ごてふさんの映画レビュー・感想・評価

ごてふ

ごてふ

年齢性別門地氏素性不詳。
映画を楽しむのに老若男女貧富貴賎の区分なし。
固定観念と偏見は大敵。
常に明鏡止水の心境で銀幕を見上げていたい。
ここ数年は年間300本超えの劇場鑑賞達成。
洋・邦、ジャンルを問わず。
映画は極上の娯楽にして最高の暇つぶしなり。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.8

日比谷シャンテ・シネにて。都下では2館上映の米国インディー映画には若年層中心に7割超えの入り。荒唐無稽なバディ&サバイバルもの、と云うのは表向きのジャンル分け。後半は内気な青年の自己改革的成長譚にも見>>続きを読む

無法松の一生(1963年製作の映画)

3.9

ラピュタ阿佐ヶ谷にて。≪一役入魂映画俳優・三國連太郎≫と銘打たれた特集の1本。キャパ50席は高齢単身者過半で5割の入り。オリジナルは言わずもがな1943年、稲垣浩の代表作。バンツマ、三船、勝新版は見て>>続きを読む

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.3

ユナイテッドとしまえんにて。休日11時台の初回に若年層の単身女性中心に30人弱は不入りの部類だろう。異色の経歴を持つ女流作家の原作は刊行時に読了。ミステリーとしてのオチはあまり感心しなかったが、本作は>>続きを読む

ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

3.0

ユナイテッドとしまえんにて。初日初回には年代まちまちの入りで2割程度と閑散。原作は多作家で映像化も多い東野圭吾の同名小説。タラレバ云っても詮無いが、これはもう少しシナリオを練って、作風(人情メルヘン?>>続きを読む

あさひなぐ(2017年製作の映画)

3.3

池袋HUMAXシネマにて。公開初日の邦画をレイトショウ鑑賞。圧倒的に若年層の男性優勢で5割弱の入りはまずまずの出足か。自慢ではないが出演している歌舞音曲少女集団を誰一人知らず。故にスクエアーに見物する>>続きを読む

あさがくるまえに(2016年製作の映画)

4.1

ヒューマントラストシネマ渋谷にて。都下単館、先週末から公開のフランス映画には若年単身女性中心に観客30名弱と閑散。メインストーリーは心臓移植。主人公はドナーの青年とレシピエントの中年婦人であるが、ふた>>続きを読む

マイ ビューティフル ガーデン(2016年製作の映画)

3.3

ギンレイホールにて。目当ては併映のイザベル・ユペール主演作だったので、正直あまり期待していなかった。若い娘と隣人である偏屈な老人の交流がメイン。主人公の狭い交際範囲で物語は進み、筋立てどうこうよりも、>>続きを読む

未来よ こんにちは(2016年製作の映画)

3.8

飯田橋・ギンレイホールにて。見逃していたイザベル・ユペール主演作を名画座で捕まえ鑑賞。≪エル≫と比較すると名女優の守備範囲の広さが堪能できる。欧米は離婚率が高く、フランスは3割、大都会のパリは5割を越>>続きを読む

オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.2

日比谷シャンテ・シネにて。クストリッツァ9年振りの新作に場所柄やや勤め人風の紳士多けれど客席は5割も埋まらない。都下単館、全国でも十指に満たない上映館は淋しい興行規模。まぁ娯楽作ではありませぬが・・・>>続きを読む

望郷(2017年製作の映画)

3.5

新宿・武蔵野館にて。都下単館上映のマイナーな邦画には休日にも拘らず客席4割程度。湊かなえの連作短編は読了。「夢の国」と「光の航路」ふたつのエピソードを繋いでいるが、小説と違いミステリーというよりは閉鎖>>続きを読む

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

4.0

ユナイテッドとしまえんにて。初日初回、若年層やや優勢ではあるが観客10数名と閑散。原作コミックは本屋で立ち読みレベル。小悪魔美女に振り回される冴えない男のお話。身につまされる殿方も多かろう。監督の出世>>続きを読む

