明宏さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

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ファンサービスがありはしても、その部分に拘泥せずに撮影演出編集で勝負した点が評価できる一作。
ただサム・ライミによるそれらのケレン味をMCU特有の微妙なCGがやや中和してしまっていて勿体ないと思った。
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

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面白いは面白いんだけど、主人公がセックスと暴力と孤独を表す存在としてかなり抽象的だったのが自分はノレず。
映画自体はカルトっぽい作りだけど、誰もが自分に引き寄せられるようなキャラクター作りになっている
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カモン カモン(2021年製作の映画)

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親子の関係、子供の視点、記憶と記録について等のメインになるモチーフがあってそれらを複数の切り口からまとまった作品に仕上げていて上手いなと思った。
西海岸、東海岸、メキシコ湾沿岸とアメリカ各地を巡る旅映
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

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誕生日の朝起きて即見てよかった。
ループものという型とメッセージががっちり組み合って素晴らしい映画になっていた。
生と死とそこに挟まれた自分の人生について考えさせる愉快なホラー映画だ。

ベルファスト(2021年製作の映画)

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お話ももちろん良かったんだけど、カメラワークがかなり面白い映画だった。
自然な動きの中で洒落た画が決まっていく映画でとっても愉快。また観たい

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

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面白かった!












ファンタスティック・ビースト前期3部作が完結しましたね。笑
前期3部作ってなんやねんてかんじですが、観終わってそう思ったんです。と言うのも、
第1部『魔法使いの旅
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ハネムーン(2014年製作の映画)

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地味だし低予算だけど、カップルの言動のディティールとか自然物の撮影の丁寧さとかかなり集中して観た。
カップルに異変が起きてからのこの距離感とか、身につまされる人には結構刺さる感じで描けてるんじゃないの
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ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

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オリジナルハロウィンの端役までが登場し(さらに追加の過去エピソードまで加えて)て、町ぐるみでマイケルを殺しにかかる。が……


急にアメリカ社会風刺?システムを信用しない(しかも無許可の銃を所持する)
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ハロウィン(2018年製作の映画)

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面白くて笑っちゃう。
78年の事件から被害者のローリーがどのように人生を送ってきたか。
ローリーの怨念がオリジナルハロウィンの象徴的なシーンを全て反転させてしまう。

男性陣のなんとも情けない姿が印象
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ハロウィン(1978年製作の映画)

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怖くて面白い。
照明がすごく綺麗で物語がよりドラマチックに見えるね
思ったよりずっとちゃんとしてる映画でした

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

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すご!笑

馬鹿みたいな設定を真っ直ぐにやり切ってゴールまで完走している。物語ってこんくらい自由にやって良いんだよね!もちろん超高度な撮影技術と完成系のビジョンが明確でそこに自信を持ててからのお話だけ
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オールド(2021年製作の映画)

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楽しいワンシチュエーションスリラーだった
みんな状況の飲み込みがやたら良い。

2時間の映画の中でキャラクターがめちゃめちゃ老化してる、という体験は伝記映画なんかだったら往々にしてあることだよなと思っ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

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めちゃめちゃ面白かった。
歴史上最大製作費のノワール映画でしょうね。こんな企画通るんだ。
明度の調整間違えたみたいな暗さじゃなくインクで描いたかのような黒が映画を支配していて最高。
貧困、暴力、格差、
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

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4town4ever!!
2002年のヒップホップアイドルグループファンの女の子たちを主人公にした長編アニメ。ということで、曲もヒップホップR&Bニュージャックスイングテイストのポップソングがベースな
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渇き(2009年製作の映画)

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現代を舞台にした吸血鬼映画。
系統としては『ぼくのエリ』に近い。静的な撮影をベースに要所要所でいきなり動的なシーンが挟まる。

丁寧に撮られてて、設定の辻褄の合わせ方とかも面白いし、主人公2人の心情の
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エド・ウッド(1994年製作の映画)

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最高の怪奇映画ファンである監督が怪奇映画俳優&監督の伝記を怪奇映画演出たっぷりに撮っている。
良い場面が多い。
ルゴシの薬物に依存して元気になったり元気がなくなったりする様子を生き血を吸う吸血鬼に見立
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オペラの怪人(1943年製作の映画)

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オペラ座の怪人ってこういう話か。
怪人のピュア突き詰めて気持ち悪いおじさんのキャラも良いし、オペラとその劇場という舞台設定が豪華でロマンチックで見応えがある。いろんなフィクションでこれらのモチーフが引
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トワイライト〜初恋〜(2008年製作の映画)

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これがヤングアダルト小説か!

