やけっぱち

やけっぱち

雑食。

フェンス(2016年製作の映画)

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「フェンス」がダブルミーニングになっている。家族というのは、本当に厄介だ。でも、家族は家族なんだ。嫁が夫に思いの丈をぶつけるシーンは、本当に震える。魂の演技とでもいうのか、文句なしにあのヴィオラはすご>>続きを読む

皇帝のいない八月(1978年製作の映画)

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大いに狂ってるのに、笑って見逃せない今に通ずる危機感があり、胸騒ぎが止まらなかった。ミニチュア使用のため興醒めするところもあったが、クライマックスは圧倒的で、ラストは恐ろしい。

中盤まで渡瀬恒彦出て
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます。

確か公開時にも話題になってたけど、結局何についての物語なのか?あれとはなんだったのか?という疑問がやはり残る。というかこれを考えろよ、と言われているんだろうけど。

愛の物語のようにも思えるが、それに
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

4.5

何度みても、胸をぎゅーっと鷲掴みにされる。サントラ感覚で流しても、いつも結局凝視。こそばゆくなるような青春なのに、あの煌めきにいつもときめいてる。ツアーバスのなかでtiny dancer歌うシーンが好>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.3

原作読んでから映画観たけど、よく映画化できたなとただただ感心しました。個人的には、愛の物語だと解釈してます。1回しか観てないので、まだ咀嚼できてない。あと3回ぐらい観なくちゃ、まとまらない。

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.0

チャカをあげるためにシャブをさばく、負のスパイラル。正義とか、善悪とか、倫理観とか、いろいろ麻痺してしまっている。しかし映画そのものは、説教くさくなくて、疾走感やグルーブ感もあって、ちゃんとエンタメへ>>続きを読む

下宿人(1926年製作の映画)

4.0

下宿人は本当に犯人なのか、というサスペンス。サイレントらしい単純明快な内容なのだが、観客は終始宙吊り状態。

オーバーラップの使い方が巧い。キスシーンがとてもエロティック。金髪への執着だったり、サブプ
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SCOOP!(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます。

前半は面白いが、後半は酷い。

結局、女は男に抱かれなければ職場で出世できないのか。それに、キャパの話をしてから自らも死ぬという流れはあまりにも安っぽい。ほんとやめてくれ、って感じです。『バクマン。』
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葛城事件(2016年製作の映画)

4.0

各々が自分の「正しさ」を振りかざしていて、家族なのに分かり合えないというか、家族だから理解できないというもどかしさ。そして、その行き着くところが抗えない暴力や死である。あのときこうしてれば変わっていた>>続きを読む

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.5

まんま西部劇、渋すぎる。説明不足というか、現状に対する説明がないので、ところどころツッコミたくはなったけど。今までありがとう、ヒュー・ジャックマン!!!

IMAX鑑賞。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます。

際どいギャグの連続だったり、個々のキャラクターへのクローズアップとそのバランスだったり、もちろんハイファイな音楽も、個人的には前作以上に楽しめた。つまり、前作以上に盛りだくさんなコンテンツの豊かさに満>>続きを読む

ザ・ギフト(2015年製作の映画)

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因果応報のネタとしては面白いが、どうにもオシが弱い。ショッキングな出来事のわりに、大して後味の悪さもなく、物足りない。こんなことを言ってしまうのも違うかもしれないが、なんなら観客を大きな絶望に突き落と>>続きを読む

フィラデルフィア物語(1940年製作の映画)

4.0

動きで見せるサイレント的な面白さ。もちろん台詞の掛け合いも良い。各々の思惑が絡まり合っていく様子は、愉快そのものだ。ヘプバーンの魅力が惜しみなく発揮されていて、グラントの色気もたまらない。ジェームズ・>>続きを読む

M★A★S★H マッシュ(1970年製作の映画)

4.8

再見。

戦争をバカげたこととして、終始黒い笑いで批判しているのに、あの曲が再び流れると胸が苦しい。それに最後のエリオット・グールドを思うと、ただただ悲しいんだ。戦争なんて虚しいだけだ。

山の音(1954年製作の映画)

4.0

誰も菊子のことを理解してあげられていない。夫の非情さ、姑の呑気さ、妹の幼さ、全てが菊子を苦しめる。舅も、自分だけは菊子を労っているつもりで、エゴイスティックだ。舅の中途半端な優しさは、菊子を苦しめるだ>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.2

「へん」な家族だけど、普遍的な家族愛が基盤となっている。そして家族が成長するとともに、ヴィゴが父親としてのイニシエーション(ここのくだりはわかりやすく、ヴィゴの切ない顔に泣ける)を迎える物語でもある。>>続きを読む

東京流れ者(1966年製作の映画)

4.0

色彩設計や舞台装置はもちろんだが、それらを捉えるカメラのアングルやワーキングの奇抜さに度肝を抜かれた。

隠された記憶(2005年製作の映画)

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物語は複雑だが、基本的にステディカムであるように、シンプルに捉えられている。故に観客は突き放され、不安感に駆られる。ハネケが言うように、ビデオを送りつけた犯人が誰かは重要ではないのだが、解釈を求めてし>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.8

ケン・ローチのブレなさは、ほんとかっこいい。社会の窓を作り出す。切り取り方や、間の置き方も絶妙。

ダニエル・ブレイクは、今日もどこかで戦っているのかもしれない。イギリスだけではなくて、日本でも、世界
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娘よ(2014年製作の映画)

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発展途上国のこの手の映画が量産されているような気がする。撮り方も至って凡庸。

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

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ダイアン・キートンもモーガン・フリーマンの夫婦漫才が見れます。

ラビング 愛という名前のふたり(2016年製作の映画)

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あえて社会派的に作り込むことを避けたらしいが、それが良かったかのかは不明。説教くさくなく、普遍的な日常を撮ることに重きを置いている。ひとつひとつのエピソードは劇的だが、ドラマティックな演出はしていない>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます。

もちろんシャマランなので、叩けば埃がわんさか出てくるが、不覚にも泣いてしまった。ケイシーが「彼ら」と接触するなかで、自らの悲惨な過去を乗り越えようとするイニシエーションものとしてグッときた。同時に、ビ>>続きを読む

サイン(2002年製作の映画)

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再見。

シャマラン作品のなかで一番鑑賞後にジワジワくる映画。メルギブソンがシャマランに踊らされてる感じも良いです。

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます。

再見。

いわゆるヒーロー誕生譚。2人の男の狂気がぶつかふかと思いきや、直接的な対決はなく、クライマックスに大盛り上がりするわけでもないので、当て逃げされた気分。まあ、シャマランのご愛嬌ってことで、見
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.5

エンディングロールが流れる頃には、登場人物全員の幸せを願っていた。人物描写が丁寧で、人物へのクローズアップも巧い。爽やかな青春映画かと思いきや、物語が進むなかで提示される問題の重さに苦しくなるも、眼差>>続きを読む

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