正直言葉で表現すると、青臭い。森川葵は終始坊主に近い短髪で、それだけでどこか異様な雰囲気を醸し出しているし、彼女のその映画における表現の仕方はどこか青臭い気がした。でも青年少女たちが何かに葛藤してもが>>続きを読む
この映画では、イスラム教過激派の人たちがアッラーの名の下にジハードと称していろんな人たちを殺していく。そこには決して情や情けのようなものは一切存在しない。本当に恐ろしい光景だった。しかもこの映画は、実>>続きを読む
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”人間の善悪は、魂で決まる”という台詞をタイラーが口にした時、あ、この作品は名作だなとズバーンと頭の中に刻まれた気がした。
ダウン症のザックに対して、偏見の目で見ないタイラーが心を通わせる描写はとて>>続きを読む
正直当時結構話題になったこともあり、なんとなく見ることを敬遠していたのだけれど、今回改めて見てみて何だかほっこりとした。またストーリー構成も良い。何か急展開があるわけではないけれど、それぞれの葛藤だと>>続きを読む
こういうスクール・ムービー的な映画は嫌いではない。往年の有名な曲をアカペラで聴くと、また違った雰囲気である。そういえば、かつて『Glee』という海外ドラマにハマっていたことを思い出した。それにしても冒>>続きを読む
ハリソン役のケビン・コスナーがまたいい役なのだ。
この時代、圧倒的に黒人の立場は弱くてトイレひとつとっても、それ専用の場所があったというから驚きだ。黒人だから、女性だからという理由で、他の人たちと区>>続きを読む
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高い堀に囲まれたイランの少女更生施設。強盗、殺人、薬物、売春といった罪で捕らえられた少女たち。貧困や虐待を生き抜く同志として共に笑い、泣く少女たちの心の嗚咽が問いかける祈りのようなドキュメンタリー。>>続きを読む
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イギリス北東部ニューカッスルで大工として働くダニエル・ブレイク。心臓に病を患ったダニエルは、医者から仕事を止められ、国からの援助を受けようとしたが、複雑な制度のため満足な援助を受けることができないでい>>続きを読む
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天才的な戦略を駆使して政治を影で動かすロビイストの知られざる実態に迫った社会派サスペンス。
大手ロビー会社の花形ロビイストとして活躍してきたエリザベス・スローンは、銃の所持を支持する仕事を断り、銃規>>続きを読む
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結局最後は、テオがクルトをかばう形で退学処分となる。そして彼の判断を勇敢に思った他の生徒たちも彼を追うように次々に学校を退学処分となる。今回については、どうしてももともと労働階級から成り上がったテオに>>続きを読む
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個性的な面々がフィンランドのヘルシンキを舞台に、ゆったりと交流を繰り広げていく様子を描く。
全然美男美女が出てくる映画でもないし、何か衝撃の出来事が起こったりするわけではないのだけれど、フィンランド>>続きを読む
ローレン・ワイズバーガーの同名のベストセラー小説を映画化した、ハートウォーミングな女性映画。
アンハサウェイ演じるアンドレアは最初出てきた時、すごくダサい格好をしていたのだが、ひょんなことからファッ>>続きを読む
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本作品は賛否両論あると思う。そもそも二人が中学生という設定にも無理あるし、いつの間に夏芽はコウちゃんと呼ぶようになったのか、特に前半の下りはしっちゃかめっちゃかであるのだが。
でもこの映画を見ると、>>続きを読む
映像がすごく綺麗な映画だった。映画館で見たらさぞかしグラフィックが綺麗なんだろうな、と思いながら。
ジェームズ・グレーシャーとアメリア・レンという男女が気球に乗って前人未到の気圧領域に達するという話>>続きを読む