花俟良王さんの映画レビュー・感想・評価

花俟良王

花俟良王

観た新作を記録したくてシステムをよく理解せず始めました。2016年1月から。旧作は観ても書いてないと思われます。

映画(365)
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アポストル 復讐の掟(2018年製作の映画)

4.0

ギャレス・エヴァンス、『V/H/S ネクストレベル』の一編に続くカルト潜入モノ。よほどこの手の題材が好きなんだろうな。らしさ全開で堪能したよ!

あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

3.5

分かっちゃいるけどグッときましたよ。

そうそう、このベタさね。キャストも良く、齋藤飛鳥のマドンナ感は培ってきたものが発揮されさすがです。

オリジナルにかなり忠実で好感を持ったけど、逆に少し気を遣い
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イコライザー2(2018年製作の映画)

4.5

期待以上!よかった!さすが「マグ7」を監督した男フークア!優しさと正義感がにじみ出てた。

奇をてらわず丁寧に描く姿勢にも好感が持てた。対決と共に嵐が来るとかいいじゃないですか。随所に分かりやすいテレ
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.5

キムタクの佐藤浩市化が頼もしいし、ニノの迫力が凄すぎて脳が対処できなくて声出して笑った。原田監督ならではのモブシーンの作り込みに毎度感心した。

序盤、これは傑作になるのではと思ったけど、キムタクの祖
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

「プーさん一般お願いします」と言った後、プーさんというタイトルではないことを思い出した。

たたずまいだけで泣けた。つぶらな瞳でさらに泣いた。

バンクシーを盗んだ男(2017年製作の映画)

3.5

バンクシーの挑発を躍動感たっぷりに追った『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』と違い、ベツレヘムの壁に書かれた絵(メッセージ)を切り取り、高級ビジネス商品に貶める世界構造を描く。

まあ、人の数だけ正論は
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

たまたま子供と観ました。完全児童向けと割り切って。

確かに児童向けではあるんですが、これがね、泣きましたね。満席場内の保護者全員泣いてましたね。

ダイジェスト的な駆け足感は否めないけど健全であざと
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マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

4.0

ヨハン・ヨハンソンの暴力的なスコアが貼り付く赤色の狂気の世界で金縛りになった。この酩酊感にハマれるか否かで評価は分かれるかもしれない。

しかし、省エネ演技が続いていたニコケイがここに来てようやく面倒
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クリミナル・タウン(2017年製作の映画)

3.5

サスペンスやスリラーとしては今ひとつだったけど、青春映画として面白く観ましたよ。

作り手側のこだわりも何となく伝わってきて、個性的な作家の短編を読んでいるような感覚でした。

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.5

好みは分かれそうだが素晴らしい。

スタンダードサイズの画面、幽霊サイド寄り、そして低予算風長回し、などとくると『私はゴースト』のような感じなのかと高を括る。

しかし前半とも言えるシークエンスが終了
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バグダッド・スキャンダル(2018年製作の映画)

4.0

イラク国民を救うはずだった国連プログラムに群がった政治家や企業を糾弾する力作。

そして15年前なら実際ニュースを目にしていたはずなのに何も覚えていない無関心の怖さ。重ね重ね映画は知るきっかけを与えて
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

4.0

面白かった。いつの時代にも当てはまる権力者たちの利権と保身にまみれたドタバタ。よくぞ作ってくれました。

今の日本でこれだけの骨太な映画が作れるだろうか。作って欲しい。そんな気にもさせられる英国産のド
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ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

4.0

孤独な男たちの葛藤に胸が締め付けられた。

巧妙な時間軸の構成で2人の内面に迫り、腰を据えた正攻法で描くクライマックスは『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』とまた一味違う興奮。

宣伝に偽りなしの「魂の共
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テルマ(2017年製作の映画)

4.0

チラシだけ見て『マーターズ』みたいな話かと思ったけど違いますから。

青春の痛みと大人への成長を、北欧の凛とした空気の中に描いた見応えあるサイキックホラー。

定番とも言えるシークエンスを、ヨアキム・
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マッド・ダディ(2017年製作の映画)

4.0

監督のセンスが随所に光り、期待を裏切らない堂々のブラックコメディ。

ニコケイはハッスルしてるけど「演技派」か「省エネ」かで言ったら、熱量マックスの「省エネ」か(けなしてない!)。

毎回キレるのを楽
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アメリカン・アサシン(2017年製作の映画)

4.0

いや、この手の映画としてはかなり良作ではないでしょうか!

