明宏さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

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ソフィア・リリスが動物に返信するシーンがどこも良かった。顔がフクロウのゴリラみたいなやつカッコ良い。

他の部分に関しては評判良かったから観たけど、ディズニーの子供向け実写映画のときみたいな丸さで楽し
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クリープショー(1982年製作の映画)

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キング脚本でロメロが監督のオムニバスホラー作品。
アニメーションが可愛いし、特殊メイクも全開でここも楽しい。子供がキャッキャして見れる作品かな。
3話目の「押し寄せる波」は岸辺露伴は動かないを思い出し
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ロストボーイ(1987年製作の映画)

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最高すぎ
わかりやすく盛り上がる設定で満ちていて全部ちゃんとヒットしてる。

ヒロインの弟が吸血鬼化してしまったり、母親の…等もベタだけど良い。
何より味方側のイケメンが吸血鬼化して吸血鬼と戦うという
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

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キャラ映画としてとても楽しい。
画も人を見せることを優先して撮られていて気持ちよかった。
世界一お金かかったギャグ漫画という感じでボケまくりなのに、なお構成がしっかり捻りがあって面白いので隙がない。

不思議なヴィクトル氏(1938年製作の映画)

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立ったキャラをぶつけ合わせるためにコントみたいなシチュエーションを作って展開するところがとてもサービス精神あって楽しかった。サスペンスと恋愛とコメディの混ざってる感じもかなり好みだし、ヒッチコックっぽ>>続きを読む

この空は君のもの(1943年製作の映画)

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お話の筋書きは酷いんだけど、シーンごとに観ると面白いし、主人公夫婦の家族を見捨ててやる気がぶっ飛んでるのも突っ込みながら見る分には爽快。
妻がトロフィー手に入れるところとか、シーンのジャンプの仕方で笑
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南部の人(1945年製作の映画)

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酒場のシーン、結婚式のシーンが愉快で面白かった。嫌味タラタラのおばあちゃんも笑えてよかった。全体でみるとあんまりかな

ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト/ゴーストたちの恋愛指南!(2009年製作の映画)

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クリスマスに観るのにめちゃくちゃちょうどいいロマコメ。これくらいのテンションの映画をご飯食べながら観るのがいい。
マシューマコノヒー出演作って俺全然観てないんだけどめちゃくちゃ色男だなー
エマストーン
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汚名(1946年製作の映画)

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うっとりするほどお手本のようなサスペンス映画。
『ニキータ』も『ガタカ』も『ジョジョ』も ああこれか!という気持ちでテンション上がった。大好きです

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

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1公開当時に観てから見直してないのでどんな内容かほぼ忘れて鑑賞。設定的にはアラビアのロレンスみたいなやつだよね?となんとなく

1の経緯から標的にされたジェイク一家は森の民と隔絶された群島に住む海の民
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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映画鑑賞時にはめちゃくちゃ居眠りしてしまったので、やっとちゃんと見直した。

徹底的に意匠が施された映画で、映像だけれど絵に近い鑑賞感。
雑誌のていをとったオムニバスで、各話ユーモアがたくさんありとて
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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非常に抽象的かつユーモアが削ぎ落とされたアニメ。
自分の場合、具象性とユーモアが物語に求める最低限なので、このアニメを物語として認識するのさえ難しかった。
主人公のすずめの希死念慮の扱い方を形式的なア
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

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映画の出来は全然良い。多分変わったタイプのミステリー映画として纏まってたし、画も綺麗だった。

原作小説の読後感は「文学とミステリーの面白さ全てが詰まっている!」という圧倒ぶりだったので、それとの比較
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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すげ〜!全部がすごいな
とにかく絵上手っ ていう素朴な感動から、誰も到達できない最先端のスポーツアニメーション映像。そして、やはりキャラクター達の愛らしさ。ポロっと溢れる生々しい台詞に笑えるわ泣けるわ
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エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

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1よりグッと良くなっていて普通に楽しめた。
キャラクターの関わり方が色々あって、ちゃんとドラマとして面白がれるように作ってあったところは、前作の反省が生かされていた。カメラ目線で観客に話しかけたり、モ
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

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シャーロック・ホームズのパスティーシュ小説の映画化。原作には存在しないホームズの妹を主人公にしている。その点がこの物語の大きい工夫なわけでここを軸にして、兄のシャーロックの出番が少ないわけだけど、そう>>続きを読む

ブラックアダム(2022年製作の映画)

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これプロモーションでまんまと見させられたけど、全くもって普通のスーパーヒーロー映画でした。
誇大広告どころか嘘広告だけど、あれって放送倫理的にありなのかね

味方側のヒーローチームのデザインや雰囲気は
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

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これ観てすっかりクリスマス気分に。
アンドーで欲しかったエイリアン要素もたくさん手に入りました。
ガーディアンズの番外編は幾らでも欲しな。
オープニングのオリジナル曲が普通に良い曲だった。




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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

