後章観たら書く。
疑問点もあるが前章はかなり良い。
星を丸ごと植民地支配しようとしてくる帝国に抵抗し、英雄的カリスマを得て逆襲するが、カリスマが出たら出たでそれも怖い、複雑な心境の砂漠の民を描いた映画。長文です。
お前たちはなぜ成長しなかったんだ？ と>>続きを読む
猫わい！ ってずっと思ってる猫映画。
あの場面でも猫わい！ と思ったし、この場面でも猫わい！ と思ったし、どの場面でも猫わい！ と思ってるから、話半分しか入って来なかった。
とにかく登場人物たちが漏れ>>続きを読む
ムロツヨシ(兄)とムロツヨシ(弟)のなんちゃって時代劇映画。
いろいろと噛み合わせの悪い映画で、そもそもムロツヨシお得意のオフビートな笑いが時代劇(特にこの忠臣蔵)に合ってないし、そもそもこの、みんな>>続きを読む
精神的に完全に参ってしまってるボーが幻覚だか現実だかわからない世界で怖い目に遭う映画。
この話、どこかで知ってる気がするなと思って考えていたらヨブ記だった。ボーもヨブ同様、愛を確かめる(信仰を確かめる>>続きを読む
障害によって生きづらさを抱えた人々の映画。
世の中は生きづらい。特に障害や病気を抱えている者にとっては、その障害や病気と対峙しなければならない上、周囲からの無理解に苦しむこともある。つらくてつらくてど>>続きを読む
ベラが世界を旅する映画。超長文です。
自ら命を絶とうとしたベラは、マッドサイエンティストのゴッドにより、身ごもっていた胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生する。胎児の脳を持ちながら身体は大人であるベラは様>>続きを読む
どいつもこいつも狂ってる時代劇映画。長文です。
戦国時代版アウトレイジと言われているが、じゃあアウトレイジの続編撮れば良かったじゃないかとも思うが、そうではない。設定を戦国時代にしたことはかなり功を奏>>続きを読む
戦後の日本をゴジラが蹂躙する映画。長文です。
問題は、典子（浜辺美波）は本当に浩一（神木隆之介）と結婚しようと思っていたのかと言うことだ。
本作で典子は戦争で家族を亡くしており、戦争孤児であるアキコを>>続きを読む
携帯電話を持たないみゆき(波瑠)に恋する映画。
ちょっと強引かなと思える展開があるものの(特にラスト)、一方でキタノ映画を彷彿とさせる海でのショットがあったり、水島(二宮和也)、高木(桐谷健太)、山下>>続きを読む
花子(松岡茉優)が映画を撮る映画。長文になってしまいました。
最も気になったのは、花子の撮る映画があまり面白そうではないということだ。あらすじも撮り方もまったく面白そうではない。花子も、花子にいちいち>>続きを読む
悪魔が味方のフリをして近付いてくる映画。
非常に重厚な映画だが、たくさん人が死ぬのでその展開の早さに圧倒されて3時間20分という上映時間の長さは感じない。長文です。
キング(デ・ニーロ)が常に善人の顔>>続きを読む
アイナ・ジ・エンドの歌唱力に全フリした映画。長文です。
世界は弱者に優しくない。いつからか綻び始めた日本の社会は、震災ではっきりと目に見える形で壊れ、い2023年の今になってその崩壊はさらに進んでいる>>続きを読む
幼少期から陰惨な日々をずっと送って来た姉弟がいろんな犯罪を犯すノワール映画。
ちょいちょいダサいのですが、そのダサさが全編を覆ってしまっていて、とにかくダサいなという記憶しか残らないような映画でした。>>続きを読む
熊がコカインでキマっちゃう映画。
助かったと思った瞬間に人がいっぱい死んじゃう映画は総じて良い映画である。
でっかいサメが襲ってくる映画。
サメ映画、というか動物パニック映画やゾンビ映画など、サバイバルが求められる映画で生き残る人間が大体想像できちゃう映画は総じて失敗作である。
