまた劇場で観られる日が来ますように。

物語:1.8
演技:0.8
音楽:1
映像:0.5
美術:0.5

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.1


辛い、でも、どこか愛おしくて温かい作品。

親子にとって当たり前な日常が淡々と描かれる中、合間に挟まれる里親候補との顔合わせ。
公園で遊んで、肩車しながらアイスクリーム食べて、一緒にお買い物して、そ
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.4


イカれたおじさんの喧嘩 with ロバのジェニー

イカれたおじさん2人がアイルランドの壮大な風景をバックに壮大な喧嘩をするお話。

コリン・ファレルの喜怒哀楽の演技が絶妙。哀しい顔、困り顔がなんと
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バビロン(2021年製作の映画)

4.8


やりたい放題なラ・ラ・ランド!
大絶賛と酷評に二分される理由がよーく分かる。

とんでもなく下品な映像でぶん殴ってくる。でも、ラスト10分でしっかり泣かせにかかる。デイミアン・チャゼルの好きなように
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0


映像美や3Dを売りにしてる映画なんて数多あるし、社会現象になった1作目ほどの感動なんてないでしょ〜って高を括ってました、ごめんなさい。

映像が綺麗すぎて、パンドラのドキュメンタリーを観てる感覚に陥
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.4


希望を捨てないこと。希望を見出すこと。
この映画を観ると、それが人生においてどれだけ大切なことか、痛感する。

そしてもう一つ。何気ない毎日、それが決して当たり前ではないことを改めて実感させてくれる
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RRR(2022年製作の映画)

5.0


最高、最高、超最高!
アドレナリン、ドッバドバ!

上映時間が3時間になると中弛みするシーンが普通はあるけれど、今作はそんなの無し!
3時間ずっーとスクリーンに釘付けになります。

インド映画なので
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

4.0


・原作未読
・アーサー王伝説については最低限の知識のみ

この状態で鑑賞してきましたが、「はぇ〜、よく分からんですわ〜」で終わりました。

これから鑑賞される方は、原作についての最低限のあらすじとア
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ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界(2022年製作の映画)

3.9


良くも悪くもディズニーらしさ全開の映画。

環境問題にジェンダー平等、親子愛に人生論。
大人が観ると「まーたこの展開…」ってなるかも。
それでもメッセージ性は強いから、親子で鑑賞するにはピッタリな作
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0


ノースカロライナの広大な湿地帯を舞台に繰り広げられるラブロマンスミステリー。

とにかく、映像が美しいので是非劇場で観ていただきたい作品!

ちなみに、メインビジュアルやトレーラーだと、暗い雰囲気で
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


今年の『鑑賞後にチーズバーガーを食べたくなる作品』第1位!



某グルメ本や某グルメサイトのように、今や料理を点数化するのが当たり前の世の中。
"批評"に重きを置きすぎることへの警鐘をひしひしと感
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.3


とにかく音が不気味な映画。とにかく不穏。

テーマは最近よく見るフェミニズム。「ラストナイトインソーホー」ほどの直接的な描写による残酷さはないけれど、今作も男がやってることは十分に残酷。

一見幸せ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.2

物語:1.6
演技:0.8
音楽:0.8
映像:0.5
美術:0.5

【2022年 鑑賞 52作品目】

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