やけっぱちさんの映画レビュー・感想・評価

やけっぱち

やけっぱち

雑食。

ファンタスティック・フォー:銀河の危機(2007年製作の映画)

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前作よりは若干複雑になるけど、昨今のアメコミに比べたら、とても明快。リブート版に言及するのもアホらしくなるぐらい、真っ直ぐにポジティブ。

ホモソーシャル的なキャップを演じるクリス・エヴァンスも良いけ
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ファンタスティック・フォー [超能力ユニット](2005年製作の映画)

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確かに最近のマーベルからしたらチープ感は否めないが、コンパクトにまとまっていて、テンポも良くて面白かった。仲間の崩壊と再生、典型的な敵の造形、ポジティブなヒーロー、単純明快で良い。そして、ジェシカ・ア>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

必ずしも、人は他人に受け入れられたい、許されたいと思っているとは限らない。ここでの主人公は、他人に許されてしまったら、今度こそ本当に自分が自分のことを許せなくなってしまうことを知っている。だから周囲を>>続きを読む

アウトブレイク(1995年製作の映画)

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ウィルスの危険より、軍隊や国家への不信感が勝る。しかし結局のところ、アメリカの良心は揺るがない、といったよくある話。ヘリのシーンとかは、やりすぎかな。

俳優が豪華なので、まあそこだけでも満足。特にド
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

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サルーが迷子になってオーストラリアに渡るまでが、これでもかってぐらい丁寧に描かれている。後半も無駄なく、サルーの苦悩、サルーを取り巻く環境が捉えられている。故に観客はサルーへ感情移入がしやすくなってい>>続きを読む

追撃者(2014年製作の映画)

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とてもシンプルで、古典的かつ映画的、そしてアメリカ的。追う者と追われる者、西部劇。

対立構造としては、基本的に若者vs老害。物語の核としては、青年のイニシエーションにある。金と権力を持ったジジイのヤ
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教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

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ウディ・アレンがエイブに自分を置き換えて、自省的に撮ったなら納得できるけど、エイブみないな人間を嘲笑するためってなると話は変わって来る。まあ、どっちにしても、エイブとウディ・アレンは似てる。ジル自身も>>続きを読む

ブレイブハート(1995年製作の映画)

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劇場でハクソーリッジ観る前に初鑑賞。(結果、観ていて大正解)

メルギブによく指摘される、ある種の「ピュアさ」がここで一番よく出てるのでないでしょうか。戦闘シーンや拷問シーンなどのグロさは、サドという
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

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再見。

ボギーは好きだけど、この役やるには老けすぎだし、違和感。

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

テレンス・スタンプを取り戻す物語。そのため父親が置いてけぼり、というか途中でどっかいった。フランケンウィニーを彷彿とするが、フランケンウィニーのような繊細さには欠けている。

メロドラマを盛り込んだせ
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フェンス(2016年製作の映画)

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「フェンス」がダブルミーニングになっている。家族というのは、本当に厄介だ。でも、家族は家族なんだ。嫁が夫に思いの丈をぶつけるシーンは、本当に震える。魂の演技とでもいうのか、文句なしにあのヴィオラはすご>>続きを読む

皇帝のいない八月(1978年製作の映画)

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大いに狂ってるのに、笑って見逃せない今に通ずる危機感があり、胸騒ぎが止まらなかった。ミニチュア使用のため興醒めするところもあったが、クライマックスは圧倒的で、ラストは恐ろしい。

中盤まで渡瀬恒彦出て
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

確か公開時にも話題になってたけど、結局何についての物語なのか?あれとはなんだったのか?という疑問がやはり残る。というかこれを考えろよ、と言われているんだろうけど。

愛の物語のようにも思えるが、それに
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

4.5

何度みても、胸をぎゅーっと鷲掴みにされる。サントラ感覚で流しても、いつも結局凝視。こそばゆくなるような青春なのに、あの煌めきにいつもときめいてる。ツアーバスのなかでtiny dancer歌うシーンが好>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.3

原作読んでから映画観たけど、よく映画化できたなとただただ感心しました。個人的には、愛の物語だと解釈してます。1回しか観てないので、まだ咀嚼できてない。あと3回ぐらい観なくちゃ、まとまらない。

