がんちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

がんちゃん

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トロイ(2004年製作の映画)

4.0

好きなブラピ映画第4位

ブラピ史上最高にマッシブな肉体美!神をも恐れぬその所業!語られる言葉全てが名言!というイケメンすぎる英霊の物語。

古代ギリシアの叙事詩『イーリアス』から大幅にストーリー改変
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コラテラル(2004年製作の映画)

3.5

平凡な深夜タクシー運転手が偶然にも殺し屋を乗せてしまったことから人生が一変する。男の中の男(マン)、マイケル・マン監督によるコラテラル(巻き込まれ)サスペンス。

ジェイミー・フォックス演じる主人公マ
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

君の名はブームに沸いた2016年。
その年の結婚披露宴やキックオフミーティングでは『前前前世』に合わせてビル街を疾走する安いパロディ映像が大量生産された。
一方、AV業界では女子と体が入れ替わった男子
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イーグル・アイ(2008年製作の映画)

2.5

無駄にカッコいいタイトル。

昔カラオケ屋でバイトしてたときに部屋でセックスしてるカップルをドア越しに見つけるのが上手い先輩いたけど、あれはイーグルアイだと思う。

あらすじ:
冴えない青年の元にかか
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.5

本作のテーマは「失敗」である。

ヒーローの成長過程において「失敗」とは通過儀礼であり、避けては通れない試練である。
従って3部作の2作目では決まって「失敗」や「試練」が描かれる。EP2ではアナキンが
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ソルジャー(1998年製作の映画)

3.5

「ソルジャー」を「会社員」に置き換えて観るともはや涙しか出なくなる。そうこれはSF映画の絵空事ではなく、俺たちの物語なのだ。

あらすじ:
1996年に軍による超人兵士育成計画が開始された。選ばれた者
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.5

私、来年パパになります。
とても楽しみです。
なので毎日ママのお腹に話しかけています。
「赤ちゃぁぁぁん!」(名前はまだない)

本作はもうすぐママやパパとなる貴方へぴったりな作品です。是非パートナー
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エグゼクティブ・デシジョン(1996年製作の映画)

4.0

俺のセガール映画第1位!
俺のフライトパニック映画第1位!

無敵のパブリックイメージが定着しているセガールをだしに使うという禁じ手によって予測不能の状況を生み出す展開が本作1番の見所。大塚明夫ボイス
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パニック・トレイン(2013年製作の映画)

3.0

いわゆる暴走特急モノのジャンル映画であるが、列車の旅がもたらす一期一会の魅力も描いていて単なるパニック映画に終始していない。危機的状況なのになぜか列車に乗りたくなる叙情性ある作品。

あらすじ:
父子
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ビビアン・スーの桃色天使(1994年製作の映画)

1.5


U-NEXTに無料登録して1番最初に観たのがこれかよ⁉︎
「無料」&「動画」ですぐエロを連想してしまうという男子の悪い癖が出てるよ!

小学生のときビビアン好きだったので鑑賞。タイトルから表紙まで全
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.5

バリキャリ女性がデキ婚で人生が一変、子どもという得体のしれない生き物に日常を支配される嫌悪感。デヴィッド・リンチ監督の『イレイザーヘッド』と同じ普遍的なテーマを扱っている。

それでも諦めずに息子を愛
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.0

ヒロインのエマ・ワトソンよりも助演のエズラ・ミラー君の方が美しい、21世紀型の青春映画はこれだー!

ホームパーティーでハメを外したり、カフェテリアでケンカしたり…過去のアメリカ青春映画で何百とやって
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.0

過去作のダークで荘厳な作風から一転、世界の終わりが迫っているというのに終始おふざけが止まらないコメディ映画に路線変更。『ガーディアンズオブギャラクシー』の成功、そしてDCEUの失敗の影響で「下手にカッ>>続きを読む

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

4.0

Filmarksの試写会当たった〜!5分前に行ったらまさかの最前列でガル姐さんがまぁデカイ笑 席割りランダムって言ってたけど嘘だよね?

DCEUは『マン・オブ・スティール』に始まり足掛け5作目にし
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15ミニッツ(2001年製作の映画)

2.5

過激化するメディアの報道に乗じ、自らの犯罪を映画化して一儲けしようと企む2人の悪党を、ベテラン刑事と若手消防士のコンビが追う。

タイトルはアンディ・ウォーホールの名言「誰でも15分間は有名になれる」
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.5

「エタ-ナル サン シャイ-ン !!」
(セラムンの技名風に)

C・ノーラン監督の『メメント』と『インセプション』を足してそこに「人間性」を加えた傑作恋愛ファンタジー。時間を操った作品に外れなし!
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

5.0

人生で2番目に繰り返し観た映画。

大した考古学的考証はないものの、本筋とは全く関係のないアバンタイトルからして斬新だったし、そこからの文字通りジェットコースタームービーといえるテンポの良さ、小学生な
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

SFサスペンスのようでいて、人類いや宇宙普遍の「愛」についての物語。
冒頭「これはあなたの物語」というモノローグから始まるが、これは観客に向けたメッセージでもある。
これ以上は言えねー!