ラストのスペクタクルもあそこまで見せてくれるとは思わなかった。

新たなアクションキャラクター、そしてアクションスターの誕生!と言って過言で
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

4.0

死の淵を彷徨うぽっちゃりホアキンを堪能。

リン・ラムジー監督には本格的なホラーを撮って欲しい。ラスト、乗り込んだ屋敷の演出を見て強く思った。

ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)

4.0

絶滅収容所はアウシュヴィッツだけではない。様々な言語が飛び交うソビボル、カオスの中での脱出劇。

地獄の日々、将校達を一人ずつ呼び出して殺す彼らを誰が責められるのか。

エンドロール前に語られる少年の
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.5

胸が熱くなった。

レバノンや内戦、パレスチナ難民のことは観てから知ることもできる。

映画はいつもきっかけを与えてくれる。普遍的なこと、とても大切なことは誰にでも届くはず。

映画としての完成度も非
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霊的ボリシェヴィキ(2017年製作の映画)

3.5

とても敷居が低いとは言えない。

それでも観客の心の中にそれぞれの幽霊を作らせてしまうのだから恐ろしい。

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.5

ロン・ハワードが手堅い演出で描く娯楽作として観れば贅沢で完成度の高い作品だと思いました。

でも、終始平常心のままだったのは何故だろう…

世界が愛した料理人(2016年製作の映画)

3.5

スペインの三ツ星シェフ・エネコさんと、お馴染み次郎さんを軸に、有名料理人が哲学と矜持を語る。

厨房映画始め、お仕事ムービー大好きなので興味深く観た。こういうの観ると仕事頑張ろって思います。

惜しむ
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

4.5

素晴らしい!文句なし!

主演二人のド級の素晴らしさはもちろん、フィルム撮影による、衣装、小物、モブシーン(CG上手い!)など圧倒的な時代の再現に時を忘れた。

そしてクライマックスの堂々のエンタメ性
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ブラッド・マネー(2017年製作の映画)

3.5

もはや第2のニコケイとなったジョンキューが、大自然で大金を見つけた若者を微妙に追い詰める!

もうホントに言いたいこといっぱいあるけど、女性の描き方が「そっちか!」と唸らされたのはさすがラッキー・マッ
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ミューズ 悪に堕ちた女神の魂(2017年製作の映画)

3.5

派手さはないけど観応えはある。

古典の「詩」に隠れて暗躍する異界の者が魅力的。タイトルが何度も意味を変えるのも面白かった。

ローライフ(2017年製作の映画)

4.0

噂は聞いていた犯罪群像劇『ローライフ』観ました。期待以上に面白かった。

キャラとグロと物語をキチンと描いて凡百の時系列系から頭2つも3つも抜きん出たのではないでしょうか。

音響・音楽もいいしカリコ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

カンニングがテーマなので軽い学園コメディかと思ってたら、いやいや一級のサスペンス映画でした。

クライマックスの超大掛かりなカンニングのスリルといったらもう!ああ面白かった!

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.0

一番伝えたいことは分かったし、感動するシーンもあったけど、個人的に作品の世界観やテンポ、そして主役のキャスティングにハマれなかった。

小学生の子供に感想を聞いたら「普通」という答が返ってきた。

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.0

この時代だからこそ効いてくる優しさに溢れた、まるで砂漠のオアシスのような映画。

たまに『パディントン2』や本作のような
映画を観ないと心がカラカラに乾いてしまうよ。

あとマーク・ハミルの説得力ね。

インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.0

子供と吹替で観た。とても良かった。

ブラッド・バードがM:Iの監督を経たからこそのバイク、そしてヘリの2大アクションが素晴らしい。

そしてそのシーンのどちらもママの見せ場という痛快さ。

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.5

昔から「思春期」はホラーと相性がいいものだけど、新たな秀作が加わりましたね。

思春期の性への焦燥、家族・友人との向き合い方と、カニバリズムの恐怖が見事に融合していました。

ザ・ヴォイド 変異世界(2016年製作の映画)

3.5

ふふふ。「物体X」「要塞警察」「ハロウィン」「パラダイム」などの熱いカーペンター愛を始め、「ヘルレイザー」、もしかしたら「ザ・ゲート」あたりまで80年代ホラーへの真摯なオマージュだけで構成されている。>>続きを読む

30年後の同窓会(2017年製作の映画)

4.5

とてもいい。
どうしようもない悲劇に寄り添うユーモア。
公平な世代感。
そして、アメリカという国への想い。

素晴らしい原作と演者を得て、奇をてらわず語り過ぎず、作家としての成熟をみせてくれる。

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エヴァ(2018年製作の映画)

3.5

ジョゼフ・ロージーの『エヴァの匂い』で有名な原作をブノワ・ジャコーが満を持して映画化。

明快なファムファタール譚として描かれるのではなく、偽りの人生を送る二人を鏡で対峙させたような、知的でトリッキー
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