Gorosukeさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

人生万歳!(2009年製作の映画)

3.5

皮肉とユーモアを織り交ぜて展開していく先に次第に積もっていくのは、自分の人生への安堵感でした。気持ちが楽になりました。  人生を楽しむためには、日常生活からの逃げ場を作ることが必要だ、と語る監督の言葉>>続きを読む

天国はまだ遠く(2008年製作の映画)

3.5

ゆっくりと流れる時間、落ちついた風景、優しい会話、思いやり。 自分なりの表現を取り戻したなら、もう少し生きてみよう。ご飯がおいしいから。

逃亡くそたわけ-21才の夏(2007年製作の映画)

2.5

あてのない逃避行の先にも きっと終わりはあるだろう。遠く離れるほどに 近まることだってあるだろう。今はただ、その終点のありかを確かめたかった 21才の夏。

LIFE!(2013年製作の映画)

4.0

これ、すごい!  なんか、生きてるって感じが 絶え間なくあふれてくる。

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.5

さて、この100万円の生活を鈴子はいつまで続けなければならないのだろう。世間はいつ許してくれるのだろう。そう思うとなんか、やっぱり切ない。  来るわけないか・・・

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.5

2020.4.3
『愛されている』よりも、『愛されていた』のほうが、なんだか力が湧いてくる気がする。愛されていたことを、思い出したいと思う。
金ロー にて

2014.08.06
8月
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トランスフォーマー(2007年製作の映画)

4.0

20180714
また観ちゃった。ガチャガチャの極み。土曜プレミアムにて
バンブルビーのスピンオフ、楽しみだなー。

20160922
親とかいうのはイライラするなっ! だって。 爆笑  
ホントみん
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

2.5

丁寧に磨いてきたピカピカのガラスが、割られてしまった。 もう取り返すことはできない。簡単に触れることもできない。・・・なら、おまえのガラスも割ってしまえ!みんな粉々に砕いてしまえ!   割れたての十代>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

未来を見据える事は、川の流れに逆らい上流を目指すようなもの。そこは清らかで遠い。 過去に思いを巡らす事は、下る流れにたゆたうようなもの。そこは肥沃で広い。  この物語は、未来を慌ただしく追いかけるより>>続きを読む

ノルウェイの森(2010年製作の映画)

2.5

深く愛すること?強く生きること? キャッチできませんでした。  原作を読んでいること(覚えていること)前提の映画つくりは、もうそろそろやめてもらいたい。 それが超有名な小説であっても。 映画は映画とし>>続きを読む

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

4.5

スキです! これほど清潔な映像は、そんなにないんじゃないかと思う。SOMEWHERE シンプルなタイトル。…これって 大好きなパパを主人公にしたクレオの自叙伝なんだろな、優しいもん。

レンタネコ(2011年製作の映画)

3.5

AIBO 修理サポート終了: 「ロボットだから永遠に一緒だと思っていた…。」 そんなニュースを思い出した。 レンタネコロボanaboko。…あり?。

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.0

むつかしかったです。でも、難しいなりにうっすらと万遍なく解けていく感じはあって楽しめました。脳内ルンバかけた感じ?です。〈見直し要す〉

小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

4.0

若いとか年寄りだとか、早すぎるとか遅すぎるだとか。 先だった者の安らぎが後に続く者の不安を鎮めることはないだとか・・・。 
But 誰にでも困難があり、また可能性がある。 And 書き出しさえ君の手を
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カケラ(2009年製作の映画)

3.5

・男女の惰性セックスシーンよりも、女同士のセックスシーンが観たかった。そしたらもう少し深くリコを理解できたかなと思う。 
・陶子の真ん中にある大きな穴がみるみる塞がっていく鏡のシーンには見入った。  
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王と鳥(1980年製作の映画)

3.5

独裁国家って、白い大理石のように冷たく静かですね。自由に話せているのは、独裁者と鳥だけでした。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