ロバート・パティンソンがものすごいエロい目で見てくるんだけど、その視線には恋愛感情と性欲と食欲に加えて死の危険までくわってくるので被虐嗜好の人には堪らんだろうね。無茶苦
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寒い国から帰ったスパイ(1965年製作の映画)

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裏切りのサーカスと比べるとスマイリーがちょっとヘラヘラしてるのが気味悪い

雨の午後の降霊祭(1964年製作の映画)

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トーマス・アルフレッドソンがリメイクするとの噂を目にし鑑賞。黒沢清も日本でリメイクしてるんだね。
サスペンスとしての見せ場も幾つかあるし素人犯罪映画好きなのでリメイク楽しみ。
主人公夫婦がやってること
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吸血鬼(1932年製作の映画)

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面白い印象的な画が多くて良かった

併録されている淀川長治の解説観たら、本編本当に観たのか疑わしい的外れというか全然内容とそぐわないこと言ってるけどこれは何が起きているんだ?
昔観た記憶を見直さないま
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透明人間(1933年製作の映画)

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これどーやって撮ってるんだろう。
お話はこれと言って無い

大アマゾンの半魚人(1954年製作の映画)

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怪物スーツで結構な深さを泳ぐこともそれを撮影するのもすごく難しそうだなと思った。気泡もほぼ出てないしどーやってるんだろう。小さいボンベがスーツの中にあるのか?
真昼間に異形の存在がポツンといるみたいな
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吸血鬼(1967年製作の映画)

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教授と主人公のコンビが可愛くて全部見て仕舞えば結構面白かった。

パロディとして全体的にネタが弱く中盤までは退屈だったけど中盤以降の展開は面白いところも増えてきてよかった。

イケメン吸血鬼が廊下を走
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

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最終回でございます。
とにかくややこしい人物関係やら魔法アイテム等の説明はpart1に押し込んで、part2は戦うだけの比較的シンプルな作りにしてカタルシスを起こす作りに。
ルーピンがシリウスがピータ
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

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すっかり戦争映画と化したハリーポッター。そして、瘴気を纏った呪いのアイテムを破壊する旅へ!指輪物語の筋書きを借りて進んでいく。
裏切り者が誰なのか怯えながら、学校の外の不明瞭な世界へと足を踏み入れる。
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ドラキュリアン(1987年製作の映画)

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正統派80年代ジュブナイル映画。
脚本に『リーサル・ウェポン』『アイアンマン3』『ナイス・ガイズ』のシェーン・ブラックが共同脚本で参加!お〜
これリーサル・ウェポンと同年公開なのか。シェーンブラックと
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狼男アメリカン(1981年製作の映画)

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うっわ
最高の映画だった。まじか








ユニバーサルやハマーフィルムのモンスター映画幾つかと一緒に借りたのですっかりそういうものを見るチャンネルで観てたらすっかり騙されてた。めっちゃモダンな
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狼男(1941年製作の映画)

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こう言う筋書きなのか。
ロマンチックな感じがあって面白かった。
足跡を辿った先に…と、体を縛り付けるが狼男の定番なのかな。

望遠鏡のくだり普通にキモいおじさんだけど。

ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

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ハリーら3人組が恋愛にうつつを抜かしている間に、ドラコがすんごく苦しい顔しながら着々と大掛かりなミッションの準備を進める。
ハリーたちのパートはオレンジ色のフィルターでぽわっとした感じ、撮影も輪郭がぼ
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

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かなり久しぶりに観た。
W杯と三校対抗魔法試合というイベントがあり、セドリック、チョウ、クラム、フラー、マッドアイ等の新キャラが続々とでてくるので賑やかで楽しい。

改まって見てみるとこれは思春期の若
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シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

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全編コメディとして撮られていてそのそつのなさには感心するばかりで、とっても面白い楽しい映画である。
だけどこれ感心しちゃうのは
現代を舞台に吸血鬼映画撮る方法としてドキュメンタリーっていう形式がめちゃ
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