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チャドウィック・ボーズマン亡き後のブラックパンサーって事でその事実にはかなり誠実に向き合っている映画だった。故人が言ってないことを劇中で言わせないとか、劇中で登場するのも壁画と1作目の映像だけだし。>>続きを読む

王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

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海外配信サイトで鑑賞。
英語字幕が出るので、初めはそっちを読んでしまう感じがあり少し気が散った。
しかし、この映画の多くのシーンが台本の読み合わせなので、段々と画面下部に字幕が現れること自体に不思議と
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RRR(2022年製作の映画)

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Rが強調された章タイトルが出るところかっこいい。長いアバンタイトルの後にグッと手を掴んだ瞬間に出るRRRのタイトルが最高。

インド近代史を取り上げて虐げられた人々の物語を意欲的に取り上げつつ、内容は
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美女と野獣(1991年製作の映画)

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古城に住む怪物。鏡。呪い。怪物を倒そうとする村人達。と堂々としたゴシック映画。屋根の上でのガストンとの戦いが一番面白く、悪天候で足場の悪い場所で戦う様子はホームズの最期の事件などを思い出す。ビーストが>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

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劇場公開ぶりに観たけど、やっぱりめちゃくちゃ泣いてしまった。
ココお婆ちゃんに歌いかけるところはもちろん泣いてしまうんだけど、さらに1年後の死者の日でミゲルが楽しく歌ってる姿にさらに泣かされた。
美術
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ファミリー・プロット(1976年製作の映画)

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2組の男女、2つの事件。
中盤までは謎解き後半はさらにそこからの展開というヒッチコックによくある流れだけど、2つの事件の混ざっていく様がすごく上手い。
エンディングは笑っちゃった。このご都合感もヒッチ
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ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル(2019年製作の映画)

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トーマス・アルフレッドソンの新作!とウキウキしながら見た。かなり大味のコメディ映画で、基本的に楽しい雰囲気ではあって悪くないというか良いんだけど、たぶんスウェーデン的笑いが全然ピンと来ず。こういうノリ>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

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終わり方やば。史上最高の映画の一本。すごく普遍的な面白さに満ちた探偵映画であり、同時に今見ても尖りきってる。
10年ぶりくらいに観てどんなお話かは覚えていたけど、何が映っていたかやディティールに関して
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

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主演2人の演技に圧倒された。
配偶者であって欲しい俳優No. 1の2人でも別れてしまうんだからしょうがないよね。
カリフォルニアのアピールポイントとして土地の広さをやたら言われて辟易する様子が面白い。
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フレンジー(1972年製作の映画)

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品がなくて最高
生々しく怖い場面とコミカルな場面の食い合わせが面白い歯応えになってる。
犯人が証拠を積極的に残し過ぎだとは思うけど、そんなことは置いておいてみどころとなるシーンが沢山ある。
まずは無音
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知りすぎていた男(1956年製作の映画)

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終盤の口笛のシーンで落涙。
サスペンスとアクションとドラマがあり素晴らしい出来。とくに終盤の畳み掛けで満足度がかなりある。
ヒッチコックのサスペンスシーンのわかるようでわからないというバランスは現代の
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ハリーの災難(1955年製作の映画)

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あまりにものんびりした雰囲気すぎて乗れず。何かの台詞ですごく笑ったんだけど忘れてしまった

Zolaゾラ(2021年製作の映画)

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え これだけ?A24ビジュアルが面白そうなだけに最近肩透かされることが多くなってる気がする。
この画質わざと落としたようなルックも一周回ってかっこいいからさらに半周して、いやちゃんと撮ってよ になりつ
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バルカン超特急(1938年製作の映画)

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あはは 
良いねこれも。やはりヒッチコック映画は中盤でネタバラシがあって後半に別の展開があるというようなところがある。
オリエント急行的なクラシカルなミステリーの雰囲気もあるし長さもちょうど良く、機嫌
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サボタージュ(1936年製作の映画)

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物語の構造がわかった後もサスペンスとその後の人間ドラマの展開がちゃんとあって十分面白いところまで連れて行ってくれる。
夫の描写はただ金が欲しいためだけにしてはテロの規模がでかく、その辺の巻き込まれた感
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三十九夜(1935年製作の映画)

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演芸会場で始まり終わるという映画で、これ映画館で観たらすごく気分良いだろうな。
終わりのキレとユーモアもバッチリで、記憶屋が喋る背景の少しの隙間でラインダンサーの踊りが見えるのも上手い。
良い映画。た
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めまい(1958年製作の映画)

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おもしろっ
街の歴史に触れて現実の人間の心理に影響を及ぼしていく、というお話がまず良い。墓地、肖像画、建築物、古書店、樹齢3000年の巨木の年輪等でその歴史に触れる。人間の手の及ばない超自然的な時間に
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泥棒成金(1954年製作の映画)

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ロケーションありきの軽いノリの犯罪映画で007みたいな感じで楽しかった。展開も結構あるし、終盤で母娘が協力するところも楽しい。
鮮やかな照明が印象的。室内で遠くに花火が上がるシーンではグレース・ケリー
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