後藤瞬さんの映画レビュー・感想・評価

後藤瞬

後藤瞬

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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

5.0

良い意味合いで、もう観たくない映画でした。素晴らしい作品。
あまりにも現実的であまりにも辛く、厳しく、切ない、そして温かい物語でした。
手を差し伸べる事が優しい事だとは限らないという事を伝えてくれます
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人数の町(2020年製作の映画)

3.0

ストーリーも設定もカメラワークも音響も役者もトータルで高いクォリティを持つ映画でしたがラスト30分があまりにも不親切過ぎる映画でした。
文学的がつ哲学的でありグッと見入っていたのに、突き放された感が鑑
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フューリーズ 復讐の女神(2019年製作の映画)

1.0

説明不足も良い所。
良かった点が皆無。
多分監督だけが作ってて楽しかった映画だと思います。
オマケに洋画に良くある続編に続くような気配を漂わせてましたが、どこの誰がお金出して続編作らせるかって思いまし
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クライモリ/間違ったターン(2003年製作の映画)

3.0

惜しい。
こういったホラーやスプラッタ系映画はストーリーも大事ですが
・見たい画
というのがあります(あえて言葉にしませんが)。
寒気がして、目を背けたくなるようなグロテスクな映像を期待して観る方が多
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青の炎(2003年製作の映画)

4.5

舐めて観たらとんでもないくらい素晴らしい映画でした。
監督・脚本ともに蜷川幸雄さん、やはりというか、流石です。
シーンのカット割りも色使いも文句なし。
特に台詞がひとつひとつ印象的でした。

いつも笑
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初恋(2006年製作の映画)

3.5

良い映画でしたが、主人公の恋愛を3億円事件と絡める設定は全然要らないと思いました。

あの事件を利用して、二人の淡い初恋を演出する為なのだろうと思いますが、作品の雰囲気やストーリーがあれだけ濃厚なので
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悪の教典(2012年製作の映画)

2.5

これ以上もこれ以下もない、至って普通の映画でした。

さしてサイコパスでも無く、ドラマ性も薄く、バイオレンスシーンに関しても恐怖感はあまり伝わって来ず。

でもつまらない作品かといえば、そうでもない。
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告白(2010年製作の映画)

1.5

教え子にまな娘を殺された中学校教師の復讐劇ですが、僕が一番嫌いなタイプの復讐でした。
人の善悪は置いておいて。

復讐に美学もクソも無いですが、僕のポリシーに反する最もやらない方法ですね。見ていて反吐
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ビンゴ(2012年製作の映画)

-

僕がこれまで観て来た映画の中で最もラストが最低な映画でした。
胸糞悪かったり後味悪い映画は嫌いではないのですが、これは本当に好きではないです。
価値観の違いなのでしょうか、ヒロインの最後の選択や考えが
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

4.5

内容も描写もストーリーも含め誰にもお勧め出来ない作品です。
なのに僕はとてもこの映画が好きです。
娯楽ではなく芸術として高い水準値を誇る、ハイクォリティな映画です。

グロ描写や鑑賞後の後味の悪さ、胸
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

1.0

これ観て泣く男性はまだしも、これ観て泣く女性の気持ちが知れない。
一生しょうもない涙流してろとしか思わないくらい胸糞の悪い、うんこやオナニーみたいな映画。

久々に無駄な2時間使ってしまった。
これの
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ソラニン(2010年製作の映画)

2.0

『うわー、宮﨑あおいってマジで可愛いなー。』と思った映画で、それ以上も以下も無い普通の作品でした。
観てて凄く眠くなった。多分退屈だったんだと思います。
割と普通の話を、そのまま普通に進んでいくものだ
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怒り(2016年製作の映画)

5.0

相当衝撃を受けた映画。
この映画は是非、大切な人と一緒に観てください。
怒りとは、孤独とは、幸せとは、なんなんだろうかと考えさせられます。

観ていて独特の嫌悪感があるので全ての人にオススメはしません
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万引き家族(2018年製作の映画)

5.0

これは本当に、観る人がこれまでどういう人生を歩んできたか、どう考えどう思いどう選択し、どんな景色を見てどんな環境で生きてきたかでハッキリと評価が分かれる作品です。
僕は非常に好きです。
全然幸せじゃな
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凶悪(2013年製作の映画)

