やけっぱち

やけっぱち

東京流れ者(1966年製作の映画)

4.0

色彩設計や舞台装置はもちろんだが、それらを捉えるカメラのアングルやワーキングの奇抜さに度肝を抜かれた。

隠された記憶(2005年製作の映画)

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物語は複雑だが、基本的にステディカムであるように、シンプルに捉えられている。故に観客は突き放され、不安感に駆られる。ハネケが言うように、ビデオを送りつけた犯人が誰かは重要ではないのだが、解釈を求めてし>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.8

ケン・ローチのブレなさは、ほんとかっこいい。社会の窓を作り出す。切り取り方や、間の置き方も絶妙。

ダニエル・ブレイクは、今日もどこかで戦っているのかもしれない。イギリスだけではなくて、日本でも、世界
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娘よ(2014年製作の映画)

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発展途上国のこの手の映画が量産されているような気がする。撮り方も至って凡庸。

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

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ダイアン・キートンもモーガン・フリーマンの夫婦漫才が見れます。

ラビング 愛という名前のふたり(2016年製作の映画)

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あえて社会派的に作り込むことを避けたらしいが、それが良かったかのかは不明。説教くさくなく、普遍的な日常を撮ることに重きを置いている。ひとつひとつのエピソードは劇的だが、ドラマティックな演出はしていない>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます。

もちろんシャマランなので、叩けば埃がわんさか出てくるが、不覚にも泣いてしまった。ケイシーが「彼ら」と接触するなかで、自らの悲惨な過去を乗り越えようとするイニシエーションものとしてグッときた。同時に、ビ>>続きを読む

サイン(2002年製作の映画)

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再見。

シャマラン作品のなかで一番鑑賞後にジワジワくる映画。メルギブソンがシャマランに踊らされてる感じも良いです。

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます。

再見。

いわゆるヒーロー誕生譚。2人の男の狂気がぶつかふかと思いきや、直接的な対決はなく、クライマックスに大盛り上がりするわけでもないので、当て逃げされた気分。まあ、シャマランのご愛嬌ってことで、見
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.5

エンディングロールが流れる頃には、登場人物全員の幸せを願っていた。人物描写が丁寧で、人物へのクローズアップも巧い。爽やかな青春映画かと思いきや、物語が進むなかで提示される問題の重さに苦しくなるも、眼差>>続きを読む

河内カルメン(1966年製作の映画)

4.2

悲惨な出来事も湿っぽくなく、カラッと描いて、ハイテンポなノリでポンポン流されていく。カメラワークといい、編集といい、舞台装置も、斜め上をいっていて非常に愉快だ。何より、なんでも飄々と飛び越えていくつゆ>>続きを読む

わが命つきるとも(1966年製作の映画)

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観てから一カ月経った今となっては、あのウェルズのでっぷりした様子しか覚えてない。

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

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全体的に歯切れが悪く、意図したクローズアップの連続はさすがにくどく(撮り方がすごく似ている映画があるはずなのに思い出せない)、音楽もイマイチ。『マミー』のとき同様、悪い意味で俗っぽい。ドランに何を求め>>続きを読む

エネミー・オブ・アメリカ(1998年製作の映画)

4.3

カンバセーションを意識して作られたことは明らかだが(ハックマンの秘密基地とかまんまで、テンション上がった)、トニー・スコットらがカンバセーションに対して愛を持っていたかは定かではない。つまり、タランテ>>続きを読む

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

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久しぶりに観たけど、やっぱりよくわからん。でもそれが良い。原田芳雄が周りの人間の生気を奪っているようで、でも実のところ儚くて脆い。藤田敏八との関係性も萌える(死語ですねすいません)。フィルムで観れて良>>続きを読む

僕とカミンスキーの旅(2015年製作の映画)

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ポップアート的な演出、ノリは好きだが、ちとくどいし、特にドラマパートになると中弛みして、ちと退屈。

炎のランナー(1981年製作の映画)

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かの有名な、オープニングの絶妙なスローモーションだけで、この映画を物語れてしまうのではなかろうか。

サウスポー(2015年製作の映画)

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安っぽいメロドラマ。ジェイクとフォレスト・ウィテカーの無駄遣い。

ザ・ファイター(2010年製作の映画)

4.0

映画公開時に劇場で鑑賞して以来の、再見。このエイミー・アダムスがいちばん好き!

父、帰る(2003年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます。

父が帰ることより、父が死ぬことが彼らにとってのイニシエーション。ここでは、父が父たることは重要ではないのではなかろうか。

ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男(2016年製作の映画)

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悪い意味で、長い。あと20分は削れるはず。ただこの時代に、従来の民主党/保守党の在り方を見せるのは良いかと。

ノック・ノック(2015年製作の映画)

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グリーンインフェルノ同様「深読みできる」映画であるが、不愉快の領域に留まってしまっている。確かに、自分を良い父親と信じて疑わない主人公と芸術家(気取り)の嫁、そして幸せな家族の欺瞞を暴くという点で、す>>続きを読む

愛、アムール(2012年製作の映画)

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突発的で刹那的な愛ではなく、積み重ねた愛。こんなに人を愛することができるのだろうか。わたしにはまだわかるわけもなく、ただただその愛に打ちのめされるのみ。

悪魔とダニエル・ジョンストン(2005年製作の映画)

4.2

再見。

ネットで、とあるブランドがダニエル・ジョンストンとのコラボT作ったというニュースが流れてきて、久しぶりに観たくなった次第。

Tシャツが作られたり、ダニエル自身はカメラに語りかけないのを見る
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.8

かっこわるくて、だらしなくて、でも羨ましくもある。開き直ったわけではない、でも無理して全て解決しようとしなくてもいいのかも。どこかでわたしも救われたんだ。

Tポルノ読み進めてるけど、やっぱ原作も邦訳
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

5.0

T2行く前に再見。これまで数えきれないほど観たし、サントラも何度も聴いたのに、毎回観終わったあとに、どうしようもない切なさに襲われてた。でもT2観て、その訳がわかった。年齢的にリアルタイムで観れた作品>>続きを読む

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