gonさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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壬生義士伝(2002年製作の映画)

3.1

「おもさげながんす」どんな場面でも使ってて、優しい言葉。
嘉一郎と千秋の別れの時、しづさんと慶次郎がいなかったが亡くなったのか?
「拙者の義のために戦ばせねばなり申さぬ」と、己の義を貫く貫一郎は立派で
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マルコムX(1992年製作の映画)

3.2

「人種差別主義者ではない。自由と正義と平等を求める。」「このままでは人種爆弾が爆発する。核爆弾よりずっと危険だ。」
黒人の方々が400年に渡り虐げられてきた事実と、残念だが現在進行中で虐げられている現
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歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡(2019年製作の映画)

3.2

彼は魅力的な人物だったに違いない。
私も、ブルースチャトウィンの足跡を辿りたくなったもの。
アボリジニの神話、胸に沁みてしまった。
私の生きる見てる世界の小ささ浅さに、落ち込んでしまった。
「世界は徒
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ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

3.1

旅の途中の夜、昔の写真をスクリーンで見る場面が好き。
若者が一緒に見ていい?とか、しあわせの瞬間。
2人の結末は悲しかったけど、こんな最期も2人の人生ですよね。
最期の瞬間まで、一生懸命に楽しんで苦し
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北の零年(2004年製作の映画)

3.0

明治維新の裏で、こんな事が起きていたなんて知りませんでした。
開拓者の血の滲む苦労は、想像以上に過酷だったはず。
でも、どんな時も諦めずに未来に夢をかけ努力し続けてくれた人々がいるから今がある。
人間
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ヤコブへの手紙(2009年製作の映画)

3.3

必要とされる事、頼りにされる事、感謝される事、何かに役に立ちたいのすべては、実は逆なんだと、気付く。
救っている様で、救われていたのは、自分なのである。
驕ってはいけない。
人は1人では、人間になれな
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真田十勇士(2016年製作の映画)

3.1

前半のコメディタッチになかなか馴染めず心配になったが、夏の陣の幸村が家康に対峙する場面の緊張感は結末を知っていても、胸が熱くなった。
あそこまで家康を追い詰めた真田家(幸村だけでなく)は、やはりすごい
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荒野にて(2017年製作の映画)

3.4

人生は甘くないし、時に不平等な程に残酷だが、みんながチャーリーのようにピュアなまま生きられたら世界は少し変わるのかもしれない。
人生には、心と胸がいっぱいになる忘れられない美しい日があるよね。
チャー
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.2

音さんは物語を話しながら、悠介さんに少しづつ残して言ってたんですね。
相手の事を想うがゆえ、気付かないふりや大丈夫なふりをしてたのに、本当は気付いて欲しかった、その姿に傷付いてた、とか、その加減って難
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.1

マティアスのあまのじゃくな嫉妬具合が、中学生か?と、しみじみと、胸が切なかった。
仲間達のフォローが優しくて、もっと周りを気にしろよと、言いたくなったり。
求め合う2人は、やはり美しくて。(現実は生々
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消えない罪(2021年製作の映画)

3.1

畳みかける不幸を、断ち切る術は無いのか。
善悪って何かね。
弁護士の奥さんが言ってたように『黒人なら殺されてる』とか、世界が変わってなくて哀しい。
でも、善の気持ちがあれば、一縷の希望はある、人生を諦
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罪の声(2020年製作の映画)

3.2

大人の都合の良い勝手で、子供達の未来を壊し、その重大な罪に気付いていない。
大人というか、自分も含め人間はなんて、強欲で未熟なんだろうか。

阿久津さんと曽根さんの「ええ人や」の件が温かくて優しい。
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.1

出演者、映画関係者が、1番楽しかったのでは。

冷めて観てる自分、との温度差問題。

でも、「へぇ、そうなの?」とか、「そういういう経緯だったのか」とか、社会情勢や、人間関係等々、学べます。

街の上で(2019年製作の映画)

3.2

愛すべき青くん。
付き合いたいとか、気になるとかじゃなかったはずなのに、1番身近な異性に恋人が出来ると、惜しいような、無性に寂しい気持ちに、なる時ってありますよね。
もしかして、自分好きだったのか!?
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DARK STAR/H・R・ギーガーの世界(2014年製作の映画)

3.3

彼の頭の中は、どうなっている??
繊細でリアルでグロテスクな世界。
強く惹かれてしまうのは、なぜ?
彼の事、好きになってしまいました。

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.1

スパイの妻って、いろんな意味にとれる。
スパイのボーダーラインがなんとも微妙で、そのグレーゾーンこそがスパイにとって、1番安全なのか。

聡子さんの捕まって尋問されてからの「お見事〜」の狂気からの「本
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RENT/レント(2005年製作の映画)

3.3

最初の「Seasons of Love」何度でも見てられる。
それぞれの気持ち、パッション?が、伝わってくる。

過去でも未来でもなく、今日しかない。今が続く事に感謝しよう。
って、シンプルなのに、励
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それだけが、僕の世界(2018年製作の映画)