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.3

新宿ピカデリーにて。公開初日のエイリアン最新作(前日譚の続編)には若年層中心に3割程度しか客席埋まらず少々拍子抜け。監督は前作同様、喜寿をとうに過ぎている大御所サー・リドリー・スコット。前作も公開初日>>続きを読む

ナインイレヴン 運命を分けた日(2017年製作の映画)

3.0

新宿・武蔵野館にて。インディー系米国作品には中高年ばかり10名ジャストで上映開始。9/11を描いた過去作では「ワールドトレードセンター」と「ユナイテッド 93」が印象に残っている。そこそこの予算とキャ>>続きを読む

新選組血風録 近藤勇(1963年製作の映画)

3.8

渋谷シネマヴェーラにて。幕末モノの時代劇に意外や若年層多く30名前後の客入り。≪名脇役列伝Ⅱ阿部徹生誕100年記念 悪い奴ら≫と銘打って渋いラインナップが並ぶ。本作の阿部徹は伊藤甲子太郎を熱演してラス>>続きを読む

野ゆき山ゆき海べゆき(1986年製作の映画)

3.5

池袋・新文芸坐にて。大林宣彦特集の一本。中高年の殿方大多数で4割の入り。公開時にはモノクロを鑑賞したので、今回のカラーバージョンは別作品かと思うほど印象が違った。それにしても30年以上経つのですな、と>>続きを読む

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

新宿ピカデリーにて。先週末から公開のフランス映画には意外や若年層の婦女子が多く4割超えの客入り。突然現れ身に覚えのない赤ん坊を押しつけられたプレイボーイのお話。予告編ではコメディタッチの子育て奮闘記で>>続きを読む

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.6

イオン板橋にて。公開二日目の黒沢清の新作には中高年中心に3割未満とやや閑散。原作は気鋭の劇作家・前川知大の戯曲(小説もあり)。余談になるが先月同じ作者の旧作再演を舞台で観劇。死者の声が役者を通じて≪再>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.2

ユナイテッドとしまえんにて。公開二日目の9:40開始の初回には中高年層中心に4割弱とやや不入り。家庭劇が続いた是枝裕和としては新境地の法廷モノ。何であれ白黒ハッキリさせないと気の済まないタチの方々には>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.3

ユナイテッドとしまえんにて。IMAXで鑑賞。初日初回(9:15開始)には若年層やや優勢、8割方は殿方で7割越えの入りと出足はまずまず。≪戦闘≫、と云うより≪撤退≫であるから勇猛果敢な軍記にはならない。>>続きを読む

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

3.5

飯田橋・ギンレイホールにて。カップリング上映はエドワード・ヤンの旧作。つまりアジアがテーマ。馴染みのないマレーシア製作の映画を大スクリーンで観ることが出来たのも何かの縁である。お話は演芸コンテストに出>>続きを読む

台北ストーリー(1985年製作の映画)

3.6

飯田橋・ギンレイホールにて。春に見逃していたエドワード・ヤンの旧作を名画座で鑑賞。年代まちまちやや中高年優勢の単身者中心に3割弱の客入り。どこか懐かしい台北の街並みや雑沓。どうと云うこともない淡々とし>>続きを読む

青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)

4.0

池袋・新文芸坐にて。≪ワンダーランドの映画作家 大林宣彦映画祭2017≫日替わり全33作品からの1本。平日昼の部には男性高齢者多数で5割超えの入り。おじいちゃんたち、嘗てのエレキ少年かな。傑作・佳作の>>続きを読む

LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

3.3

新宿シネマートにて。せっかくの大劇場興行なのに世代まちまちの観客が20数名程度と閑散。生業も性格も全く異なる者が入れ替わり・・・という、シチュエーション・コメディ。曲者役者が過剰演技でキチンと笑わせる>>続きを読む

HiGH&LOW THE MOVIE2 / END OF SKY(2017年製作の映画)

