ごりぞうさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

4.0

ライアン・ゴスリング演じるプレイボーイが、中年で離婚された男にナンパ術を指南する話。
後に「ララランド」で共演するエマ・ストーンとこの作品でもカップル役を演じる。

ジュディーを探して(2017年製作の映画)

4.0

日本未公開作品らしく、エド・ヘルムズ、アマンダ・サイフリッドという配役にも関わらずあまり聞かなかった邦題「ジュディーを探して」

ひっそりとテレビショッピングのサクラを職業として生活していた男が、マス
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シンプル・プラン(1998年製作の映画)

4.0

宝クジに当選したら観ないといけない映画。

大金が人のモラルにどんな悪影響を与えるかという話。

「ノーカントリー」と合わせて観たい映画。

ねじ式(1998年製作の映画)

3.0

つげ義晴さんの漫画の実写化。

それだけでもハードルは高い。
ただ、原作を知らない世代が「つげワールド」を知るキッカケになるなら、実写化の意義はあるのではないかと思う。

奇蹟の輝き(1998年製作の映画)

4.0

アメリカ版の「大霊界」

もちろん、根底にキリスト教的な宗教観があるのだが、映像の美しさが一つのウリである。
ただ、作品のインパクトとしては、「自殺は地獄行き」という理不尽なルールの方が強い。

レ・ミゼラブル(1998年製作の映画)

4.5

ミュージカル「じゃない方」。

「レ・ミゼラブル」邦題は「あぁ無情」。リーアム・ニーソンは193センチ、ヒュー・ジャックマンは188センチ。巨漢のジャンバルジャンとしては、リーアムニーソンに軍配が上が
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メリーに首ったけ(1998年製作の映画)

4.5

引退表明したキャメロン・ディアスさんのイメージを決定付けた作品。

アメリカでは、ブロンドに対する「可愛いけどバカ」みたいな偏見が描かれることがあって、キャメロン・ディアスもこの作品でそうイメージづけ
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リング(1998年製作の映画)

4.0

リングというタイトルに触れる人はあまりいない。その存在感で「貞子」というキャラクターが強烈過ぎるからだ。

この物語の本質的な「恐ろしさ」は、ペットセメタリーにもある「家族愛」である。自分の死を宣告さ
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ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

5.0

Eメールという当時では新しいコミュニケーションから生まれる恋愛を描いた作品。
また、主人公達は書店の経営者で、その経営にも時代の流れを反映させている。
IT革命と書店(紙文化)の衰退を示唆しているとこ
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

5.0

「トランスフォーマー」「パールハーバー」とヒットを飛ばす、マイケル・ベイ監督。

「ディープ・インパクト」に比べて、世紀末をネタにヒーローを生み出すことに成功し娯楽としては上回った映画。
個人的には
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

4.5

スピルバーグがエグゼクティブプロデューサーを務めた作品。
監督のミミ・レダーはこの作品の後、またも泣かせる「ペイ・フォワード」を撮った人。

絶望的な世界でも、人間に対する愛情を感じる。
世紀末作品と
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パラサイト(1998年製作の映画)

4.0

B級SF映画ながら、イライジャ・ウッド、ジョシュ・ハーネットの認知度を決定づけた作品。

なんといっても、ターミネーター2でT1000を演じたロバート・パトリックがガッチリ脇を固めている。

バッファロー’66(1998年製作の映画)

5.0

「生きられない」

主人公ビリーが、実家のトイレで苦悶する。出所して、またチンピラ生活に戻り、実家に見栄を張るために誘拐した女性を連れて帰るが、そもそも親は自分に興味がないという現実に息詰まる。

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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

5.0

この映画がなかったら「サイコパス」という名詞は認知されなかったのではないだろうか。
それほどサー・アンソニー・ホプキンスの怪演が強烈な映画。

タイタニック(1997年製作の映画)

4.0

事実だけ冷静に観てみると、「永遠の愛」もなく、生き残った婆さんの「あの頃の美しい想い出話」なのだが、日本中のカップルがバカみたいに「タイタニック抱っこ」をするという社会現象を起こしてヒットした映画。>>続きを読む

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

5.0

世紀末にアカデミー作品賞を受賞する映画。日本人にとっては、アメリカの日常が、非日常なのだけれど。登場する人物のほとんどが破綻していく。それがユーモラスに描かれていて、まさに「世紀末のアメリカはこんな感>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.5