誰が言ったか知らないが、ボクシング映画に駄作なしという格言を見事にぶち破ったボクシング映画。思いのほかの長文です。
駄作と言うと言い過ぎかもしれません。役者(特に横浜流星)の身体作りは素晴らしかったし>>続きを読む
マーゴット・ロビーのマーゴット・ロビーによるマーゴット・ロビーのためのフェミニズム映画。長文です。
非常に良く出来たフェミニズム映画だなと思ったのは、今作がバービーvsケンという二項対立ではなく、その>>続きを読む
エンタメ邦画オールスターみたいな映画。
今作は特に政(吉沢亮)の心理描写が多く、前半はほとんどそこに時間が割かれていたためか、個人的にはもっとアクション多めでも良いのになと思いました。2のときも感じた>>続きを読む
サブカルおしゃれ糞野郎のサブカルおしゃれ糞野郎によるサブカルおしゃれ糞野郎のための映画。やや長文です。
美大生が卒業制作で作ったかのような映画で、とにかくおしゃれなんだけど、そのおしゃれさが一体この映>>続きを読む
この映画に点数を付けるなんて野暮ってもんだぜと思えるジブリ映画。
ひとつひとつのエピソードは平易で、誰でも理解できるだろうという感じなのに、全体を通して観ると何の話だったかさっぱりわからないという不思>>続きを読む
恋愛模様よりも友情模様の方が面白いし、友情模様よりもコメディとしてのラストが面白い映画。
高校1年のときにあんなことあったら、自分だったらもう生きていけません。
よく考えると前衛映画かとすら思えるほど難解な映画。
特に説明もなくサラッと描いてますが、めちゃくちゃ難解なストーリーです。以下、何が難解なのか説明します。
話としては日曜日が止まってしまう話なのですが>>続きを読む
少女パールがマジやばいやつだった映画。やや長文です。
パールはいろんなものに閉じ込められています。田舎に閉じ込められ、母親にはほとんど動けなくなってしまった父親の介護を命じられ、解放者になると思ってい>>続きを読む
あらゆる面で解像度の低い映画。
とにかくあらゆる出来事が浅い知識でできており、実感を伴わず、ネットかなんかで調べたんでしょうね、としか思えませんでした。
あと内部疾患の女の子が表向き快活で人を振り回し>>続きを読む
めっちゃ速く移動したらタイムスリップできちゃった映画。
かなり衝撃的だったのは、ヒーローが諦めることを是としているということです。そしてそれが故に、結構な数(地球の大半)の人間が死んだと思うのですが、>>続きを読む
やさぐれ広瀬すずが最高な映画。
とにかくやさぐれた榊千紗(広瀬すず)が最高です。全編を通して気怠い感じの佇まいは、今まで観た反抗期っぽいやさぐれさとは違い、人生に対する諦観のようなものを感じさせるもの>>続きを読む
LGBTQへの無理解により起こる悲劇の映画。やや長文です。
多視点の、いわゆる藪の中方式で語られる本作ですが、基本ベースにあるのは大なり小なりの差はあれど、他者への無理解による加害性です。この加害性は>>続きを読む
指揮者がパワハラで訴えられる映画。
ケイト・ブランシェット演じるターが権力に非常に無自覚な人間で、途中から「別にターが死のうが生きようがどうでも良いな」と思ってしまって、そこからまったく内容が頭に入っ>>続きを読む
岸辺露伴がこの世で最も黒い黒を求めてルーブルに行く映画。やや長文です。
ドラマ版のときから思っていたのですが、バディものとしてそもそも非常に優れているように思います。もちろんバディというのは岸辺露伴と>>続きを読む
2023WBCで侍ジャパンが優勝する映画。
とにもかくにもナレーションがダサかったです。ドキュメンタリーで久しぶりにナレーション邪魔だなと思いました。物語が成立しているドキュメンタリーに対して余計な煽>>続きを読む