3.1

最後、信号待ちでお兄ちゃんがそっと手を握ってくれて優しい気持ち。
家族で支え合って生きていけるのが1番幸せ。
それは簡単な事じゃないけど、先に旅立った大切な人の想いを繋げていかなきゃね。

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.2

加害者も被害者も、生き残った故の苦しみがあること。
負の連鎖は、いつか断ち切らなきゃいけないけど難しい。
復讐しても、救われないなんて分かってるかもしれないけど、抑えきれない思いがあるんですね。
哀し
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欲望の翼(1990年製作の映画)

3.2

映像から溢れる色気。
汗ばむような湿度。
まとわりつく夜の気配。

そのセリフ本当⁉︎と思いながらも、心の中が分からず手に入らない相手と分かっても、惹かれ離れられない。
ヨディは、身体から、何かの成分
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はるヲうるひと(2020年製作の映画)

3.1

得太は、何度(いつから?)あんな風に泣いて叫んできたのだろう。
真っ当な愛とか、虚とか、繋がりとか、全て妄想なのか。
そんな風にしか生きられない、痛み。
わたしも、ヒリヒリして痛かった。
多分きっと、
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.2

何がなんでも撤退。
国民総動員で全集中にて、撤退。
我先にと、撤退。
撤退の大義。
国が違うと、こんなに違うものかと、考えさせられた。
でも、生きてこそ、ですから。
その先に未来が、ありますから。
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.4

勘当中の娘との短いやり取りの中に、父への愛や尊敬、色々な想いがあった。
言葉なんてなくても、伝わる想い。
父は、思い出す度に泣くと思う。

人間は、捨てたもんじゃない。
人生を、諦めちゃいけない。
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.4

映画の中に、その中に、生きてた感じ。
懐かしいというか、切ないというか、やるせないというか、ノスタルジックというか、なんというか、、彼同様に泣きたい。
うれしい時悲しい気持ちになるとか、自分には何もな
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.2

始まりの甘酸っぱさからの、終盤の苦しさからの、2回目の奇跡。
その後、どうなるのかな。

花束は枯れちゃうけど、ドライフラワーにして愛でたっていいよね。

あの頃。(2021年製作の映画)

3.1

何でもいいから、真剣になれる事があるって、日々の糧なんだな。
誰かの眠れない夜を、救ってる。
それが、あの頃の思い出だとしても、今日一日眠れればいいじゃんね。
あの頃って、尊い。

告発(1995年製作の映画)

3.3

victoryの文字。
その事実があれば、もう何でも耐える事ができたんだろうな。
グレンが、ゲスで震える。
もはや、変態なのでは、、
本当に勝ち取ったvictoryは、誰にも奪えない。

泥の河(1981年製作の映画)

3.4

きっちゃん、信ちゃんの2人の友情に涙。
キッズには、どうしたらいいかわからない現状なのに、なんとか気持ちの整理をつける2人に涙。
キッズ、あの夏に大人になったに違いない。きっと。
お父さんも、すごく良
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.1

毎日が、混乱困惑で、傷ついてばっかり…
話を合わせて、寄り添い、笑ってもらう事が大事なのかも、、
老いるとは、悲しい事ばかりではないと思っているけど、この映画では、なんだか、老いるとは寂しいものだなと
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.4

最後の海、踊りと涙。
なんて静かで、綺麗なんだろう。
その時、何を想うのか。

生きるとか死ぬとか。
彼女の選択が、生きる事、踊る事、で嬉しかった。
夜は明け、飛び起てて本当に良かった。

生きるって
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.4

謎の武器商人が登場し、戦闘が始まった辺りから、置いてけぼり状態。
目を離さず見てたつもりだけど、ついていけず…
それでも、何となく想像しながら最後まで鑑賞。
数回見たら、もっと深まるはず。

クリスト
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TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain, No Gain」(2019年製作の映画)

3.5

山田さん、改めて好きになりました。
山田さんの涙、沁みました。

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.1

女子の面倒くさい所が、盛り沢山。
そういう所が、可愛らしいし、結果、嫌いになれない。

2人で森を歩きながら、『全部嘘』『全部?どこから?』のやり取りとか、可愛い。

サヨナラの代わりに(2014年製作の映画)

3.2

ケイトが、「あなたの事好きになってきてる。おばあちゃん(おじいちゃん?)以来よ。こんな風に思うの、ひさしぶりなんだから!」みたいな事を告げる場面が、よかった。

出会いって、偶然かもしれないけど、こん
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マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

3.2

自分の作る服を着る(着て欲しい?)女性像が、はっきりしてるって本人が言ってた。
ブランドを売却せざる得ない現状や、その後のやりたい事、やらなきゃいけない事の、狭間で苦しかったと思う。
その時の彼を思う
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