やけっぱちさんの映画レビュー・感想・評価

やけっぱち

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ビール片手に

映画(1098)
ドラマ(15)

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

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暴力が装置としてではなく、ナマモノとして画面を迸る。目を覆いたくなるような見世物としての暴力ではなくて、目を見張る人間の営みとしての暴力。

向井秀徳以上に、俳優と監督がちゃんと、ギラついているのが良
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

5.0

再見。

見直すといつも新しい発見があるのでウェス・アンダーソンの作品は何度見ても楽しい。音声解説も楽しい。とにかく最高。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画を巡る論争を前にいかに振る舞おうとか勝手に悩んでいたのだが、そんなのが馬鹿らしくなる、というか恥ずかしくなるぐらい、実直な映画だった。パンフで中条省平氏が「家族は自明ではない」と述べていて、頭>>続きを読む

デッドプール2(2018年製作の映画)

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まあまあ寝た。最近、家族ものが続いていたので、デッドプールにこれは求めてなかった感が、、、まあこれも観客のエゴなのだろうが、何よりギャクが笑えなくて辛かった。

シネマシティ極爆

レディ・バード(2017年製作の映画)

5.0

人生ベスト級の映画。ひっきりなしに共感させられる反面、どこか羨ましい部分も合ったり、そんなところが愛おしくてたまらない。後半はずっと泣いてた。嗚咽殺しながら泣いてた。大好きなLoveのAlways S>>続きを読む

キャデラックレコード 〜音楽でアメリカを変えた人々の物語〜(2008年製作の映画)

4.0

ある音楽家が、時代考証を飛躍的に向上させた音楽映画として本作を挙げていたのだが、悲しいことに私には、飛躍的向上を目に見てとれるほど元の知識がなかった。だがしかし!この音楽とヴィジュアルは無条件であがる>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

傑作。湖のシーンは、有無を言わせず素晴らしい。少女の髪の毛と母親の髪の毛が重なって見える瞬間、息苦しくなって、そのままわたしも湖の奥底に沈めてくれ、って思った。

確かに『タクシードライバー』を彷彿と
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

あの子憎たらしい、ませた少女が、最後あんなに顔をくしゃっとさせて、唾を吐きかけたことのある親友に、去る理由は言えないと言うシーンを見て、涙せずにはいられなかった。

ヒュートラ渋谷

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

グリーンウッドの音楽は相変わらず美しい。これまでと少しテイストも違うのだが、レイノルズが気にしてやまない生活音、雑音とのコントラストも絶妙。ダニエル・デイ・ルイスの立ち振る舞い、身のこなし方も最高。>>続きを読む

その夜の侍(2012年製作の映画)

4.0

キャッチボールのシーンは不覚にも泣いた。あとは、平凡ってのは全力で築きあげるものってセリフに凝縮されている。てか、新井浩文が青木って、青い春やん。

莫逆家族 バクギャクファミーリア(2012年製作の映画)

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おもしろくなさすぎて逆にすごい、とでも言おうと思ったけど、こんだけキャスト良いのにと思ったらムカついてくる。タツヤが出てるよ。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

小ネタ多いけど、回収できないわけでもない。オタクもサブカルも喜びそうな、いや、にわかな「オタク」「サブカル」向けとでもいうのか、そこらへんの定義付けは難しいか。ただしかし、エンタメへの昇華への純粋な喜>>続きを読む

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

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手堅く撮られていて、ジャンル映画としての「サスペンス」の枠内にきちんと収まっているので最後まで観れるが、最終的に誰のための物語なのかわからないし、中途半端に使われる既成曲も勿体ないし、マーク・ウォール>>続きを読む

オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

4.5

劇場で観る多幸感。しかも極音。

正直なところ特筆して何が良いっていうわけでもなく、印象的なシーンを語りたいわけでもなく、終始夢心地。(ストーリーだけでなくこの感覚も8 1/2的)

ただ、最後、胸が
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あるあるティーン・ムービー(2001年製作の映画)

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すげーくだらないんだけど、徹底したパロディの連続は悪くない。学園ドラマの王道を徹底して蹴落としていく。そして何より、キャップがこんなのに出ているという黒歴史、いやはやここまでくると誇るべき。

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

率直に言うと物足りない。良くも悪くも白石監督の過剰さが抑えられていた印象。血も暴力も、そして死体も足りぬ。あと台詞がいちいち説明的すぎて、エモさが足りぬ。ヤクザ映画として、あまりに丁寧に作られすぎてい>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

これまでは復讐の輪廻、内輪揉めにしかすぎなかったのが、ここにきて、アベンジャーズ が真なる意味で世界を救うということへの挑戦が真っ向から描かれている。しかもそれが達成されないという絶望。

ルッソ兄弟
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.3

前半ギャグが連発されるが故に、後半がとにかくすごい。(知人が後半はマッドマックスだよって言ってたけど、納得!)直近公開のペンタゴン〜やRBSSとはまた違う形で、ジャーナリズムを語る、いま見るべき映画だ>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

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あまりにも美しい物語、ヴィジュアル、音楽、そして登場人物の清らかさ。あまりの切なさに胸が潰されそうになる一方で、この圧倒的に美しい映画を前に何とも言えぬ居心地の悪さを感じたのも事実。みんなが揃いに揃っ>>続きを読む

北陸代理戦争(1977年製作の映画)

4.5

再見。『映画の奈落』読んでから観てなかったが、やはり最高だった。

出てくる女性がすごくいい。口紅のシーンとか、堪らん。

ラブレス(2017年製作の映画)

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徹底した愛の不在。愛が描かれていない、というのではなくて、愛の不在が描かれている。まさに文字通りのラブレス。誰も愛されていないという状況に、終始居心地の悪さを感じた。

バルト9

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

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このご時世にチャーチルを局所的に丁寧にユーモアたっぷりに描くという点は面白かったが、それ以外は冗長。会話劇というにはテンポ悪いし、やっぱりジョー・ライト苦手。

TOHO新宿

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグはどうしても「いま」この映画を公開したかったらしい。画面からヒシヒシと伝わってくる、現代社会へのあまりに実直すぎるメッセージ。それは綺麗事のようにも見えるのだが、相変わらずの早撮りと、一方>>続きを読む

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