3.5

池袋サンシャインシネマにて。平日昼の部の観客は若年の女子中心に20名前後と閑散。ドラマ・映画のパートワンともに未見、と云うより、そもそもEXILEのメンバーも2・3人しか顔と名前が一致しない。宗教団体>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.6

ユナイテッドシネマとしまえんにて。土曜夕方の部は若年層のカップルなどでほぼ満席。ジャンルとして確立されたパンデミック・ゾンビ映画。疾走する列車内が主戦場。ご都合的なシーンがないではないが、制作サイドの>>続きを読む

トリガール!(2017年製作の映画)

3.8

イオンシネマ板橋にて。公開二日目朝イチ9:50開始の初回観客は、おそらく主演女優目当ての中高年/単身男性中心に30名程度と閑散。彼女はオヤジキラーか。我が着目は間宮・高杉のコンビ。テンプレートは類似多>>続きを読む

きみの声をとどけたい(2017年製作の映画)

3.0

池袋シネリーブルにて。先週末から公開の邦画アニメには、サービスデーにもかかわらず30名弱の客入りと閑散。何故か勤め人風の若年男子の単身者多し。湘南と思しき街でミニFM局を再開させた女子学生の群像劇。好>>続きを読む

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.0

新宿ピカデリーにて。先週末から公開の英国映画には妙齢の女性中心に4割程度の入り。薬物依存症のストリートミュージシャンと野良猫のお話。猫ちゃんが可愛かった。以上。と、云い切ってしまうほど可愛い子供や動物>>続きを読む

非行少年 陽の出の叫び(1967年製作の映画)

3.5

池袋新文芸坐にて。特集≪没後20年 藤田敏八 あの夏の光と影は 〜 20年目の八月≫より。場内おっさんばかり3割程度の入り。あまり注目されることのなかったデビュー作。1967年製作、モノクロ。名手・鈴>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

3.8

日比谷シャンテ・シネにて。ヴァーホーヴェンの新作には若年層男性優勢で場内8割越えと順調な客入り。いやはや前評判通り、刺激的なお話でございました。今は無き≪新橋ロマン劇場≫で≪五月みどりのかまきり夫人≫>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.8

有楽町ヒューマントラストにて。ジャームッシュ3年振りの新作には若年層の単身者中心に場内7割の入り。前作≪オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ≫は、不老不死で永遠に生き続けねばならぬ選ばれし者の倦怠と>>続きを読む

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

3.9

テアトル新宿にて。初日12:30の回は立ち見も出ての満員御礼。そういえば継母(ままはは)とは云うけど継父ってあんまり聞かないな。浅野忠信が珍しく平凡な小市民的父親を演じている。多感な年頃の娘にとって父>>続きを読む

関ヶ原(2017年製作の映画)

4.0

新宿ピカデリーにて。初日初回(9:15開始)の場内は原作ファンらしき高齢者層と贔屓役者目当てであろう若年層が程好い比率でほぼ満席。これほど予備知識を求めるメジャー作品も珍しかろう。確信犯とはいえ早い科>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.8

新宿ピカデリーにて。公開初日の夜の部には、若年層中心女性多数で6割程度の入り。全国300を超える上映館を考えればまずまずか。DCコミック原作であるから荒唐無稽なのは当然として、ヒロインの出自がギリシャ>>続きを読む

俺たち ポップスター(2016年製作の映画)

3.5

新宿シネマカリテにて。米国音楽業界をおちょくったフェイク・ドキュメンタリーのレイトショウには、若年層中心に観客10数名と閑散。事前知識がなければ本当のドキュメンタリーだと思って見ていた筈。それほど徹底>>続きを読む

フェリシーと夢のトウシューズ(2016年製作の映画)

3.8

新宿ピカデリーにて。フランス=カナダ合作のCGアニメに場内30名強の観客(婦女子9割)と閑散。孤児院育ちの夢見る逞しい少女の解りやすい成功譚。違法行為も含めてそうトントン拍子に行くかいな、と突っ込むの>>続きを読む

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