Naさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.8

さいごのセンターラインの描写、
単純だけど距離感がでていいなー

いろいろ複雑な問題を織り込んでるはずなのに、詰め込み感もなく、青春映画の爽やかさ

🍍🦉🐛

blank13(2017年製作の映画)

3.5

「葬式って人生の価値が分かる」

斎藤工が父親の質素な葬式と隣の立派な寺で行われる葬式を比較した時の言葉。

本当にそうかもしれない。
長い人生の中で他人が人の人生を語る瞬間って、葬式くらいなのかも。
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0

凪沙の部屋の照明、
演出がすごく印象的だった。

暗い凪沙の部屋とは対照的に
明るく美しい金魚が泳ぐ水槽。
綺麗に彩られているのに、
何故か水は並々とは注がれず、
中途半端な所で止まっている。

台所
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罪の声(2020年製作の映画)

3.3


“報じる側”“報じられる側”の
心情と苦悩。

報道の「大義」ってなんなんでしょう。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.8

全ての女性が一度は経験したであろう、女性であるが故の生きづらさ。

社会の中で当たり前かのごとく作られた"在るべき女性像"。
"女は家を守るべき" "子どもは最低でも1人男の子"をとか、個人的にはそん
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.0

あの日あの場所で
命をかけて闘った人がいたのは
紛れもない事実。

描き方に賛否両論はあるにせよ、
地震の混乱の中で
未だに冷却も廃炉も出来ない怪物を相手に逃げずによくここまで戦ってくれたなと…
吉田
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女を修理する男(2015年製作の映画)

3.8

「女性にとって世界最悪の場所」

こう呼ばれているのは
アフリカのコンゴ民主共和国。
長く続いた紛争の結果、600万人もの人が死亡。武装勢力によるレイプの被害にあった女性は実に40万人以上と言われてい
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ぼけますから、よろしくお願いします。(2018年製作の映画)

3.9

老いる両親を数年にわたり記録し続けた女性ディレクター(娘さん)。

取材対象者との関係が近ければ近いほど、カメラを向けるのが辛いだろうし、一つの作品として完成させるまでに一体どれほどの思いと覚悟を持っ
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感染列島(2008年製作の映画)

3.0

コロナに影響されて見てしまった作品。

やっぱりフィクションなんだけど、今見返すとリアルなところも、、、

医療崩壊の起きた病院で、助かる見込みのない患者の人工呼吸器(今で言うECMO)を外し、助かる
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.8

人と触れ合うって楽しい反面、傷つくことも沢山あるんだけど、その中で揉まれて人間成長していくのかな。

触れてみないと分からない事って世の中いっぱいあるんだよな。

途中から子どもたちの親のような気持ち
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.9

映画館に居ながら、戦場に送り出されたかのような臨場感。

前半の方は、映画に慣れないまま観ているので、本当に主人公たち後ろを歩かされているような感覚で、戦場の臨場感がすごくストレスフルだった笑

それ
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.8

"1つの歴史の終わり"

FOXニュースで実際にあった女性キャスターへのセクハラ起訴を元にした映画。

FOXと言えば、保守でトランプ御用達メディアという印象しかなかったけど、内部でこんな闘いがあった
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

2.9

うーん
エマ・ワトソンだったから最後まで見れたけど、伏線があるのにそれで終わり?感がすごい。

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.5

"英雄"か"悪魔"か

テロ事件をきっかけにメディアのスポットライトを浴び、一役ヒーローとなる主人公。3日後に事件の容疑者にされたことで、世論の見方は180°変わった。

一度、世の中に出てしまった情
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.4

スクープに飛び付いていくうちに、倫理観を失っていく主人公。

ヒスパニック系の事件より、閑静な住宅街で起きた白人の殺人事件の方が高く売れるとか、すごくアメリカ社会ぽくてリアル。
いくらスクープの為とい
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.3

「Sorry We Missed You」
原題の意味を知った時、ハッとした。

インターネットで物を頼めば
次の日には家に届く便利な時代。
利便性の裏には、労働者の苦労があるし、多くの消費者はそれを
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.9

自分自身をどう"創造"するのか
レイの葛藤を見ながら考えさせられた

今までのアメコミやジャンプの王道漫画は、悪と正義がくっきり別物として描かれていて、完結まで一貫して両者の関係性が揺らぐことはほとん
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.1

国の福祉とは一体、
誰のためにあるのか。

かつて「ゆりかごから墓場まで」という言葉を合言葉にイギリスは福祉国家の典型とされた。

いつからか資本主義の中で、
「貧困は自己責任」と言われ、真面目に生き
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