グロミ師匠さんの映画レビュー・感想・評価

グロミ師匠

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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.8

ギレルモ・デル・トロ作品を誇張したらこんな感じ?クセ強ダークファンタジー。

ストップモーションで泣き叫ぶオテサーネクはこの世のモノとは思えない禍々しさで、イレイザーヘッドの"アレ"を彷彿させる。
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くノ一忍法伝 巫女道隠密修行(2002年製作の映画)

3.0

ちょっとエッチなおふざけ映画。
こういうのたまに観たくなるよね。
キッズ向け漫画じみた、あまりにもベタなおふざけ。こういうのでいいんだよ。
ふざけながらも殺陣は意外としっかりやってたのが好印象。思って
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.8

頭爆発シーンが有名な作品。
能力バトル漫画みたいでめっちゃ面白かった。修行して仲間集めてラスボスと戦う王道ストーリー。
「そうはならんやろ」と言ってしまいそうになる演出は多々あるが、すんごい特殊メイク
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.1

悲しくも美しい物語に仕上がっているピノキオ。まさにデル・トロのピノッキオって感じ。タイトルに偽り無し。
こんなにもデル・トロワールド全開なのに、ディズニーアニメ版に対する愛が伝わってくる。愛がないとス
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アリス・スウィート・アリス(1977年製作の映画)

3.8

美少女がアリスちゃうんかい!いきなり予想を裏切られて引き込まれる。
量産型スラッシャー映画だと思ってあまり期待してなかったけど、わりとしっかり作られてるサスペンスだった。展開が読めなくて面白かった。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.4

石原さとみのヤベェ女感。どんなヤベェバトンが渡されるのか期待しすぎてしまった。
結局善人しかいない優しい世界の話。
ケータイ小説みたいな突然の死、わざとらしい泣き所。苦手なタイプの邦画だった。意味深な
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エスケイプ・フロム・トゥモロー(2013年製作の映画)

2.5

攻めた内容なのかと思ったらそうでもない。下品で意味不明でつまらない。💩映画マニアにはおすすめ。

ハイテンション(2003年製作の映画)

3.5

どんでん返しというか、ちゃぶ台返しって感じ。オチが乱暴であまりにも矛盾が多い。この主人公の頭の中の映像が矛盾しているのは当たり前なんだけど、こういうオチするならもうちょっと分かりやすい伏線が欲しかった>>続きを読む

ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

3.6

ホビットの物語と見せかけてドワーフで画面が埋め尽くされる

グッドナイト、マミー(2022年製作の映画)

3.5

虫が出てくるキモい映画だと聞いていたのになんか違った。どうやらこの作品はリメイク版だったらしい。紛らわしい!

なんか既視感のある話。オチは強引やけど少し捻りが効いていて良かった。
オリジナル版もその
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牛首村(2022年製作の映画)

3.0

犬鳴村とやってる事同じすぎてビックリした。エンドロールの双子の名前ラッシュはちょっと面白かった。アレもコレもマジの双子だったのか。よう集めたな。それだけ。
ホラー映画なのに全然怖くないってのは置いてお
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カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

4.0

なんか地味そうな作品だと勝手に思ってたけど全然違った。バチクソぶっ飛んだハチャメチャファンタジーだった。笑えて泣ける。こういうのでいいんだよ!
ラストカットずるいて😭

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

3.8

指輪の誘惑を表現するためにはしょうがないんやろうけどフロド倒れすぎ。
サムだけはガチ。

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.8

音楽がいちいち良い。エレクトリックな音楽はやっぱりトレント・レズナーだった。
ジョーでも22番でもなく、フラフラ彷徨う"迷える魂"に感情移入してしまった。壊れた22番の心を治す辺りからちょっと付いてい
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ブロンド(2022年製作の映画)

3.2

性的搾取に苦しんだマリリン・モンローの生涯を描いた伝記的な作品なのだが、デタラメだらけのフィクションでこの作品自体が搾取そのものっていう悪夢のような作品。
せめて大スターになっていく過程をもっと丁寧に
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ピノキオ(2022年製作の映画)

3.6

色々言いたいことはあるけどトムハンクスの熱演で全て許せてしまう。
ド派手なプレジャーアイランドはめっちゃ良かった。
ヴィランの方々とブルーフェアリーはもうちょっと出番あっても良かったかも。新キャラねじ
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ピノキオ(1940年製作の映画)

3.7

クジラのシーン今見ても圧倒される。この時代の作画技術で迫力はエグい。

異端の鳥(2019年製作の映画)

3.9

少年の地獄めぐり。
地獄にもほどがあるだろ。平和なくして幸福なし。身に染みる。
こんな映画に出演してるどう見ても悪人面のステラン・スカルスガルドが人間の心を忘れていない人物だったのは意外性があった。

レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

4.0

ネズミがレストランで人間の料理を作る話。
生理的に受け付けない人も大勢いるだろうが、ピクサーだってそんな事は分かっている。敢えてそれをやる事に意味があるのだ。夢のある話ってまさにこういう作品の事だろう
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

同性愛をゆったりしたテンポで描くアート感強めの作品。
お見合い用の肖像画を描いてほしいという依頼を受けて、モデルを観察してたら好きになっちゃった!っていうシンプルなストーリー。画が完成したらお別れしな
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.1

カーニバル感満載なのにどこか哀愁を感じる。死者の日という祝祭を丁寧に描いている作品。
一緒に冒険するワンちゃんがめちゃくちゃかわいい。名前にも遊び心を感じる。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

ホラー映画というエンタメの枠の中で、人種差別や格差社会などの問題を巧妙に描くジョーダン・ピール監督。今作でも映画史における搾取や差別といった問題をテーマに掲げている。そろそろ説教臭く感じてしまいそうだ>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.7

ご都合主義に始まりご都合主義で終わる作品。だからこそ、要所要所で見せ付けてくる"現実"の衝撃が大きい。選曲にも遊び心があって面白い。タランティーノ感ある。
夜な夜な繰り返すコントじみた制裁行為は、自傷
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ムーンフォール(2021年製作の映画)

3.6

こいついつもディザスター映画撮ってんなでお馴染みエメリッヒ監督の新作。

SF映画のごった煮。どこかで見た具材がたくさん。カーチェイスやピシュンピシュン(スター・ウォーズ的な)まで入ってる。お腹いっぱ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃ良い映画やないかい!!
謎の上から目線で鑑賞した自分が恥ずかしい。素直に泣けました😭

X エックス(2022年製作の映画)

3.7

ミア・ゴス、奇妙な映画で裸になりがち。

ダラダラと使い古されたホラー映画オマージュやってるだけやんけコレ大丈夫か?
大丈夫だった。しっかり面白い仕掛けがあった。B級映画で片付けるのはちょっともったい
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