toomilogさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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記憶の技法(2020年製作の映画)

3.0

失われた記憶のパズルがパチパチとハマっていく爽快さと、埋まっていくピースとともに上がっていく恐ろしさに、気がついたら夢中になっていました。
作品全体からはクールで冷たさを感じるものの、最後には温かみが
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滑走路(2020年製作の映画)

3.1

3つのストーリーで始まり、少しづつかなさり合っていく作品でした。

非正規、いじめ、不妊少子化問題、労働環境、雇用問題と、現代の日本にあまたある問題がぎゅっとつめこまれている一面があり、見ていると辛く
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ブラ! ブラ! ブラ! 胸いっぱいの愛を/ブラ物語(2018年製作の映画)

3.0

セリフがなくブラの持ち主を探すという斬新な設定で最初はなかなか作品に入り込めないかなと思ったけど、それはほんの少しの間だけで、するするっと作品に入って行けました
面白い設定からの展開はもちろん、線路の
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家なき子 希望の歌声(2018年製作の映画)

3.0

原作の印象的な場面や見所、感動的なシーンを切り取った総集編のような印象で、テンポよくサラッと見られる感じがよかったです。
感動作で泣きたい!という時に見るというより、じんわりと心温まりたい時にピッタリ
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詩人の恋(2017年製作の映画)

3.0

詩人の“恋”というタイトルから想像していた恋愛要素は薄く、性的な表現が一切ない若者との関係が、とても曖昧で、逆に清くも捻れている距離感が切なくなります。
これは恋なのか?それとも情なのか?
同性愛と一
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喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

3.1

あれ…?、意外とこういう夫婦関係もいいのかも…、と試写を見終わったあとに思ってしまった
また、主演の二人の演技がすごくい。
豪快で絶妙な夫婦のやり取りでここまで魅せられるのは、二人の演技力あってこそな
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ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

3.1

とても素敵な作品でした。
二人の出会いや、隣人との交流、親子の繋がりを通して様々な気づきをもたらしてくれる作品だなと思います。
ゆったりと進んでいくストーリーなんだけれど、作品を見ている僕らの背中を力
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.0

“美化”という言葉がこの作品に当てはまるかどうかは難しい。
作品が現場にいた人々からの視点で描かれているので、それに対して思う人は様々にいることだと思います。

ただ、あの時、あの危険な場所にとどまり
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.9

伝説の人物を描いた伝記映画。とてもよくできていて、ハリウッドの戦争映画的な善悪の描き方がフラットに見えた。
作品をどの方向から見るか、誰の視点で見るかによって感想が変わってきそう。
僕自身は、一人の人
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.6

ガンフーがめちゃくちゃかっこいい!
ホテルから除名されてどうなっていくか
楽しみだ

ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.5

なんといってもジェニファー・ロペス!
冒頭で彼女が見せるポールダンスが凄すぎる!
現在50歳、撮影当時はもう少し若いとしても40代後半であの体。絞り込んでるし、おしりはぷりっんと上がってるし肌は綺麗だ
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イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

3.1

堅物で理論に忠実な気象学者グレーシャーと、自由奔放でパワフルな気球操縦士アメリアが、反発し合いながらも自然の驚異に対峙し助けあっていく。
チャレンジし困難を乗り超え希望を掴み取っていくストーリーに挑み
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

4.2

僕のすきな綾野剛の演技!
刃物のような危うさと神秘的な輝きをまとうキャラクターを演じると魅力が倍増する
青春期独特の感情や脆さを美しく表現力している
作品でかかる楽曲の多さも青春期を彷彿とさせて素敵だ
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.3

白石作品!面白かった
こんな時代が日本にあったのかとという驚きと、綾野剛やピエール瀧の演技に圧倒される
エースという位置に盲目となり、誠実な青年が悪にてを染めていく過程がドラマチックに描かれている
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.5

静かな印象の作品
その静かさのなかにあるアームストロングの熱を帯だ狂喜を感じる
人類で初の偉業を達成するとてつもない瞬間を描いているのにこの静寂
宇宙の音とアームストロングの鼓動が聞こえてくるよう
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.1

