飛べない豚さんの映画レビュー・感想・評価

飛べない豚

飛べない豚

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.5

壮大な茶番劇の今度の舞台は関西。まさか滋賀県人が同じように大阪から迫害を受けていたとは。そして相変わらずなディスりからなる郷土愛。蚊帳の外にされた三重県が逆に可愛そう。片岡愛之助と藤原紀香が夫婦役とし>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.5

“迫害を受けていた埼玉県民が自由と解放を求めて東京に戦いを挑んだ愛と革命の物語”

おバカなことも本気でやれば面白い。埼玉と千葉の自虐がこれでもかと盛られているのに、どこか郷土愛がある。この映画にディ
>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.7

SFなのにベトナム戦争を彷彿とさせる不思議な感覚に陥りました。アメリカって永遠に自己中で利己的なのかな。自国の利益のためなら他国の一般市民を巻き込んでまで戦争を吹っ掛けるのは昔と変わらない。ロボット達>>続きを読む

ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.5

あらすじはダークだし、ジャケットはコメディだし、時期はクリスマスだし、色んなことが予想外。

娘の自転車が盗まれ、車が故障し、父親は帰国できず、腹いせに出かけたショッピングで母親が事故死してしまう。こ
>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.3

メイワクカケテ、スマナイ…

こちらこそ変な日本語をしゃべらせてスマナイ。何なら大阪編は全部カットしてくれてもモンダイナイ…

だってもうずーっと闘っててお腹イッパイ。フランスってどんだけ殺し屋いるの
>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.1

中々話が進まないと思ったら2部作かよ。荒涼とした感じが『ブレードランナー2049』に似てると思ったら同じ監督だった。砂漠の世界観は良いのだが、それだけで2時間半は口の中がジャリジャリだよ。あ~消化不良>>続きを読む

光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)

3.1

見た目は普通の人間なのにK-PAX星から来たという自称“宇宙人”。言動がおかしいので精神科病院送りになるのだが天文学の難問を解いたり、もしかしたら本当に宇宙人かもと徐々に思わせる辺りはさすが怪優ケビン>>続きを読む

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

3.3

長い長い旅路が終わった。

裏切りと報復の連鎖から抜け出そうとカジノを売却し、事業を合法化しようとしたが一度踏み入れた裏社会はそれを許さない。そしてその報いを受けることになる。

たった2代にも関わら
>>続きを読む

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.7

そして誰もいなくなった…。

若きビトー・コルレオーネと2代目マイケルの物語を交互に描くことでその対比が鮮明に。できればビトーがニューヨークで成り上がる様子をもう少し詳しく知りたかった。

さぁこれか
>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.1

台風の巣籠もり用に取っておいた名作。ニューヨークを根城にするイタリア系マフィアの壮大な物語。家族や敵対する奴らの名前を覚えるのが大変だったけど、みなアクが強いから何とかなった。

とにかく報復の連鎖が
>>続きを読む

インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.1

銀行強盗の方が警察より1枚上手なのが他と違う。いかに極悪非道なのかを描くのではなく、常に冷静で静かなのが良かった。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.3

観終わった直後でまだ興奮が冷めやらぬレビューをお許し下さい。大抵は2~3日置いてから感想を書くのですが、久しぶりの良作で冷静ではいられません。

湿地で見つかった青年の変死体。容疑者にされたのはその湿
>>続きを読む

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.5

シリーズ10作目にして最終章の第1話。鑑賞料金の値上げにもめげず気合いを入れて初めての「轟音上映」に参戦してきました、が?!

乗り切れなかった~(TдT)
最終回ではないと知っていたためか、はたまた
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

もしもこの世でビートルズを知っているのが自分だけだったら?!しかも売れない歌手だったら?!

失って初めて気づくことってありますよね~。ビートルズが存在しなかった世界を描くことで、その偉大な功績に改め
>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.9

面白かったー!伝説のバスケットシューズ“エア・ジョーダン”の誕生秘話だけでなく、当時はまだ無名で後に“バスケの神様”とまで呼ばれるようになるマイケル・ジョーダンの最初の1歩が観れた!シェア17%にすぎ>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.7

ジャケットはダサいし派手な肉弾戦も無いけど、今までの無双すぎたハゲイサムに少し飽きた方にオススメ!渋い!激渋!

