grandpeutetreさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>(2015年製作の映画)

3.3

ミュータント・タートルズ第2弾

あまり馬鹿なキャラクターが馬鹿な行動して展開をこじらせるタイプの話は好みでないのですが、馬鹿な敵が考えなしに行動して主人公側も無我夢中で行動してるだけなのに、不思議に
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.3

大掛かりなイリュージョン映画の2作目

鮮やかな復習劇で驚きを見せてくれた前作と比べると、なんやかんやで大団円となる本作はストーリーのおもしろさは控えめ
それでも映像の派手さで引っ張られる魅力はありま
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.3

ライト消すといるホラー

ホラー苦手なのでとても怖い
暗闇に対する恐怖が増幅されます
明るいところで映画のことを思い出してると、怖さが霧消していくので、怖い夢を観てた感があります

作品の性質上暗い画
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.6

結ぶお話

予告でみた通り入れ替わりものだったのですが、そこにひとつの要素が加わることで楽しい展開を見せてくれました

すれ違い要素はもちろん、結末もどっちに転ぶかの可能性は最後まで残ってたので、ドキ
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イレブン・ミニッツ(2015年製作の映画)

3.4

群像リアルタイムサスペンス

ごくごく短い11分という時間を複数の人物の視点と共に繰り返される様を鑑賞しながら、この作品どうやって収拾つけるんだろうと、終始考えさせられ、いざその時になると急速に収縮す
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傷物語II 熱血篇(2016年製作の映画)

3.8

吸血鬼バトルアニメ 第2章

絶望的とも思える中でなんか以外にサクサク戦ってくアララギ君

羽川さんとの会話劇ですが、会って間もないだけあって、テレビ放送話でみるようなお約束が少ないので、新鮮に感じら
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.3

ゴースト退治するおはなし

科学者というよりはゴーストオタクな女性3+1のドタバタバトル
クライマックスのハロウィンパレードがたのしい

主人公サイドも敵さんも不遇な状況に甘んじてきてますが
それによ
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X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

3.4

超能力バトルムービー

X-MENシリーズの5作目

過去から蘇ったミュータントが思っていたより、フットワークが軽く、素敵な笑顔だったのが意外
立ち居振る舞いはどっしりしているものの、王様然としている
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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

4.1

生き方を貫き生き抜いた男の物語

トランボがひたすら有能で、初志貫徹で、どん底に落ち苦労しながらも最後は打ち勝つという王道なストーリー(実在の人物ですけども)に、逆立ちしても思いつかなそうなウィットに
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.9

怪獣ディザスタームービー

鑑賞前はドラマパートが不安でゴジラのアクションだけを楽しみにしてましたが、予想に反してゴジラという災害にどう対応するかが重点なエンターテインメント映画に仕上がっておりました
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.5

きれいなサメ映画

楽園的な舞台が美しい
水面上と水面下を交互に移す序盤のシーンは
ドキドキ感を高めてくれます

ありがちな頭悪そうな登場人物がやらかす展開は無く
冷静で行動力のある主人公が奮闘する姿
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ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.4

老いと若さのお話

なんとなくベン・スティラーが見たかったので鑑賞しました

一番印象的だったのは、終盤の義父の祝賀会のシーンでの、諭すような悟ったようなキラキラした義父の眼
あとジェイミーの顔も勝ち
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AMY エイミー(2015年製作の映画)

3.2

ジャズシンガーのドキュメンタリー

想像していたよりも脚色やお涙頂戴の少ない真っ当なドキュメンタリーでした

重く力強い歌声とは裏腹に、繊細で周りの助けが必要な彼女の弱さがストレートに描き出されていま
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KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV(2016年製作の映画)

3.4

FF XV の前日譚である
アクションファンタジー

最近のCGってすごいのねというのが一番の素直な感想
映像に魅入ってたら映画が終わっていました
肌の質感とか髭とかリアルですね
コングレス未来会議み
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5

ほっぺたの赤い少年たちのバンドストーリー

家庭不和や荒れた学園という背景がありながらも、未来に向かって成長していく彼らをスピード感ある展開で追っていき、彼らの作る曲や映像に畳み掛けられ、ストレスなく
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.8

中年肥満オタク男性のがんばり物語

ハイエナやライオンにいつもちょっかい出されてる心優しい像が傷ついたガゼルの世話をする話……
というわけでもないですけど、辛い出来事の後にジオラマの塗装に集中している
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インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

3.3

宇宙人侵略ディザスタームービー

よかった点は、
大西洋を覆うほどの巨大宇宙船の迫力
重力操作による侵略の映像
女王の造形と戦闘

会話シーンなどはコミカルさに欠け、ディザスターシーンを盛り上げるため
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

人工知能のお話

主人公の青年のように何を信じてよいかわからないサスペンス要素と、自然の中の無機物建築美術や人工知能のバランスよい美しさとで、満足して見られました

互いの知性が同程度である時のみ、共
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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.7