4.0

綾波レイのシーンは大事に見てしまう。「…どいてくれる?」魅力的なキャラクター、声、セリフ。 メーテル、クラリス、綾波レイ。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.0

シュールな戦闘シーン、選ばれし母なき14歳たち、唯一無二の世界観。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.5

バカシンジ、お前はバカか。 …無知の怖さを 思い知らされる。

パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(2013年製作の映画)

3.0

200年前のロックスター?の英雄譚。パガニーニを演じるギャレットのヴァイオリンの演奏シーンは、プロの音楽家だけあって引き込まれる。その他の演技は、素人なのでまったく表情が読み取れなくて混乱する。ローズ>>続きを読む

大いなる沈黙へ ーグランド・シャルトルーズ修道院(2005年製作の映画)

3.5

修道院の生活をただひたすら撮ったフィルムです。沈黙、静寂、信仰… 楽しくも面白くもありません。ありのままです。ただ、まわりが線香臭につつまれるほどお年寄りばかりだったのですが、パイプ椅子が出されるほど>>続きを読む

ブルース・ブラザース2000(1998年製作の映画)

2.5

オリジナルに比べ、ハチャメチャ感は息を潜めたが 新鮮なストーリーで上手くつながった。お互い引き立てあうようで、イイ!

イーダ(2013年製作の映画)

4.0

分割構図で整理整頓された美しく澄み切った映像は、修道院育ちの寡黙なアンナの心の立ち位置を映し出しているようでした。 不意に訪れたアンナとイーダの出会いに、心の動揺や葛藤は内に秘め、静かに丁寧に向かいあ>>続きを読む

ハッピーフライト(2008年製作の映画)

4.0

20230325
いいね
土曜プレミアムにて

20170114
土曜プレミアムにて

20140920
じぇんじぇんビーフが足りましぇ〜ん! なストーリーと思いきや、そのあたりから加速する航空業界の
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HOME 愛しの座敷わらし(2012年製作の映画)

3.0

うーん、座敷わらしがもたらした家族の幸福が、元に戻ることだったのがちょっと残念。お父さんの覚悟の話が良かっただけに、てっきりここで住み続けるのだと思った。あずみはやっていけるのだろうか?

グレート・ビューティー/追憶のローマ(2013年製作の映画)

3.5

夜毎、乱痴気パーティーが楽しそうだけど、あとはとにかく眠い。それでも”The Great Beauty"は まだですか?と思いながら観続けた。でもなんとはなしに終わった。 ...ただね、一晩経ったあた>>続きを読む

旅情(1955年製作の映画)

2.5

アメリカ女にもこんな堅物がいるのかと、相当あきれた。イタリア男とは、ここまで女のわがままを受け入れるのかと感心した。「君が遠い」なんて言葉 本当に女性を見つめていないと、出てこないと思う。 しかしこれ>>続きを読む

やわらかい手(2007年製作の映画)

3.0

難病の子供の治療費がかさみ、家さえ手放してしまった家族。 追い打ちをかけるように子供の命の選択に迫られる。 外国での特殊な手術を受ければ治るというが、もはや渡航費のあてがない。 命のリミットは6週間。>>続きを読む

180°SOUTH/ワンエイティ・サウス(2009年製作の映画)

3.5

僕の人生には、比喩としての冒険はあっても、真の『冒険』を綴るページは未だないのだと気付きながら観ていた。 都会生活者は、イヤホンをすることで自然の声を遠ざけようとしている、と言う。なるほどその習慣こそ>>続きを読む

ギター弾きの恋(1999年製作の映画)

3.0

序盤観た ギター弾きの手の甲と指先に漂う 特別なもの感 がなんともまあ …一瞬に持っていかれてしまった。 誰の目にも 彼にはお似合いの女だった。語らない恋愛ってちょっと魅力的だった。ぎこちない生活も >>続きを読む