とはいえ、
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.5

『ブレードランナー』でありながら『ブレードランナー』でない、前作に敬意を払いつつも見事に前進してみせた意欲作。ドゥニ監督がんばりました。

■時代がブレードランナーに追いついた
SF映画の魅力は「未来
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.5

制作側で揉めに揉め、公開後も繰り返し再編集された結果、次第に観客が深読みを始め、いつしか「SF映画の金字塔」と呼ばれるようになった作品。

■強力わかもと■
新宿歌舞伎町からインスパイアされた無国籍で
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ドゥーマ(2005年製作の映画)

4.0

少年が赤ちゃんチーターを拾って育てて野生へ返す旅へ出るロードムービー。といってもサバンナにロードなど無く、アドベンチャー感高めの仕上がり。

これ以上無いほどチーターを接写で堪能できるチータームービー
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

本作は「戦争映画」ではない。
『ダンケルク』で描かれるのは、人間の残酷さや反戦のメッセージではななく、「撤退」、つまり生き抜くこと。観客は1人の兵士として、名も無き若者達と共に戦場へ放り出される。主人
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.5

75年前に生まれたご長寿ヒーローが遂に初実写映画化。なんか興行成績すごいらしい。
『バットマンvsスーパーマン』を本作の為の壮大な予告編にしてしまったほどの圧倒的魅力はそのままに、あわや打ち切り寸前の
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きのうの夜は…(1986年製作の映画)

3.0

自分がまだ母親の子宮にいた頃の作品だが、若者の恋愛事情は30年経ってもまるで変わってないなぁとつくづく思う。

『ゴースト ニューヨークの幻』でブレイク直前の若きデミ・ムーアがおヌード満載の体当たり演
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.0

『アイアンマン』を実に上手く利用し、コスプレ少年が真のヒーローとして歩み始めるまでを軽快に描いた『スパイダーマン』再リブート1作目としてとても良いスタートだと思う。

■2種類のスーパーヒーロー■
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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

3.5

王道の学園青春ドラマを装いつつ、ヒロインがなかなかのメンヘラという今どきなアニメ作品。

出会い系サイトを覗いてみろ。
成瀬順みたいなのがゴロゴロいるぞ。
メールでは饒舌なのに会ってみると全然喋らない
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バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

3.0

「好きなタイプはペネロペ・クルス」
聞かれたらこう答えるようにしている。
高校時代に本作を観て以来だと思う。

「ペネロペのおっぱいが映るぞ」
「茶色っぽくてがっかりした」
ある日、スケベな友達の松尾
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.0

「ワールドウォーZ」同様、卑劣な広告戦略で何も知らずに観に来てしまった女の子ちゃん。
ざんねーんゾンビ映画でした(笑)

本作は主な舞台を灼熱のエジプトから薄暗いロンドンに移し、過去と現在をクロスオー
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ポンペイ(2014年製作の映画)

2.5

【登場人物】

・ヴェスビオ山…79年8月24日に大噴火し、時速100kmの火砕流によってポンペイ市民を一瞬で生き埋めにすることが史実で確定している。予定調和などうにも困った山である。

・主人公…野
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.0

主人公が室井佑月みたいな髪型でつまんなそーとかナメてたが…
泣いちゃった (;ω;)

・LGBTやマイノリティ尊重の「アナ雪」
・国籍や出身の差別を描く「ズートピア」
・適材適所の寓話「インサイド
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パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉(2011年製作の映画)

3.0

駄作と呼び声の高いシリーズ4作目において唯一良かったと思う点は、バルボッサが英国王公認の私掠船長(プライベーティア)に寝返るという冒頭のシーン。
残虐な掠奪行為も、対象が敵国船であれば英雄扱いされ、貴
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

4.0

「キャプテン・ジャック・スパロウ」という映画史に残るキャラクターを発明した1作目を境にマンネリ化していき、遂に4作目では批評家のみならずファンですら駄作と言わざるを得ない状況に追い込まれたシリーズ(と>>続きを読む

ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)

2.5

最近、洋画で散見される「勘違い日本描写」にもはやイラつかなくなってきた私だよ。
というのも昨今のアメコミブームの影響で、「パラレルユニバース」という概念を理解できるようになったからだ。
そう。看板が読
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.0

ヒュージャックマン17年間お疲れ様!
もう筋肉のために1日6000kcalも摂取しなくていいし、デッドリフトを180kgも持ち上げなくていいんだよ。

…とか言ってる場合じゃない。
皆んな気付いている
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.5

『21世紀のスターウォーズ』と言っていい、スペースオペラの新たな傑作。

宇宙は暗くて冷たいなんて誰が決めた?カラフルで賑やかな宇宙があってもいいじゃないか。
懐かしいディスコサウンドに乗せて軽快に宇
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

3.5

「もう少し銀河をまたにかけて欲しかったなぁ〜」という感想です。

もはや好き嫌いだと思うが、SFは銀河をまたにかけてなんぼだろう。だってギャラクシーだよ?

主人公ピーターに限ると、前作は地球を含め5
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