3.0

映画の内容自体は過激な表現であったり雰囲気もあまり良くないうす暗いものを感じるので、好みが分かれるかと思いますが僕は好きな映画です。

何よりも主人公の孤独感に非常に共感してしまった。
家庭にも仕事に
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.0

家で、みんなで、家族で、友人や恋人と観る分には全く問題ないくらい程よい作品。
原作ありきの映画あるあるなのですが、少し後半急ピッチでストーリーを進めた感があったのが難点。
ラストが原作と違うのも、この
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

5.0

完璧の映画。欠点が無さ過ぎる。全てのカットやシーン、会話や登場人物に意味を見出し、鑑賞後の感動も十分。
ただ暴力描写や血が多く出る映画なので、そういったのが苦手な方はなるべく鑑賞を控えて下さい。

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友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

-

ストーリーもカメラ構図も会話の一つ一つもなんとも陳腐すぎて映画じゃないなーこれB級以下のエセ映画だなーと。
嫌悪感もあるけれどそこまでエグいものではない、ただのなんという事のないセックス映画です。
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愛の渦(2013年製作の映画)

-

あらすじにこう書かれています。
「午前0時~5時。料金は男:2万円、女:1千円、カップル5千円。豪華なマンションの一室に集まったのは、ニート、女子大生、フリーター、保育士など普段の生活では交わりそうも
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空気人形(2009年製作の映画)

4.5

この映画をフィクションと取るか取らないか、ファンタジーと取るか取らないかで大きく評価が分かれる映画です。
僕は青春群像劇だと感じ、とても素晴らしい映画だと思いました。

キャストもストーリーも設定もカ
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ミスト(2007年製作の映画)

3.5

沢山の方が「ラストが最悪」「胸糞悪い」等と仰っていますが、僕には全然理解出来ない評価でした。
映画全体としてもラストも、全て納得の内容でしたし、ベストなエンディングでした。
あれ以外のラストは無いんじ
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.0

語弊ありますがとても楽しく観れました。
面白かったです。
人生順調に行ってる方にはリアリティに欠けるように感じるかもですが、人生全然上手く行かない方はとても共感出来る作品だと思います。
エログロ表現や
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エリア・オブ・ザ・デッド(2012年製作の映画)

1.0

観る前から『あーこれ駄目(面白くない)だろうな』と思い、観初めて『あーこれ駄目(面白くない)だろうな』と思い、中盤で『あーこれ駄目(面白くない)だろうな』と思い、ラスト終盤で『あーこれ駄目(面白くない>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の月面探査記(2019年製作の映画)

4.1

平成最後の劇場版ドラえもん。映画版を観るのも久しぶりでしたが直木賞作家・辻村深月さんが脚本を手がけたという事もあり、気になってました。
相当に面白かったです。矛盾点とか気にならないくらいの楽しさ。やっ
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ホステル(2005年製作の映画)

3.0

まず、相当グロテスクな描写があるため、苦手な人は無理だと思います。

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個人的には、書きづらいですが、好きな映画です(この映画を好きというと人格疑われますが)。
エログロな
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.3

映画が始まって1時間くらいずっと泣いてた。涙が止まらなかった。映画館であんなに泣きまくる事はほぼ初めてくらいだった。なんせ1時間くらいずっと悲しいストーリーだった。なんにも良い事がなさ過ぎて、ただただ>>続きを読む

七人のおたく cult seven(1992年製作の映画)

3.0

今、アニメが好きな人やゲームが好きな人のことを「おたく」って呼ぶのかと思いますが、本来「おたく」っていうのはこういう人達の事だと感じれる一本だと思います。

ストーリーも構成もチープだし、めちゃくちゃ
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ファイナル・デッドブリッジ(2011年製作の映画)

1.0

「ファイナル・デスティネーション」シリーズの5作目(パクリみたいなのをカウントせず)。過去最低の仕上がり。ストーリーも何もあったものじゃない、CG頑張ってるな~と思うだけの映画でした。
シリーズとして
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青い春(2001年製作の映画)

5.0

僕にとっての青春映画はウォーター◯ーイズでも、君◯名は、でも無く、これです。青春の痛さと閉塞感をこれでもかと突き付けられるようで観ていて辛いですが登場人物全てに共感を覚えました。
映画として完璧だと思
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.0

面白かったですし鑑賞後の幸福感もあるのでお勧めです。1人でも友達とでも恋人とでも家族とでも、誰とでも一緒に観れます。ただ「最高に面白かった!」とは言い切れないのは、普通に、面白かった、というレベルとい>>続きを読む