アイルランドとブルックリンで揺れ動くお話

お話は予告通りですが、雰囲気がとても好き

クリスマスボランティアで古い移民たちの一人が
アイルランド民謡「Casadh an tSúgáin」を歌うシーン
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.5

なりふりかまわない警察のお話

真面目な柔道青年が警察世界に適応するために
がむしゃらにその時を働き続けるお話

点数稼ぎや逮捕実績をつくるという目的が
治安維持よりも先行した結果どうなるか

組織ぐ
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.3

地獄に落ちた高校生の物語

地獄と現世の時差 と 畜生道等への輪廻転生 を組み合わせるアイデアが斬新
地獄民のビジュアルと背景が溶け込んでてよかったです

パンフは720円

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.7

社会派なジャーマン風刺映画

低予算なドキュメンタリーっぽい始まり方をしたので外したかなと思いましたが、そんなことはなかったです

過去の人間が甦り、現代の環境に戸惑うというお約束や、現代に現れたヒト
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FAKE(2016年製作の映画)

3.5

真実ってなんだろうというお話

佐村河内家の中の出来事はいったいどこまでが本当のことなんでしょうか

皮相的に物事を捉え、その場のネタにできればよい日本の報道と、 鋭く質問を重ねて事実を追っていく海外
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マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.5

お金を切り口に現代社会を扱うお話

弱者はあれだけのリスクを取り、犠牲を払い、それでも相手と刺し違えられるかは確実ではない

ひとつの企業を暴き、結果だけでなく生中継で社会全体に与えた波紋も、多分翌日
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

3.3

愛とエゴと執念の戦い

前編は主人公が巨大なものと対峙して熱量を発する映画でしたが、後編は顔の見えてきた個人同士の執念のぶつかりあいで熱量を発している

特に親が子を思い続ける気持ちの強さが話から演者
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.0

何も知らずにみるのがいいと思います

前情報もクローバーフィールドという単語の意味を知らずに鑑賞したので、最後までどっちなのかわからずに観ることができました
予備知識がなければ、そういうわからない楽し
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.6

変なおじさんに翻弄されるサイコスリラー

観客からすればもう怪しい人物は初めから明らかなので
不可解な過去の事件、不可解な隣人の挙動、それらが少しづつ紐解かれていく過程に感じるミステリー的なカタルシス
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サウスポー(2015年製作の映画)

3.6

栄光と挫折と復活のお話

両輪の片方を失った途端にすべてを失い、どん底に堕ちながらも、足りなかったものを痛切に認識し、不足を少しずつ埋めながら前に進んでいく、そんな感じのストーリー

主人公にヘイト集
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.3

デッドプールのお話

おしゃべりヒーローの魅力あふれすぎて顔がアボカド似だろうが、醜い顔という説得力がまるでない

こんなに画面越しに話しかけてくるキャラクターがいていいのかと思いましたが、まったくす
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.5

壊れてしまった人のお話

実際には会ったことないけど、こういう人達いるだろうなという登場人物の行動にじわじわ笑わされている中で、ひときわ不穏で近寄りたくない人物が現れ、なにげない日常を壊れた倫理観で蹂
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.5

何者にもなれない男の日常のお話

過去の栄光にすがったまま、ずるずるとその日をしのぎ、失ったものばかりを大切し、今このときを幸せに感じられない日々

現代のなんだかわからない閉塞感の下で、そんな鬱屈し
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父を探して(2013年製作の映画)

3.3

父を探す少年視点のカラフルなアニメーション
とにかく色使いがすばらしい

パンフは720円

64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

3.6

元刑事課の県警広報官のお話

序盤の過去回想シーンで引き込まれてから、徐々に絡まっていたものが解けていき、最後の後編への引きまで、緊張感ともやもやを保ちながらも楽しく観られました

当時の世相を反映し
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SHARING(2014年製作の映画)

2.5

311による心的影響やそれを扱う人々のお話

序盤の予知夢について語る場面や亡くなった恋人を追いかける場面で苦手なタイプの映画だなと感じてしまってから、まったくのれませんでした

夢か現かが曖昧となる
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亜人 第2部「衝突」(2016年製作の映画)

3.3

人間と似た不死身の存在である亜人と人間とのお話第2部

主人公パートの割合はやや少なくその境遇の変化の少なさに驚くも、前回の何もわからない中でもがいているのに比べ、今回は意志を持って話とともに前進して
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モヒカン故郷に帰る(2016年製作の映画)

3.3

マイペースなモヒカンが故郷に帰るストーリー

親の病気に立ち会う家族という普遍的なテーマを感動的な演出に頼らず、笑いを交えながら淡々と描写していました
特に松田龍平演じるリアクションに乏しく、やる気の
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