竜二はいつだって戻ってくるぜ、、、ああ、痺れた。
演技は決してうまくないだろう、ボソボソ喋ったりワーワー怒鳴るもんだから、何を言ってるか聞き取れない。そう、観客を意識してない。金子正次がお金を蹴って>>続きを読む
視覚的装置の充実、それに限る。流動的なカメラワークと編集によって、シーンやショットを意識させない。とにかく動き回るカメラと長回し、そしてショットのつなぎめを見せないような編集は、水が流れるが如く物語を>>続きを読む
イケメンを愛でる、目の保養映画。コミック的な演出は嫌いではないけど、終始これだとチープにも思える。主人公を筆頭として短絡的な思考回路のひとが多すぎて、共感やら胸に訴えかけてくるものとやらはなかった。ま>>続きを読む
アメリカ資本のもとで作られた香港映画、というかもはやアメリカ映画。アメリカ的なイデオロギーの従属して作られた映画なので、脚本も自然と稚拙なものになるわけで、しゃあないか、といった印象。サニーを主人公に>>続きを読む
愛すべきお馬鹿、その名もスティフラー。サントラ◎。特に、リバティーンズのTime For Heroesが流れたときはグッときた。でもオズがいなかったのでマイナス。
次から次に不可解な出来事が起こるが、決して謎解き映画ではないので、、ただただ主人公の不幸な一夜を見させられているという居心地の悪さだけが漂う。しかし結末では、ふとその不快感から解放され、なんとも不思議>>続きを読む
内田けんじの脚本は確かに巧い。ただ本作は、観客を騙すことと、最後のとってつけたハッピーエンドにだけ熱意を捧げたかのような作品だった。故に、エンタメ性に富んでいて飽きはしず見れるが、いくつか脚本に穴があ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
デ・シーカ『自転車泥棒』のような、優しい眼差しのなかで現実の厳しさを描いている。もちろん『自転車泥棒』のような決定的な絶望はないし、本作には作品全体を覆う柔らかがあるので、似ているとは思わないが、彷彿>>続きを読む