すごく怖さを感じる映画でした。
それは、リチャードにかけられた誤解、FBIの真実を曲げた強引な捜査、そしてメディアに流され負の感情に飲み込まれていく世論。
どれも自分自身に起こりえることで、気がついた
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前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃおもしろかったです!
熱い!スピード感がいい!キャラがいい!掛け合いが面白い!
最高です!
気づいたらプロジェクトの成功を願っていて、困難にぶつかる登場人物達を応援していました。
映画を見
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.4

現代と交差してくる過去の映像には若かりし俳優さんが映っていて新鮮で、女優さんが美しかった
寅さんというキャラクターのかっこよさ、渥美清という唯一無二の俳優の存在感、そして監督や出演者の作品に対するとて
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OVER DRIVE(2018年製作の映画)

3.1

首都高とかでレースできたらめちゃくちゃおもしろいだろうなと
男の友情や情熱、熱いドラマな部分だけじゃなく、実際にはありえない場所を走り抜ける妄想を叶えてくれている

何者(2016年製作の映画)

3.5

就職活動というものへのアンチテーゼのようにも感じ
sns社会の歪みみたいなものも描かれている
嫉妬したり妬んだり、どこか冷めた視点で自分の殻に閉じこもり守ろうとする主人公の心理もわかる気がする
面白か
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.2

本当にこういうことが起きてしまったらと自分に置き換えて見てしまった
生きて行けるかな…
面白かった

キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)

3.4

これが実話だとおもうと感動する
兄弟の思いとか青春がつまっていて熱くなる

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.4

ホラーすぎず程よく楽しめた
子どもたちが協力して立ち向かっていくのが冒険心をくすぐる

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.9

キューブリック作品ではない新しいシャイニング
スティーブン・キングとスタンリー・キューブリック双方に敬意をはらいつつ作られた作品で、当人達にも作品のファンもある程度納得できる内容だったように思いました
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.8

改めて見直した
キングとのいざこざはあるけれど
やっぱりキューブリックのシャイニングは好き
今見ても面白い

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.8

毎日通る商店街、顔なじみのお店、誰かとの思い出が蘇る場所、好きな人と一緒に歩いた道。

ずっとあるとことが当たり前だった場所がなくなっていく。
そこにあった自分が無くなっていくよう。

本当に大切な
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ベル・カント とらわれのアリア(2018年製作の映画)

3.6


感動しました。人種を超えて絆が生まれていくことがどれだけ素晴らしいことか。
様々な思想で対立し血が流れているこの世界に、この作品が発信するメッセージがたくさんの“人”に届いてほしいです。
また、正し
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.3

三組の物語を通して誰かと一緒にいることの愛おしさと大切さが、自分の心にじんわり入ってくる。

思春期独特の感じと、不器用で甘酸っぱい恋愛と、いつもそばにいてくれる愛おしい友情と、切なさと涙。

見終わ
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.2

主演のウィレム・デフォーが、ゴッホの自画像そのもので驚きます。
映像がとても綺麗で、アルルへ移り住んでからの自然が素晴らしい。

「仕事に出かける画家」の絵が再現されていて、ゴッホが自然を描き続けた理
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フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)

2.9

アクションは噂通りによかったです
弓矢をつかってここまでできるのかと関心してしまうくらい攻守のバリエーションが豊富で見応えがありました
驚異的な早打ちもダイナミックで新しいアクションを見たような感覚で
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.5

この映画を見るの辛い!けど良い。ヒューマンドラマの傑作。 過酷すぎる家族の姿を通して様々な思いが巡り気づける映画だと思います。 単純に面白い面白くないでは図ることができない作品でした。

【感想ブロ
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃおもしろかった。 4人のピアニストにどんどん感情移入しちゃって、演奏を披露する場面ではドキドキしっぱなし。 自分でもびっくりするくらい作品の世界に入ってしまいました。 また、脇を固める俳優>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.6

問題提議や教訓があり、とても満足度の高い映画でした。
過酷な状況での奇跡や、愛と感動の面もありますが、やっぱり映画を埋めつく恐怖と緊張が強烈で“テロの恐怖”を全面に描いて訴えた映画のように感じました。
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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

3.3

この映画で初めてしるメリー・コルビンは美しくかっこいい。
とても面白かった、人生をかけて戦った一人の女性の姿が目に焼き付い離れません。
メリー・コルビンを演じるロザムンド・パイクの体をはった演技にもし
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