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.0

チャカをあげるためにシャブをさばく、負のスパイラル。正義とか、善悪とか、倫理観とか、いろいろ麻痺してしまっている。しかし映画そのものは、説教くさくなくて、疾走感やグルーブ感もあって、ちゃんとエンタメへ>>続きを読む

下宿人(1926年製作の映画)

4.0

下宿人は本当に犯人なのか、というサスペンス。サイレントらしい単純明快な内容なのだが、観客は終始宙吊り状態。

オーバーラップの使い方が巧い。キスシーンがとてもエロティック。金髪への執着だったり、サブプ
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SCOOP!(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前半は面白いが、後半は酷い。

結局、女は男に抱かれなければ職場で出世できないのか。それに、キャパの話をしてから自らも死ぬという流れはあまりにも安っぽい。ほんとやめてくれ、って感じです。『バクマン。』
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葛城事件(2016年製作の映画)

4.0

各々が自分の「正しさ」を振りかざしていて、家族なのに分かり合えないというか、家族だから理解できないというもどかしさ。そして、その行き着くところが抗えない暴力や死である。あのときこうしてれば変わっていた>>続きを読む

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.5

まんま西部劇、渋すぎる。説明不足というか、現状に対する説明がないので、ところどころツッコミたくはなったけど。今までありがとう、ヒュー・ジャックマン!!!

IMAX鑑賞。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

際どいギャグの連続だったり、個々のキャラクターへのクローズアップとそのバランスだったり、もちろんハイファイな音楽も、個人的には前作以上に楽しめた。つまり、前作以上に盛りだくさんなコンテンツの豊かさに満>>続きを読む

ザ・ギフト(2015年製作の映画)

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因果応報のネタとしては面白いが、どうにもオシが弱い。ショッキングな出来事のわりに、大して後味の悪さもなく、物足りない。こんなことを言ってしまうのも違うかもしれないが、なんなら観客を大きな絶望に突き落と>>続きを読む

フィラデルフィア物語(1940年製作の映画)

4.0

動きで見せるサイレント的な面白さ。もちろん台詞の掛け合いも良い。各々の思惑が絡まり合っていく様子は、愉快そのものだ。ヘプバーンの魅力が惜しみなく発揮されていて、グラントの色気もたまらない。ジェームズ・>>続きを読む

M★A★S★H マッシュ(1970年製作の映画)

4.8

再見。

戦争をバカげたこととして、終始黒い笑いで批判しているのに、あの曲が再び流れると胸が苦しい。それに最後のエリオット・グールドを思うと、ただただ悲しいんだ。戦争なんて虚しいだけだ。

山の音(1954年製作の映画)

4.0

誰も菊子のことを理解してあげられていない。夫の非情さ、姑の呑気さ、妹の幼さ、全てが菊子を苦しめる。舅も、自分だけは菊子を労っているつもりで、エゴイスティックだ。舅の中途半端な優しさは、菊子を苦しめるだ>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.2

「へん」な家族だけど、普遍的な家族愛が基盤となっている。そして家族が成長するとともに、ヴィゴが父親としてのイニシエーション(ここのくだりはわかりやすく、ヴィゴの切ない顔に泣ける)を迎える物語でもある。>>続きを読む

東京流れ者(1966年製作の映画)

4.0

色彩設計や舞台装置はもちろんだが、それらを捉えるカメラのアングルやワーキングの奇抜さに度肝を抜かれた。

隠された記憶(2005年製作の映画)

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物語は複雑だが、基本的にステディカムであるように、シンプルに捉えられている。故に観客は突き放され、不安感に駆られる。ハネケが言うように、ビデオを送りつけた犯人が誰かは重要ではないのだが、解釈を求めてし>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.8

ケン・ローチのブレなさは、ほんとかっこいい。社会の窓を作り出す。切り取り方や、間の置き方も絶妙。

ダニエル・ブレイクは、今日もどこかで戦っているのかもしれない。イギリスだけではなくて、日本でも、世界
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娘よ(2014年製作の映画)

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発展途上国のこの手の映画が量産されているような気がする。撮り方も至って凡庸。

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