ワルキューレ(2008年製作の映画)

3.5

けっこうハラハラしました!
ナチスに忠誠を誓うのではなく、祖国ドイツのためにヒトラー暗殺を企てた将校の実話。もしもヒトラーがもっと早く亡くなっていたら、日本の運命も変わっていたかもしれない。そう思うと
>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

2.9

高評価の皆さんゴメンナサイ!全く感情移入できませんでした!センチメンタルで抑揚が少ない邦画が多分苦手なんだと思う。どうやったら克服できますかね~。早く終わらないかなぁと何度も時計を見てしまった。

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

3.9

涙をこらえるのに必死でした(T^T)

“世界を変えた男”だなんてまた大袈裟だな~。どうせわざとらしく感動させようとしてくるんでしょ、と思っていても落涙。

野球の神様ベーブ・ルースは知っていましたが
>>続きを読む

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.3

生まれ育った孤児院を救うため、出所したばかりの兄貴とシカゴ中をハチャメチャにしながら奔走するブルース兄弟。モールの中を暴走したり、パトカーを壊しまくったりのカーチェイスは圧巻!『ワイルドスピードMEG>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.3

ドイツ人でありながら1,000人以上のユダヤ人を救った実業家シンドラー。モノクロで195分はキツかったけど、小休止を挟みながら何回かに分けて見終わった。射殺シーンが頻繁に登場するのでカラーだったら気持>>続きを読む

イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

2.7

あれれ?アカデミー賞を9部門も受賞していても観る人を選ぶんですね。砂漠に不時着して丸焦げになった男が語る壮大な不倫話。2時間半近く置いてけぼり( ゚д゚)ポカーン

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.3

冷戦真っ只中、世界のパワーバランスを覆そうとする謎の組織に立ち向かうためアメリカとソ連のスパイが手を組んだ!

007ロスを埋めるために観ましたが少し軽かったな~。任務に重みが無いというか、さほど窮地
>>続きを読む

アイス・ロード(2021年製作の映画)

3.1

ハラハラドキドキはするんだけど、数々の困難を割りとあっさりくぐり抜けちゃうのが何だかなぁ…。展開が速すぎるのも善し悪しだなぁ…。

西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

3.1

森の中で自給自足の生活をしている英国人の祖母と一緒に暮らすことで、不登校になった少女が生命力を取り戻していく。その丁寧な生き方とゆったりと流れる時間に、こちらもゆっくりと睡魔に誘われ3度寝しました。『>>続きを読む

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

3.1

元パイロットたちが40年ぶりに宇宙を目指すのだが…。老いたことによる自虐ネタをもっと見たかった。コメディとしてもドラマとしても少し中途半端だったかなぁ。クリント・イーストウッドはやっぱシリアスな方が好>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.7

「圧倒的な没入感」や「驚きの映像体験」と評される通り、美しい映像が満載!CGなことを忘れ、本当に海中で撮影したかのようでした!3時間を超える長丁場だったけど、人生初のIMAXレーザー3Dで観た甲斐もあ>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.5

有名すぎて避けていましたがとうとう観ました。バック・トゥ・ザ・フューチャーの監督なんですね。作風が全然違った。CGが得意なのかな。

オツムがほんの少し弱いけど純粋な主人公を通じて、アメリカの激動の時
>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.7

人生は1度きりだけど、その気になれば何度でもやり直せる。一流シェフがオーナーとケンカし、キッチンカーから再出発するロードムービー。息子にとっては大好きなお父さんと一緒に旅ができ、何よりの社会勉強になっ>>続きを読む

ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)

2.7

サンタを信じられなくなった少年が謎の蒸気機関車に乗ってサンタがいる北極を目指すのだが…

いたる所にファンタジーっぽさを盛り込んでいるものの、全編CGに違和感しか感じられず撃沈。いつの間にか夢を見れな
>>続きを読む

植村直己物語(1986年製作の映画)

3.3

暖房を止めて観たかいがあった。数々の世界的な偉業を成し遂げた冒険家・植村直己の半生。まるで本当に犬ぞりをしてる本人を撮したかのような演出と、どうやって撮影したんだろうと思う程の極限の状況。そんな命の安>>続きを読む

長江哀歌(ちょうこうエレジー)(2006年製作の映画)

2.7

ダム建設によって沈みゆく古都が舞台。16年も会ってない妻子を捜す男と、2年間も音信不通な夫を捜す女。しかし会わない間に長江よりも深い溝ができてしまい…

情景描写が長くセリフは少なめ。香港以外の中国映
>>続きを読む

バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

3.1

派手な演出はないけど、世界最大の人災とも言われた大事故で死者がわずか10人だけだったのは奇跡なのでは。安全よりも利益を優先した親会社の連中がクソムカつく!!実話だから余計に腹立つ(>д<#)ムキー

宇宙戦争(2005年製作の映画)

2.9

人類(アメリカの一部)を散々追いつめておきながら最後は呆気なかった。宇宙人やマシーンの造形はダサいし、どうしたスピルバーグ?敵を見せないことでハラハラさせるのが真骨頂ではなかったのか?!

エール!(2014年製作の映画)

3.7

もしも自分以外の家族が全員耳が聴こえなかったら。しかも歌手を目指してるのに、その歌声が家族には届かないとしたら…

アカデミー作品賞などを受賞した『コーダあいのうた』のオリジナル。

『リトルダンサー
>>続きを読む

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

2.9

原作の方がドタバタとコミカルに描いてて親しみやすかった。なのに今作はコミカルでもシリアスでもなく中途半端さだけが残った。激務感は皆無だし、どん底感も感じられず、本当は起き上がるのもツラい日々のはずなの>>続きを読む

>|