のすさんの映画レビュー・感想・評価

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シスター 夏のわかれ道(2021年製作の映画)

3.8

両親が亡くなって、自分が知らない弟が目の前に現れる。中国の一人っ子政策を絡めたストーリー。つい、自分だったら耐えられない!と思いながら見ていたけど、弟を押し付ける家族にもそれぞれの事情があると考えると>>続きを読む

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.2

七月と安生、かつて全てを分かち合った2人は1人の男性の出現を機にすれ違って行く。成長して行くごとに数奇な運命を辿っていく二人の変化が悲しかったりもどかしかったり。二人はどこへ進んで行くのか、ひとつの小>>続きを読む

少年の君(2019年製作の映画)

3.9

いじめ防止作品なのか。優等生×チンピラの2人はよく見るけどこれは重い話。自殺者に向けて皆スマホを向けるのが現代、本当に酷いなと思う。しかしいじめっ子の獣の目は恐ろしい。色々な作品が連想され悲しき2人の>>続きを読む

(ハル)(1996年製作の映画)

4.5

ガタンガタンと電車が走り抜けるシーンが印象的。ハルとほし。二人のそれぞれの人生の出会い、悩み、別れをパソコンの画面を通じて共有して行く。互いを知らなくても、何をしていても二人はどこかで繋がっているのか>>続きを読む

私は泣かない(1966年製作の映画)

3.8

「非行少女」もそうだけどキリッとした目付きドスの効いた声の不良少女を演じる和泉雅子はとても頼もしい。そんな彼女の更生物語かと思いきや難病絡みの社会派道徳ストーリーだった。法廷シーンは誇張しすぎと思うが>>続きを読む

心と肉体の旅(1958年製作の映画)

4.0

舛田利雄監督デビュー作。構図がスタイリッシュでインパクトあり!とにかくテンポは良いがストーリーにツッコミを入れたくなる。カメオ出演で一瞬映る月岡夢路が美しい。南田洋子はやっぱりお嬢だが珍しく強気で面白>>続きを読む

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.6

タイトルに惹かれて見た。こういう役の時の夏帆は特にキレッキレで好き。なんか田舎の描写が生々しい。特に冷蔵庫の中身とかが無い記憶をくすぐられる。シム・ウンギョンもはつらつとしていてぴったりだった。絶妙な>>続きを読む

泥だらけのいのち(1963年製作の映画)

3.8

うーんこれは佳作。ヤクザの姐さんに惚れるパターンでこの展開は新鮮だった。山内賢はやっぱり好青年。子供と触れ合っている姿を見るのは微笑ましい。色々とツッコミたくなる箇所満載だけどどれもこの青年の義理って>>続きを読む

麻薬3号(1958年製作の映画)

3.3

高架の下に広がる神戸の街は見ているだけでワクワクする。当時のロバのパンが映っているのも嬉しい。場所とキャストもあってかなりゆがんだ月を連想させられる。ストーリーは若干急展開でまぁまぁだけど良いなと思え>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.8

90's音楽で彩るギャルマインド映画。山本舞香のコギャル番長は板につくし池田エライザのスタイルはレベチ。森田童子の曲も良い。友達探して行って色々思い出してまた自分に向き合えるのが素敵。忘れられない友達>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.1

恐ろしさに憑依された鈴木亮平がメチャクチャ怖い。本当にあっち側の人間かと思うくらい抜群の迫力がある。どんどん絡み合っていく気骨のある人間達をえぐって見せてくれるこってりヤクザ映画。クオリティが素晴らし>>続きを読む

グッモーエビアン!(2012年製作の映画)

3.4

自由奔放に生きる父ではない男とシングルマザーの母。美少女三吉彩花演じる思春期主人公がリアル。彼女が置かれた立場を考えるととても複雑な気持ちになる。大泉洋はほぼ素の姿で笑えた。好き放題に生きる事が正しい>>続きを読む

犬鳴村(2020年製作の映画)

2.7

新年早々みた作品がこれ。途中和製ホーンテッドマンションみたいなシーンあって笑えた。怖さは子供騙しレベルだけどどちらかと言うと気持ち悪い。ストーリーは練った感があるけどある程度のところまで来ると先読みが>>続きを読む

仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

3.5

やくざって参加しなきゃいけないイベントが多すぎる。今回は怒涛の展開では無かったので3作目にしてようやく脳内で組と登場人物の関係が分かってきた。やっぱり丹波哲郎は貫禄あるし渡瀬恒彦演じる若者は前作の北大>>続きを読む

お引越し(1993年製作の映画)

4.1

母と父の別居から始まる物語。どこかジブリ感が漂う田畑智子が巻き起こす様々な出来事。自分勝手な両親たち、少女の葛藤と成長の描写がとても上手い。後半からは特に映像を通して少女の心の内を明らかにして行くのが>>続きを読む

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

4.0

難しいテーマだけど純粋に胸に響いた。少年の友情と別離、そしてイエス様とのお話。少年たちはすごく楽しそうで一面に広がる雪景色も綺麗で良かった。宗教に関する考え方は人それぞれで色々だけど、なんかこういう気>>続きを読む

らせん(1998年製作の映画)

2.7

だいぶ科学的な感じになったリングの裏付け的続編。突然ウイルスとかDNAとか言い出して謎が深まるばかりで、だいぶ焦らしてくる割には恐怖描写が少なくて微妙。だけどまた続編見ずにはいられないようなラストにな>>続きを読む

ギプス(2000年製作の映画)

4.1

凄く好き。佐伯日菜子と尾野真知子の何とも言い切れない不思議な関係性。私がギプスを付けると何かが起こる、2人を繋ぐギプスというアイテムに目をつけたのも面白い。全編通して独特で謎めいた雰囲気を漂わせる佐伯>>続きを読む