アカデミー作品賞なんだけど、ハピエルの殺し屋のキャラクターが強烈過ぎて、それしか頭に残らない。嫌な殺し方するよなぁ。

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

5.0

洋楽にアレンジを加えたミュージカル。その手法は「マンマ・ミーア」にも観ることができる。
曲としては、タンゴ調の「ロクサーヌ」が好き。

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

5.0

ヒュー・ジャックマンが「アメコミのヒーローだけじゃなーーい」と証明したミュージカル映画。
後の「グレイテスト・ショーマン」の布石とも言える。
アン・サハウェイもいいが、ジャベール好きの私としては
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.8

自主上映会で観賞。
オダギリジョーさんの適当具合と、松坂桃李さんの実はゲスな役ってのが良い。
宮沢りえさん演じる母親が主人公なので、母親として共感して泣ける映画なんだと思います。

EVA エヴァ(2011年製作の映画)

4.0

まず、ヒロインのエヴァを演じたクラウディア・ベガさん(公開時12歳)の魅力に「ベガ萌え」する人が続出している。
主人公も、姪のエヴァに変質者呼ばわりされながら盗撮とか、科学研究のためという大義名分で私
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宇宙からのメッセージ MESSAGE from SPACE(1978年製作の映画)

4.5

邦画の「スターウォーズ」を作ろうとして、努力した作品。
特撮という技術で、スターウォーズを作るとこんな感じです。
ただ、役者さんは豪華だし、メカニックデザインは、スターウォーズに引けをとらないという評
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ブラック・サムライ(1976年製作の映画)

4.0

レンタルビデオで観賞。
ブルース・リーのカンフーブームがあって、それをリスペクトする派生作品が多い中で、「サムライ」とミックスさせた映画。
ただ、カンフーとソウル系は相性が良いのは後年「ロミオ・マ
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嗚呼!! 花の応援団(1976年製作の映画)

2.0

キェーーー!!ちょんわ!ちょんわ!!という奇怪な叫びを8歳児の脳裏に植え付けた作品。

がんばれ!ベアーズ(1976年製作の映画)

4.5

ナデシコジャパンなんて今でこそ当たり前ですが、この時代のスポーツ事情は女子禁制だったのです。そういった意味でマイノリティの壁を壊す作品であったかもしれません。

スクワーム(1976年製作の映画)

3.5

虫系トラウマ映画です。
高圧電線が切れたことで地中に電気が流れ、養殖ミミズがショックで地上に溢れだし、人間を襲うという。ミミズに喰われるという。
もう、ウネウネのミミズを観ただけでダメな人もいると思い
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アイアンマン(2008年製作の映画)

5.0

アベンジャーズのアイアンマンが、10年前の作品だとは。

少林少女(2008年製作の映画)

3.8

2001年の「少林サッカー」が成功したもんだから、ちょっとした少林ブームが起こって、「二匹目のドジョウ」を狙った映画。
カンフー世代には、あるあるのオマージュも含まれている。土曜日の昼下がりになん
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ヤッターマン(2008年製作の映画)

4.5

ドロンジョに深田恭子さんを当てるという三池監督の采配が全ての映画。実写化映画の歴史の中では、配役で成功し内容で賛否を生むというポジションにある。
つまり、(番宣も含め)「配役で成功することが、ある
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

4.6

結局、温暖化反対の運動がこの作品を後押しして有名になったようなところがあるのだけれど、「人生とは、積み木を積み上げるようなもの」という単純なメッセージに気づくと、また趣き深い作品。

ハプニング(2008年製作の映画)

5.0

シャマラン監督のSFパニック映画。とても、怖い話ではある。
あれ?結末覚えてないや。

トロピック・サンダー/史上最低の作戦(2008年製作の映画)

4.5

ベン・スティラーとジャック・ブラックに加えて、「アイアンマン」ロバート・ダウニー・Jrがいる違和感。いや、ほとんど特殊メイクで分からないんだけど。そこにブラックジョークが含まれてる。観点によってはとて>>続きを読む

ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

4.0

初期のランボーと比較すると、間違いなく中年太りしてる。ヒーローも老化には負けるのか。その上で、「精神的強さ」をセリフで語るランボー。
結局、彼にとっての「戦場」とは何だったのだろうか。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.7

スピルバーグらしい映画。
音楽が80'sというところや、キャラやメカもゲームの仕掛けも、ちょっと懐古趣味なところがある。
それはそれで映画ファンやサブカル世代にとって宝探しのような映画だ。一度観る
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