リング(1998年製作の映画)

3.7

一週間後に死ぬって言われてるのに松嶋菜々子も真田広之も行動力が凄すぎて尊敬する。おぞましいビデオと様々な音にドキドキした。あとは常に漂う何者かの気配が怖い。でもラストはなるほどなと納得させられて面白か>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.0

殺し屋二人組、強盗を企てるカップル、そしてボスの女やボクサー。時系列がバラバラで登場人物も様々。最後の方に伏線が繋がっていって時系列が整って分かり始める感じが心地よい。小物も活かされていて納得。ハンバ>>続きを読む

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.3

思春期ってみんな同じ立場になれるのかも。それぞれが悩みを抱えて落ち込んでムキになって傷つけ合って…絶対に交わらない5人が1人1人キャラ立ってて良いなと思った。ひたすらずっと会話。なんか皆の意見は分かる>>続きを読む

HANA-BI(1997年製作の映画)

4.5

青みがかった世界とたけしの静かに死を見据えたような目が印象的。銃声と飛び散る血。物語に詰め込まれる遊び心。暴力とユーモアが共生している物語。それらと同時にこの男の愛と優しさに気付いて行く。桜や海、様々>>続きを読む

ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.6

FBIに除け者にされた黒人刑事と香港刑事コンビが誘拐事件を独自捜査して行っちゃう話。合わそうに見える2人は結構何でも息ぴったり。アクションも見ていて楽しかった。ストーリーは割と単純明快で清々しい。最後>>続きを読む

月世界旅行(1902年製作の映画)

4.0

ずっと見たかった古典作品。100年以上前の当時どうやって撮ったのか気になった。手彩色については最近知ったけど一コマずつ塗るその作業は大変だったんだろうなと思う。ファンタジーな世界観で、虫みたいな異星人>>続きを読む

欲望の翼(1990年製作の映画)

3.8

雨と夜、南国。湿っぽい梅雨の雰囲気が広がる。そこに絡み合う男女たちとその欲望。全体的に緑がかった世界でそれぞれの人に思いを馳せる登場人物たちを引き立てていた。決してその場所は綺麗ではないのにどの場面も>>続きを読む

天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

4.0

毎日、街で様々な人間たちがすれ違い、恋と人生が交錯する。すごく映像が美しくて見惚れてしまった。ビデオカメラ、アイスクリームの車、前髪重めでボディコンなミッシェル•リーのタバコを持つ手…上手く書けないけ>>続きを読む

シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

3.7

人間の奥底を覗いているような気持ちになれる。1人の喪失の悲しみだけを切なく描くのではなく、行き場の無い怒りや憎しみもしっかりとえぐるように見せてくれる。様々な事が起きるにつれ顔つきがどんどん変わって行>>続きを読む

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

4.3

失恋した男、パインの缶、増えていく水槽の中の魚。そこに映る様々なものがずっと頭の中に残っている。映画館で見たいと思っていた作品なので見ることができてとても嬉しい。艶っぽい警官姿のトニー•レオンがやっぱ>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.4

解説を見て納得した。当時のことが分からないと全てを理解するのは難しいと思う。ラチェッド看護婦と電気治療が怖すぎる。海でぐるぐる回ってる船が印象的で良かった。テイバー見たことある!とずっと思ってたけどま>>続きを読む

うなぎ(1997年製作の映画)

3.6

現代風な重喜劇。脂っこい登場人物達が入り乱れて行く濃厚なストーリー。市原悦子演じるおかあちゃんが狂気的でインパクト強すぎた。自転車二人乗りのところは純粋に素敵。そのまま水槽に潜って行くシーンも面白かっ>>続きを読む

子猫をお願い(2001年製作の映画)

4.3

高校を卒業し、それぞれの道を歩み始めてからだんだん心がすれ違って行く少女達。突然社会に放り出される。1人1人悩みがあって葛藤して、自分のことで頭がいっぱいになる。画面の分割やメールやタイプした文字が壁>>続きを読む

大阪物語(1999年製作の映画)

4.2

池脇千鶴、幼い感じも残しながらたまにパッと映る表情がしっかり女優。訪れた事はないけどこの映画の中の大阪の街の風景はひとつひつとつノスタルジックだった。日常からの逃避。そしてちょっとした冒険。色々な物を>>続きを読む

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

3.4

食卓に並ぶ料理のラインナップを見て懐かしい気持ちになった。個人的にカレーにみそ汁の組み合わせは謎。前田敦子が見事にハマり役で、トイレで漫画読んでる姿とかもう絶対居そうだなと思ってしまう。そしてこんなダ>>続きを読む

エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

3.8

眠れなくなるという事は恐ろしい。フレディ•クルーガーはキャラクターとしてとっても魅力的。ホラー演出は面白いし彼はおぞましい見た目だけど喋ったりユニークな表情があるのでホラー苦手な人でも割と楽しんで見れ>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.1

悲しいな。全く愛していなかった妻の死と彼の中での喪失。そして、あの家族との交流で、彼は何を求めていたのか?曲がりっぷりも好きだけど、時々ふと映し出される本木雅弘の表情がなんとも言えなくてとても良い。あ>>続きを読む

バグダッド・カフェ 完全版(1987年製作の映画)

3.8

ストレス溜まってガチギレしそうなおばさんのカフェにドイツ人の奥様がやってきて少しずつ変わっていく物語。バグダッドカフェ、ずーっと同じ風景だけど飽きさせない印象的な画。オレンジ色の夕焼けに飛ぶフリスビー>>続きを読む

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